2006年02月24日

金メダリスト 荒川静香爆笑会見 金メダルを引き寄せた魔法の呪文

記事
Yahoo!スポーツ×スポーツナビ トリノオリンピック特集 会見・コメント
応援3点セット!
 ファンというのは馬鹿なもんで、いろんなものにすがりたい一心で、今朝のフリーをテレビの前で応援するにあたり次の3つを用意してました。
3tenset.gif
 ほんと馬鹿ですね。
その1 日清食品の「シーフードヌードルイタリアン」
 ご存知のように荒川静香選手がCMに出演してた、トリノオリンピックをイメージして作られたカップヌードルですね。2つ買ってあったうち、ペアの日かアイスダンスの日に夜食としていただきました。
その2 Meijiの「ショパン 第11番黒すぐりとダークショコラ」
 これは昨日のトピック内(こちら)でご紹介しましたが、他の方のブログで発見して、これは買わねば!ということでコンビニに急遽走って買ってきました。村主選手の応援の気持ちもあるし、ショパンは荒川静香選手がSPで滑ったのがショパンの「幻想即興曲」でしたし、これしかない!ってなもんです(日本の選手のCMはロッテでしたが、ロッテは高橋尚子さんの件以来オリンピックでは不吉なんで)。
その2 ハーゲンダッツの「エスプレッソ」
 荒川静香選手のファンなら有名な話ですが、アイスクリームが大好物。特にハーゲンダッツが大好きで、差し入れでたくさにただいたら一気に何カップも食べてしまったという逸話あり。
 これらをテレビの前にお供えしておいて、アイスクリームだけは溶け出したんでいいころあいで食べまして、最終グループの練習滑走前に黒すぐりを食べだしたんですが、このオリンピック毎日深夜にテレビで応援しながらおやつを食べまくって、昨年夏のダイエット分をすっかり取り戻した私が、胸がいっぱいすぎて1個食べるのがやっとでした。(誤解ないように書きますが、とってもおいしいお菓子でした。高いけどわーい(嬉しい顔)
金メダルを引き寄せた呪文は!
 ここからが、本題。なにせ、それぐらい、荒川静香選手とそのファンのアイスクリームに対する思いいれはかなりのものなんですよ…信じられないでしょうが。
 それを踏まえて冒頭のリンク内にある次の受け答えを読んでいただけると最高なんですよ。

――ニコライ・モロゾフコーチからはどんな指示がありましたか?

 スパイラルを3秒間保つこと。何でもいいから自分の好きな言葉を、3秒間唱えろと言われました。

――それでなんて言ってたんですか?

 ワンアイスクリーム。トゥーアイスクリーム。スリーアイスクリーム(笑)


 金メダル獲得の立役者ニコライ・モロゾフコーチとのやりとりですが。演技中彼女もアイスクリームを考えてたんですね。こんなところにファンと荒川選手との強い絆を感じてしまいました。普通は「ワンミシシッピ、トゥーミシシッピ、スリーミシシッピ」ですよね。
 演技中はすごくクールなんですけど、インタビューの受け答えなどは楽しくて、気さくな選手でそこもファンの心を惹いてるんですよ。公式応援ブック(こちら)でのライターの青嶋さんのインタビューは毎回彼女の「食べ物」ネタがお約束で笑いどころだったりしますしね。検査で糖尿病の疑いまで指摘されたんだそうですよがく〜(落胆した顔)
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 宝くじ宝くじいってましたが、当たりましたよ!
 3億円当たるよりうれしい。
 言葉にならない。
 宝くじも買わなきゃ当たらない!
 
 すいません書いてることよくわかりません。
 ここまで、このブログを読んできてくれた方。
 幸せな時間を共有してくださってありがとうございます。
 この幸せな時間をいつまでもいつまでも忘れないで
 生きてきましょうね!

 書き忘れるところだった
 荒川さん、村主さん、安藤さん、
 そしてスルツカヤさんやコーエンさんをはじめとする
 参加したすべてのスケーターに

 ありがとう!

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2006年02月23日

トリノオリンピック 今夜最終決戦 女子シングルフリー滑走順&選手紹介

滑走順
ISU/オリンピック公式はライブスコア更新
金メダルの行方が今夜決定
 また日本が眠らない夜になりそうです。日本時間、深夜3時からトリノオリンピックのフィギュアスケートの最後のメダルの行方が決まります。女子シングルは冬のオリンピックの華であり、ここで活躍した選手は、そのオリンピックの顔として記憶されることになりますね。それが日本の選手だとうれしい!それは順位とは別だと思います。よく例に出されるのは札幌オリンピックは銅メダリストのジャネット・リンは誰もが知っているのに金メダリストは顔どころか名前も記憶されてなかったり。カルガリーオリンピックで5位だった伊藤みどり選手が世界に与えたインパクトも強烈でしたね、最終日のエキシビションではメダリストを差し置いて彼女が大トリで滑ったほどでした。
滑走順と選手紹介
 今夜フリースケーティングに出場するのは全30名(1名は棄権してるの出場者は29名でした)中、先日行なわれたショートプログラムの上位24名。これを成績順に6名づつ4つのグループにわけ、順位の低いグループから滑ります。それぞれのグループ内の6名の滑走順は抽選で決まります。
グループ1(3時スタート予定)
 SPの滑走順紹介(こちら)と重複する部分もありますが戦歴などはそちらのほうが詳しいのでご参照ください。
1 シルビア・フォンタナ イタリア
 ショートプログラム 23位 42.47点
 オリンピックのために競技会復帰したフォンタナですが、ショートではよもやの大失敗。予選通過も絶望的で点数が出た後はあきらめたかんじでしたが、ぎりぎりで通貨。生粋のイタリア人ではなくイタリア国籍をもつアメリカ人で、生まれも育ちも活動のベースもアメリカ。ソルトレークオリンピック金メダリストのサラ・ヒューズのコーチだったロビン・ワグナーがSPではキスクラに座ってましたね。ビクトール・ペトレンコの奥様が振り付けしたフリーは荒川選手と同じバネッサ・メイが演奏する「トゥーランドット」。
2 ビクトリア・パフク ハンガリー
ショートプログラム 19位 46.40点
 ハンガリー2番手。金髪で綺麗だと思うのですが、雰囲気がでてないですよね?SPの「白鳥の湖」ではミスがでました。フリーは 「モルダウ」や「四季」など東欧を意識した選曲になっています。
3 ガリーナ・エフレメンコ ウクライナ
ショートプログラム 24位 41.25点
 ウクライナ2番手。旧姓マニア・チェンコ選手。旦那様とウクライナ1番手のリアシェンコ選手の旦那様は兄弟なんだとか。SPは荒川選手の素晴らしい演技のあとだったので、観客の盛り上がりもありましたし、厳しい順番での演技になってしまいました。フリーはマキシムの曲で滑るようですね、ユーロにでていなかったので今シーズンはまだ一度も見ていません。奇抜な衣装で毎回驚かせてくれるので楽しみ。
4 フローラ・マックスウェル ルクセンブルク
ショートプログラム 21位 44.53点
 彼女の場合はフリーへ進んだのは大健闘。柔軟性をいかしたスパイラルやスピンが魅力ですが、フリーではジャンプの比重が高くなるので、かなりがんばらないと演技が破綻してしまうのでがんばって欲しいですね。フリーの曲は「ネバーランド」サウンドトラック。
5 ツグバ・カラデマイール トルコ
ショートプログラム 22位 44.20点
 イスラム圏からのオリンピックフィギュアスケート出場は初めてだと思いますが、SPでは基本をしっかり押さえてフリー進出を決めました。カナダで本田武史選手や織田信成選手と同じリンクで練習しています。
6 キーラ・コルピ フィンランド
ショートプログラム 20位 44.84点
 フィンランド2番手。SPで見ていても美しさでは群を抜いていました。この位置で滑るスケーターではないのでいい演技で順位を上げて欲しいですね。
グループ2(3時55分スタート予定)
7 エレーナ・リアシェンコ ウクライナ
ショートプログラム 13位 52.35点
 長野オリンピックのときに日本で人気になった選手ですが、オリンピックはなんと4回目。直前のユーロを怪我で欠場していたので心配しましたが、なんとか滑れるまでには回復してきました。SPでは大きなミスがあったというわけではないですが、やはりその影響でいつものスピードに欠け、点数が伸び悩みました。フリーの「ウエストサイトストーリー」は個人的に女子では今シーズン一番好きなプログラム。元気よく滑って欲しいです。
8 ミラ・リャン カナダ
ショートプログラム 14位 50.61点
 カナダの最終兵器。リャンはSPで充分自分の力を発揮しての14位、洗練されてしまって以前ほど彼女の個性が発揮されてないのが残念でしたが、ぜひフリーでは彼女らしさを見たいところ。曲が台湾映画のサウンドトラックのようなので期待。コーチはエマニュエル・サンデュと一緒ですね。
9 エレナ・ソコロワ ロシア
ショートプログラム 18位 46.69点
 ショートプログラムでまさかの2ミス。日本勢を脅かす存在でしたがここまで順位を下げてしまいました。フリーはフランスのミュージカルバージョンの「ロミオとジュリエット」。彼女の内面からあふれ出る笑顔は全選手の中で一番の輝きをもっていますので、ぜひフリーでは満面の笑みで滑って欲しいですね。
10 ヤン・リュウ 中国
ショートプログラム 15位 49.84点
 SPで一番、成長振りにびっくりした選手。今シーズンのグランプリシリーズ中国大会と比べても僅か数ヶ月でここまで伸びてくるかというような成長。以前は若い頃の無表情な荒川静香選手を彷彿していましたが、いまでは表現豊かな浅田舞選手(真央選手の御姉さん)のようなスケーターに成長していました。
11 イドラ・ヘーゲル クロアチア
ショートプログラム 17位 47.06点
 佐藤有香さんからSPでは「床屋」と衣装を揶揄されてました。フリーはユーロでみたときは「くるみ割り人形」で正統派の衣装で滑ってましたので、佐藤さんからなにか言われる心配もないでしょう。中盤のバックスパイラルでのチェンジエッジはやって選手がほとんどいないので見せ場に鳴っていると思います。荒川選手がシーズン初めにやっていましたが。
12 ユリア・セバスチェン ハンガリー
ショートプログラム 16位 49.58点
 ソコロワ選手、リアシェンコ選手とともにヨーロッパのベテランがもうひとり第2グループに沈んでしまいました。彼女の実力から言えばこの位置ですべるのはほんとうにもったいない。ソルトレークでは最終組で滑った選手ですから。彼女の振り付けは荒川静香選手と同じニコライ・モロゾフで今シーズンはハンガリー選手の勝負ナンバー、ブラームスの「ハンガリー舞曲」。
グループ3(5時スタート予定)
13 スザンナ・ポイキヨ フィンランド
ショートプログラム 12位 53.74点
 もうひとりのヨーロッパのベテラン、ポイキヨ選手は本人のベストに近い演技でしたが、若い勢いに押し出された形で12位。フリー「ロミオとジュリエット」でトップ10を狙って滑ってくると思います。
14 安藤美姫 日本
ショートプログラム 8位 56.00点
 あえてSPは健闘したといっておきましょう。フリーは初披露となる「蝶々夫人」。4回転をやるとすれば最初のジャンプになります。迷いのない演技をして欲しい。それだけを願います。
15 エミリー・ヒューズ アメリカ
ショートプログラム 7位 57.08点
 SPのできおよびフリーの課題などは別トピックでご紹介しています(こちら)。SPの勢いは一番といっていいくらいでしたからフリーも元気よく滑って欲しいです。
16 サラ・マイヤー スイス
ショートプログラム 10位 55.57点
 ユーロでの好調をオリンピックにつなげてSPは素晴らしいできでした。ユーロのフリーでは出だしの3ルッツのコンビネーションと3フリップのコンビネーションでミスしたところから持ち直しましたが、オリンピックではやはりこの2つを決めてトップ10を守ってフィニッシュしたいのではないでしょうか。
17 ジョアニー・ロシェ カナダ
ショートプログラム 9位 55.85点
 ジャンプが得意のロシェ選手ですが、SPでミスがでてしまいました。この後3月に行なわれる地元カナダでの世界選手権へつなげるためにもフリーで挽回したいでしょう。フリーですべる「愛の賛歌」についてはHiroさんのブログ(こちら)で心暖まる逸話が紹介されています。振り付けは安藤美姫選手と同じデヴィッド・ウィルソン。
18 カロリーナ・コストナー イタリア
ショートプログラム 11位 53.77点
 地元イタリアのメダルへの期待を集めていたコストナー選手。プレッシャーに感じすぎてかSPではコンビネーションジャンプに失敗して大きく出遅れてしまいました。フリーで彼女の大技3回転の3連続ジャンプが決まればまだ僅かですがメダルへの希望の道がつながるのではないでしょうか。第3グループですが最終グループと近い位置で滑れますので良い演技ができればかなり高得点が期待できます。フリーで選んだのは元彼もフリーで滑ったヴィヴァルディの「四季」から「冬」。
グループ4(5時55分スタート予定)
19 エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ グルジア
ショートプログラム 6位 57.90点
 SPでは3回転3回転の大技を決めて(アナウンサーは3回転2回転にグレードダウンと紹介していましたが、NBCのサイトで詳細を見ると認定されてました)、大健闘で最終組に入ってきました。グルジアの選手がオリンピックで最終組ですべるのは初めて。ユーロのフリーでは3回転3回転ではなく2回転半のダブルアクセルにトリプルジャンプを組み合わせたコンビネーションで高得点を狙う構成にしていましたが、オリンピックではどうでしょうか。
予想されるジャンプ構成
2アクセル3トウループ
3ルッツ2トウループ
3フリップ2トウループ
3ルッツ
3サルコウ
2アクセル
3トウ
調子がよければ最初の3つのコンビネーションのうちひとつを3連続にしてくると予想されます。
20 サーシャ・コーエン アメリカ
ショートプログラム 1位 66.73点
 コーエン選手のSPの内容やフリーの課題については別トピック(こちら)で紹介しています。また全米で初披露した改訂版のフリーについても別トピック(こちら)で自分なりに分析してますのでご参考にしていただければ。
 メダルを争う選手では最初に登場するコーエン選手。3回転3回転のコンビネーションはありませんが、最初の3回転ルッツ2回転トウループ2回転ループ、加点が取れる開始2分後以降にある3回転を含んだジャンプシークエンスで細かく点数を積み上げてくるはず。スピンやスパイラルの高評価はSPでも証明されているのでとにかく彼女はジャンプを決めれば・・・毎回そういわれ続けてきてますね。
予想されるジャンプ構成
 コーエン選手がフリーで使ってるロミオとジュリエットはボストンポップスの演奏バージョンをメインに他のバージョンを継ぎ足しているようです。
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試聴(こちらこちらの9曲目をご参考に)
予想されるジャンプ構成
3ルッツ2トウループ2ループ
3フリップ
3ループ
3フリップ2トウ
3サルコウ3トウループ(シークエンス)
2アクセル
3サルコウ
21 荒川静香 日本
ショートプログラム 3位 66.02点
 荒川選手については皆さんのほうがもう詳しいんじゃないですか?今日もワイドショーなどで1日紹介されていたようですね。みなさんの期待も大きいのではないかと思いますが、ひとついえるのは荒川選手がやろうとしている演技はとてつもなく難しいのです。だからまったくミスなく終えることが奇跡に近い。でも奇跡が起こったときにはすごい結果がでてくることが期待できる選手なのです。荒川選手を応援するときは「宝くじ」を1枚握り締めてるきもちで応援して欲しいですね。当たらなくても当たり前、でも夢があるさ!ってなかんじで。日本人で現状から金メダルに届くのは荒川選手なのは確かですが、表彰台の可能性となると村主選手のほうがはるかに高い。競技開始8時間前にしてすでに冷静さを失ってる私が書いても信用ないかな?
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現在「China Girl」は品薄で入荷まで少し時間がかかるようです。「classical ever! Best-energy&emotion-」(こちら)「マイ・フィギュア・スケート・アルバム 」(こちら)にも収録されてるので比較検討をおすすめします。
予想されるジャンプ構成
3ルッツ2ループ
3サルコ3トウ
3フリップ
2アクセル
3ループ
3ルッツ
イナバウアー
3サル2トウ2ループ
 荒川選手の構成はいろいろな情報をあわせてみての推理ですので参考までに。
上に変えたのは普通バージョン。昨日の練習で3-3-3をやっているのを見たので、もし高得点目指して入れてくるとなると下のような構成が予想できます。
3ルッツ2ループ
3サルコウ3トウループ3ループ
3フリップ
2アクセル
2アクセル
3ルッツ
イナバウアー
3サル2トウ
これができたら、誰にも追いつけない点数がでるでしょうね。
22 村主章枝 日本
 ショートプログラム 4位 61.75点
bluesuguri.gif 日本をチームとして考えたときには、安定感のある村主選手が存在できるから荒川選手がチャレンジできる。ライフカードのCMいえば、追い詰められて「どうする?」ってなったときに「一攫千金」の荒川選手と言うカードもあれば「こつこつ積み立てする」村主選手というカードもあるという状況。このふたりのどちらかが納得できる演技で終ってくれれば、結果としてメダリストが日本から誕生する。だから今夜は安心して結果を待ちたいです。
 村主選手が選んだのはフィギュアスケートの王道の「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」。全日本ではオリンピック選考がかかっていたためか、中盤のスローパートはともかく前半と終盤の力強いパートではまだまだ曲に負けていたので、SPほど村主選手の演技力が発揮できていませんでした。しかし、彼女は舞台が大きければ大きいほど燃えるまさに女優なので、今夜は期待してじっくり楽しみたい!そんな気分です。
 昨日の公式練習では新しい装を試していたようなので楽しみです。
予想されるジャンプ構成
3ルッツ2トウ
3フリップ
3サルコウ
3フリップ2トウ
3トウ
2アクセル2トウ2トウ
あえて5種類のトリプルジャンプにこだわらずに基礎点の高いルッツとフリップを2回入れてくる作戦です。ただ彼女には3回転を後半に組み込んだコンビネーションジャンプやジャンプシークエンスがないので上位の3人に比べるとジャンプだけの基礎点は下がるので、不得意のサルコウをまとめてなんとかミスなくしたいところ。加えて、SPで取れる予定だったレベル4が取れなかったスパイラルシークエンスとコンビネーションスピンでもレベル4を取って欲しい。
 ここからは余談ですが、ブログを「村主」さんで検索してたらこんなブログを発見!
□■MONのたわごと■□〜我思う 明治製菓 ショパン 第11番(こちら)
black_suguri.gif
「黒すぐりとダークショコラ」なんて商品があるんですね!今夜のおやつは荒川静香選手が宣伝してた日清食品のシーフードヌードルイタリアン!だと決めてましたが、これも追加とばかり、さっきコンビニへダッシュして買ってきました!(写真)
23 キミー・マイスナー アメリカ
ショートプログラム5位 59.40点
 SPでは3回転3回転を決めて5位に入りましたが、わりと公正だった採点で彼女だけはオーバーマークじゃないかなと思いました。村主選手と同じローリー・ニコルの振り付けは確かにパッケージとしてよくできてはいましたが、まだまだ子どもっぽさもありますし、数年前の安藤選手を髣髴させるスケーティングのときの必要以上の前傾姿勢もいただけません。認められた3回転3回転もたしかに着地の部分では足りてるように見えますが、彼女は2回目のジャンプであきらかに跳ぶ前に回転をはじめているので、この認定は甘かったと思います。曲はミッシェル・クワン選手が大人の表現を身に着けたと大絶賛された「サロメ」で、振り付けは同じローリー・ニコル。ちょっと狙いすぎて本人の個性にあってない気がします。
予想されるジャンプ構成
3フリップ3トウ
2アクセル(3アクセル)
3ルッツ3トウ
3ループ
3ルッツ
3サルコウ
2アクセル2トウ2ループ
ジャンプだけの構成では参加選手中最高点でジャッジに申請すると思われます。全米のときも今シーズンまったくトライしていなかった3アクセルを2番目のジャンプとして申請していました。彼女の前に滑る3人がいい滑りをすれば彼女の表現や技術は稚拙に見えて得点は伸びないでしょう。逆に前の3人がジャンプで失敗が多いとマイスナー選手の攻撃的なジャンプ構成は観客を熱狂させるでしょうし、ジャッジも得点を伸ばすことが予想されます。
24 イリーナ・スルツカヤ ロシア
ショートプログラム 2 66.70点
 スルツカヤ選手のフリーでの逆転可能性については別のトピック(こちら)に書いてみました。ライバル選手の状況がわかって滑ることができる最終滑走ですが…この状況はソルトレークとまったく同じ。もし、自分の力を過信して、安全策にでて余裕かましてると、自分の目論見どおりには点数が出ずにまた臍をかむことになりかねません。勝つことに執着しすぎて行き過ぎないかどうか、彼女のベストな演技ができれば金メダル間違いないとは思いますが、オリンピックですからどうでしょうか。
3ルッツ2ループ(3ルッツ3ループ)
3サルコウ2ループ2トウループ(3サルコウ3ループ2トウ)
3フリップ
3フリップ2トウループ
3ループ
3トウループ
2アクセル
 サーシャ・コーエン選手、荒川静香選手のできによって最初の2つのジャンプのどちらかで3回転を2回含む構成にしてくる可能性があります。そしてこの2つのできが勝敗を分けるけることになるかもしれません。





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トリノオリンピック 青い弾丸 エミリー・ヒューズ選手 大健闘!

ショートプログラム7位と大健闘
 (エミリー・ヒューズ選手のプロフィールやオリンピック出場までの経緯いままでにご紹介してますので関連記事のリンクの方で見ていただければと思います。)
 ソルトレークシティオリンピック金メダリストのサラ・ヒューズ選手の妹がフィギュアスケートをしているという話は以前から知られていましたが、昨シーズンようやく地区予選を突破して全米選手権に初めて出場することができた選手が今シーズンにはオリンピックで滑っている。強運はヒューズ家の伝統なんでしょうか。6人兄弟でもまれてるせいか、ミッシェル・クワン選手の棄権で急遽出場を果たしたにもかかわらず、堂々とリンクに登場し、細かく見ればミスもありましたが、全力で滑りきった姿は賞賛に値します。とくに、緊張のために全体の滑りが萎縮してしまった安藤美姫選手のあとに滑ったぼで、ヒューズ選手の若者らしいはつらつとした姿は対照的でした。衣装も安藤選手のようなごてごてしたものより、ヒューズ選手のようなシンプルなものの方が選手本来の魅力が全面に押し出されていてこれも安藤選手がいい引き立て役に回ってしまいましたね。しかもオリンピック女子シングルSPのラッキーカラー「青」をちゃんと選んできています。
 彼女の滑りを見ていて思い浮かんだ言葉は「弾丸ガール」。たしかCSIマイアミのカーリーの愛称だったと思いますが、氷の上を滑る姿は「青い弾丸」そのものといった勢いを感じました。ノープレッシャーで素晴らしい演技をしたエミリー・ヒューズ選手と比較して同年代でありながら、いろいろな期待としがらみを背負って滑る安藤選手が不憫でなりませんでした。あの黒い衣装はまるで安藤選手の現状を象徴する拷問着に見えてしまったのは私だけでしょうか。
 話をヒューズ選手に戻しますが、観客席で応援していた姉のサラのように、初めて出たオリンピックで金メダルを獲得するといった順位ではないですが、点数がでたあとコーチとの喜び方は1位にでもなったよう。全米ではSPでいい演技をしながら後半崩れてしまいました。あのときはオリンピック代表選考のプレッシャーがあったはずで、むしろ本番のオリンピックの方が、彼女の場合はいい演技ができる予感を抱かせます。最終組では滑れない7位なので、最終組の6人からミスをして落ちてくる選手をひとりでも多く抜くためにも、またキス&クライでコーチと大騒ぎできるような演技をして欲しいですね。
 フリーで滑るのはグラズノフの「四季」。個人的にはカルガリーで大好きなジル・トレナリー選手がフリーの最後の部分で滑ったり、村主章枝選手が使ったりした、明るくてアップテンポの管弦楽というイメージでしたが、ヒューズ選手が滑るのは違う部分のようでもう少し重厚な感じでお馴染みのフレーズもようやく最後の最後になって少し出てくるといったかんじで、アナウンサーが紹介していなければ気づかかったかもしれません。

ヒューズ選手の衣装の話で面白い話がのってたので「Chie in Boston」ブログさんの記事にリンクさせていただきますね(こちら)。
ヒューズ選手が衣装を作ってるお店でスルツカヤ選手も作ってるんですね・・・それにしてもエミリー・パパ、おもろすぎ。
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「サーシャ・コーエン インタビュー」(こちら)
素晴らしいショートプログラム
 イリーナ・スルツカヤ選手や村主章枝選手が素晴らしい演技行なったトリノオリンピックフィギュアスケート女子シングルのショートプログラムで最後に登場したのがサーシャ・コーエン選手。プレッシャーがかかると思われていたこの滑走順で素晴らしい演技を見せ、僅差ながら堂々1位に立ちました。でてきたときから何か特別なオーラがでている笑顔で、金メダルへの演技アイテムであるブルーのコスチュームを身にまとって、ジャンプを無難にこなし、得意のスパイラルやステップで観客を魅了しました。スピードは荒川静香選手やイリーナ・スルツカヤ選手のほうがありましたが、滑る姿勢の美しさ、特に膝の伸び方が素晴らしく、また音楽の調和の面では村主章枝選手とこのコーエン選手がずば抜けていたと思います。3回転3回転を持つ荒川選手やスルツカヤ選手が3回転2回転でまとめてくらたこともあり、技術点で互角の点を出せたことで僅差ながらのSPの勝利につながったのだと思います。昨日の公式練習はコーエン選手だけは休養のためかパスしたそうです。
フリーではサシャタイマーの解除がポイント
 もともとジャンプの得点の割合が低いショートプログラムは得意な彼女ですので、課題は今夜のフリーになります。何度も世界チャンピオンになるチャンスがありながらあと一歩及ばずにきたのはフリーの中盤以降になるとかならずジャンプのミスがでてしまう、彼女のハートの弱さ。もちろん後半にトリプルジャンプを跳ぶのはスタミナ面などでハードなことですが、彼女が失敗するのは彼女にとってはなんでもないはずのトリプルサルコウであったりダブルアクセルだったりするのです。海外のスケートファンボードではサシャタイマーなどと揶揄されて、「時限爆弾」呼ばわりされています。全米選手権でもフリーでは前半は全盛期のミッシェル・クワン選手を髣髴させるような自信溢れる雄大な滑りを披露していたのに、後半の3回転から3回転のシークエンスの場面で不本意なジャンプになりました。スルツカヤ選手に比べて構成点が低くなることが予想されるコーエン選手にとっはてまずはミスなく演技を終えて、芸術点でスルツカヤ選手を越えることが金メダルへの条件になりますので、彼女がサシャタイマーを解除して最後まで素晴らしい演技ができる注目です。
 フリーはロミオとジュリエット。演技の構成などについては以前に書いているとおり(こちら)、デヴィッド・ウィルソンのアドバイスを得て、新採点で得点が取れるように改善してきていまして、フリーだけなら荒川静香選手が勝った、グランプリシリーズのフランス大会からかなり変えてきていますので、全米選手権をご覧になってない方には新しいフリーとして楽しめるのではないでしょうか。
 コーエン選手がフリーで使ってるロミオとジュリエットはボストンポップスの演奏バージョンをメインに他のバージョンを継ぎ足しているようです。
収録CDの情報/購入(こちら)
試聴(こちらこちらの9曲目をご参考に)
フリーで予想される構成
3ルッツ2トウループ2ループ
3フリップ
3ループ
3フリップ2トウ
3サルコウ3トウループ(シークエンス)
2アクセル
3サルコウ
 これは全米選手権での構成です。トリプルジャンプ7個とダブルアクセル1個の構成。これはイリーナ・スルツカヤ選手や荒川静香選手のマックスの演技構成と同じです。ただ3回転3回転を2度入れられる荒川静香選手はさらに加えてダブルアクセルを入れることができます。コーエンは3回転3回転のコンビネーションは試合で入れられるほどの精度がないようなので間にステップをはさんだ3サルコウ3トウループのジャンプシークエンスを取り入れてます。この部分は基礎点が0.8倍になるのですが、後半で入れることで1.1倍のボーナスがつくので、0.88倍とスルツカヤ選手や荒川選手に負けないようにする工夫がされていますが…このあたりがサシャタイマーの起爆時間と重なりますのではたしてどうでしょうか?全米の失敗を受けてこのあたりは構成を変えて2アクセルのシークエンスを組み合わせた構成にしてくる可能性もあります。
フィギュアスケートトリノ五輪完全ガイド
 現在、アマゾンでは在庫がなくて次回入荷は4-6週間後ということになっていてオリンピックには間に合わないのですが、この本、あまりマニアックになることなく、競技の特徴や新ルールについても広く浅く理解できるような非常に親切なつくりで、オリンピック観戦ガイドとしてだけでなく、フィギュアスケートの入門書として現在出版されてるものの中では一番おすすめできるので、毎回ご紹介させていただいてます。書店などに残っていれば買いです!
 以前は、平松純子先生や五十嵐文男さんが書かれたちゃんとした初心者向けの入門書があったのですが、いずれも絶版になってしまっています。オリンピック前の一過性の出版ブームではなく、ちゃんとした入門書がそろそろ新刊で欲しいところですね。
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トリノオリンピック それでもまだ金メダルに一番近い イリーナ・スルツカヤ選手

Yahoo!スポーツ×スポーツナビ トリノオリンピック特集
「注目の選手 イリーナ・スルツカヤ」(こちら
「フィギュアスケート欧州選手権 優勝したスルツカヤ」(写真/こちら)
ショートプログラムは2位
 今シーズンすっかりスケートファンのお馴染みになったマキシムが演奏する「死の舞踏」(こちら)の下馬評では圧勝で金メダルを手にするのではと言われていたイリーナ・スルツカヤ選手。SPは終ってみればサーシャ・コーエン選手に続いての2位、しかも3位の荒川静香選手との差は僅か6.8点差。全出場選手中、一番、オリッピックで勝つことへのこだわりを見せて闘志をむき出しにしてきた彼女にとって、想定内なのか、そうでないのか、銀メダルに涙を呑んだソルトレークシティーオリンピックと同じ2位スタートとなりました。
 技術点の分析(こちら)を見ていただければ分かるとおり、新採点への対応でコーエン選手や荒川選手がレベルを上げてきてスルツカヤ選手とほとんど遜色なくなってしまったことが今回、3人が接戦になった要因ですが、本来スルツカヤ選手は3回転ルッツ3回転ループと言う高難度のコンビネーションジャンプを持っていますが、最初から3回転ルッツ2回転ループの安全運転で申請していましたし、しかもセカンドジャンプに難度の高いループが続けられず、3ルッツを跳んだあとに急遽2トウループというより難度の低いジャンプに切り替えてコンビネーションにしています。そして最後のストレートラインステップでも躓きが合ったので、実況の刈屋アナが「これが本気のスルツカヤです」とうなって見せるほどは彼女のベストではありませんでした。しかし、今回流行ている言葉を使うならAプランではなかったですがBプランでは収まっていて、失敗ではない、次につながるSPだったといえます。さすがオリンピック、スルツカヤでも力んじゃうんだなというのが感想です。コーエン選手との差は0.03点、スルツカヤの滑走が先であったことも考え合わせると、コーエン選手にちょっと幸運があったぐらいで1-2位の順位がついたのかなと思います。
amazon.co.jpで「死の舞踏/Totentanz」収録CDの詳細を見る/購入する。試聴は米アマゾンで
フリーでの逆転の可能性
 金メダル争いは点差からいって上位の3人に絞られた形です。技術点の構成は荒川選手が3回転3回転の難しいコンビネーションを2回実施する3人の中でも最高点の内容を申請することになるとおもいます。ただし、荒川選手は彼女の申請難度に近い高レベルのフリーができたのは2005年の世界選手権1度だけ。今シーズンはフリーの構成に迷いがあったことなどもあり、かなり不安定。彼女がノーミスの演技をしてしまうとコーエン選手やスルツカヤ選手を抜きさる高スコアを記録することは間違いないですが、可能性としてはかなり低く、何度も書きますが、宝くじを買う気分で見守るというレベル。スルツカヤ選手は今シーズンは常にノーミスに近い演技をし続けてきましたから、安定感は抜群。ただし、コーエン選手がもし全米選手権のような素晴らしい演技をした場合には、昨年のワールド以来、試合でははずしている3回転3回転を入れないと技術点でのアドバンテージが消えてしまうことになるので、ここのチャレンジに不安がでるかもしれません。しかし、荒川選手やコーエン選手が1つでもミスをすれば、ノーミスを狙って安全運転で滑ることができるので最終滑走のスルツカヤ選手の優位は間違いないと思います。私はスルツカヤ選手優勝の可能性が80パーセント、コーエン選手が18パーセント、荒川選手が1パーセント、村主選手を含めたそのほかの選手の可能性が1パーセントではないかと思うのですがどうでしょうか?
 不安要素があるとすれば、ここまでフィギュアスケートのメダルがロシアにすべて行ってしまってる中で、各国ジャッジが今までのように無条件でスルツカヤ選手に高得点を出せない状況になってるのではないかということ。今まで以上に演技が精査され、コーエン選手や荒川選手と比較した上でかなり厳密な採点がされるのではないかと思われます。ソルトレークシティオリンピックのような消極的な演技をしてしまうことだけは避けなければならないでしょう。
フリーで予想されるジャンプ構成
3ルッツ2ループ(3ルッツ3ループ)
3サルコウ2ループ2トウループ(3サルコウ3ループ2トウ)
3フリップ
3フリップ2トウループ
3ループ
3トウループ
2アクセル
 サーシャ・コーエン選手、荒川静香選手のできによって最初の2つのジャンプのどちらかで3回転を2回含む構成にしてくる可能性があります。そしてこの2つのできが勝敗を分けるけることになるかもしれません。
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2006年02月22日

最高のパフォーマンスを最高の舞台で発揮した村主章枝選手

夕刊フジ「村主メダルへ希望の道…技に走らず異彩放つ」(こちら)
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「村主章枝、すべての壁を乗り越えて」(こちら)
安心して見ていられたショートプログラム
 トピック/コメントなどでもなんどもご紹介していますが、日本人で一番しっかり成績残しそうなのは村主章枝選手なんではないかと言う気持ちは今もかわりません。それは日本人で最高位という意味とは別で、実力どおりの力を発揮して、終ってから誰もが「よかったね」と言う演技を必ずしてくれるだろうという信頼感っていうんでしょうか。だから今朝のショートプログラムでも荒川静香選手や安藤美姫選手は失敗しないようにとはらはらしながら応援したのに比べて、村主選手のときはどっしりかまえて彼女の表現力をじっくり楽しむ余裕すら与えてくれました。そして少なくてもジャンプの完成度は今季ベストの素晴らしい演技を披露してくれて、SP4位という最高のスタートとなりました。
村主章枝選手がSPで使った曲は「Toca Orilla」
収録CD情報を見る/試聴/購入する(こちら
低かったPCSもフリーでは跳ね上がる予感
 現在のジャッジシステムでは柔軟性をいかしたスピンやスパイラルを入れていかないと、得点が取れなくなってしまったのは、身体能力で上位の3人にアドバンテージがある中、村主選手の精一杯の点数がでた技術点(TES)に対して芸術点にあたるPCSはもう少しでてもいいかなと思いました。音楽を表現しようとする力やSPをひとつの作品として考えた場合のトータルでの魅力は最後に素晴らしいパフォーマンスをしたサーシャ・コーエン選手は仕方ないにしても、イリーナ・スルツカヤ選手や荒川静香選手を上回っても良かったのではないかと思いました。
 ここのところを納得させる理由はいろいろ考えたのですが、なかなか自分で納得できる理由見つけれられません。ひとつ上げるとすれば、ここ2シーズン、村主選手は国際舞台でそれぞれの項目で7点を越えるようなビッグスコアをメイクできてないこと。ここのところ負け知らずのスルツカヤ選手や新採点の申し子といわれたコーエン選手はもちんですが、荒川選手も今シーズン国際大会では高いPCSをマークする演技をしていたのに対して、村主選手は怪我で出遅れ、スケートカナダ、NHK杯ではPCSで7点台を出すことができませんでした。採点種目では競技が始まる前にある程度ランク分けされてしまってるので、それが影響しているのかなと思いました。
 ただし、SPで点数もう少し出しても良かったなと今頃反省して眠れない夜をすごしてるジャッジがいるんじゃないですか。全日本選手権でもSPでは荒川選手の後塵を拝しましたが、フリーでは荒川選手を越えるPCSをたたき出しているので、SPの好調で、ジャッジのイメージが大幅に変って、フリーで同じく良い演技ができればPCSが7点台に跳ね上がる予感がするのは私だけでしょうか?
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やっぱりオリンピックは最高峰の試合 女子シングルSP感想&得点分析

選手がいい演技をして
ジャッジがちゃんと採点する
だから見ていて最高に楽しかった

1.サーシャ・コーエン
2.イリーナ・スルツカヤ
3.荒川静香
4.村主章枝
5.キミー・マイスナー
6.エレナ・ゲデヴァニシヴィリ
7.エミリー・ヒューズ
8.安藤美姫
 結果は皆様ご存知の通りですからわざわざ書く必要もないかなと思いましたが、日本勢は想像以上の大健闘じゃないですか?(これ以上期待した人はマスコミに煽られすぎたとおもってここからまた応援してくださいね。)
荒川静香選手
 荒川選手を応援するのは宝くじを買うようなものだと言いましたが、そのどきどき感はやっぱりたまりませんね。最初のトリプルルッツでバランスを崩したときにはやってしまったか、と思いましたがそこで手を突かずにダブルとーループにつないで無難にこなしてくれました。今にして思えば、ルッツでバランス崩したことで無理に3回転へつながなかったことがいい方向にでましたね。ルッツのランディングがよくて3回転につないでいればやはり転倒のリスクや回転不足にとられる可能性もあったので、これでよしとしましょう。続くトリプルフリップはいちばん良かったときの高さと流れが戻ってきて完璧。ダブルアクセルイにいたっては全選手中最高のアクセルだったと思います。
 やはりモロゾフにしてよかった。それが新しいSPを見ての感想です。プログラムは点数が取れる範囲で最大限にシンプルにしたために、ジャンプやスピンを慎重にこなせるようになって、荒川選手はだいぶ楽な気持ちでSPを滑りきることができたと思います。たしかにタラソワのプログラムに比べればつなぎの部分での複雑さがなくなり、トランジッションの得点は若干低くなったかもしれません。しかしタラソワコーチのなにもかもで最高の得点を取りにいく作戦では、どんな能力の高い選手でも破綻せずにプログラムを終るのは無理。モロゾフのジャンプやスピンを大切にした構成で丁寧にやる作戦で結果的にスケーティングも丁寧になってスケーティングを評価するSSではコーエンやスルツカヤを越える最高点をもらえてます。これでフリーまで宝くじを握り締める気持ちで応援できますね!
Amazonで購入できます。ここをクリック。荒川静香選手が全日本までフリーで使用し今朝トリノで滑ったSPの曲はショパンの幻想即興曲。一般的なピアノバージョンではなく、オーケストラバージョンだったので「あれ?」っと思われた方も多いのでは。これはスタンリーブラックオーケストラによる演奏(「Dimensions in Sound/Tribute to Chaplin」に収録)で、そのためかなりポップな仕上がりで、迫力はあるものの聞く方によって軽いと思えるかも。
AMGで試聴する(こちら/1曲目)/Amazo.co.jpでCDを購入(こちら)
ピアノバージョンなら楽天ダウンロードで150円で購入できます(こちら)

上位4人の点数比較
 今回、新採点機能がかなりしっかり働いてる上に、ジャッジも余分な思惑なしに、新採点で行なわれる最初のオリンピックを成功させたいという気持ちが働いたのか、文句つけるところのほうがいつも多いのですが、かなり納得できたのではないでしょうか。
 項目別に整理してみたいと思います。
コンビネーションジャンプ
1.7.59 村主章枝
2.7.44 イリーナ・スルツカヤ
3.7.30 荒川静香
4.7.16 サーシャ・コーエン
 全員が今回は同じトリプルルッツ+ダブルトウループのコンビネーションを成功させました。この組み合わせの基礎点は7.3です。一番高さと流れのあった村主選手は0.29の加点が取れていたことになります。普段なら加点が取れるはずの荒川選手は加点が取れずにイーブン。ルッツの踏み切り足が規定と違ってるサーシャ・コーエン選手はしっかり減点されてます。サーシャ・コーエン選手のルッツに減点出した審判の勇気はすごいですね。今まで見過ごされてることも多かったです。
 おもしろいことに全体の選手で見ると、上位選手はこのエレメンツが弱くて、3回転3回転を決めた若手選手高得点を獲得しています。
1.9.86 キミー・マイスナー
2.9.21 エレナ・ゲデヴァニシヴィリ
3.8.30 スザンナ・ポイキヨ
4.8.16 ジョアニー・ロシェ
5.7.73 サラ・マイヤー
単独のトリプルジャンプ
1.6.07 村主章枝
1.6.07 イリーナ・スルツカヤ
3.5.79 サーシャ・コーエン
4.5.36 荒川静香
 ステップからの単独のトリプルジャンプも上位4人は全員ルッツジャンプの次に基礎点の高いフリップを選んできました(コンビネーションと同じジャンプは使えない)。こでも素晴らしい流れのジャンプを決めた村主選手がスルツカヤ選手と並んで1位。基礎点が5.5点のジャンプですから0.57も加点をもらっています。ルッツよりフリップが得意なコーエン選手は加点されていますし、逆にフリップジャンプでのエッジが正確でない荒川選手は減点くらってしまってますが、これも正しいジャッジといえます。
ダブルアクセル
1.4.44 イリーナ・スルツカヤ
2.4.30 荒川静香
3.3.44 村主章枝
4.3.10 サーシャ・コーエン
 ダブルアクセルではターンからすぐ踏み切る難しい跳び方をしたスルツカヤ選手が基礎点3.3から1.14の加点を取って1位ですが、特筆すべきはシンプルな入り方でダブルアクセルを跳んだ荒川選手が、ジャンプに入るスピード、高さ、ジャンプの流れが評価されて、1.0の加点を取って僅差で2位なところ。これぞモロゾフの作戦炸裂ですね。以前はスパイラルが終ってから間がないところでしかもリンクの端でやっていたのを、荒川選手の一番見栄えのするジャンプですからその前にたっぷり時間を取って、トップスピードでしかもジャッジの正面で、そのアクセルの大きさが一番効果的に見えるプログラムにしてきた効果がこの高得点にでています。村主選手のダブルアクセルも大きな問題はありませんが、彼女はスピードを落とさないとアクセルやサルコウなどのエッジジャンプが跳べないという欠点があって、いつもより大きさがありましたが加点は0.14に押さえられました。着地がもう少しで乱れそうだったコーエンは減点になりました。
ジャンプスピン
1.3.64 Level4 イリーナ・スルツカヤ
2.3.50 Level4 荒川静香
3.2.59 Level3 村主章枝
3.2.59 Level3 サーシャ・コーエン
 これはレベルに差が出ました。スルツカヤ選手と荒川選手はバラフライからはいるキャメルスピン(足を軸にTの字でまわるスピン)、村主選手とコーエン選手はデスドロップからはいるシットスピン(軸足を足を90度以上曲げて座るような姿勢でまわるスピン)。どちらの入り方でも難しい要素としてレベルアップの項目になります。さらに全員の選手がエッジチェンジといって通常後ろ方向に外側のエッジを使ってる回転を途中に前方向に外側のエッジをつかっての回転に変ります。同じ足、同じポジションなのに回ってる軸が一瞬大きくなったり回転してるときにエッジが描いてる円が大きくなる瞬間がエッジチェンジです。さらに難しいポジションで2回点以上まわるとここまでの3つの要素でレベル3が取れます。スルツカヤ選手と荒川選手は状態をねじって上向きの姿勢をしています。村主選手とコーエン選手もそれぞれシットの変形を使ってこの要素を満たしてレベル3。しかしスルツカヤ選手と荒川選手はさらにドーナツスピン(中野選手でおなじみですね)と言う難しい姿勢をいれて、2つの難しいポジションでスピンをまわったのでレベル4という最高レベルがもらえました。ジャンプスピンはレベル3では基礎点が2.3、レベル4では基礎点が3.0とここで差が少しつきました。
レイバックスピン
1.3.19 Level4 イリーナ・スルツカヤ
1.2.19 Level4 サーシャ・コーエン
2.3.11 Level4 荒川静香
3.2.01 Level3 村主章枝
 状態を後ろにそらして回転する、女子選手を象徴するようなスピンです。コーエン選手が世界で一番美しいレイバック姿勢をするということで定評がありましたが、新採点ではシンプルなレイバックではレベルが取れずに姿勢変化や難しいポーズを求められるようになりました。これによって一番得したのはレイバックからビールマンにすればそれだけでレベル4が取れるという特例措置があるので、ビールマンが得意だったスルツカヤ選手。先シーズンはこれで点数を稼ぎまくっていました。コーエン選手と荒川選手はスルツカヤ選手ばかりにいい思いをさせてはいけないとばかりに今シーズンからレベル4を狙ってビールマンを取りいれてのオリンピック挑戦。シーズン初めはふたりともこのスピンに不安を残していましたがオリンピックではむしりスルツカヤのビールマンを越えるような美しいビールマンを見せてこの3人はこのエレメンツでの差がほとんどなくなりました。ビールマンスピンがない村主選手がここでは差をつけられてしまいました。サイドから後ろへの変化やスピードの変化などは他の3人と遜色なくやってるのですがビールマンだけがかけてレベル3止まりになってしまいました。スピンで少しづつ他の選手と差が付いていってしまいました。
コンビネーションスピン
1.4.36 Level4 イリーナ・スルツカヤ
3.4.21 Level4 サーシャ・コーエン
2.4.07 Level4 荒川静香
3.3.71 Level4 村主章枝
 姿勢を変えながら一度フットチェンジをいれながたまわるコンビネーションスピンはプログラムの中でも盛り上がりますので全員がエンディングで実施しました。全員がレベル4を取りましたが基礎点3.5点からの加点の部分で差がでました。村主選手はフリーの最後のスピンでは彼女ならではの高速のバックスクラッチスピンをいれていますが、SPはそれが入れられないスピン構成になっていて残念。最後減速も見られてほかの選手と差が付いてしまいました。荒川選手だけはバックエントランスで入るのですが、通常の入りに比べて最初の回転速度が得られにくいにもかかわらずそん色なくやっていて、加点も取れていました。荒川選手はもともとスピンにそんなにバリエーションがなく、彼女の言葉を借りれば「休憩場所」だったのが、ここ数年で次々と新しいトライをして終ってみればSPはすべてレベル4で加点も取れてるという、得点源にかわっていました。これは彼女の努力の結晶ですね。ポジションが美しく回転も素晴らしかったコーエン選手が1位のポイントなのは納得ですが、たしかにバリエーションも多く両足でチェンジふっとして難しいことをしてるスルツカヤ選手ではありますが、それぞれがあまり美しいといえるポジションではなかったので、ここまでの加点には少し疑問が残ったところでした。
ステップシークエンス
1.3.74 Level3 サーシャ・コーエン
2.3.67 Level3 村主章枝
3.3.60 Level3 荒川静香
4.3.39 Level3 イリーナ・スルツカヤ
 全員がステップシークエンスでストレートラインステップを選択してきました。ステップが今一番レベル4が取るのが難しいエレメンツで、今シーズンも男子では高橋選手、プルシェンコ選手など限られた選手にしかレベル4がでてなくて女子にはでていません。そのせいでレベル3の幅が広くなりすぎて、ちょっと難しい構成からかなり難しい構成までレベル3になってしまって差がつかなくなってしまっています。僅差ではありますが音楽にのって観客を盛り上げたコーエン選手が1位、そしてフラメンコを踊りながらリンクを縦断した村主選手の2位には納得ではないでしょうか。荒川選手は一番深いエッジを使って一番難しい構成にしていましたが、レベル4には届かず逆に、終盤で小さなエラーに取られても仕方が無い部分などもあり、そのあたりで3位になったのではないでしょうか。あきらかな大きな躓きがあったスルツカヤ選手の加点が伸びなかったのは当然ですが・・・エラーがあったら本当は加点したらだめなのに不思議なくらい。レベルも2にダウングレードするべきでなかったかと思いますが、ここはコーラーの判断にスルツカヤ選手は助けられましたね。
スパイラルステップシークエンス
1.5.40 Level4 サーシャ・コーエン
2.4.69 Level4 荒川静香
3.3.83 Level4 イリーナ・スルツカヤ
4.3.53 Level3 村主章枝
 今回、思わぬ大差が付いて勝負の分かれ目になったのがスパイラル・ステップ・シークエンス。片足を腰より高い位置に上げるスパイラルポジションを組み合わせるエレメンツです。柔軟性と手足を大きくストレッチさせて美しく見せることのできるコーエン選手の一番の見せ場であり、今回全選手全エレメンツを通じて唯一+3の加点をつけるジャッジがいたのがコーエン選手のスパイラルステップシークエンスでした。荒川選手やスルツカヤ選手に比べるとスピード不足を感じましたが、逆にゆっくりたっぷりと時間をかけて見せたほうが得点にはつながるのかもしれません。荒川選手も12月の全日本選手権から取り入れた新しい構成でY字のスプリット姿勢でエッジチェンジを行なってS字のカーブを滑り最後に手を離してノーハンドでキープするというオリジナルの素晴らしいスパイラルでしたが、全日本ほどには観客が沸かなかったのが残念でしたね。大きい会場ではわかりにくいトリックだったかもしれませんが、ジャッジにはしっかり評価されて5人から+2の加点をもらっています。逆に荒川選手の以前の構成に似ているビールマンスパイラルでのエッジチェンジで臨んだスルツカヤ選手は、他にも多くの選手がビールマンでのエッジチェンジをやっていることから新鮮味を欠いたのと、スピンでもビールマンを多用した構成で多様性が感じられなかったのか、コーエン選手や荒川選手から遅れてしまいました。村主選手はレベル4を取れるはずの構成だったはずですが、今回はレベル3しか取れませんでした。インタビューで小さなミスがあったと語っていたので、しっかりビデオを繰り返し見ればその原因がわかるかもしれませんが、せっかくジャンプで他の3人を越える得点を取っていながら、スピンやスパイラルで他の選手に後れを取ってしまいました。
技術点合計
1.36.21 イリーナ・スルツカヤ
2.35.93 荒川静香
3.35.33 サーシャ・コーエン
4.32.61 村主章枝
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安藤美姫選手帰国。1月中旬から渡米。
「荒川静香/安藤美姫 トリノオリンピックへ向けてプログラム変更!? 大きな賭け その1」
「荒川静香/安藤美姫 トリノオリンピックへ向けてプログラム変更!? 大きな賭け その2」
「荒川静香/安藤美姫 トリノオリンピックへ向けてプログラム変更!? 大きな賭け その3」
「荒川静香/安藤美姫 トリノオリンピックへ向けてプログラム変更!? 大きな賭け その4」
女子フィギュア テレビ平均視聴率は33.7% 関西では低かっ理由
フィギュアスケート オリンピック代表テレビジャック4 特ダネ!
フィギュアスケート オリンピック代表テレビジャック3 みのもんたの朝ズバッ!
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フィギュアスケート オリンピック代表テレビジャック1 めざましテレビ
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2006年02月21日

トリノオリンピック 女子ショートプログラム 滑走順と注目選手紹介

滑走順と結果(ISU/NBC
フィギュアスケート最後の競技
 今朝、アイスダンスでロシアのナフカ&コストマロフが金メダルを獲得しました。いよいよフィギュアスケート残る種目は女子シングルのみとなってきました。ここ数年の日本女子選手の活躍で大会前から日本ではメダルへの期待で盛り上がっていましたが、トリノオリンピックでは日本がまだメダルを獲得できていないだけに、マスコミの期待を彼女達が一身に背負うことになりました。
日本女子、新衣装披露
ladies.gif

 テレビのニュースやニュースサイトなどでご覧になった方も多いようですが、安藤美姫選手と荒川静香選手が新しいコスチュームを披露しています。
 安藤選手の衣装はいままでスケーターが来たことが無いタイプの衣装ですが、映画でいしょうデザインをしているワダ・エミさんが作ったという話題もありますが…他のスケーターやアイスダンサーは曲の雰囲気、演技の内容に加えて、会場のフェンスの色との調和などまで考えてオリンピックに用意している準備周到な人たちまでいるなかだ、本当にスケートのことが分かった上で作られたのかどうか疑問です。が、せめて安藤美姫選手の動きの邪魔をしないことを祈るばかりです。テレビでは黒がSP用と言ってました。
 荒川静香選手はブルーの衣装を披露していましたが、最初はSP用かな?と期待したのですが、これは中国風のデザインになってますからフリー用ですね。なんで、SP用であることを期待したかと言うと、オリンピックでの女子シングル、SPではブルーがラッキーカラーだからです。以前にも書きましたが、カタリーナ・ビット。クリスティー・ヤマグチ、サラ・ヒューズなどの金メダリストがSPで青を着ていましたからね。前回のソルトレークオリンピックではそれにあやかってか上位陣はサーシャ・コーエン選手以外はみんなSPでブルーを着るというかなり有名なラッキーカラーのようです。SPの衣装は「幻想即興曲」を滑るので、これまでフリーで使用しいた黒と赤のものを着るのでしょうか?それとも新しいものを用意したのでしょうか。
 さて残る、村主章枝選手は本番のお楽しみなんだそうです。これまでも一番衣装について強いこだわりを見せてきたのが村主選手ですし、ファンの期待を知ってか、徹底的な秘密主義のようでね。
=追記=
Shizuka-red.gif 先ほどNHKで放送された映像見ると荒川選手のSPは赤の新しい衣装。安藤選手が黒の新しい衣装。村主選手がスケカナで着ていた赤の衣装に黒のボレロを羽織ったようなのですね。
滑走順と注目選手
グループ1(3時ごろスタート予定)
1 ツグバ・カラデマイール トルコ
 梅田香子さんのブログ(こちら)を読んでると、シカゴで夏に合宿するするトルコの選手達の話がでてきますが、彼女はカナダで練習している選手。おそらくトルコ、イスラム圏からオリンピックにでてくるはじめてのフィギュアスケーターですね。カナダでは本田武史選手や織田信成選手、ジェフリー・バトル選手とリンクメイトですね。ヨーロッパ選手権でもここ数年毎回予選を通過してフリーまで進んでいますので力はある選手。オリンピックでもフリーに進みたいところでしょう。
2 キミー・マイスナー アメリカ
 実力のある選手では最初にでてくるのがこのマイスナー選手。浅田真央世代の選手で彼女のライバルですがひとつマイスナーが年上なので年齢制限にひっかかりませんでした。昨年の全米選手権ではランディングをかなり乱しながらもトリプルアクセルに成功して注目されましたが、世界ジュニアではミスが出て浅田選手に惨敗。今シーズンはトリプルアクセルにはまだ挑戦してませんが、かわりにSPとフリーの両方で3回転3回転の高難度なコンビネーションジャンプに挑戦してきていますが、NHK杯ではことごとく回転不足のダウングレード評価をされていました。デビュー当時のミッシェル・クワン選手や現在の村主選手の振り付け師であるロリー・ニコル女史のアドバイスの振り付けにより、かなり大人の雰囲気をだしてきていますが、それが成功するでしょうか?
3 スザンナ・ポイキヨ フィンランド
 ヨーロッパのクワン!といっていいほどクワン選手に似た雰囲気のスケーティングをする選手。よく言えば清楚、悪く言えば地味な選手だったのが今シーズンは華やかな雰囲気を出そうと努力はしている選手。それが吉とでるか凶とでるか。今シーズンはジャパンインターナショナルオープンという日本の試合からスタートしましたが、なかなか思ったような成績が残せていません。
4 キーラ・コルピ フィンランド
 フィンランドの選手が並びました。17歳の若手選手で、昨年は世界ジュニアで10位でした。国内で出場争いしてたベテランのアリサ・ドレイをヨーロッパ選手権で降して、オリンピック出場を決めました。フィンランドの選手らしい基本のスケーティングの力を持っていますが、これといった大技は持っていません。彼女の最大の武器は「美しさ」ではないでしょうか。ブロンドの髪に代表されるような、フィギュアスケーターに最も必要な美しさを持った選手で、日本でも話題になりそうです。ショートプログラムはライオネル・リッチーの「ハロー」てのが最初聞いたとき笑ってしまいましたが、ユーロのテレビ放送で見た限りではオーケストラバージョンでそんなに変じゃなかったですね。
5 ジョアニー・ロシェ カナダ
 カナダ1番手。久々にカナダの女子シングル選手でメダルを狙える選手がでてきました。あのエリザベス・マンリー選手を髣髴させるゴム毬のようにはずむジャンプ力が魅力の選手。デビッド・ウィルソンの振り付けを得て、表現力もここ数年で評価されるようになってきました。失礼なんですが顔は男顔だし、筋骨隆々で男っぽいのにフィギュアスケート独特のあのコスチュームを身に着けているのでミスター・レディーといった雰囲気があります(ごめんなさい)。しかし、そこを狙ってかウィルソンがSPで選んだ曲はマドンナの「Like A Prayer」のオーケストラバージョン。これははまります。
グループ2 (3時45分ごろスタート予定)
6 イドラ・ヘーゲル クロアチア
 ソルトレークオリンピックに続く出場となるヘーゲル選手。前回のオリンピックでは長嶋一茂さんのお気に入りと紹介されていました。その後少しづつ順位を上げてきて昨シーズンの世界選手権では13位。SPはアイスダンスでアゼルバイジャンの選手も使っていた「ブルース・フォー・クロック」。この曲が流れると私の頭の中ではウソワ&ズーリンが滑り出します。
7 ミラ・リャン カナダ
 カナダ2番手。フィギュアスケートの最終兵器じゃないかという飛び道具ですね。リンクに立つだけで他の選手とはあきらかに違う雰囲気を持ち、滑り出すと別競技ではないかという動きをします。でも憎めないキャラクターで誰からも愛される選手だと思います。
8 フローラ・マックスウェル ルクセンブルク
 驚いたことにトリノオリンピックへのルクセンブルクからの派遣選手は、フィギュアスケートのこのマックスウェル選手のみ。入場行進では旗手を務めていました(こちら)。彼女も梅田香子さんのブログで紹介されていますがシカゴで練習することがある選手。昨シーズンのヨーロッパ選手権で14位となり大変話題になりました。柔軟性をいかしたスピンやスパイラルが素晴らしいのですが、ジャンプがまだ5種類跳べない上、今シーズンは大きな故障もあり今シーズンは不調なのが残念。SPはピアソラのタンゴでフリー進出を狙います。男子のスイス代表ステファン・ランビエールの新しいステディではないかという話題もあります。
9 ビクトリア・パフク ハンガリー
 2年前、地元ハンガリーで行なわれたヨーロッパ選手権でいきなり4位と衝撃のシニアデビューを果たした若い選手ですが、その後伸び悩んでいます。ジャンプ3回転3回転のコンビネーションを持っていますしジャンプは素晴らしいのですが表現力やスケーティングの滑らかさにかけます。SPはチャイコフスキーの「白鳥の湖」で今までのイメージを変える事ができるでしょうか?
10 ヤン・リュウ 中国
 あのチェン・ルー選手以来のオリンピック代表ですが、ペアと男子に比べて女子の強化が遅れていた印象のあった中国。今シーズンの昨年の世界ジュニアなどを見てると次世代にはなかなかいい選手が育ってきてるようです。リュウ選手はオリンピック最終予選で優勝して自らオリンピック出場枠を獲得。グランプリシリーズの中国大会では5位に入るなど好調。中国大会のフリーは日本でもテレビ放送されましたが、以前のジャンプはうまいんだけど氷上に乏しく淡々と滑る荒川静香選手に重なるものがあったのですがどうでしょうか?彼女もいい振り付け師に出会うとおおばけしてくる選手かもしれません。
11 エレナ・ソコロワ
 スルツカヤ選手とコーエン選手の表彰台が堅いとすれば、最後のひとつを日本選手と争いそうな選手のひとりが彼女。技術的には日本女子にやや劣りますが、ベテランらしく、大きな試合では必ずあわせてくる勝負強さ、そしてリンクに絶った瞬間から満面の笑顔でアピールする表現力は日本選手には太刀打ちできない良さなのです。日本からもソコロワ選手みたいに世界中のファンから愛される選手が出てきてほしいなと思ってしまうほどです。世界選手権で銀メダルを獲得したときには3回転3回転のコンビネーションで勝負していましたが、回転不足が厳しい新採点で採点されるこのオリンピック、はたしてどんな構成でくるでしょうか。彼女がSPで選んだのがプッチーニのオペラ「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」。ロシアの大応援団とともにイタリアの観客も盛り上がりそうないい選曲だと思います。
(整氷作業)
グループ3(4時40分ごろスタート予定)
12 エレナ・グレボワ エストニア
 まだ、映像で見たことの無い選手です。昨シーズンの世界ジュニア20位。今シーズン、オリンピック最終予選となったカール・シェファー記念大会で5位になって出場枠を獲得しました。SPはリストの「愛の夢」。
13 エレナ・ゲデヴァニシヴィリ グルジア
 今シーズンもっとも飛躍した選手。昨年の世界ジュニアではじめてみましたが、ジャンプ力もありますし、柔軟性を生かしたスパイラルにびっくり。浅田真央選手と同じ年生まれですが彼女は7月生まれなので年齢制限にひっかかりませんでした。ヨーロッパ選手権ではシニアの有力選手を破っての5位と大健闘。世界ジュニアでの浅田真央選手2連覇を阻む刺客1番手に名乗りを上げました。オリンピックのようなアシュレティックな部分が強調される大会では彼女の驚異的な柔軟性に観客は大いに盛り上がるはず。特にスパイラルでは荒川選手と同じY字ほうこうのスプリットをしながらエッジチェンジをする技をしてるのですが、開脚度はゲデヴァニシヴィリ選手が上回っているので比較されるとつらいかも。3回転3回転も持っていますし、技術点はかなり稼いできそうです。ただ小柄で、スケーティングもまだまだ小さいので、セカンドマークは伸びにくいのではないでしょうか。
14 安藤美姫 日本
 日本の期待を背負って最初に登場するのが安藤美姫選手。ショートプログラムでは4回転はルール上できません。彼女はコンビネーションジャンプで全選手中最高難度の3回転ルッツ3回転ループをやるはずですが、これが回転不足なくちゃんと判定されればかなりの武器になります。スパイラルなども改善してきてるようなので、なんとかSPで上位6位までに残ってフリーを最終組で滑って欲しいですね。今シーズンの安藤選手の状態では6位に入れば大健闘だと思います。
15 エミリー・ヒューズ アメリカ
 棄権したミッシェル・クワン選手の代打として補欠から繰り上がったヒューズ選手。すでにご紹介済み(こちら)ですが、 彼女は今伸び盛り。ジャンプの質、スピンの質、スパイラルの質はどれも素晴らしいです。あとはステップやスケーティングが洗練されてくれば将来はチャンピオンになれる器だと思います。トリノで公式インタビューを受ける姿も堂々としていて、ソルトレイクで金メダルを取った姉のサラ・ヒューズ選手を髣髴させる堂々として受け答えは補欠選手とは思えませんでした。彼女はまったくプレッシャーを感じない立場で滑ることができるので、ミスさえしなければ、このSPではかなり上位、少なくても10位以上は間違いないのではないでしょうか。滑ってるときの表情などたいへん愛らしいので、このオリンピックでジャネット・リン的な存在が生まれるとすれば彼女ではないでしょうか。
16 ユリア・セバスチェン ハンガリー
 長らく、ハンガリーのエースとして活躍してきたセベスチェン選手。切れのある高いジャンプが魅力ですが、今シーズンは怪我があるのか絶不調。高橋大輔選手や荒川選手と同じニコライ・モロゾフが振付けたスパニッシュ調のSPは悪くないだけにがんばってもらいたいですね。
17 サラ・マイヤー スイス
 セベスチェン選手と対照的に今シーズン、怪我による低迷を脱出して大活躍なのがスイスのサラ・マイヤー選手。ユーロでは4位とあと一息で表彰台でした。ジャンプも安定してますし、以前はスイス選手にしてはスピンが下手といわれてましたが、新採点方式への対応でスピンも改善されて、総合力のある選手に成長しました。日本選手にくれべてまだまだだとは思いますが、ミスをすればこのあたりの選手には抜かれてしまうかもしれません。
グループ4(5時30分ごろスタート予定)
18 イリーナ・スルツカヤ ロシア
 金メダル候補ナンバー1、母親の病気、自身の病気などを乗り越えて(こちら/こちら)、昨年世界チャンピオンとして復活、2シーズンほとんど負けなしで、唯一負けたのはグランプリファイナルでの浅田真央選手だけ。そのときもスルツカヤ選手は「負けてない!」と強気の発言をしていましたので、アウェイでなければ勝ててたといいたかったのでしょうか。とにかく、大きなミスをしない限りはスルツカヤ選手の金メダルは確実ではないでしょうか。穴があるとすれば、地元のコストナー選手を応援する観客の圧力でしょうか。彼女は3回転3回転のコンビネーションジャンプも持っていますが、安全運転でも1位が取れると思えば安全策で3回転2回天に抑えてくる可能性が高そう。しかし、ソルトレークシティーオリンピックではSPでのその安全策が結果的には金メダルを逃した最大の原因になってしまったので、前回の敗北が心をよぎったときに迷いがでてくるかもしれません。リストの「死の舞踏」マキシムバージョンでSPを滑りますがこちらも紹介済みですね(こちら)。
amazon.co.jpで「死の舞踏/Totentanz」収録CDの詳細を見る/購入する。
試聴は米アマゾンで
19 シルビア・フォンタナ イタリア
 ソルトレークオリンピックで引退していた選手ですが、イタリア開催と言うことで協議会復帰してきました。とはいっても彼女はイタリア人というより、イタリア国籍を持つアメリカ人と呼んだほうが正解。アメリカ生まれのアメリカ育ちでアメリカで練習しています。前回のオリンピックのあと、ペアのアメリカ代表だったジマーマン選手(この選手は当時フィギュア界で1・2を争うイケメンでした)と結婚していて、ジマーマン選手と一緒にアイスショーにでたりしていましたが、今回復帰を決意。正直、ダンスのフーサルポリ&マルガリオ組同様、間に合うの?と最初聞いたときは思いましたが、イタリアは女子の2番手の層が薄いこともあり彼女が代表に入ってきました。ダンスと違ってメダルは期待されていませんが、イタリア人の観客の大声援があることは間違いないです。
20 アナスタシア・ギマゼットディモア ウズベキスタン
 4大陸選手権常連の選手ですが、昨シーズンは4大陸選手権を途中棄権して心配しました。彼女もオリンピック最終予選であるカールシェファー記念で4位に入ってオリンピック枠にぎりぎりすべりこんできた選手。SPの「ゴッドファーザー」でフリー進出を狙います。
21 荒川静香 日本
 ミキティ中心に報道してきた日本のマスコミもここにきてメダルに近いのは荒川選手ではないかと言い出しました。確かに潜在能力では日本だけでなく世界でもトップの力を持っていますが、それを試合で発揮できたことが過去に何度もなかったことが不安材料。SPはフリーで滑ってきたとはいえ「幻想即興曲」に変更してきてはたして充分に滑り込めているのかどうかと、今シーズンことごとく回転不足になっていたトリプルフリップは安定してきてるのか、3回転3回転にSPから挑戦してくるのかなどなど、考えれば考えるほど不安になりますが、それだけ彼女が目指しているものが大きいということでもあるので、もしすべてがうまくいけば予想以上の結果が期待できるでしょう。ただその確率は低いので宝くじを買う感覚で応援したいですね。
荒川選手がSPで使用する幻想即興曲オーケストラ
AMGで試聴する(こちら/1曲目)/Amazo.co.jpでCDを購入(こちら)
22 ガリーナ・エフレメンコ ウクライナ
 マニアチェンコ選手としてお馴染みの彼女ですが、結婚して姓がかわりました。彼女のご主人の兄弟がエレーナ・リアシェンコ選手の旦那様だというのも驚きの情報ですね。幸薄げなルックスと独特の表現力で日本にもファンがいる選手ですが、課題のジャンプさえ成功すれば10位以内は狙えるのではないかと思います。今シーズンまだ一度も見ていないので彼女のプログラムを見るのは楽しみ。
23 ジョアン・カーター オーストラリア
 裁判沙汰にもなった国内の激しい争いを制して、オリンピック代表となったカーター選手。彼女は荒川選手やソコロワ選手と同じ長野オリンピック以来の復活組。今回、南半球からきた唯一のフィギュアスケート選手として話題になるかもしれません。
(整氷作業) 
グループ5(6時30分ごろスタート)
24 ロクサーナ・ルカ ルーマニア
 彼女はオリンピック最終予選で6位となってぎりぎりでオリンピック出場を果たした選手ですが今までまったく名前を聞いたことが無い選手なので、見るのが楽しみです。
25 ヨン=サク・キム 北朝鮮
 北朝鮮大好きのテレビ朝日が早速特集を組んでいましたが、青森で行なわれたアジア大会で来日し、そのレベルの高さに驚かされた選手。表現面や新採点対応は疑問がのこりますが、現在女子選手にとって一番大切なトリプルルッツジャンプに対する執念が半端じゃないです。SPではこのトリプルルッツを決めて、ここまで北朝鮮が果たせていないフリー進出を果たしたいところ。
26 エレーナ・リアシェンコ ウクライナ
 長野オリンピックのときに、日本でCMに起用されて一躍人気者になったリアシェンコ選手も29歳。リレハンメルオリンピックから4回連続のオリンピック出場は立派以外の言葉になりません。ヨーロッパ選手権を怪我で棄権していたので心配していましたが、エントリーに名前があるので一安心。彼女も流行のマキシムの曲でSPを滑りますが、今シーズンは「ウエストサイドストーリー」ですべるフリーが素晴らしいのでぜひ最終組で滑れるようにSPは6位以上を期待したいです。
27 村主章枝 日本
 最悪をシミュレーションした場合、ここまで安藤選手や荒川選手がミスで沈んでたりするんですが、どんなに最悪をシミュレーションしても、この大舞台で村主選手が大きなミスを犯すことを想像できません。決してミスが少ない選手ではないですが、なぜか大舞台ではやってくれそうなそんな期待をさせるのが村主選手だからです。逆に言えば、決して大技がない彼女が表彰台に立つためにはSPはまずノーミスが最低条件になりますが、彼女ならやってくれるでしょう。
28 カロリーナ・コストナー イタリア
 日本最後のメダルへの期待を打ち砕く存在なのがこの人。イタリアもダンスでメダルが取れなかったのでこの人への期待は最大限に高まってるはず。会場が壊れるぐらいの大声援が予想されます。決して美人ではないですが、可憐で性格も良くてとジャッジやファンの間で大人気の選手。全速力でジャンプに入っていくスピードは女子最速といっても過言じゃないはず。3回転3回転をSPから入れてくるでしょうから、地元の点などを加えるとスルツカヤに肉薄する点数がでる可能性があります。SPはこのオリンピックで何度も聞いた「Mission」のサウンドトラックかたのナンバーですが、彼女が使うのはリチャード・クレイダーマンの演奏バージョン。
29 サーシャ・コーエン アメリカ
 もともと身体能力が高く、新採点方式では最強の存在といわれてきたコーエン選手。ジャンプで時々失敗するのと、他の選手も新採点に対応しだしたので最近存在感が薄くなってきていましたが、全米選手権の演技を見るとまた輝きを取り戻しつつあります。高橋大輔選手同様ガラスのハートの持ち主なので、SPは得意にしていますが、最終滑走、地元コストナー選手の次に滑るというのはどのような影響があるでしょうか。スタンリー・ブラックのアレンジでLondon Festival Orchestra演奏の「黒い瞳」は彼女にぴったりの選曲です。
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2006年02月20日

トリノオリンピック 今夜3つ目の金メダルの行方が決まる フリーダンス

滑走順と結果(ISU/NBC
ロシアの3冠なるか!アイスダンス
 早いもので今夜のフリーダンスで、アイスダンスのメダリストが決まります。フィギュアスケートの金メダルは4つ。すでにペアのトットミアニーア&マリニン組、男子のエフゲニー・プルシェンコ選手でロシアは2個の金メダルを手にしています。いよいよ、ロシアの全種木星はが見えてきてしまいましたが…今夜、現在1位のナフカ&コストマロフ組がフリーダンスでも首位を守ってロシアにとって3つ目の金メダルとなるでしょうか。日本のライブ中継はテレビ朝日系列とNHKのBSハイビジョン。NHKBS1はアイスホッケーの試合が終りしだい、追いかけて録画放送のようです。
滑走順と選手紹介
グループ1(3時ごろスタート予定)
1 コーク&ズッチ ポーランド
現在の順位 22位 現在の得点 66.99点
 フリーダンスはレイ・チャールズメドレーなのでお馴染みの曲をどう踊ってくれるでしょうか。
2 ゴロヴィナ&ヴォイコ ウクライナ
現在の順位 24位 現在の得点 63.80点
ウクライナ2番手。
 フリーダンスはアイスダンスで定番、ピアソラのタンゴ。
3 ザレツキー&ザレツキー イスラエル
現在の順位 23位 現在の得点 64.72点
 フリーダンスは「キャラバン」。最近こういうオーソドックスな選曲は少ないので楽しみ。
4 グレベンキナ&アズロヤン アルメニア
現在の順位 21位 現在の得点 68.11点
 NHK杯ですっかり人気者になりましたが、一度聞いたら忘れない不思議な音楽と男性アズロヤンのコスチュームがオリンピックではどうアレンジされてくるのか楽しみ。まさかこの位置で滑ることになるとは思っても見ませんでした。得意のフリーダンスで巻き返しして欲しいですね。
グループ2(3時35分ごろスタート予定)
5 フレイザー&ルカニン アゼルバイジャン
現在の順位 20位 現在の得点 71.10点
 昨年の世界選手権は13位でしたから現在20位はかなり厳しい状況。フリーダンスは「ブルース・フォー・クロック」。彼らのコーチであるアレクサンドル・ズーリンがマイア・ウソワと組んで1993年にワールドチャンピオンになったっときのフリーダンスの曲で勝負してきます。最初から最後に向かってゆっくりとテンポが上がっていく単調な曲ですが、ズーリンはこういう曲の振り付けはうまいですね。あとは彼らが最後まで破綻無く最後まで滑りきれるかどうか、見るものをあきさせない演技力を身につけてるかどうかが試されます。
6 ペシャラ&ファビアン フランス
現在の順位 18位 現在の得点 72.66点
 渡辺木戸組と一番競り合ってるライバルカップルでCDでは日本の方が良かったと思っていたら僅差でフランスが上。しかしODでは女性にミスがでて後退しました。フリーダンスは「レ・ミゼラブル」。アイスダンスはボーカルの入った曲が許されていますので、「レ・ミゼラブル」の歌というか台詞ががんがん聞こえてきます。以前からこのブログを呼んでいるからはご存知でしょうが、この春から夏にかけて「レ・ミゼラブル」のオリジナルキャスト盤を聞きまくっていたので、この人たちのフリーはつい歌いながら見てしまいます(彼らが使ってるのはフランス語バージョンですが)。銃声などのSEも使われていて、ミュージカルそのものを再現しています。去年の「キャッツ」ほど成功してるとは思いませんが、観客受けはいいのではないでしょうか。
7 シルヴァースタイン&オメーラ アメリカ
現在の順位 17位 現在の得点 73.53点
 ジュニアのときに見た、シルバースタイン選手は今アメリカのトップを走るベルビン選手よりももっと魅力的で素晴らしいダンサーになるのではないかと期待した人も多かったようですが…その後怪我や摂食障害などがあり、ようやく新しいパートナーと世界の舞台に戻ってきました。応援したいのですが、渡辺木戸組の一つした。何とか抜かないで!と思いながら見てしまいそうです。
8 ホフマン&エレク ハンガリー
現在の順位 19位 現在の得点 71.57点
 この組もジュニアからシニアに上がって苦労してますね。フリーダンスがフラメンコなんですが、ユーロを見る限りはフラメンコの雰囲気はでてませんでした。リフトで難度を稼ごうとして、同じようなドーナツポジションのリフトばっかりなのを解説の方に指摘されていましたが、オリンピックへ向けて微調整してくるでしょうか。しかし、この時点でハンガリー、アゼル、アルメニア、フランス2番手といった渡辺木戸組がライバルに上げてるヨーロッパ中位グループの上に渡辺木戸組がいるのは大健闘です。
9 渡辺&木戸 日本
現在の順位 16位 現在の得点 74.54点
 昨年のワールドが16位ですが、強豪カップルが2組復帰してきているので、実質的には2ランクポジションを上げた位置でフリーを迎えられるのは、アイスダンスとしては大健闘。フリーダンスは今シーズンなかなか思った評価をもらえていませんが、なんとか踏みとどまって欲しいです。ヨーロッパ中位グループはフリーが得意なので祈るような思いで彼らの「マイ・フェア・レディー」見守っていると思います。和装をアレンジして日本調に仕上げたドレスがイマイチこの曲にあってないのが心配・
(整氷作業)
グループ3(4時30分ごろスタート予定)
10 グレゴリー&ペチュコフ アメリカ
現在の順位 14位 現在の得点 77.51点
  競技会復帰の2組とロシアの新人カップルに抜かれた形でワールドより順位を落としてのフリーダンスですになりました。フリーは「ロミオとジュリエット」のサイバーバージョン。たぶんボンドの演奏だと思います。選曲、衣装、振り付けのすべてがいかにもニコライ・モロゾフの世界ですね。トリノにはモロゾフのパートナーである元カナダ代表の世界チャンピオン、ボーンさんも来ていてキスクラでラブラブなところを披露してましたね。
11 ウィング&ロウ カナダ
現在の順位 12 位 現在の得点 80.59点
 彼らも復帰組2組の押し出された形で昨年のトップ10から押し出されてのフリーになりました。今シーズン最初に滑っていたかわいい「コッペリア」のプログラムを捨てて、ピアソラのタンゴで大人の世界でフリーダンスを滑る予定だとか。
12 ファイエラ&スカリ イタリア
現在の順位 15位 現在の得点 76.45点
 ODの失敗で厳しい順位になりましたね。ファンとしてはODのキスクラにいつものコーチや振り付け師がいたので安心しました。来シーズン以降もこのチームでの演技が見たい。片方の女性は昔タラソワのアシスタントをしていた人で、べステミアノワ&ブキンの振り付けをずっとしていた方です。そしてクリモワ&ポノマレンコのアルベールビルオリンピックでの振り付けでもアドバイスされていました。フリーダンスは今までとイメージを変えて、このトリノオリンピックへ向けて多くの選手が取り組んできた映画「ミッション」サウンドトラック。ODのショックから立ち直って素晴らしい演技を見せて欲しいです。
13 カー&カー イギリス
現在の順位 11位 現在の得点 81.86点
 ODも素晴らしい演技で中位グループでは一番の拍手をもらっていたカー姉妹。渡辺木戸組がライバルとして名前を挙げていて、ODまでで抜けなかった唯一のカップルが彼らですが、今シーズンの彼らは素晴らしいので仕方ないでしょう。フリーダンスはサラエボオリンピック金メダリスト、あのボレロを踊ったクリストファー・ディーンで、今回はオリンピックということで大英帝国のオールバックアップでこのコラボレーションが実現したようです。スコットランド出身の彼らがスコットランドの民族音楽でオリンピックで勝負。今シーズンのフリープログラムの中では一番話題を呼び、一番おもしろいプログラムなのでこれは見逃せません。(NHKやテレビ朝日がそれに気が付いててちゃんと放送してくれるのか微妙ですが)
14 ホルキナ&ノビツキー ロシア
現在の順位 13位 現在の得点 78.05点
 シニアの世界大会のデビュー戦といってもいいオリンピックですが、先月のユーロの10位荷に続いていい位置でフリーダンスを迎えることになりました。素晴らしいです。最近派手さはあっても基本技術に疑問のあったロシアから久々に足もとにロシアの伝統を感じさせるカップルが登場してうれしいかぎり。 フリーダンスは名曲をアレンジした「フラメンコボレロ」。
グループ4(5時20分ごろスタート予定)
15 ドムニナ&シャバリン ロシア
現在の順位 10位 現在の得点 85.73点
 いろいろ波乱がある中で彼らは自分達の力をだして、ポジションはしっかりキープしてますが、サプライズがなくてすっかりつまらない組になってしまいました。振り付けや衣装に新しさもないし、かといってロシアの伝統を感じさせるような格調高さもない、若手なのに力が伸びてるところもなく、あいかわらず難しいところがくるとシェイキーです。フリーダンスではロシア2番手の底力で目の覚めるようなフリーを期待したい。美男美女なのにもったいない。
16 ドロビアヅコ&ヴァナガス リトアニア
現在の順位 8位 現在の得点 88.02点
 ODは二人で転倒する思っても見ない大失敗があり悲願のメダルは遠のいてしまいました。フリーは「オペラ座の怪人」。これは最近の映画バージョンを使っていますが、これは見ごたえのあるフリーダンスになっているのでしっかり見て欲しいですね。個人的に、彼らのベストフリーダンスってデビューしたときのプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」だったんですが、それを越えました。ユーロでもこれを見せてくれただけでも復帰してきた意味を感じさせてくれたので、オリンピックでもあの感動をもう一度再現して欲しいです。
17 フーサルポリ&マルガリオ
現在の順位 7位 現在の得点 90.51点
 もしファンの方がいたら本当に申し訳ありませんが、リトアニアのカップルと違ってまったく応援できないし、ODの失敗も同情できません。復帰できるまでのトレーニングやプログラム作りができてなかったんではないかと思います。特に男性の技術が新採点の対応に追いつけてないので、最後のリフトは危険にすら感じさせられました。地元開催の優遇採点を期待して復帰してきたのなら残念。フリーダンスでは私の書いたことが間違いだったと謝らせるぐらいの素晴らしい演技をして欲しい。
18 デュブレイユ&ローゾン カナダ
現在の順位 6位 現在の得点 91.80点
 ODで大変の失敗があり、ダメージを受けた女性がはたしてフリーダンスにでてこられるか心配です。デヴィッド・ウィルソン振り付けの今シーズンのフリーダンスはおそらく上位グループでは一番の人気。今までリフトはすごいけどほかは地味といった彼らのイメージを一新しました。ぜひ、今夜、ふたたびリンクに登場して欲しいです。
19 チャイト&サフノフスキー
現在の順位 9位 現在の得点 86.72点
 今シーズンからズーリンの指導も受けることとなり、ズーリンとプラトフのふたりの世界チャンピオンがコーチという最高の状況を得た彼ら。コーチの二人が違った長所を持っているので、チャイト&サフノフスキー組の力は今シーズン飛躍的に伸びています・・・が、しかしなかなか結果がでない。ユーロはライバルフランス組のリオン開催という不運で点数が伸び悩み、オリンピックではコンパルソリーで転倒。そういった鬱憤をフリーダンスで晴らしてくれるのではないでしょうか。彼らのフリーダンスはトービル&ディーンを充分に意識した「ボレロ」です。
(整氷作業)
グループ5(6時ごろスタート予定)
20 グルシナ&ゴンチャロフ ウクライナ
現在の順位 3位 現在の得点 96.68点
 もしメダルを取れれば、フィギュアスケートではあのオクサナ・バユル以来となるりますが、荒川静香選手の活躍に弾みをつける意味でも、ニコライ・モロゾフの一番弟子である彼らのメダルを個人的に願っています。ただ、フリーダンスは今シーズン弱い。多くの選手が使ってきたピーター・ガブリエルの「The Feeling Begins」。解釈に新しさがあるわけではなく無難に終ってしまうので、あとは彼らが積み上げてきた正確な技術力(グルシナ&ゴンチャロフにこんな形容詞をつける日がくるとはね…)を全面にだしてがんばるしかないですね。イタリアがでてくれば彼らにはモンスター得点が出てくるだろうし、観客も敵になる完全アウェイな雰囲気も予想されますが、がんばってほしい。
21 ナフカ&コストマロフ ロシア
現在の順位 1位 現在の得点 99.27点
 話題の「牛」がテーマのカルメンです。1位とようやく定位置でフリーダンスを迎えたナフカ&コストマロフ。いつもなら、余裕でしょ!といえますが、今回のオリンピックはリンクになにかいるのでまったく読めない。リレハンメルオリンピックの雰囲気に似てきてません?あのときもトービル&ディーンが競技会復帰で一気に金メダルを掻っ攫うのではないかという雰囲気の中、若手のグリシューク&プラトフが金メダルをかっさらってしまいました。そのとき割を食ったのが前年の世界チャンピオンのウソワ&ズーリン。ズーリンはご存知のようにナフカの旦那様でコーチ。あのとき自分が取れなかった金メダルへの夢を弟子(奥様)に託してのオリンピック、因縁めいてまいりました。私は彼らのフリーダンス好きです。
22 デンコワ&スタビスキー
現在の順位 5位 現在の得点 93.50点
 ODを滑り終わったときは完全にメダルへの道は閉ざされたかと思いましたが、その後の波乱により最終組に残りました。しかし得点差を考えるとかなり厳しい。心情的にはこの組にもメダルを取らせて上げたいですが、今シーズンは怪我による出遅れで国際大会でまともにフリーダンスを滑ってないのが不安材料。唯一滑ったNHK杯で後半の大転倒でしたから、ユーロを回避してトレーニングに取り組んでいますが、果たして試合勘がどこまで取り戻せてるか?それが試されることになります。フリーは「アルビノーニのアダージョ」。
23 ベルビン&アゴスト アメリカ
現在の順位 2位 現在の得点 97.89点
 ある意味一番プレッシャーのない位置で滑ることができるのが彼らではないでしょうか。もともと、今シーズンはベルビン選手の国籍問題でオリンピック出場すら難しいといわれていたので、出場した段階で目標はクリアされてるはず。しかも、コンパルソリー終了後はどうなるかと思われましたが、ここまできてみるとメダルは濃厚、彼らにとってはメダルの色は気にせず、ベストがつくせればいいとおう気持ちではないでしょうか。そこでとんでもない演技をやってしまいそうな気がします。プログラムの内容は若手らしく技術的に責めている内容で、表現面で昨シーズンに引き続きこれはないんじゃないの?というプログラムなのは確かですが、アスレティックな部分が注目されすりオリンピックと言う舞台が祭典に影響を与えれば、彼らの追い風になる可能性があります。
24 デロベル&ショーンフェルダー フランス
現在の順位 4位 現在の得点 94.78点
 ここまでユーロや世界選手権など大きな大会での表彰台がありませんが、もしかすればこのオリンピックでという位置でフリーダンスを迎えることになりました。前回のオリンピックではプレッシャーの中で思わぬ転倒をしていますが、果たして今回はどうでしょうか。プログラムは手袋をマスクに見立てての凝った演出が大きな会場でどこまで効果があるかは疑問ですが、ジャッジの芸術的嗜好を刺激するには充分かもしれません。
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オリジナルダンス結果(NBC
渡辺木戸組は大健闘
 アイスダンス、早朝行なわれたオリジナルダンスで渡辺心&木戸章之組が落ち着いた演技で15位をもらい、総合では16位とコンパルソリーダンスから1位上げてきました。今シーズンはコンパルソリーでいい位置につけていながらずるずると順位を下げるパターンが多かったので、今季最高の展開となりました。フリーダンスでは「マイ・フェア・レディー」で踊り明かして欲しいですね。昨日ここに掲げた第3グループ入りができる15位にひとつ足りませんでしたが、なんとかフリーでも順位を上げて欲しいですね。
上位は転倒続出
 ジャンプというリスクの高い技が少ないのでアイスダンスは比較的転倒の少ない種目といわれていますが、なんということでしょう!、転倒が続出してしまいました。コンパルソリーダンスで転倒したイスラエルのチャイト&サフノフスキーの演技でチャイト選手の衣装から羽fがふわふわと氷の上に羽がちらばってて、見ていて、もしコレ踏んだら危ないななんて思ってみていたんですが、その後、フラワーガール達がでてきて、みんなで羽を拾ってくれてたんで、安心してました・・・・が。
 次にグループにでてきたドロビアツコ&バナガスが最後の最後で転倒。これはなにか踏んだというよりはステップが難しくてふたりで支えきれなくなって転倒したかんじでした。しかし、二人ともがこけるというのはアイスダンスでは本当に珍しいのでびっくり。ひとりあたり-1の減点で-2さらに、リフトでタイムオーバーがあって、-3となってしまいました。
 このグループ最後のメダル候補、ブルガリアのデンコワ&スタビスキー組は最後のスピンで思わぬミス。この時点で3位と残っているカップルを考えると、フリーダンスで最終グループで滑ることができる5位に入るのは難しいのではないかと思われました。
 整氷作業が入って、チャイト選手の羽への不安は一掃された最終組。氷に仕掛けられたトラップは羽ではなくて、オリンピックに現れるマモノが仕掛けた落とし穴にかわったようです。
 最初に登場したカナダのデュブレイユ&ローゾン。けばけばしいほどの華やかな衣装に包まれた他のカップルと違ってシックな白と黒のコスチュームで滑り出した彼ら、素晴らしい演技で終了すると思われた瞬間、回転系のリフトで遠心力にサポートが負けてしまったのか、彼女が氷に投げ出される形で落下。女性が叩きつけられて動けなくなってしまいました。リプレイで見てもこのシーンは怖くて、女性の体にダメージがかなりあったのではないかと思います。明日のフリーでの出場は大丈夫でしょうか?
 そして、次が、一番応援してた、イタリアのファイエラ&スカリ組がまさかの転倒。ダイアゴナルステップで女性が巻き込む形でふたりともこけたのですが、VTRで今、確認したから状況が分かっただけで、この瞬間、私は頭が真っ白!なにが起こったのか理解できてませんでした。この時点でODだけなら18位と大きく順位を落とし、テレビの前でなきそうな私。イタリア応援団を中心に場内も一気に不穏な空気か漂いだします。
 そして次がコンパルソリー1位と出遅れたナフカ&コストマロフ。男性がかなり緊張して慎重に滑りすぎ、ルンバのパートでタイミングが合わない場所もありましたが、なんとか転倒などの大きなミスはせずに終了。高得点はでたものの、コンパルソリーダンスの経緯から、これでこのあとのイタリアのフーサルポリ&マルガリオがいい演技をすれば、またしても後塵を拝するのではないかと思うほど、できとしてはよくなかったと思います。
 そのことを知っていたかどうかは分かりませんが、イタリアのフーサルポリ&マルガリオ組が滑り出してみると、男性のスケートの滑りが悪い。でだしでも小さなミスがありましたが、その後のミッドラインステップのツイズルシークエンスでは減点されても仕方ないかなというミス。ほかもリフト以外はレベル対応に疑問があるような内容で(あとでプロトコルみるとレベル3、4が並んでて逆にびっくりしたほど)、ミスが無いという理由でこれでトップとか2位になったらちょっと嫌かなと思ってたら、最後の最後のローテーションリフトの入りで男性が充分な回転に入れなくてそのまま転倒してしまいました。これには観客も声を失い、このまま音楽がエンディングを迎えると、女性が男性を「信じられない」という表情でずっとにらめつけ、男性に近づこうとしません。このときずっと女性がテレビ画面にアップになっていたのですが、このままここで平手打ちしてもおかしくないような恐ろしい雰囲気を漂わせたのです。見てる自分も競技の展開がどうなってるのかまったくわからなくなってしまい大混乱。前回のソルトレークではこのイタリア組をはじめカナダのボーン&クラーツ組、フランスのデロベル&ショーンフェルダー組が転倒して、アイスダンスにしてはなんて荒れた試合なんだろうと思いましたが、今回はその比ではない!と呆然としてしまいました。
 どーしようもない異様な雰囲気の中登場したのがアメリカのベルビン&アゴスト。祈るような気持ちで画面を見つめていたら、彼らはいつもどおり、いやいつも以上のすばらしい演技を見せ、若者らしいさわやかな風で最後の最後にリンクを包み込み、救いようの無いほどの展開を忘れさせてくれました。点数こそナフカ&コストマロフに及びませんでしたが、できは一番良かったんじゃないでしょうか…しかし、残念ながら、今日の試合で人々の記憶に残るのは彼らの素晴らしい演技ではないのはたしかなようです。
現在の順位
1 ナフカ&コストマロフ 99.27
2 ベルビン&アゴスト 97.89
3 グルシナ&ゴンチャロフ 96.68
4 デロベル&ショーンフェルダー 94.78
5 デンコワ&スタビスキー 93.50
以上が最終日、メダルを争う最終組で滑ることになりますが・・・
7 フーサルポリ&マルガリオ 90.51
も地元の期待を背負ってますし、メダル争いに絡んでくる可能性は残っています。
ただ、演技終了後の雰囲気を見ていると明日は棄権するんじゃないかな?と思いましたがどうでしょうか。
細かくレポかかれてるブログ
ストロベリーキャンドル
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2006年02月19日

トリノオリンピック 女子滑走順決まる

滑走順(オリンピック公式ページ
女子シングルSPの滑走順
 オリンピックをここまで見ていて、新採点では影響が少ないといわれていた滑走順による有利不利ですが、やはり参加人数が多い試合ではどうしてもあとで滑るほど有利であることにかわりはないようです。
 さて、気になる女子シングルの滑走順ですが、安藤美姫選手が14番滑走、荒川静香選手が21番滑走、村主章枝選手が27番滑走と、そんなに悪くはないですね。金メダル最有力のイリーナ・スルツカヤ選手が18番滑走、サーシャ・コーエン選手が最終の29番目、そして怖いのが地元イタリアのカロリーナ・コストナー選手が最後から2番目の28番滑走なところですか、メダル有力な選手は日本3人を含めて後半に集まりました。
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トリノオリンピック 今夜はオリジナルダンス 滑走順と選手紹介

滑走順と結果(ISU/NBC
課題はラテンコンビネーション
 オリジナルダンス(OD)はリズムが毎年決められていてその中からリズムを選び、決められたエレメンツをこなします。 
 今シーズンのリズムはラテンコンビネーション、チャチャ、ルンバ、サンバ、マンボ、メレンゲ、サルサから選び、音楽は2つもしくわ3つつなぎ合わせることを要求されます。
 決められてエレメンツは、2つのリフト(6秒以内)、スピン、ダイアゴナルステップ(二人が組んでリンクを斜めに横切るステップ)、ミッドラインステップ(二人がはなれて、リンクの中央を横断するステップ)。
 あまりアイスダンスを見ていなくても分かりやすいポイントはミッドラインステップに入ってるツイズルと華やかなリフト。
 ツイズルとは1回の動作で前に滑って進みながらクルクルクルと体を回転させる動きで、ミッドラインステップの中で二人がサイドバイサイドで同時にすることが求められています。アイスダンスのステップのひとつにすぎませんが、最近はつまんないことに「ツイズルの評価=アイスダンサーの力」のようなことになってしまって、ほかのステップをおろそかにしてでも「ツイズル命」でみんながんばりますが、どうしてもミスがでるのがここです。ツイズルしてるときに進む距離(長いほどいい)、不得意な方向の回転でもスムーズか、二人はそろってるか、二人の距離(短いほどいい)、ツイズルの回転数、回転しているときの手の位置などで見た目に分かりやすいせいだと思います。
 コンパルソリーで10位までに入ったカップルは後半の1グループで滑ります。日本の渡辺木戸組も前半の組では後ろから2番目の13番滑走と言うういい滑走順を引き当てました。
滑走順と選手紹介
グループ1(3時スタート予定)
1 ウィン&ロウ カナダ
コンパルソリー12位 31.42点
リズム マンボ/ルンバ/サンバ
 カナダ2番手。金メダルを狙うベルビン&アゴストと同じシュピルバンドコーチに移籍してからかなり洗練された印象。 ラストのサンバはおなじみリッキー・マーティンを用意してるので楽しみ。
2 ホフロワ&ノビツキー ロシア
コンパルソリー14位 30.90点
リズム ルンバ/チャチャ/さんば
 ロシア3番手、20歳と24歳の若いカップル。まだまだ地味ですが、変な癖がない分、ロシア2番手より将来性はありそう。今シーズンからシニアで本格的に成績を残していて伸び盛り。コーチはアレクサンダー・スヴィニンという若いコーチでビデオ「Ice Skating Allstars」(こちら)に今飛ぶ鳥を落とす勢いのシュピルバンドとともにクレジットがあるので最近までショーなどで滑っていたのかもしれません。残念ながらビデオは廃盤。
3 シルヴァースタイン&オメーラ アメリカ
コンパルソリーダンス18位 27.53点
サルサ/ルンバ/チャチャ
 アメリカ3番手。今シーズンからカップルを組んだばかりでオリンピック出場を果たしました。シルヴァースタインは1999年に別のパートナーと組んで世界ジュニアチャンピオンとなり、翌シーズンはシニアで四大陸選手権3位(大阪でしたね)、そして初の世界選手権12位と、久々にアメリカから将来チャンピオンも狙えるカップル登場!と話題になりました。がその後謎の解散。今シーズン、オメーラと組んで全米選手権で復活したときに、自身が摂食障害に苦しんでいたことを告白しました。彼らもシュピルバンド門下。
4 グレゴリー&ペチュコフ アメリカ
コンパルソリー15位 30.51点
 アメリカ2番手。リズム チャチャ/ルンバ/マンボ
インターネットが結びつけた国際カップルであることはあまりにも有名。インターネットでダンスパートナーを探していたロシア人ペチュコフがアメリカ人グレゴリーを見つけて、アメリカでトレーニングを開始。その後ふたりは私生活でも結婚しています。コーチは荒川静香と同じニコライ・モロゾフ。

グループ2(3時30分ごろスタート予定)
5 ザレツキー&ザレツキー イスラエル
コンパルソリー24位 23.51点
リズム サンバ/ルンバ/マンボ
 イスラエル2番手。イスラエルの選手が旧ソ連圏生まれが多いですが、彼らはベラルーシのミンクス生まれ。コーチはリレハンメルと長野の金メダリスト、エフゲニー・プラトフ。
6 フレイザー&ルカニン アゼルバイジャン
コンパルソリー20位 27.27点
リズム チャチャ/ルンバ/サンバ
 女性がブロンドに染めてからイメージが大きくかわりました。コンパルソリーでは20位と出遅れましたが渡辺木戸組と最終的に競り合うのではないかと思います。最初のチャチャがトランス系のアレンジでおもしろい。コーチは元世界チャンピオン、アレクサンダー・ズーリン。スケートファンでなくても彼がマイア・ウソワとアルベールビルで滑った「四季」をいまだに覚えてる人が多いですね。
7 ゴロヴィナ&ヴォイコ
コンパルソリー23位 23.88点
リズム サンバ/ルンバ/サンバ
 ウクライナ2番手。1-2年前の世界ジュニアの演技を見た記憶があるはず…なんですが印象に残ってません。今シーズンはモロゾフの振り付けでがんばってるようです。
8 ペシャラ&ファビアン フランス
コンパルソリー16位 28.59点
リズム サンバ/ルンバ/サルサ
 フランス2番手。渡辺木戸組のライバルの一組ですが、コンパルソリーで先行かれたのは痛い。男性が前回の金メダリストグウェンダル・ペイゼラーに一生懸命まねてるのは伝わってきますが…ODの衣装はバカンスに来た白人風でイマイチ。ルンバで使ってるのはビートルズの「And I Love Her」のルンバーバージョンでのカバーですね。素敵です。
9 コーク&ズッチ ポーランド
コンパルソリー21位 24.93点
リズム サンバ/ルンバ/サルサ
 ドイツがアイスダンスの出場枠を放棄したので繰り上がり出場したカップル。今シーズン、コンパルソリーでは順位が良かったのに、思わぬ21位スタート。彼らもシュピルバンド門下になっててびっくり。
(整氷作業)
グループ3(4時20分ごろス他t-と予定)
Warm-Up Group 3
10 ホフマン&エレク ハンガリー
コンパルソリー19位 27.53点
リズム チャチャ/ルンバ/サンバ
 エンギ&トットという素敵なアイスダンサーもいたハンガリーから久々に上位を期待されてる選手。世界ジュニアで表彰台に立ったときには将来を大変嘱望されていましたが、シニアになってかなり伸び悩んでる印象。
11 カー&カー イギリス
コンパルソリー11位 31.58点
リズム チャチャ/ルンバ/サンバ
 ヨーロッパではすでにスター選手ですが、オリンピックで世界的な人気を得るかもと予感させるカール姉弟。今シーズンからは「ボレロ」で伝説となったクリストファー・ディーンの亜アドバイスを得てさらに洗練され、オリンピックでは念願のトップ10入りが見えてきました。ODでは最初の要素のミッドラインステップをやるまでに、ここは直接は技術点に結びつかないのですが、工夫された難しい動きがあって、導入部から一気に盛り上げます。ラストもディスコ風のアレンジで楽しい。おなじみユニオンジャックだけでなくスコットランドの青い旗で応援するファンも多い。
12 グレベンキナ&アズロヤン アルメニア
コンパルソリー22位 24.28点
リズム サンバ/ルンバ/サンバ
 昨年末のNHK杯で来日しているので、そこでファンになった方も多いのでは。彼らも渡辺木戸組と競り合っているカップルですが、今シーズンは調子がよくて渡辺木戸組は押されぎみ。
13 渡辺&木戸 日本
コンパルソリー17位 27.95点
リズム チャチャ/ルンバ/サンバ
 久々にアイスダンスに日本選手が登場します。 渡辺さんは先日の公式練習でハッピーバースデイが放送されて大変うれしかったそうです。35歳と30歳の、大人が多いアイスダンスでもこれは超高齢カップルになります。代表選考などでいろいろ苦労してきただけに、オリンピックではベストのエンギをみせてほしいです。木戸さんは「ラテンを踊りたい!」ODへ向けたb抱負を語っていました。フリーを第3グループで滑られる15位以上を期待したいです。
14 チャイト&サフノフスキー イスラエル
コンパルソリー13位 31.07点
リズム チャチャ/ルンバ/サンバ
 まさかの転倒でメダル候補がこの位置で滑ることになってしまいました。今シーズンは今までネックだった女性の足もとがかなり改善されたのでメダルが見えてきたかなと思ったのですが残念です。ここ数年指示しているプラトフに加えズーリンのアドバイスも受けてるのでキスクラでこのふたりのはさまれて座ってるとダンサーがかすむくらい豪華。

グループ4(5時ごろスタート)
15 ドロビアズコ&ヴァナガス リトアニア
コンパルソリー8位 35.23点
リズム サンバ/ルンバ/チャチャ
 今シーズン久々に競技復帰したリトアニアのカップル。ユーロでは素晴らしい滑りでコンパルソリー2位でしたが、今回は不利な滑走順などもあり8位とメダルはやや厳しくなったでしょうか。ODも上位グループでは最初と言うまたた不利な順番を引いてしまいました。演技の流れや大きさ、氷上の作り方など表現力は完璧といっていいぐらいすばらしいですし、リフトという見せ場もありますが、ツイズルや細かいステップなど新採点への対応が現役のカップルに比べて弱い印象があります。ユーロの放送で見たODは、選んでる1曲目のサンバが奇妙な曲でサンバを表現しているように見えないので損だと思うのですが。ルンバ、チャチャの雰囲気はよかったです。
16 ドムニナ&シャバリン ロシア
コンパルソリー9位 33.37点
リズム ルンバ/サルサ
 ロシア2番手。大柄でスタイルのより美男美女なのに、今シーズンのユーロの衣装は・・・どこの田舎からでてきたんだろう?ってぐらいだめです。ぜひ、オリンピックでは新しい衣装を期待したいですね。また、他のカップルが3曲つないでくるのが多い中、珍しくこのカップルは2曲なので展開が乏しく見えてしまうのをどこまでブラッシュアップして最後まで飽きさせずに見せられるかもポイントですね。
17 グルシナ&ゴンチャロフ
コンパルソリー5位 37.39点
リズム サンバ/ルンバ/サンバ
 ウクライナにとってアイスダンス初のメダルになるかどうか。昨年の世界選手権は3位でしたが、コンパルソリーは僅差ですが5位になってしまいまいした。荒川静香選手をはじめこのオリンピックでもたくさんのスケーターを抱えるニコライ・モロゾフコーチですが、彼が一番力を入れているのはこのカップルなので、彼らがメダル取れるかどうかは実はその後のモロゾフの士気にかなり影響があることが予想され、荒川さんへの影響必至なので、がんばってほしいところ。
18 デロベル&ショーンフェルダー フランス
コンパルソリー7位 36.44点
リズム マンボ/ルンバ/マンボ
 今シーズン、地元開催のユーロで期待されながらミスが出て表彰台に立てなかったフランス一番手。コンパルソリー7位とユーロで燃え尽きたんでしょうか。今シーズン、日本人に到底理解できない高尚な衣装をODで着ていましたが、ユーロでは万人向けの衣装に修正してくださっていました。ここカップルを教えてるコーチの上の位置から観客を見下したような芸術性は、好きな人は好きだし、苦手な人は苦手だと思う。彼ら自身はナイスなキャラクターです。
19 デンコワ&スタビスキー ブルガリア
コンパルソリー3位 37.65点
リズム チャチャ/ルンバ/サンバ
 今シーズンは怪我で大幅に出遅れていましたが、コンパルソリー3位でなんとか格好がつき、メダル争いに踏みとどまりました。後ろからはジャッジから好かれているカップルが追いかけてくるのでここからが勝負どころでしょう。フリーではNHK杯で大転倒してますし、試合数も少なかったので、どこまでこの位置に踏みとどまれるかですね。曲は皆様おなじみサンタエスメラルダの「Another Cha Cha」。大好きな曲ですが・・・選曲古くないかな?そこが心配。今シーズンから渡辺木戸組と同じコーチのもとで練習しています。
サンタエスエスメラルダ「Another Cha Cha」
収録CDの情報を見る/購入する(こちら) 試聴する(こちら)
このCDには忘れた頃のフィギュアスケートで使われる「悲しき願い/Don't Let Me Be Misunderstood」も収録されてるのでファンは持っててもいい1枚かも。
(整氷作業)
グループ5(5時50分ごろスタート予定)
20 デュブレイユ&ローゾン カナダ
コンパルソリー4位 37.44点
リズム サルサ/ルンバ 
デロベル&ショーンフェルダーと同じコーチの門下ですが、今シーズンからフリーダンスの振り付けをカナダのデヴィッド・ウィルソン(織田選手や安藤選手の振り付けでおなじみ)に変更したのが大成功。いままでの小難しいかんじでなく、誰にでもアピールできる演技になった(特にフリー)ので、NHK杯やGPFに来ていたこともあり、日本でも一気にファンが増えた模様。ジャッジの評価も上がってきています。ただ、ODはフランスの振り付け師のようでやはり・・・好みが別れる演技ではないでしょうか。見所は身長差をいかしたアクロバティックなリフト。苦手のコンパルソリーは4位と彼らにとってはこれ以上はないという順位でメダル射程圏内につけたので、ポイントはこのODになりそうですね。カナダは不利なジャッジを受ける心配がないのも彼らにとっては好材料。
21 ファイエラ&スカリ イタリア
コンパルソリー10位 33.20点
リズム チャチャ/ルンバ/サンバ
 地元イタリア2番手。現役のカップルでは一番好きなカップルですが、今シーズンは元気がなくて残念。この男性の踊るラテンは本物なのでぜひODでは最高にスパークしてほしいと願ってます。 今回はカー姉弟に抜かれそうな気がします。(気弱なファンでごめんなさい)
22 ナフカ&コストマロフ ロシア
コンパルソリー2位 38.20点
リズム チャチャ/ルンバ/サンバ
 金メダルへ一番近い(こちら)と思われていた世界チャンピオンのカップルがコンパルソリーで2位。ユーロに引き続き波乱のスタートとなりました。もともとコンパルソリーは得意と言うわけでなく、なんとなく押し出される形での1位が多かっただけに決定力が無かったのは確かですが、これでナフカの闘志に火がつくでしょうか?コストマロフがやけどしないか心配です。今シーズンもフリーダンスよりODのほうが他のカップルを圧倒するような内容なので、絶対にここで逆転しておかなければなりません。勝負は楽しくなりましたね。
23 フーサルポリ&マルガリオ イタリア
コンパルソリー1位 38.78点
リズム チャチャ/ルンバ/サンバ
 ソルトレークオリンピック以来の国際競技会がこのオリンピックになった元世界チャンピオンで前回の銅メダリスト。ど派手な衣装で観客の大声援を受けて登場した彼ら、ブランクあったわりにがんばって滑っててさすがだな。これは地元だし、8位ぐらいには入って大健闘なんじゃないの?なんて思ってみてたらまさかの1位。今回ばかりは自分の見る目の無さにがっかり。本人達も驚いていましたが、その後はスター選手らしく1位で当然とばかりに変なサングラスかけて画面にたびたび登場して、そのたびに自分の見る目の無さにがっかり。あやうくテレビをなぐるところでした。この人たちに落ち込まされた1日でした。ODも初披露となるので順位がまったく読めませんね。
24 ベルビン&アゴスト
コンパルソリー6位 37.36点
リズム サルサ/ルンバ/チャチャ
 ベルビンの国籍問題(こちら)が解決してオリンピック出場できた彼ら。昨年の銀メダリストですが、コンパルソリー6位と出遅れてしまった印象。僅差だから問題はなさそうですが、彼らもフリーよりODのほうが仕上がりがいい印象なので、ここで逆転して3位までに入っておきたいところでしょう。次にバンクーバーでは金メダル確実と目されてるので、ここでメダル取れなくても悲壮感はないなー・・・なんてことを応援基準に入れちゃまずいですかね?
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トリノオリンピック 開会式 あなたは何人見つけましたか?
ベルビン&アゴスト オリンピック特例出場(決定はもう少し先)
オリンピックに参加できない人々 -浅田真央 ベルビン&アゴスト-
ナフカ&コストマロフ トリノオリンピック 金メダル候補No.1

2006年02月18日

荒川静香選手SPランスルーで3−3コンボ 公式練習に日本女子3人揃って登場

公式練習で日本選手がそろう
 現地では日本の女子選手、安藤美姫選手、村主章枝選手、荒川静香選手が初めて揃って公式練習に登場、3人ともSPをランスルー(音楽を流して練習する)で選択(フリーかSPか選手が選べる)した模様がNHKの7時のニュースで流れました。放送された時間は僅かで、安藤美姫選手は「戦場のメリー・クリスマス」にのせての最初のレイバックすピンからビールマンスピンのところ、荒川選手はショパンの曲にあわせてのコンビネーションジャンプ、村主選手はフラメンコ調の曲でトリプルフリップをそれぞれ成功させていました。
荒川静香選手、SPでは3回転3回転に挑戦か?
 気になったのは荒川選手がコンビネーションで3回転ルッツ3回転ループの決まれば基礎点が11.0点になる高難度のコンビネーションをやってたこと。しかし、回転が厳しく見られると3−2にグレードダウンされるのではないかというぎりぎりだったように見て取れました。3−2にグレードダウンされると基礎点は7.5点に下がりますし下手するとさらに実施点が減点される新ルール。しかもセカンドをループにするときには荒川選手は最初のルッツを抑え気味に跳ぶので、ここでミスする可能性があるかもと…ファンは心配がつきません。もちろん3−3が決まれば圧倒的な評価をここまで得ているイリーナ・スルツカヤ選手との差をつめることができますが、アイスダンスのジャッジを見てると地元選手への声援もすごくジャッジも点数をかなり地元選手には出してきてるのでカロリーナ・コストナー選手もかなり強敵になりそうですし、攻めてくるのかもしれませんね。

Amazonで購入できます。ここをクリック。荒川静香選手が全日本までフリーで使用しオリンピックではSPで滑るのはショパンの幻想即興曲。一般的なピアノバージョンではなく、オーケストラバージョンだったので「あれ?」っと思われた方も多いのでは。これはスタンリーブラックオーケストラによる演奏(「Dimensions in Sound/Tribute to Chaplin」に収録)で、そのためかなりポップな仕上がりで、迫力はあるものの聞く方によって軽いと思えるかも。
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2006年02月17日

トリノオリンピック アイスダンス今夜からスタート

滑走順&結果(ISU/NBC
NHKBS1の放送予定が変更になりました
NHKのHPでご確認ください
こちら
コンパルソリーダンス フィギュアスケート競技も半分が終わり、今夜のコンパルソリーダンスを皮切りにアイスダンスがはじまります。
 コンパルソリーダンスは決められたパターンを全員が滑る競技なので、アイスダンスをはじめてみるといった方には、退屈に感じられるかもしれません。夜中に眠たい目をこすりながら見るには拷問のように感じてしまう方も多いでしょう。来週行なわれるフリーダンスの方が華やかで、初めてでも魅了される方が多いと思いますので、今夜のはできれば録画しておいて、フリーダンスで好きになったカップルができればあとから見返す…といいた感じの方が楽しめるかもしれません。スカパー!以外ではめったにコンパルソリーが放送されることも無いので、コアなファン以外がこのコンパルソリーダンスをテレビで目にするのは4年に1回オリンピックのときだけ。もしあとからアイスダンスを好きになったときのことを考えて、可能性がある方は録画しておいて損は無いと思います。
 今回の課題は「ラヴェンスバーガー・ワルツ」。アルベールビルオリンピックからコンパルソリーダンスを見ていますが、オリンピックでこの課題を見るのは初めてですので個人的には楽しみにしています。
アイスダンス勝負の行方
 シーズン初めはオリンピックはナフカ&コストマロフの金はまず間違いないだろうと思っていましたが(こちら)、ライバルのベルビン&アゴストが女性の国籍問題(こちら)がアメリカ議会が動くというウルトラCで解決、久しぶりに競技会に復帰してきたリトアニアのドロビアツコ&ヴァナガスが思った以上に仕上げてきていたり、こちらも復帰組で前回の銅メダリスト、地元イタリアのフーサル=ポリ&マルガリオがまったく国際競技会にでずにオリンピックまでベールをかぶったままだったりと、金メダルの行方は読みにくくなってきました。表彰台争いとなるとさらに、ウクライナのグルシナ&ゴンチャロフ、フランスのデロベル&ショーフェルダー、ブルガリアのデンコワ&スタビスキー、カナダのデュブレイユ&ローゾン、イスラエルのチャイト&サフノフスキーが横並びで誰もがメダルをねらえる位置にいるだけに、「勝負」はかなりおもしろくなりそうです。
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トリノオリンピック  ザヤックルールに助けられ、そして敗れた高橋大輔選手

ザヤックルール
 全日本選手権のときに話題になりました(こちら)。プログラムの中で3回転以上のジャンプで2回跳ぶことができるのは2種類までと決まっています。織田信成選手の全日本のフリーでこれが見逃されていて一旦決まった優勝が取り消されたというのは記憶に新しいところ。そこで、織田選手に代わって優勝となったのが高橋大輔選手でした。今回のフリー最終滑走、高橋選手はミスもありましたが、それでもよくぞここまでという演技をしてくれたので、得点がでたときに、想像以上に点数が低かったのですが・・・今回は高橋大輔選手がこのルールに引っかかってました。
高橋選手の演技内容
4回転トウループ
3回転アクセル
3回転ルッツ3回転トウループ
3回転アクセル3回転トウループ
3回転ループ
3回転ルッツ
3回転フリップ
3回転サルコウ
 もうお分かりでしょうが、ルッツ、アクセル、トウループと3種類が2回づつ行なわれてしまってます。結果、最後に行なった3ルッツが0点になってしまいました。後半のルッツジャンプはボーナス点を入れて6.6の基礎点がありますし、全日本でも1.2の加点がもらえてます。これで8点近くを高橋選手は失っています。中盤のアクセルのあとを2回転にしておけば、ここも無理して3回転いれてたので両足着地で減点されてますし、かなりポイントを上積みできたことになります。 
 せっかく織田選手の全日本のフリーの一件でザヤックルールが再認識されたんですから連盟は作戦を考える上で戦略をしっかりたてて選手を指導するべきではなかったでしょうか。今回は完全に日本スケート連盟に戦略ミスです。
 女子シングルでは今回の教訓を生かして同じ間違いがないようにして欲しいです。
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トリノオリンピック 男子シングルフリー 滑走順&選手紹介

seesaaブログのメンテナンスがあったので更新が遅れました。申し訳ございません。
滑走順&結果(ISU/NBC
あなたの期待は4年前のリベンジ?日本男子初のメダル?
 ショートプログラムから1日あいたわけですが、いよいよ今夜のフリースケーティングで男子シングルも最終順位が決まります。ショートプログラムでは3ヶ所しかゆるされなかったジャンプが7ヶ所に増えますので、ジャンプが安定してるかどうかによってさらに得点差が開きますし、スピン、ステップなどを含めたスケーティングスキルの総合力がメダル獲得には不可欠になります。4年間のソルトレークオリンピックではショートで失敗し金メダルがほぼ絶望的な位置からフリーを滑らなければならなかったエフゲニー・プルシェンコ選手が今回は圧倒的なリードでフリーを迎える気持ちは前回とはまったく違うはず。それがプレッシャーとなるのか、余裕になるのか、「自分との戦い」と言う言葉がこれほどあてはまることもないと思います。そして男子シングルで初の日本人のメダリストが誕生するのか…トリノオリンピックでは女子モーグル、男子スピードスケートなど惜しくもメダルを逃してしまったため、日本のマスコミは過剰と思えるほどの期待を高橋大輔選手に寄せていますが、SPは5位。1位のプルシェンコ選手の力が圧倒的なだけに金メダルの可能性はほぼありませんし、表彰台に立ちメダルを獲得できる可能性も、期待をこめて10%ぐらいにすぎないかもしれません。しかし、高橋大輔選手のスケートには音楽を表現する特別な力があります。彼の力が発揮できれば観客やテレビの前の人々に特別な感情や気持ちを呼び起こすことは間違いないでしょう。最終滑走なので、彼のできによって順位が変ると予想されるアメリカ、フランス、スイス、カナダの選手のファンは彼の失敗を望みながら演技を見守るかもしれませんが、そんな人達すら、最後には魅了してしまうぐらいの素晴らしい演技をできる力が高橋選手にはあるので、雰囲気にのまれずがんばって欲しいと願うばかりです。
選手の紹介&滑走順
参考までに日本時間での各グループでのスタート予定を書きました。あくまでも予定ですので早まったり遅れたりする可能性はあります。またフリースケーティングのパーソナルベストも記載しました。これは国際大会のみで、国内大会での得点は入っていません。
第1グループ(日本時間午前3時ごろスタート予定)
1 トーマス・ベルナー チェコ
SPの得点:59.71
パーソナルベスト:120.06
昨年の世界選手権は予選落ちでしたが、オリンピック最終予選で1位となり初出場となったオリンピック。ユーロ10位と好調でした。フリーでは最初のトリプルアクセルを成功させて、2つ目の4回転ジャンプへの挑戦へつなげたいところ。180cmの長身のイケメンですね。
2 ステファン・リンデマン ドイツ
SPの得点:60.52
パーソナルベスト:132.79
2000年の世界ジュニアチャンピオン、リアルホビット(163cm)、リンデマン選手も気が付けば26歳。先々シーズン世界3位ですが、その後は思ったような成績が残せてません。フリー最初の得意の4回転ジャンプが決まれば大幅なジャンプアップも可能ですが、どうでしょうか?
3 チェンジャン・リー 中国
SPの得点:60.23
パーソナルベスト:145.17
前回のオリンピックでは最終組でメダル争いをしたチェンジャン選手。この4年間は新採点方式に苦しみました。調子がよければ2種類の4回転ジャンプを跳ぶことができますが、彼の場合はトリプルルッツ、トリプルフリップが苦手なので、フリーには中盤以降不安が残ります。
4 クリストファー・ベレッソン スウェーデン
SPの得点:59.55
パーソナルベスト:119.22
SPでは「(ぎゃ)あっー」の名演技でお茶の間の話題を独占した(はず)。でもフリーはごくごく普通なんです。彼にとってはフリーへ進むことが目標だったのではないかと思うので、目標達成して気分はいいはず。気持ちの良い演技を見せて欲しいです。よく見ると長野オリンピック金メダリストのイリア・クーリク似のイケメン。
5 ゾルタン・トス ハンガリー
SPの得点:55.07
パーソナルベスト:101.20
SPを24位とぎりぎりでフリーに進出してきました。カルガリーオリンピックとその年の地元ブダペストでの世界選手権に感動してスケートを始めたという彼も27歳の大ベテランなことに時の流れの速さを感じます。テレビでちゃんとみたのはSPがはじめてでしたが185cmで参加選手中一番の長身ではないでしょうか。
6 フレデリック・ダンビエール
SPの得点:61.17
パーソナルベスト:134.32
得意の4回転を封印して安全策で臨んだSPでミスを犯してしまったことは大変後悔してるんではないでしょうか。ぜひ、フリーでは彼が得意としてる4回転のサルコウジャンプを決めて欲しいです。独特の雰囲気を持ちながら、なかなかそれが芸術的な評価と結びつかず苦労してた選手ですが、今シーズンではジェフリー・バトル選手や織田信成選手の振り付け師としてすっかり有名になったデヴィッド・ウィルソンのアドバイスを得てユーロでは新境地の表現を見せてくれていたので、イタリアで滑るプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」に期待です。コーチの元ゲアゲ夫人(この選手の奥様ではなくて、なんでかしらないけどこのコーチだけゲアゲ"夫人"という呼称で呼ばれてて、今は離婚して別姓なはずなんだけど・・・知らないので)はスルヤ・ボナリー選手が世界に出てきたころのコーチでしたが、相変わらずのご気性のようで、アクションが強烈です。とんでもない大崩れをすることもある選手なので、オリンピックはぜひ納得できる演技で終って欲しいですね。
第2グループ(日本時間午前3時50分ごろスタート予定)
7 イリア・クリムキン ロシア
SPの得点:61.61
パーソナルベスト:133.32
怪我で1年間試合にでていなかったクリムキン選手。直前のユーロでは5位と復調をアピールしていただけにSPはまさかの18位。やはり試合勘を取り戻すまでには至ってなかったのでしょうか。ユーロでは歯切れのいい4回転を決めていたので、これがフリーで成功すれば彼独特の動きで構成されたクリムキンワールドが世界を魅了するはず。上体を氷すれすに反らせた形でイーグルをする彼オリジナルの技がぴったりはまる映画「マトリックス」のサントラでフリーは勝負です。
8 ヴィクトール・ファイファー オーストリア
SPの得点:62.17
パーソナルベスト:107.17
昨年の世界選手権23位でしたのSPでパーソナルベストをだしての17位は上出来。フリーもその勢いに乗ってがんばって欲しいですね。今シーズンユーロで18位だったのですが、Jスポーツで放送されてないので彼のフリーはまだ未見なので楽しみ。
9 セルゲイ・ダビドフ ベラルーシ
SPの得点:64.65
パーソナルベスト:133.32
159cmとちっちゃいもの倶楽部の資格ありなダビドフ選手。彼もSPはパーソナルベスト14位は大健闘。27歳ですのでおそらく最後のオリンピックではないでしょうか。男子選手に人気の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のサウンドトラックで滑りますが、ユーロをみると丁寧な表現なんだけど音楽の派手さね負けてたので、オリンピックでははじける演技を見せて欲しいですね。4回転ジャンプは持っていないので得意のトリプルアクセル(3回転半)を2回きっちり決めて欲しいです。彼のコーチは旧ソ連時代からの名コーチチャイコフスカヤ女史と彼女の教え子だったコチン。私、カルガリーでコチン選手とチャイコフスカヤが並んで座ってた記憶が残ってるので、この二人がキスクラでまた並んでくれると感慨深いですが、SPを見るとコチンさんしかいらっしゃいませんでした。ユーロでは病気も伝えられてたチャイコフスカヤがいたので期待していただけに残念。
10 ケビン・ヴァン・ダー・ペレン ベルギー
SPの得点:65.36
パーソナルベスト:133.51
SPでは「EXIT」の衣装で思いっきり目立ってたケビン。開会式まではあった髭ともみ上げをきれいに剃ってでてきたのはびっくり。てっきりSPの曲に合わせてたんだと思っていたので。そのSPでは今シーズンずっと挑戦していた4回転を封印してしまって・・・しかもミスと、残念な結果になってしまいました。あと1位上ですと中間での整氷後のグループで滑れたので惜しいです。若いと思ってたケビンもすでに23歳、今シーズンでの引退を示唆してるだけに、オリンピックにはかけてると思います。どちらかというと手堅いジャンプ構成で確実に決めて世界選手権などで実績を残してきた選手ですが、今シーズンは4回転ジャンプも取り入れてますし、3回転3回転3回転の彼の決め技でもあるコンビネーションジャンプを3回転半3回転3回転にレベルアップして挑戦してきてるので、ぜひフリーはがんばってほしいところ。曲はダビドフに続いての「パイレーツ・オブ・カリビアン」ですがケビンはど派手な衣装と動きで観客を沸かせるので2曲続いても不利ではないですね。日本男子も実はこの 「パイレーツ・オブ・カリビアン」をよくつかってるんですが、表現方法などはぜひケビンを参考にして欲しいですね。
11 アントン・コワルスキー ウクライナ
SPの得点:63.41
パーソナルベスト:114.62
SPでこの選手がでてきたとき、プルシェンコがもう1回出てきたのかと思いました。ファンなんですかね?髪型なんかプルシェンコがはげてくる前の長髪にする前の感じですし、手袋の使い方とかかなーりプルシェンコクオリティーでした。今シーズン初めてウクライナチャンピオンになってオリンピックへの切符をつかみSPではパーソナルベストを10ポイントも上回っての16位ですから気分よくフリーにのぞめるのではないでしょうか。フリーで滑るのはフィギュアスケートでは定番中の定番、ハチャトリアンの「スパルタカス」。
12 イワン・ディネフ ブルガリア
SPの得点:63.64
パーソナルベスト:126.72
ずっとトップ10を狙える位置にいながら怪我などもありなかなか世界選手権ではいい成績を収められずにここまできたディネフ選手。27歳の一児のパパでもありますが、彼もオリンピックは最後ではないでしょうか。フリーはフラメンコでちょっと曲調は違いますが、フラメンコギターの音色がどこかアランフェスを思い起こさせるので同世代の選手として試合で競っていた本田武史選手を思い出しながら見たユーロで久々にいい演技をしていたら、オリンピックSPでもノーミス。このままフリーもぜひがんばってほしいです。ユーロのときは真っ黒な衣装でしたが、今年は男子は黒が流行色なんでしょうか?キスクラに座るのは昨シーズンまで選手だったアメリカのアンジェラ・ニコディノフさん。彼女は昨年の全米選手権へ向かうポートランド空港から市内へ向かうタクシーで交通事故にあいお母さんを亡くし、彼女も腕の怪我が癒えずに、どうやらこのまま選手は引退してコーチになるようですね。彼女がこのオリンピックにでていてもおかしくないだけに、コーチとしてディネフ選手のキスクラに座っている姿に胸が痛みます。
第2グループ(日本時間午前5時ごろスタート予定)
13 イヴァン・ライサチェック アメリカ
SPの得点:67.55
パーソナルベスト:142.50
昨年の世界選手権銅メダリストもSPは失敗がでてしまい苦しいスタートになってしまいました。フリーはフィギュアスケートの王道ビゼーの「カルメン」。今シーズン当初は「グリース」で滑っていたのですが、NHK杯から変更してきました。そしてNHK杯でパーソナルベストを記録してますので、それだけ彼にぴったりだということでしょう。大変長身に見えますがオフィシャルバイオでは177cmでプルシェンコ選手より1センチ低いんです。手足が長くて頭が小さいせいでそう見えてしまうのか、それともライサチェック選手のバイオが間違ってるのか謎です。
14 マシュー・サボイ
SPの得点:69.15
パーソナルベスト:120.38
ひそかにティモシー・ゲーブル選手を応援していたので、アメリカ代表にサボイ選手が選ばれたのは複雑な気分。フリーはフィギュアスケート界では今シーズン大流行の映画「ミッション」のサウンドトラック。どこといって欠点のないかわりにどこといって他の選手より優れたところも無い選手なので、4回転もないですし、とにかくミスをせずに滑りきることが上位進出には必須になります。年齢的にもオリンピックは最後だと思うのでティモシーの分までがんばって欲しいですね。
15 ゲオルゲ・チッパー ルーマニア
SPの得点:67.66
パーソナルベスト:125.70
オリンピックの開会式ではルーマニアの旗手をしていたので、気づかれた方も多いかも(写真はこちら)。27歳一児のパパでキャリアが大変長い選手ですが、今シーズンはフランプリシリーズで初のメダルを獲り、絶好調。SP9位は立派です。キスクラにすわっていた女性が奥様で、コーチ兼振り付け師ですが、今シーズンは元イタリアオリンピック代表のアイスダンサー、カメルレンゴに振り付けのアドバイスをもらっていて、フリーではバルカンの民族音楽にのって踊るステップシークエンスが高い評価を受けています。彼もオリンピックは最後だと思うのでがんばって欲しいです。
16 エマニュエル・サンデュ カナダ
SPの得点:69.75
パーソナルベスト:152.74
予想通りといっては失礼ですがSPで失敗してしまったサンデュ選手。素晴らしい4回転3回転を決めてこれは今回はいいんじゃないかと期待させられただけに残念。今シーズンのグランプシリーズカナダ大会と中国大会ではいずれもSP失敗からフリーで大逆転して優勝していますが、参加選手が少ないグランプリシリーズと違って多くの選手が拮抗するオリンピックではここからの大逆転は厳しいでしょう。フリーでは調子がよければ2種類の4回転ジャンプに挑戦してくれるはずですが、崩れだすと止まらない選手だけに心配。逆にジャンプが決まってくればカナダの国立バレエ学校とクラブ通いで鍛えた表現力が炸裂し、誰にも止められないような素晴らしい演技ができるだけに、その力をオリンピックで発揮することを願っています。いずれにしてもフリーでは彼の独特の表現力がお茶の間で話題になることは間違いないでしょう。
17 ミン・ジャン 中国
SPの得点:67.39
パーソナルベスト:125.02
ペアでは新ルール対策をばっちりして2つのメダルを獲得した中国ですが、男子ではどうしても新ルールへの対策の遅れが目立ってしまいます。この選手も2種類の4回転を持っていて、今シーズンも決めていますが、でも点数が伸びないのが残念。フリーでは映画「アレキサンダー」のサウンドトラックで滑りますが、衣装や振り付けなどがグランプリシーリーズからかなり改善されていないと苦戦が予想されます。若く見えますが29歳の大ベテラン。4回転ジャンプだけならトップクラスの選手でもあるので、ぜひがんばってもらいたいですね。
18 ショーン・ソーヤ カナダ
SPの得点:67.20
パーソナルベスト:128.30
男版のサーシャ・コーエンといったかんじで体の柔軟性を生かした動きを見せてくれますが、男性がこの路線でいくのはなんていうか生生しいいというか、見てて美しくないというか厳しいものがありますね。中国の選手とまったく逆でジャンプだけだとたいしたことがないですが、新ルール対応をきっちりして、SP12位で通過してフリーの臨みます。伊藤みどりさんがフェンスを乗り越えてしまったときにつかったリチャード・アディンセルの「ワルソー・コンチェルト」をフリーで使いますが、またまたデヴィッド・ウィルソンの振り付けなので演出などが楽しみです。
第4グループ(日本時間午6時ごろスタート予定)
朝起きてここから見ようとしてる方は念のために5時50分ごろにはテレビつけてくださいね。
エフゲニー・プルシェンコ ロシア
SPの得点:90.66
パーソナルベスト:167.40
SPで10ポイントも2位を引き離していますし、芸術点のでかたも他を圧倒していますから、3-4ミスフリーでしたとしても、SPとLPの得点を競う方式だとほぼ間違いなく優勝できます。4回転を入れなくても余裕で優勝する位置にいますが、果たしてフリーはどんな内容にしてくるでしょうか。今シーズンは4回転トウループ3回転ループにトライしたかったようなので、こちらが今夜見られるかどうかも楽しみです。音楽は映画「ゴッド・ファーザー」からですが、SP同様、音楽とは関係なく彼の世界が展開しますし、曲もすっかりフィギュアファンからは鼻つまみ扱いを受けてる某バイオリスの超絶アレンジバージョンなので、映画「ゴッド・ファーザー」とは関係ない演技だと思って見たほうが楽しめると思います。SP同様、笑いのツボ満載ですので一瞬も見逃さないようにしたいと思います。唯一問題があるとすれば前半にほとんどのジャンプを固めてやってしまう振り付けでしたが、ユーロではだいぶ改善されていましたし、SPでも固まってジャンプをやってもプルシェンコ選手だけは減点されないようなので気にすることもないようです。
20 ステファン・ランビエール スイス
SPの得点:79.04
パーソナルベスト:154.14
唯一プルシェンコ選手に対抗できるとすればこのランビエール(ランビール)選手でしたが、やはり苦手にしているトリプルアクセル(3回転半)がダブルアクセル(2回点半)になってしまい、現在3位ですが金メダルの可能性はほぼなくなってしまいました。銀メダルを獲るにはやはりフリーでも最初にトライするトリプルアクセルの成否に大きくかかっています。ユーロでは綺麗に決めていましたのでがんばって欲しいです。彼は得意の4回転を2回入れていまして、特に2回目はおそらく全選手中唯一ボーナス点がつく後半にいれています。そういう意味ではプルシェンコ選手よりはバランスの取れたいいプログラムだと言えますし、プルシェンコ選手と対照的な音楽と体の動きが一体となるような表現力がありますのでやはりそこが見所だと思います。イケメンですし、このオリンピックでファンになる方多いのではないでしょうか。ヴィヴァルディの「四季」で滑りますが・・・なぜか今シーズンはゼブラ柄の衣装ですが、オリンピックはどんな衣装で登場するでしょうか。
21 ジョニー・ウィアー アメリカ
SPの得点:80.00
パーソナルベスト:146.20
今シーズンの不調を吹き飛ばし、SPで素晴らしい演技を披露したウィアー選手。Hiroさんのブログ(こちら)によると、トリノではロシアンショップに出没し、ロシアかぶれぶりをまたまた発揮した模様。彼は荒川静香選手のコーチでもあった、タチアナ・タラソワのアドバイスで振り付けした演技を滑っていますが、フリーは昨年のものに戻して滑るようです。今シーズンはどうしても国際大会でフリーをきっちり滑ることができなかったので、今夜の演技がキーポイントになりますが、公式練習ではずっと試合ではやっていなかった4回転を綺麗に成功させているというニュースもありましたので、メダル獲得なるかどうか注目したいです。
22 ジェフリー・バトル カナダ
SPの得点:73.29
パーソナルベスト:141.68
高橋大輔選手がメダル獲るかどうかマスコミは騒いでいますが、私はむしろ後ろから追いかけてくるバトル選手が怖いですね。日本でも大人気の選手、特別イケメンだとは思いませんがあの織田信成選手が称して「とにかくかわいい」というキャラクターは誰からも愛されるでしょう。しかもそれを本人が充分に意識しての演技ですから日本の女性ファンの目がハートになって当然でしょうか。その織田選手と同じリー・バーケルコーチ、デビッド・ウィルソン振り付けでカナダでは織田選手や本田選手と同じリンクで練習していたので、日本にもとても縁のある選手です。スピンやステップではおそらく最高のレベルに挑戦してくるプログラムだと思いますが、彼の欠点はジャンプ。4回転ジャンプはもちろん、今シーズンは3回転半のジャンプでも苦労していました、SPではこの3回転半、トリプルアクセルの失敗でリズムを崩してしまいました。彼もフリーの曲を昨年の「サムソンとデリラ」に戻していますが、今シーズンのフリーも好評だっただけに謎が残ります。「ワグナーの曲をオリンピックで使わせたくない人たちがこの世の中には存在する」といった噂話に真実味があってちょっとぞっとする話だと思いませんか。
23 ブライアン・ジュベール フランス
SPの得点:77.77
パーソナルベスト:147.45
高橋大輔選手がメダル獲得するに当たってまず大きな壁になるのがこのジュベール選手ですね。SPの点数の出方をみてもジャッジはこの選手が好きなんだなこの選手の活躍を期待してるんだなと思い知らされました。決してひいきとかじゃなく、最近は女性的な表現の男子スケーターが多くなった中で、細かいことはできなくても男性的な力強いスケーターが台頭することを望む空気がジャッジの中に強いんじゃないかなと思いました。新採点方式では無理して4回転に挑戦せずに高得点を稼ぐ選手が増えた中で、彼だけはずっと4回転ジャンプを入れ続けていますし、今シーズンに関してはスピンのレベルを上げ、また苦手のステップでもSPに関してユーロよりレベルを上げてきているのでフリーでも相当点数を上げてきそうです。振り付け師は高橋大輔選手と同じニコライ・モロゾフで、直前のグルノーブル合宿では高橋選手と一緒に練習していますのでお互いに手の内は知り尽くしていると思います。4回転は高得点取れますがリスクがあるのも確かですのでジュベール選手のプログラムが破綻無く終えられるかどうかは五分五分ぐらいでしょう。しかし、成功したときには高橋選手にとってはかなりハードルの高い得点がでると思います。
24 高橋大輔選手 日本
SPの得点:73.77
パーソナルベスト:149.44
抽選とはいえなんという運命なんでしょうね。男子シングルは高橋選手で始まり高敗戦主で終るというすごい滑走順になってしまいました。うまく滑ればかなり盛り上がることはまちがいないでしょう。高橋選手も一番最初にいちかばちかの4回転ジャンプをいれてくると思います。今シーズンは試合で一度も成功してないので、失敗したとしてもがっかりする必要はないでしょう、逆に成功してしまったらうれしい悲鳴を心臓が上げてしまって、4分半の演技を見届けるまで生きている自身が私はありません。その後の3回転3回転のコンビネーションや3回転半を決めることが重要になってきます。SPのように緊張して小さな滑りになってしまうとまたステップシークエンスでダウングレードされたりすると思うので、ジャンプがうまくいかなかったとしても、今シーズンなんのために体力強化をしたのか忘れずに最後まで大きなスケーティングで滑り通して欲しい。ウォームアップから40分ぐらい待たされることになると思うのでコンディションの維持ができるかどうかなど挙げればいくらでも不安要素はでてきますが、とにかく氷の上に無事立って欲しい。それだけを祈って待つことにします。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の調べにのって歓喜のエンディングをみんなで迎えたいですね。


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2006年02月15日

荒川静香選手 SPも曲変更 「幻想即興曲」に!

Yahoo!スポーツ×スポーツナビ トリノオリンピック特集 - ニュース
フィギュア女子の荒川、SPも曲目変更〔五輪フィギュア〕

変更してまだ3週間
 男子のシングルに気を取られていたら、こんなニュースがあったんですね。今朝の毎日新聞朝刊を読んでびっくり。荒川静香選手がフリーに引き続き、SPでも曲変更を行なっていることが判明しました。
 ラフマニノフ作曲の「パガニーニの主題による狂想曲」からショパンの「幻想即興曲」に変更したそうです。お気づきだと思いますが「幻想即興曲」は「トゥーランドット」に変更する前に今シーズンフリーで使っていた曲。SPは時間が短いのでこれを編集しなおして滑るようです。
内容は変えていない
 短い時間での変更ですが、内容は変えてないので不安はないと語る城田強化部長。たしかにフリーの出だしのコンビネーションジャンプや中盤のスパイラルステップ、そして終盤のストレートランステップとコンビネーションスピンの場所はそのまま使えますから、まったく新しい曲で滑るのに比べれば、体が覚えた動きを使えるので、これはなかなかいい奇策かもしれません。個人的にも「パガニーニの主題による狂想曲」の編集に違和感があり曲の魅力が感じられなかったのに対して、「幻想即興曲」はあまり多くの選手が使ってなかった曲ですし、オーケストラ版のアレンジもスケートにあっていたので、これは!なかなかいいんじゃないですか?それにせっかくCD買ってたのに、曲変えちゃって残念と思ってたのでお得な気分です。

Amazonで購入できます。ここをクリック。荒川静香選手が全日本までフリーで使用しオリンピックではSPで滑るのはショパンの幻想即興曲。一般的なピアノバージョンではなく、オーケストラバージョンだったので「あれ?」っと思われた方も多いのでは。これはスタンリーブラックオーケストラによる演奏(「Dimensions in Sound/Tribute to Chaplin」に収録)で、そのためかなりポップな仕上がりで、迫力はあるものの聞く方によって軽いと思えるかも。
AMGで試聴する(こちら/1曲目)/Amazo.co.jpでCDを購入(こちら)

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トリノオリンピック 高橋大輔選手、最終グループに踏みとどまる

結果サイト(ISU/NBS
壮絶な生き残り戦だった男子シングルショートプログラム
 日本時間の深夜から今朝にかけて行なわれた、トリノオリンピックフィギュアスケート男子シングルのショートプログラム(SP)。ずば抜けた実力を持つエフゲニー・プルシェンコ選手が圧倒的な力を見せて1位、手堅く演技をまとめたジョニー・ウィアー選手、ステファン・ランビエール(ランビール)選手が続きました。この後に続く選手はミスがでたため。メダル争いにとって有利なフリーでの最終グループ上位6人の枠をめぐる争いは壮絶な生き残り戦となりました。第1滑走だった高橋大輔選手は5位と最終グループ入り、前回のソルトレークオリンピックの本田武史選手に続いて日本選手が2大会連続でフリー決勝を最終組で滑ることになり、厳しいですがメダルの可能性を残しました。
1位 エフゲニー・プルシェンコ選手
90.66
技術点 49.69
ジャンプ 30.65(4トウループ・3トウループ/3アクセル/3ルッツ)
スピン 9.61(Level3/Level3/Level4)
ステップ 9.75(Level4/Level3)
芸術点 40.97
 4回転3回転のコンビネーションをいれた最高難度のジャンプ構成を唯一ミスなく成功。今まで比較的無理をしてなかったスピンとステップも、スピンはレベル4をひとつレベル3をひとつ、ステップではレベル4とレベル3とレベルを上げてきて他の追随を許さない技術点を獲得しました。特にステップのレベル4は価値があります。難しいカウンターターンやロッカーターン(片足でぐいぐいぐいとするターン)を重心から外れた体のサイドに足を踏み出した位置でできたり、コマ数の多い細かいステップをこなしたりと、レベル4を得たサーキュラーステップ(円を描くステップ)は圧巻。今シーズンは体の不調が伝えられることが多かったので、波乱が起きるとすれば男子シングルかなと私は予想していたのですが、いやいや本命強しというSPでした。ただ欲を言えば、せっかくオペラ「トスカ」の「星も光りぬ」という名曲で滑っているのに、音楽とリンクするような滑りではなかったことでしょうか。プルシェンコ選手は彼独特の動きの間やリズムをもっているので、もう少しそれにあった音楽を選んだほうが良かったのではないかとは思いました。
2位 ジョニー・ウィアー選手
80.00
技術点 40.99
ジャンプ 24.71(3アクセル/3ルッツ・3トウループ/3フリップ)
スピン 8.58(Level4/Level1/Level3)
ステップ 8.58(Level3/Level3)
芸術点 39.01
 瀕死の白鳥として知られる、サン=サーンスの「白鳥」(組曲「動物の謝肉祭」 第13曲白鳥)に衣装も合わせて登場したウィアー選手。4回転ジャンプをうれずにジャンプを手堅くまとめて2位。赤い手袋をくちばしにみたてて白鳥を表現したスピンはとても素敵でレベル4を獲得。ミスがでたのは足換えスピンでトラベリングしたためにレベル1にグレードダウンされました。全体としては力を充分に発揮しましたが、今シーズンの課題はフリーにあり、結局先シーズンのプログラムに戻してくるようなので、2位とはいえメダル争いでは厳しいのではないでしょうか。今シーズンまだ一度も成功させていない4回転をいれるのかどうかの決断にも注目です。
3位 ステファン・ランビエール選手
79.04
技術点 40.61
ジャンプ 23.44(2アクセル/4トウループ・3トウループ/3ルッツ)
スピン 9.33(Level3/Level3/Level3)
ステップ 7.84(Level3/Level3)
芸術点 38.43
 今回の放送から「ランビール」の発音で呼ばれているのが違和感がありましたが、スイスは多言語国家なので、フランス語読みとかドイツ語読みによって発音がかわってくるのでしょうか。得意の4回転3回転は素晴らしかったですが、やはり不安のあったおトリプルアクセルはダブルアクセルになってしまいました。世界一のスピンと呼ばれるランビエールのスピンですが、回転数の速さや軸の取り方は素晴らしいのですが、今まではエッジチェンジなど新採点対応を積極的に行なってこなかったのでレベル認定が低かったのですが、今回は新採点対策を行なってレベルを上げた分、回転スピードがかなり犠牲になっていました。これも新採点の弊害だと思いますが、素晴らしい特徴があったとしても新採点で評価の対象になっていない項目だと結局意味が無く、得点を取るためにはみなが同じようなことをするようになってしまうのが残念です。しかし転倒などのミスはなく3位と高位置でフリーに臨むことができます。長らく滑ってきた「ワンス・アポンナ・タイム・イン・メキシコ」から新しいプログラムにこのオリンピックで変更してきましたが、彼独特の内面から音楽があふれ出すような動きが見られず、素敵な振り付けですが、どこかぎこちなさが感じられたのが残念。
4位 ブライアン・ジュベール選手
77.77
技術点 40.59
ジャンプ 23.59(4トウループ・2トウループ/3アクセル/3フリップ)
スピン 10.09(Level3/Level4/Level4)
ステップ 7.12(Level3/Level3)
芸術点 37.18
 得意の4回転で手を付いてしまい、2回転しかコンビネーションにつけられませんでしたが、その後の苦手の3アクセルを無難にこなし、得意の3フリップで加点をとって最低限のミスで収めました。ルシンダ・ルーから今シーズン特別なレッスンを受けたスピンは成果がでてレベル4を2個獲得し、スピンだけの得点ではプルシェンコを上回りました。今シーズン苦労していあステップもモロゾフコーチの特訓が効いてかレベル3で揃え、ジャンプのミスがあった割には高い技術点を獲得。ジャンプだけといった印象をかなり払拭できたのではないでしょうか。滑走順が後半だったこともあってか、思った衣装に芸術点も稼いで4位とメダル争いに堂々と名乗りを上げました。フリーでは今日失敗した4回転を決められるのか、苦手のアクセルやループを無難にまとめられるのかといったあたりで表彰台に立てるかどうか決まりそうです。
 しかし007で77.77ってすごいですね!ラッキーナンバーが並んだってことはなんだかフリーで飛躍しそうな予感がします。
5位 高橋大輔
73.77
技術点 38.45
ジャンプ 22.00(3フリップ・3トウループ/3アクセル/3ルッツ)
スピン 9.25(Level3/Level4/Level3)
ステップ 7.20(Level3/Level3)
芸術点 35.32
 第1滑走と不利なスタートとなった高橋大輔選手。普段からジャンプの着地に難ありだったのですが、コンビネーションジャンプとトリプルアクセルの両方がシェイキーなランディングになってしまいました。出だしから緊張のためか肩がいつもより上がっていて緊張をうかがわせましたが、2つのジャンプで小さなミスがあったあとは逆に開き直ったのかスピンやルッツジャンプはいつもより良かったのではないかと思います。得意のステップは最初のサーキュラーステップの出だしのツイズルで軸をはずしてしまうらしくないエラーがでたせいか「世界一」の切れ味はでませんでいした。後半のストレートラインステップでもトリノのリンクが保護マットのせいでやや小さくなってることが影響したのかステップの終わりでつまってしまい、最後のツイズルがあまりよくありませんでした。NHK杯ではレベル4が取れていましたが、残念ながら両方ともレベル3にとどまりました。たしかに滑りはいつものものではありませんでしたが、芸術点は思ったよりでませんでした。ジュベールよりは上でも良かったのではないかと思いましたが、第1滑走で観客も少なく、会場全体がまだざわついた中だったことも影響があったと思います。それと滑走中高橋大輔選手だけが画面に映っているときは気づきにくいですが、プルシェンコ選手は178cm、ジュベール選手は179cm、ランビエール選手は176cm、小さく見えるウィアー選手ですら172cmと長身選手が上位に揃っていて、たしかにからだの綺麗なラインは出せていますが高橋選手の身長は165cmと小柄、同じことをしたのではどうしても見劣りしてしまうので、そのあたりで点数が伸び悩んだのかなと思いました。フリーは最終グループで滑るので、いい演技ができればしっかり点数がでるはず。がんばって欲しいですね。
6位 ジェフリー・バトル
73.29
技術点 37.01
ジャンプ 20.00(3フリップ・3トウループ/3アクセル/3ルッツ)
スピン 9.81(Level4/Level3/Level4)
ステップ 7.20(Level3/Level3)
芸術点 37.28
 奇しくも高橋大輔選手とまったく同じジャンプ構成になったジェフリー・バトル選手ですが、トリプルアクセルとトリプルルッツの2つのジャンプで大きなミスがでてしまいました。新ルールにもっとも対応が早かったこともあり、数年で一気にトップ選手の仲間いりしたバトル選手ですが、ジャンプを2つも失敗してしまっては点数が伸びません。


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2006年02月14日

トリノオリンピック 男子シングル注目の選手

滑走順・結果ページ(ISU/Olympics/NBC)
今日深夜、ショートプログラム
 そろそろ寝不足、厳しくなってきました。しかし、今日はいよいよ日の丸を背負った選手がフィギュアスケートに登場しますので見逃せません。しかも1番滑走です。
注目の選手
1 高橋大輔 日本
ショートプログラムパーソナルベスト 77.70
ムーランルージュからタンゴ・デ・ロクサーヌ
SPでは4回転ではなく3回転3回転のコンビネーションジャンプで安全策で行く予定のはず。
2 エフゲニー・プルシェンコ ロシア
ショートプログラムパーソナルベスト 87.20
トスカ
金メダル候補ナンバー1。ショートでは4回転3回転のコンボを予定。セカンドジャンプは難しいループと言ううわさも。かつてのライバル、アレクセイ・ヤグディンが滑ったトスカをどう料理してくるでしょうか。
5 ジェフリー・バトル カナダ
ショートプログラムパーソナルベスト 77.39
シング・シング・シング
「僕ってかわいいでしょ」というポーズで始まり「僕ってかわいいでしょ」というポーズで終る、キュートなプログラム。ジャンプは3回転3回転で手堅くまとめてくると予想されますが、スピンやステップで高得点を稼ぐので、新ルールにもっとも適応している選手といわれています。コーチは織田信成選手と同じリー・バーケル。
9 フレデリック・ダンビエール フランス
ショートプログラムパーソナルベスト 71.21
カルミナ・ブラーナ同じフランスのアニシナ&ペイゼラーの名演技が記憶に残る曲をSPに選んできました。kの選手は4回転のコンビネーションをSPから入れてくる可能性があります。その場合は多くの選手が行なっているトウループではなくてサルコウにトライしてくるのが見所です。
11 ステファン・ランビエール スイス
ショートプログラムパーソナルベスト 80.60
ワンス・アポンナ・タイム・イン・メキシコ曲変更してました
現在の世界チャンピオン。もともとスピンの回転の速さで定評のあった選手ですが、昨年から4回転ジャンプの確率があがり、チャンピオンの座に就きました。もちろんSPから4回転のコンビネーションジャンプをいれてくるでしょう。ただし、トリプルアクセルの確率が低いのが欠点。他の選手のできをみながらダブルアクセルで安全策をとるかもしれません。
13 ジョニー・ウィアー アメリカ
ショートプログラムパーソナルベスト 75.90
サン=サーンスの白鳥
瀕死の白鳥としてお馴染みのこの曲に挑戦するのはアメリカチャンピオンのウィアー選手。独特の動きで日本にもファンが多いです。今シーズン、ショートでは4回転をいれずにまとめていましたが、練習では4回転のコンビネーションを成功させているという目撃談もあります。
18 ケヴィン・ヴァンダー・ペレン ベルギー
ショートプログラムパーソナルベスト 77.70
Everything Safri Duo
SPではトランス系のあげあげのダンスナンバーで異色を放ちます。本人の趣味か曲に合わせてかはわかりませんが、髪形、髭のフォルム、そして衣装まで完璧にやってくれてます。しかも大きく「EXIT」って・・・あの有名なクラブのことかな?見ててとにかく楽しい。今シーズンはSPから4回転で攻めの構成をしているので成功すればパーソナルベストを更新して上位進出の可能性があります。閉会式でおちゃめなことしてたのが彼です(こちら)。
23 ブライアン・ジュベール フランス
ショートプログラムパーソナルベスト 79.66
ジェイムズ・ボンド ダイ・アナザー・デイ
おなじみ007のテーマで滑るのはヨーロッパのイケメン、ブライアン・ジュベール。豪快で質のよい4回転ジャンプが決まればプルシェンコの対抗馬になる可能性もあり。荒川静香選手の現在のコーチであるニコライ・モロゾフの振り付けで滑ります。
26 エヴァン・ライサチェック アメリカ
ショートプログラムパーソナルベスト 73.42
エスパーニャ
昨シーズンのワールドで表彰台にのり今一番勢いのある若手選手。スタイルがよく手足がとにかく長い。NHK杯でも素晴らしい演技を披露したのでファンになった方も多いのでは。
30 エマニュエル・サンデュ カナダ
ショートプログラムパーソナルベスト 75.60
タンゴ
今シーズン、グランプリシリーズで2勝を上げた選手。ノーミスで滑ればプルシェンコを越えるスコアが出せるのではというぐらい潜在能力は高いですが、ショートプログラムではミスが多くて苦手としてるのではないでしょうか。ルックスも特徴的なのでお茶の間デビューとなる今夜のSPで日本中の話題をさらうかもしれません。
番外編
7 クリストファー・ベレンソン スウェーデン
ショートプログラムパーソナルベスト 64.54
ユーロではじめてみてこのSPを受けましたが、効果音やマイムをつかった面白い振り付けですがなによりみなきゃいけないのは彼の表情。SPをすべて見終わったあと、一番印象に残っているのは彼の演技かも。ルックスは長野オリンピック金メダリストのイリア・クーリックを髣髴させる美形なのにね。


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