2009年08月11日
ミハエル・シューマッハ、F1復帰を断念
残念ですが正式に発表がありました。マッサ負傷で空いたフェラーリのシートにミハエルが埋めるというフェラーリの野望とファンの夢はここで終了です。ミハエルはF1引退後にバイクレースで痛めた首が、復帰へむけた旧フェラーリマシンでのテスト走行以後、痛みが治まらないということで、復帰を断念しました。先に宇宙旅行を予約した話が伝わってきてた頃は幸せだったなぁー。というかえで、バレンシアでのヨーロッパGPではテストドライバーのルカ・バドエルがコックピットに座ります。彼も38歳、アラウンドフォーティーの星ですね!最後にレースに出走してから10年、テストドライバーとしての長年の苦労が報われました。イタリア人ドライバーがフェラーリのシートに座るというのもイタリア人にとっては特別な感慨が湧くのかもしれません。
2009年08月05日
陸上連盟がキャッチコピーの廃止を申し入れ
[オリンピック・ロード〜バンクーバー、そしてロンドンへの道] テレビ局が煽るキャッチコピーは選手に対する冒涜か。[gooスポーツ]
スポーツ団体のニュースというと最近は内紛であったり、ルール改正または改悪であったり、用具や身につけるウェアの話題であったりと、スポーツマンシップからかけはなれたどろどろとした話題が多いように感じていましたが、このニュースには久々に痛快な気持ちにさせられました。
日本陸上競技連盟が、世界陸上を独占放送するTBSに対して選手のキャッチフレーズの廃止を申しいれました。ニュース本文中にも触れられましたが、このたび急逝された「フジヤマのトビウオ」を例に出すまでも無く、スポーツ選手に対する愛称/キャッチフレーズそのものは昔から存在していました。しかし、それは好成績を上げた選手に対する敬意を込めたものであったり、選手のすばらしいパフォーマンスに対する感動を表したりしたものであったはずです。しかし、現在のアスリートにつけられるキャッチフレーズはむしろ商業的理由によるものがほとんど、いかにテレビ局が多くの視聴者に関心を向けさせるかといったことに目的がおかれひねり出された、以前のものとはまったく異なったもののように感じます。
結果、好成績を上げてなくても、ちょっとルックスがいいと○○姫や○○王子とちやほやし、中には競技の映像よりも普段の発言や行動をニュースでよく見る人までいますが、それは大手企業と契約してるとかなんとかいう大人の事情と見過ごすことができても、同じ競技でより好成績を収めてる選手を差し置いて取り上げるとなるとスポーツマンシップはどこに?と嘆かざるを得ません。(こう書いただけで日本国民のほとんどがあの競技のあの選手だと顔が思い浮かぶほどの人がいるところがすごい。)
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スポーツ団体のニュースというと最近は内紛であったり、ルール改正または改悪であったり、用具や身につけるウェアの話題であったりと、スポーツマンシップからかけはなれたどろどろとした話題が多いように感じていましたが、このニュースには久々に痛快な気持ちにさせられました。
日本陸上競技連盟が、世界陸上を独占放送するTBSに対して選手のキャッチフレーズの廃止を申しいれました。ニュース本文中にも触れられましたが、このたび急逝された「フジヤマのトビウオ」を例に出すまでも無く、スポーツ選手に対する愛称/キャッチフレーズそのものは昔から存在していました。しかし、それは好成績を上げた選手に対する敬意を込めたものであったり、選手のすばらしいパフォーマンスに対する感動を表したりしたものであったはずです。しかし、現在のアスリートにつけられるキャッチフレーズはむしろ商業的理由によるものがほとんど、いかにテレビ局が多くの視聴者に関心を向けさせるかといったことに目的がおかれひねり出された、以前のものとはまったく異なったもののように感じます。
結果、好成績を上げてなくても、ちょっとルックスがいいと○○姫や○○王子とちやほやし、中には競技の映像よりも普段の発言や行動をニュースでよく見る人までいますが、それは大手企業と契約してるとかなんとかいう大人の事情と見過ごすことができても、同じ競技でより好成績を収めてる選手を差し置いて取り上げるとなるとスポーツマンシップはどこに?と嘆かざるを得ません。(こう書いただけで日本国民のほとんどがあの競技のあの選手だと顔が思い浮かぶほどの人がいるところがすごい。)
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2009年08月03日
フェリペ・マッサ、自力歩行で飛行機に乗り込む
フェリペ・マッサ無事退院
容態が心配されたフェリペ・マッサですが、予定通り3日退院しました。はじめてコメントが発表されたり、ブラジルへの帰路へつくプライベートジェットへ自力歩行でタラップを上る姿がパパラッチされるなど順調な回復ぶりが伝えられ、ほっと胸をなでおろしております。マッサ自身、事故前後のことはまったく記憶にななく、事故の後目を覚ましたときは混乱して、なぜ病院にいるのかすらわからなかったそうです。ヘリコプターで搬送する前に手を上げたので意識があったのかと思いましたが…それだけパーツが頭にぶつかった衝撃が凄かったとのかと、身震いする思い。マッサには精神的なトラウマが残らないためにも記憶がないのは不幸中の幸いかもしれません。もちろんマッサが言うとおり、生きていることが一番の幸運ですね。
当初、今シーズンのマシーンでのテストが許可される見込みだったミハエルですが、FOTAに加盟していないウィリアムズが「ノー」を表明したり、FIAがプライベートで行った旧マシンでのテスト時にスリックタイヤを使ったことにクレームをつけたりしたことで見通しは暗く暗礁に乗り上げた形。このままだと、ヨーロッパGPの金曜日に初めてミハエルが新しいマシンとタイヤでハンドルを握るということになりそうです。
F1通信マッサ 「早くトラックに戻りたい!」: フェラーリ公式サイト・インタビュー
容態が心配されたフェリペ・マッサですが、予定通り3日退院しました。はじめてコメントが発表されたり、ブラジルへの帰路へつくプライベートジェットへ自力歩行でタラップを上る姿がパパラッチされるなど順調な回復ぶりが伝えられ、ほっと胸をなでおろしております。マッサ自身、事故前後のことはまったく記憶にななく、事故の後目を覚ましたときは混乱して、なぜ病院にいるのかすらわからなかったそうです。ヘリコプターで搬送する前に手を上げたので意識があったのかと思いましたが…それだけパーツが頭にぶつかった衝撃が凄かったとのかと、身震いする思い。マッサには精神的なトラウマが残らないためにも記憶がないのは不幸中の幸いかもしれません。もちろんマッサが言うとおり、生きていることが一番の幸運ですね。
当初、今シーズンのマシーンでのテストが許可される見込みだったミハエルですが、FOTAに加盟していないウィリアムズが「ノー」を表明したり、FIAがプライベートで行った旧マシンでのテスト時にスリックタイヤを使ったことにクレームをつけたりしたことで見通しは暗く暗礁に乗り上げた形。このままだと、ヨーロッパGPの金曜日に初めてミハエルが新しいマシンとタイヤでハンドルを握るということになりそうです。
F1通信マッサ 「早くトラックに戻りたい!」: フェラーリ公式サイト・インタビュー
2009年08月02日
ミハエル・シューマッハ公式のテストも許可、マッサは3日退院
金曜日のF1グランプリニュースをご覧になった方はお気づきになられたかと思いますが、私の暑苦しいファックスが読まれてしまい、テレビの前で顔から火が吹いてしまいました。
川井ちゃんにはあっさり「マッサだからライコネンだからということはない、ミハエルは走りたかったし、引退もしたくなかった」と否定されてしまいました。感情的になるあまりウェットの考えすぎてたかな?思い返してみると、あの時はミハエルが去就を明らかにしてない段階でフェラーリとライコネンとの大型契約がリークされて肩たたきされてしまい、仕方なく引退したんでしたっけ?でも、彼が本当に走り続けたければフェラーリも肩たたき以上のことはできず、シートから彼のお尻を蹴りだすことはできなかったんじゃないかな?あのときも実は舎弟格のマッサのこともあって自ら身をひいたのかも…とすっかりマッサファン目線の気持ち悪い妄想しかできなくなってますね。もともとはミハエルが好きだったはずなのに。番組で「ミハエルがくるかもしれないから鈴鹿のチケット買った」なんて胸糞悪いファックスも読まれましたが、自分だって立場が違えば舞い上がってたかもしれません。
ミハエルがサーキットを貸切、2年前のマシンをコレクターから借りてテスト走行した情報はそのGPニュースでも伝えられましたが、FOTAと加盟全チームから今シーズンのマシン/タイヤでテストすることも許可され、ミハエルは一分一秒を惜しんでトレーニングに励んでいると思われている中、ブダペストで入院中のマッサを見舞ったミハエル。それも彼にとってはレースに復帰するための準備のひとつなのかもしれないけど、やっぱりいろいろウェットに考えてしまいますね。いずれにしても、クビサやハイドフェルドみたいに怪我やトラブルがなくても来年にチームが無いかもしれないなんて状況ではなく、ミハエルのおかげで安心して療養できるマッサは恵まれてます。3日に退院することが正式に発表され、その後は母国ブラジルに戻ってリハビリということになると思いますが、がんばって難しいかもしれないけど最終戦のインテルラゴスで(あれ?今シーズンも最後ブラジルでしたっけ?すっかりカレンダー忘れてる)彼の雄姿が見られたらなと期待しています。それまでは精一杯ミハエル応援します!
今シーズンはもう大きなアップデートを終了し、来シーズンへ向けての開発に集中するのではと言われてたフェラーリですが、ミハエルに恥はかかせないと、再びアップデートを再開する気がしますね。モントーヤがミハエルの復帰のコメントでそんなことを言ってるのを見て、絶対そうだなと思いました。最多優勝記録回数が伸びそうな予感。
川井ちゃんにはあっさり「マッサだからライコネンだからということはない、ミハエルは走りたかったし、引退もしたくなかった」と否定されてしまいました。感情的になるあまりウェットの考えすぎてたかな?思い返してみると、あの時はミハエルが去就を明らかにしてない段階でフェラーリとライコネンとの大型契約がリークされて肩たたきされてしまい、仕方なく引退したんでしたっけ?でも、彼が本当に走り続けたければフェラーリも肩たたき以上のことはできず、シートから彼のお尻を蹴りだすことはできなかったんじゃないかな?あのときも実は舎弟格のマッサのこともあって自ら身をひいたのかも…とすっかりマッサファン目線の気持ち悪い妄想しかできなくなってますね。もともとはミハエルが好きだったはずなのに。番組で「ミハエルがくるかもしれないから鈴鹿のチケット買った」なんて胸糞悪いファックスも読まれましたが、自分だって立場が違えば舞い上がってたかもしれません。
ミハエルがサーキットを貸切、2年前のマシンをコレクターから借りてテスト走行した情報はそのGPニュースでも伝えられましたが、FOTAと加盟全チームから今シーズンのマシン/タイヤでテストすることも許可され、ミハエルは一分一秒を惜しんでトレーニングに励んでいると思われている中、ブダペストで入院中のマッサを見舞ったミハエル。それも彼にとってはレースに復帰するための準備のひとつなのかもしれないけど、やっぱりいろいろウェットに考えてしまいますね。いずれにしても、クビサやハイドフェルドみたいに怪我やトラブルがなくても来年にチームが無いかもしれないなんて状況ではなく、ミハエルのおかげで安心して療養できるマッサは恵まれてます。3日に退院することが正式に発表され、その後は母国ブラジルに戻ってリハビリということになると思いますが、がんばって難しいかもしれないけど最終戦のインテルラゴスで(あれ?今シーズンも最後ブラジルでしたっけ?すっかりカレンダー忘れてる)彼の雄姿が見られたらなと期待しています。それまでは精一杯ミハエル応援します!
今シーズンはもう大きなアップデートを終了し、来シーズンへ向けての開発に集中するのではと言われてたフェラーリですが、ミハエルに恥はかかせないと、再びアップデートを再開する気がしますね。モントーヤがミハエルの復帰のコメントでそんなことを言ってるのを見て、絶対そうだなと思いました。最多優勝記録回数が伸びそうな予感。
2009年07月31日
ミハエル・シューマッハ復帰にブーイング…なんで?
ミハエル・シューマッハ復帰のニュースから一夜明け、スポーツ紙やニュースサイトなどでいろいろな評論家がコメントをだしていますが、ネガティブなコメントもあったりしてとてもくやしいです。
「経歴を傷つけることになる」なんてそんなことは百も承知の上。今季のフェラーリに戦闘力がないことも、自分のコンディションから程遠いことも、ミハエル自身が一番わかっていること。それでも復帰を決心したのは彼のコメントを読めば一目瞭然です。
「私重要なのはマッサが回復すること。彼ら(フェラーリ)が必要とするのであれば、単純に手助けがしたい」
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「経歴を傷つけることになる」なんてそんなことは百も承知の上。今季のフェラーリに戦闘力がないことも、自分のコンディションから程遠いことも、ミハエル自身が一番わかっていること。それでも復帰を決心したのは彼のコメントを読めば一目瞭然です。
「私重要なのはマッサが回復すること。彼ら(フェラーリ)が必要とするのであれば、単純に手助けがしたい」
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2009年07月30日
ミハエル復帰!ぎゃーーー
ニュースのヘッドラインを見た瞬間「ぎゃーーーー!」って声出しそうになりました。そしてそのあと涙こぼれてきてうつむいてしまいました。ハンガリーグランプリで負傷したフェリペ・マッサはしばらくは治療に専念するということで、次戦ヨーロッパグランプリでフェラーリのシートを埋めるのはなんとミハエル・シューマッハ。予感はあったんです。でも即効で本人が否定コメント出して、いえ、否定コメント出すってことはありえないことじゃないから否定するんだなって思っていたらやっぱり復帰が正式に発表されました。もちろんミハエル・シューマッハのファンだからというのもありますが、マッサの後をもし若手ドライバーで埋められてしまったら治療回復に努めなければいけないマッサも気が気じゃなく治療に専念できないのではないかとで完全にマッサファンの目線のわがままな考え方なのですが、いっそのことスポットで兄貴分であるシューマッハが復帰してくれたほうがなんて妄想をひろげていましたので、そうなったことで涙がでてきちゃったんですね。ほんとバカですといいつつまだ涙が止まらない(爆)。
もちろん、今シーズンのフェラーリの状態ではかつて皇帝と呼ばれたフェラーリでも簡単に優勝にからめるとは思いませんが、それでもミハエルならと期待させちゃうところがやっぱりミハエルのミハエルたるところ。また今シーズンはドライバーのがんばりでポイントを稼げるところをチームのミスでとりこぼすことも少なくなかったので、ぜひミハエルに喝を入れてほしい!人気低迷で視聴率に苦しむフジテレビが大騒ぎしそうですが、それもまたよし。兄貴がシートを守ってくれてる間にしっかりマッサには体と心を癒してもらって復帰にそなえてほしいです。
もちろん、今シーズンのフェラーリの状態ではかつて皇帝と呼ばれたフェラーリでも簡単に優勝にからめるとは思いませんが、それでもミハエルならと期待させちゃうところがやっぱりミハエルのミハエルたるところ。また今シーズンはドライバーのがんばりでポイントを稼げるところをチームのミスでとりこぼすことも少なくなかったので、ぜひミハエルに喝を入れてほしい!人気低迷で視聴率に苦しむフジテレビが大騒ぎしそうですが、それもまたよし。兄貴がシートを守ってくれてる間にしっかりマッサには体と心を癒してもらって復帰にそなえてほしいです。
2009年07月25日
フェリペ・マッサ アクシデントで負傷
予選、走行中に異物と接触で意識失う?
ハンガリーGP、いつものように予選をスカパー!の生中継で観戦。応援しているマッサがQ2でQ3進出安全圏のタイムを出した直後に肝を冷やすトラブルが発生してしまいました。映像はタイヤブロックに突っ込んだマッサのマシンとブレーキ痕。映像ではマッサがまったく動かず、ブルーシートが持ち込まれるなど最悪が予想される状況に。通常のメディカルカーだけなけでなくドクターカーまで出動し、時間になってもQ3はスタートしませんでした。しばらくして車載カメラでの映像が紹介されると、コースを外れる前にすでにマッサ自身がステアリングを操作する意志が見られないような状況、走行中に意識を失うなどのトラブルがあったように見えました。その後、最初は鳥が激突したという第一報があり、その後、映像を見直してみると鳥ではなくほかのマシンが落としたと思われるなんらかの部品がマッサのヘルメットに激突し、バイザーが壊れているのが見て取れました。直前に走ったブラウンGPのピットがあわただしかったので彼らに疑いがかかっていたのかもしれません。
マッサの状況がわからないままQ3の再開が告げられましたが、スタートする直前にマッサが無事であることと、ヘリコプターで搬送されるさい、台車に寝かされながらも、手が動いているところが見えて一安心。楽しみに観戦しているスポーツでは今一番応援してる選手なので、涙がじんわりでてしまいました。やはり私達の世代だと、あのアイルトン・セナの悲劇もはっきりと覚えているので…あのときは深夜地上波でディレイ放送で見ていましたが、途中から生中継に切り替えられ、寮でこっそり見ていたのですが、思わず、ほかの友達を夜中に起こしてしまいました。あれからしばらくF1見なくなったんですよね。セナを応援していた頃以上の熱さでF1を再びTV観戦するようになったのもミハエル・シューマッハとそしてフェリペ・マッサのおかげなんです、ミハエルが引退した今はもうマッサにいつまでもがんばってもらいたいです!
今日はいろいろトラブルがある日だったようで、明日の上位グリッドが決まる再開されたQ3ではラスト1分でLG社提供によるタイム表示がすべて消えてしまうトラブル。タイムがすべての競技でこのトラブルはないですよね?2度とこのようなことがないようにLG社には改善を求めたいです。ドライバー達もすっかり困惑していましたが、アロンソが大活躍して、みんなから自己申告のタイムを聞いて回ったりしておりました。バックアップがあったようで、結局そのアロンソが久々のポールポジションで明日の決勝に臨みます。
とにかくマッサが無事でよかった!後遺症なく、来月のヨーロッパGPで元気な姿を見せてほしいですね。
ハンガリーGP、いつものように予選をスカパー!の生中継で観戦。応援しているマッサがQ2でQ3進出安全圏のタイムを出した直後に肝を冷やすトラブルが発生してしまいました。映像はタイヤブロックに突っ込んだマッサのマシンとブレーキ痕。映像ではマッサがまったく動かず、ブルーシートが持ち込まれるなど最悪が予想される状況に。通常のメディカルカーだけなけでなくドクターカーまで出動し、時間になってもQ3はスタートしませんでした。しばらくして車載カメラでの映像が紹介されると、コースを外れる前にすでにマッサ自身がステアリングを操作する意志が見られないような状況、走行中に意識を失うなどのトラブルがあったように見えました。その後、最初は鳥が激突したという第一報があり、その後、映像を見直してみると鳥ではなくほかのマシンが落としたと思われるなんらかの部品がマッサのヘルメットに激突し、バイザーが壊れているのが見て取れました。直前に走ったブラウンGPのピットがあわただしかったので彼らに疑いがかかっていたのかもしれません。
マッサの状況がわからないままQ3の再開が告げられましたが、スタートする直前にマッサが無事であることと、ヘリコプターで搬送されるさい、台車に寝かされながらも、手が動いているところが見えて一安心。楽しみに観戦しているスポーツでは今一番応援してる選手なので、涙がじんわりでてしまいました。やはり私達の世代だと、あのアイルトン・セナの悲劇もはっきりと覚えているので…あのときは深夜地上波でディレイ放送で見ていましたが、途中から生中継に切り替えられ、寮でこっそり見ていたのですが、思わず、ほかの友達を夜中に起こしてしまいました。あれからしばらくF1見なくなったんですよね。セナを応援していた頃以上の熱さでF1を再びTV観戦するようになったのもミハエル・シューマッハとそしてフェリペ・マッサのおかげなんです、ミハエルが引退した今はもうマッサにいつまでもがんばってもらいたいです!
今日はいろいろトラブルがある日だったようで、明日の上位グリッドが決まる再開されたQ3ではラスト1分でLG社提供によるタイム表示がすべて消えてしまうトラブル。タイムがすべての競技でこのトラブルはないですよね?2度とこのようなことがないようにLG社には改善を求めたいです。ドライバー達もすっかり困惑していましたが、アロンソが大活躍して、みんなから自己申告のタイムを聞いて回ったりしておりました。バックアップがあったようで、結局そのアロンソが久々のポールポジションで明日の決勝に臨みます。
とにかくマッサが無事でよかった!後遺症なく、来月のヨーロッパGPで元気な姿を見せてほしいですね。
2008年11月05日
マッサ、あと一歩及ばずも「誇りに思う」
マッサ、あと一歩及ばずも「誇りに思う」(レスポンス)
完璧な判断と熱意に満ちた走行で集まった10万人以上のファンを魅了
最終ラップでドラマ
日曜日深夜というか月曜日早朝だったわけですが、2008年F1グランプリ最終戦ブラジルGPの決勝。とんでもなく劇的な幕切れが待ってましたね。フェリペ・マッサとルイス・ハミルトンのチャンピオン争いが最終戦までもつれ込んだという状況にもかかわらず、ハミルトンが5位以上でチャンピオンが確定するという圧倒的優位があったことと、レース直前に雨が降りスタートが10分遅れるといった混乱があったわりには終盤まで大きな波乱も無く、マッサの逆転チャンピオンを信じて手に汗握りながら応援しつつも、やっぱりハミルンかとやや冷めかけていたときに、大きなドラマが待っていました。
マッサファミリーと同じように歓喜の涙と失望をほんの数十秒の間に味わってしまい、レースをすぐには振り返ることもできませんでしたが…とにかく優勝するしかないマッサはポールポジションからスタートしたレース序盤から常にトップをキープしていたマッサに対して、ハミルトンも慎重な走りで安全圏の4位を維持、レースが大きく動いたのは残り10周を切ってからぽつりぽつりと振り出した雨がすべてのはじまりでした。下位チームは早い段階でレインタイヤへ交換するギャンブルを準備しだしまし、まずはウィリアムズの中島が残り7週でまず最初にピットに入りタイヤ交換、そしてフィジケラ、ハイドフェルド、バトン、ロズベルグと続々タイヤ交換、またコース上では4位のハミルトンに5位のヴェッテルが襲い掛かりバトルがはじまります。雨が激しくなりライコネン、ハミルトン、ヴェッテルもタイヤ交換を余儀なくされ、「マッサは?マッサは?」とテレビの前でパニックに、しかし1周遅れてトップを走るマッサ、2位のアロンソもピットに入りタイヤ交換。この時点で上位に大きな順位変動はないと思われていましたが…大きなギャンブルをしていたチームがありました。なんとTOYOTAがタイヤを交換せずにステイアウトしたためグロックが4位に入りハミルトンは5位に後退、ヴェッテルに抜かれて6位になれば…マッサの逆転という状況でラスト3周、引き続きヴェッテルが厳しくハミルトンを攻め立てます。ここに絡んできたのが周回遅れのクビサ。この時点ではドライタイヤのほうが早かったために、周回遅れであったはずのクビサのほうが早く、ハミルトンがクビサをパスするのに苦労する間になんとヴェッテルの抜いてしまいます。なんと残り2周でマッサ1位、ハミルトン6位、インテルラゴスサーキットを満員にしたブラジルの観客が騒然となります。そして…マッサがチェッカーを受け、この時点でマッサのチャンピオンを確信し、テレビの前で震えながら涙がこぼれそうになったそのとき…最終周最終コーナーにさらなるドラマが待っていました。路面がしっかりぬれてきたため、ドライタイヤ組が失速、ハミルトンはグロックをとらえて再び5位に。マッサの逆転優勝はなくなりました。しかしフェラーリピットはハミルトンがグロックを抜いたことに気づかずマッサファミリーが抱き合って喜んでるすがたが無情にも画面に映し出されますが、最新情報が入ってマッサパパを中心に呆然となってしまいます。テレビの前で私も呆然としてしまいました。
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完璧な判断と熱意に満ちた走行で集まった10万人以上のファンを魅了
最終ラップでドラマ
日曜日深夜というか月曜日早朝だったわけですが、2008年F1グランプリ最終戦ブラジルGPの決勝。とんでもなく劇的な幕切れが待ってましたね。フェリペ・マッサとルイス・ハミルトンのチャンピオン争いが最終戦までもつれ込んだという状況にもかかわらず、ハミルトンが5位以上でチャンピオンが確定するという圧倒的優位があったことと、レース直前に雨が降りスタートが10分遅れるといった混乱があったわりには終盤まで大きな波乱も無く、マッサの逆転チャンピオンを信じて手に汗握りながら応援しつつも、やっぱりハミルンかとやや冷めかけていたときに、大きなドラマが待っていました。
マッサファミリーと同じように歓喜の涙と失望をほんの数十秒の間に味わってしまい、レースをすぐには振り返ることもできませんでしたが…とにかく優勝するしかないマッサはポールポジションからスタートしたレース序盤から常にトップをキープしていたマッサに対して、ハミルトンも慎重な走りで安全圏の4位を維持、レースが大きく動いたのは残り10周を切ってからぽつりぽつりと振り出した雨がすべてのはじまりでした。下位チームは早い段階でレインタイヤへ交換するギャンブルを準備しだしまし、まずはウィリアムズの中島が残り7週でまず最初にピットに入りタイヤ交換、そしてフィジケラ、ハイドフェルド、バトン、ロズベルグと続々タイヤ交換、またコース上では4位のハミルトンに5位のヴェッテルが襲い掛かりバトルがはじまります。雨が激しくなりライコネン、ハミルトン、ヴェッテルもタイヤ交換を余儀なくされ、「マッサは?マッサは?」とテレビの前でパニックに、しかし1周遅れてトップを走るマッサ、2位のアロンソもピットに入りタイヤ交換。この時点で上位に大きな順位変動はないと思われていましたが…大きなギャンブルをしていたチームがありました。なんとTOYOTAがタイヤを交換せずにステイアウトしたためグロックが4位に入りハミルトンは5位に後退、ヴェッテルに抜かれて6位になれば…マッサの逆転という状況でラスト3周、引き続きヴェッテルが厳しくハミルトンを攻め立てます。ここに絡んできたのが周回遅れのクビサ。この時点ではドライタイヤのほうが早かったために、周回遅れであったはずのクビサのほうが早く、ハミルトンがクビサをパスするのに苦労する間になんとヴェッテルの抜いてしまいます。なんと残り2周でマッサ1位、ハミルトン6位、インテルラゴスサーキットを満員にしたブラジルの観客が騒然となります。そして…マッサがチェッカーを受け、この時点でマッサのチャンピオンを確信し、テレビの前で震えながら涙がこぼれそうになったそのとき…最終周最終コーナーにさらなるドラマが待っていました。路面がしっかりぬれてきたため、ドライタイヤ組が失速、ハミルトンはグロックをとらえて再び5位に。マッサの逆転優勝はなくなりました。しかしフェラーリピットはハミルトンがグロックを抜いたことに気づかずマッサファミリーが抱き合って喜んでるすがたが無情にも画面に映し出されますが、最新情報が入ってマッサパパを中心に呆然となってしまいます。テレビの前で私も呆然としてしまいました。
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2008年11月02日
フェリペ・マッサ絶対応援!
地元ブラジルGPで奇跡の大逆転なるか!
今シーズン、コース上では絶対的な速さを見せるレースが多かったにもかかわらず、ピットトラブルやマシントラブル、セイフティーカーが入るタイミングの勝負のアヤで、ワールドチャンピオンは絶望的かと思われたマッサ。最終戦となるブラジルGP、マッサが優勝しても現在ポイントリーダーのハミルトンが5位以内なら逆転できないという絶対不利な条件の中、予選でやってくれました!
Q1からブラジル観客の大声援に応えて快走。Q3ではとにかく決勝はハミルトンより前のグリッドで勝負しなければということで燃料はかなり軽かったと思われますが、ポールポジションを獲得。今シーズン後半はサポートに回ったチームメイトのライコネンがハミルトンを上回ってマッサとの間に割り込んだだけでなく、TOYOTAのツルーリが2位に入ったことでライバルはミルトンは4番手グリッドに後退。まだハミルトン有利とはいえ、マッサの逆転優勝に光明が見えてまいりました。
日本、中国と時差の関係で予選・決勝とも昼間で生中継をゆっくり見ながら応援できなかったわけですが、ブラジルは真夜中!決勝は日本時間の午前2時スタート。これは夜中に起きてマッサを応援するしかありません。
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今シーズン、コース上では絶対的な速さを見せるレースが多かったにもかかわらず、ピットトラブルやマシントラブル、セイフティーカーが入るタイミングの勝負のアヤで、ワールドチャンピオンは絶望的かと思われたマッサ。最終戦となるブラジルGP、マッサが優勝しても現在ポイントリーダーのハミルトンが5位以内なら逆転できないという絶対不利な条件の中、予選でやってくれました!
Q1からブラジル観客の大声援に応えて快走。Q3ではとにかく決勝はハミルトンより前のグリッドで勝負しなければということで燃料はかなり軽かったと思われますが、ポールポジションを獲得。今シーズン後半はサポートに回ったチームメイトのライコネンがハミルトンを上回ってマッサとの間に割り込んだだけでなく、TOYOTAのツルーリが2位に入ったことでライバルはミルトンは4番手グリッドに後退。まだハミルトン有利とはいえ、マッサの逆転優勝に光明が見えてまいりました。
日本、中国と時差の関係で予選・決勝とも昼間で生中継をゆっくり見ながら応援できなかったわけですが、ブラジルは真夜中!決勝は日本時間の午前2時スタート。これは夜中に起きてマッサを応援するしかありません。
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2008年07月21日
F1ドイツグランプリ ネルピー初表彰台、マッサは3位
ネルソン・ピケJr.
いやー、セーフティーカーが入ってピットがクローズする直前のナイスタイミングで給油&タイヤ交換するという絶妙な作戦でネルソン・ピケJr.(Jr.つけちゃだめらしいんですが)がなんと2位表彰台。勝負のあやがあったとはいえ、レース再スタート後は後ろにつけていたフェリペ・マッサを置き去りにして差を広げましたからね。立派。一時はもしかして優勝しちゃうんじゃ?とわくわくしながら見ていました。
それにしてもマッサ、ドライブでミスはなかったのですが、ピットの作戦が「なんで最後ハードタイヤ?」。ブリジストンがライバルチームのエースドライバーを広告塔に起用してしまって、昔のような蜜月じゃなく、データーや情報をもらえなくなっちゃったんでは?タイヤのチョイスもライバルチームが有利なコンサバなチョイスが目立ちますし。レース終了後は同郷のピケの初表彰台をうれしそうに祝福してましたが…それはそれでいいのですが…勝負としてはだめじゃん。次のハンガリーもフェラーリは決して相性がいいわけじゃないんですよね?
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いやー、セーフティーカーが入ってピットがクローズする直前のナイスタイミングで給油&タイヤ交換するという絶妙な作戦でネルソン・ピケJr.(Jr.つけちゃだめらしいんですが)がなんと2位表彰台。勝負のあやがあったとはいえ、レース再スタート後は後ろにつけていたフェリペ・マッサを置き去りにして差を広げましたからね。立派。一時はもしかして優勝しちゃうんじゃ?とわくわくしながら見ていました。
それにしてもマッサ、ドライブでミスはなかったのですが、ピットの作戦が「なんで最後ハードタイヤ?」。ブリジストンがライバルチームのエースドライバーを広告塔に起用してしまって、昔のような蜜月じゃなく、データーや情報をもらえなくなっちゃったんでは?タイヤのチョイスもライバルチームが有利なコンサバなチョイスが目立ちますし。レース終了後は同郷のピケの初表彰台をうれしそうに祝福してましたが…それはそれでいいのですが…勝負としてはだめじゃん。次のハンガリーもフェラーリは決して相性がいいわけじゃないんですよね?
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2008年07月19日
F1ドイツグランプリ 癒し系ドライバー、フェリペ・マッサ絶好調!
自分の知ってるホッケンハイムじゃない!
森の中の長いストレートを走っていくと突然目の前にシケインがせまってくるあのホッケンハイムはとっくになくなっているんですね。空撮映像が最後に紹介されましたが、旧コース部分は舗装がはがされすっかり緑に覆われておりました。
今夜は予選前半は「ホワイトハウス」の新シリーズプレミアとかぶってたこともあり(結局、予約録画だけでドラマは見ていないのですが)、後半のQ3だけテレビ観戦。フェラーリの苦戦が伝わる中、フェリペ・マッサはイギリスGPの汚名を返上する2番グリッドを獲得。久々に公式会見に臨みました。
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森の中の長いストレートを走っていくと突然目の前にシケインがせまってくるあのホッケンハイムはとっくになくなっているんですね。空撮映像が最後に紹介されましたが、旧コース部分は舗装がはがされすっかり緑に覆われておりました。
今夜は予選前半は「ホワイトハウス」の新シリーズプレミアとかぶってたこともあり(結局、予約録画だけでドラマは見ていないのですが)、後半のQ3だけテレビ観戦。フェラーリの苦戦が伝わる中、フェリペ・マッサはイギリスGPの汚名を返上する2番グリッドを獲得。久々に公式会見に臨みました。
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2008年07月07日
なんだこの試合は実写なの?
ウィンブルドン 男子シングル決勝
書いてる時点でまだ決着がついていませんが、この試合を下敷きに映画の脚本を書いたら何本ぐらい書けるでしょう?6連覇を目指す史上最強プレイヤー目線、過去2年連続同一カードの決勝で負けた雪辱を晴らそうとする若いプレイヤー目線、心優しい平凡な女の子がテニスの王子様と結ばれるシンデレラストーリーとか、地球の裏側で行われている歴史的な戦いを見始めてしまったために眠れなかった日本のファン目線…まず手始めにウィル・ファレル主演で「俺達テニスプレイヤー」だな。
5時間にも及ぼうかという試合見ながら、雨の中断も2回ありましたので、これまでに見てきたウィンブルドンの過去の大会に思いをはせて…そういえば初めてテニスの中継を見たときは実況アナの「回り込んだ」と「マンドリコワ」の区別もつかなかったなとか、ゼミの合宿で小豆島行ったときにみんなでナブラチロワ応援したなとか。
それにしてもファミリーボックスのグウェン・ステファニーに誰か「帰ってもいいよ!」って言ってあげてよ。観客の中でひとりだけあからさまにつまらない顔しちゃって。「センターコートのファミリーボックスに座ってちょとセレブごっこしたかっただけなのに、こんな長い試合になりやがって!」というのがあからさますぎです。
フェデラー応援してましたが、もうどっちが勝っても感動しそうです。
書いてる時点でまだ決着がついていませんが、この試合を下敷きに映画の脚本を書いたら何本ぐらい書けるでしょう?6連覇を目指す史上最強プレイヤー目線、過去2年連続同一カードの決勝で負けた雪辱を晴らそうとする若いプレイヤー目線、心優しい平凡な女の子がテニスの王子様と結ばれるシンデレラストーリーとか、地球の裏側で行われている歴史的な戦いを見始めてしまったために眠れなかった日本のファン目線…まず手始めにウィル・ファレル主演で「俺達テニスプレイヤー」だな。
5時間にも及ぼうかという試合見ながら、雨の中断も2回ありましたので、これまでに見てきたウィンブルドンの過去の大会に思いをはせて…そういえば初めてテニスの中継を見たときは実況アナの「回り込んだ」と「マンドリコワ」の区別もつかなかったなとか、ゼミの合宿で小豆島行ったときにみんなでナブラチロワ応援したなとか。
それにしてもファミリーボックスのグウェン・ステファニーに誰か「帰ってもいいよ!」って言ってあげてよ。観客の中でひとりだけあからさまにつまらない顔しちゃって。「センターコートのファミリーボックスに座ってちょとセレブごっこしたかっただけなのに、こんな長い試合になりやがって!」というのがあからさますぎです。
フェデラー応援してましたが、もうどっちが勝っても感動しそうです。
2008年07月06日
F1イギリスGP マッサは9番グリッド/不運なトラブル続く
悪い流れを断ち切れず
今シーズンも実は折り返し地点を過ぎた…と解説の森脇さんが話していてびっくり。チャンピオンシップをポイントリーダーでフェリペ・マッサが折り返すなんて、期待はしていましたが、信じられない気持ちです。しかし、今週は流れが悪い。金曜日のフリー走行で最初に19秒台をポンとだして、やっぱりマッサの勢いは本物だなと安心した直後、アロンソが撒いたオイルに乗っかってクラッシュ。実はアロンソのトラブルからマッサがその地点を通過するまでに少し時間があり、間にTOYOTAのグロックも滑ったりしていましたので、オイル旗やチームからの無線連絡はなかったのか?と不審に思っていたのですが、川井ちゃん取材によるとフェラーリのエンジニアは見てなかったそうで連絡が無かったのだとか。フェラーリチーム、どうもおかしいですね。昔のフェラーリに戻ったなんていわれていましたが、圧倒的なリーダーシップを発揮したシューマッハがチームをさって僅か1年でチームががたがたになってくるとは思っても見ませんでした。
そこから、メカニックががんばってマシーンを組みなおして午後のフリー走行に間に合わせたのはさすがフェラーリと感心しましたが、セッティングが狂ってしまったのかタイムが伸びず、土曜日のフリー走行、そして予選と悪い流れを断ち切ることができませんでした。マッサはQ3の最後のアタックでタイムが出ず9番グリット(第1セクターが60秒を超えていましたので何かミスかトラブルがあった模様)とライバル達の後塵を拝することとなりました…とマッサのミスを疑ってしまったのですが、実はタイヤ交換のときにトラブルがあって最後のアタックでコントロールラインを通過したときにはすでにチェッカーが振られて間に合わなかったんですね。そこで決勝へ向け燃料節約のためにスローダウンしたのでS1が60秒を超える異常値が一瞬表示されてしまったわけです。例のホイルカバーが悪さしたのかな?やはりチームのマネージメントに問題がありそうです。
ポイント争いで2番につけているBMWのクビサもマシントラブルでQ3は2回目のアタックできず10位でしたが、地力があり最終的にチャンピオンシップ争いをしそうなチームメイトのライコネンはチームの調子が悪いなりに3位とがんばっているのに対して、残念な結果です。むしろ抜きにくいサーキット対策でフェラーリはライコネン、マッサ両方の燃料等裁量を減らしてきている可能性もあり、明日の決勝は苦しい戦いが予想されます。
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今シーズンも実は折り返し地点を過ぎた…と解説の森脇さんが話していてびっくり。チャンピオンシップをポイントリーダーでフェリペ・マッサが折り返すなんて、期待はしていましたが、信じられない気持ちです。しかし、今週は流れが悪い。金曜日のフリー走行で最初に19秒台をポンとだして、やっぱりマッサの勢いは本物だなと安心した直後、アロンソが撒いたオイルに乗っかってクラッシュ。実はアロンソのトラブルからマッサがその地点を通過するまでに少し時間があり、間にTOYOTAのグロックも滑ったりしていましたので、オイル旗やチームからの無線連絡はなかったのか?と不審に思っていたのですが、川井ちゃん取材によるとフェラーリのエンジニアは見てなかったそうで連絡が無かったのだとか。フェラーリチーム、どうもおかしいですね。昔のフェラーリに戻ったなんていわれていましたが、圧倒的なリーダーシップを発揮したシューマッハがチームをさって僅か1年でチームががたがたになってくるとは思っても見ませんでした。
そこから、メカニックががんばってマシーンを組みなおして午後のフリー走行に間に合わせたのはさすがフェラーリと感心しましたが、セッティングが狂ってしまったのかタイムが伸びず、土曜日のフリー走行、そして予選と悪い流れを断ち切ることができませんでした。マッサはQ3の最後のアタックでタイムが出ず9番グリット(第1セクターが60秒を超えていましたので何かミスかトラブルがあった模様)とライバル達の後塵を拝することとなりました…とマッサのミスを疑ってしまったのですが、実はタイヤ交換のときにトラブルがあって最後のアタックでコントロールラインを通過したときにはすでにチェッカーが振られて間に合わなかったんですね。そこで決勝へ向け燃料節約のためにスローダウンしたのでS1が60秒を超える異常値が一瞬表示されてしまったわけです。例のホイルカバーが悪さしたのかな?やはりチームのマネージメントに問題がありそうです。
ポイント争いで2番につけているBMWのクビサもマシントラブルでQ3は2回目のアタックできず10位でしたが、地力があり最終的にチャンピオンシップ争いをしそうなチームメイトのライコネンはチームの調子が悪いなりに3位とがんばっているのに対して、残念な結果です。むしろ抜きにくいサーキット対策でフェラーリはライコネン、マッサ両方の燃料等裁量を減らしてきている可能性もあり、明日の決勝は苦しい戦いが予想されます。
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2008年07月04日
F1イギリスグランプリ フリー走行 マッサスベッテル
デヴィッド・クルサードは今期で引退表明
レッドブルはBチームにあたるトロロッソから来期ヴェッテルの昇格がほぼ決まっているといわれている中、現在ハンドルを握るデヴィッド・クルサードは地元グランプリ開催を前に今期での引退を表明。シルバーストーンはさようならDC一色になるのではと予想されます。同じく地元グランプリで活躍が期待されるハミルトン、バトンとともに会見が行われていますが、バトンからは餞のキスを贈られていました。
デヴィッド・クルサードにはトロロッソを買収するのでは?という噂もありますし、シートが空くことになるトロロッソにはベルガーが盟友セナの甥っ子ブルーノを座らせるのではという噂もあります。
マッサはトラブル
金曜日最初のフリー走行が行われ、フェリペ・マッサはトップタイムをたたき出しコース上ではフェラーリ=マッサが最速を証明しますが、アロンソのマシーンがエンジンブローした際に撒いたオイルにつかまって第7コーナーでスピン、リアが大破してしまいました。自力でコックピットからでてきましたし、その後もコース脇でアロンソと仲良くお話していましたので体は大丈夫そう。ただし、マシーンを新しく組み立てなおし、セッティングからやり直しとなることが予想されますので、厳しいスタートとなってしまいました。オイル旗による警告や、ピットから無線で知らせたりということがなかったのでしょうか?まっさに好事魔多しですね。
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2008年06月22日
F1フランスGP マッサ、セナ以来のブラジル人ポイントリーダーに!
フェラーリがワンツーフィニッシュ
女子バレーボール、全日本チームが惜しい試合を落としてもやもやしていましたが、フェリペ・マッサ優勝で無事、気持ちよく月曜日を向かえることができます。お天気が心配されたマニクールサーキットでしたが、レース終盤にぱらぱらと降った程度でタイヤを交換するほどでもなくレースは久々に荒れないレースで序盤で自損したバトン以外全車完走となりました。そんな中、大方の予想通りフェラーリのワンツー。解説実質3位争いをするためだけのレースなどと言われてしまう始末。残念なのは予選1位だったライコネンとマッサの順位の入れ替えはライコネンのマシントラブルによるものだったのですが、こうして拾える勝ちをしっかり拾ってドライバーズ争いではあのアイルトン・セナ以来のブラジル人のポイントリーダーとなったマッサ、チャンピオンの芽がいよいよでてきました。
予選2位だったとはいえ、やはりマッサのほうがライコネンより燃料が多かったわけで、マッサの速さをあらためて証明した形になりました。なんでQ2とQ3のタイム差見た上で、川井ちゃんほか解説陣がマッサのほうが軽いなんて予選のとき言ってたのかよくわかならないな。そろそろマッサの速さに安定感が加わってきている認識をしてほしいものです。
今夜も会見でたっぷりマッサの腕時計が見られて満ち足りた気持ちで新しい週を迎えることができます!
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2008年06月21日
F1フランスGP予選終了 明日も見たいマッサの腕時計
ライコネンがポール、マッサが2番グリット
F1フランスGP、予選が行われて1位キミー・ライコネン、2位フェリペ・マッサと明日はフロントローをフェラーリが占めました。3位はカナダGPで信号無視でライコネンに激突し決勝で10グリット降格のペナルティーが科せられたハミルトン。
それにしてもフリー走行から解説陣が手のひらを返したようにマッサを絶賛するコメントを連発して、うれしいを通り越して気持ち悪くなてしまいました。金曜日からずっと調子良かったようなんですが、コース上ではなくてエレベーターに乗ってる時に(本人談)首をいためて今日は調子が悪かったそうですが、それでもQ1から好調な走りだったマッサ。Q3は燃料積載量の差がでたのかライコネンを上回る事はできませんでした。またそれを見ていたライコネンは最後のタイムアタックをやめてピットに戻る燃料節約の頭脳プレーをしたため、もし、マッサの方がQ3スタート時に積んでたとしても、もともとフェラーリは1-2周分しか差をつけないので、もしかしたらこれでイーブンになってしまったかもしれません。
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2008年06月20日
今週はキミーも応援したい!/久々に女性ドライバー誕生?
F1フランスGPへ向けてライコネンが会見
「これほど勝ちたいなんて思ったのはいつだか思い出せない。」と語ったのはなんとキミー・ライコネン。アイスマンらしからぬ熱い言葉です。私はフェリペ・マッサを応援しているので、もちろんチームとしてのフェラーリも好きですし、ライコネンも嫌いなドライバーなわけじゃない、でもチーム内でのマッサのポジションが今季当初はどうしても「セカンドドライバー」として報道する輩が多く、複雑な気持ちがあったわけですが、カナダGPでのあの悲劇的なリタイアを見た後ですので、今週はキミー・ライコネンも全力で応援したいですね!赤信号で停車中に後ろから突っ込まれるなんて、公道上なら責任は0:10の事故、追突したほうのドライバーは免停ものでしょ。なのに軽い処分で今週も出走し、さらに優勝宣言までしてるとなると、さすがのキミーも熱くならないわけにはいけません。今週は赤のワンツーでお願いします!
マッサの会見のコメント探したんですが拾えたのは「今回のユーロはポルトガルに勝って欲しい。だけど、オランダがものすごく強いね」って、それはサッカーじゃん!きっとレースのことも言っていたはずなのに扱いひどすぎ


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2008年06月09日
クビサ、ポーランド人初優勝!マッサの激走に痺れたF1カナダGP
ピットロード出口でまさかの大トラブル
このコースは何があるか分からないので、予選の結果を見たあとですらレース展開が読めなかったわけですが、まさかこんな結果になるとは!久々にF1見ながら痺れた!そして最後は涙。スカパー!と地上波の両方で生中継というのも北米開催のレースは日本では一番不利な時間帯、深夜から未明にかけてという事情があってのことですが、眠い目をこすりながら起きてしっかり見たかいがありました。
上位は2ストップ、Q3に進出できなかった下位は1ストップ作戦が予想されたこのレース。スタートは波乱無く予選1位のハミルトンが首位を守り、順調に差を広げ、そろそろ上位陣の最初のピットインが予想された矢先、スーティルのブレーキが火を噴いてストップ、このマシンを撤去するためにセーフティーカーが先導したため、ハミルトンは貯金を吐き出します。セーフティーカーが入ったままの状態でピットオープンになると上位は続々と最初のピットイン、ここで大きなアクシデント。去年はマッサがピットレーン出口の信号無視で黒旗失格となりましたが、白線の後ろ、信号が青に変わるのをクビサの左側で並んで待っていたライコネンにハミルトンが後ろからつっこんで両者リタイア。チャンピオンシップの1−2位で争っていたふたりだけにこれは禍根が残りそうです。ハミルトンが信号のことを忘れていたのはもちろんですが、川井ちゃんが冷静に指摘したように、ブレーキが間に合わないと分かった段階で、クビサ側ではなくわざとハンドルを左へ切ってぶつけたように見えた(実際セーフティーは左側だったというのもありますが)ので当然ハミルトンは審議対象になった上、ペナルティが課せられると思いますが、次戦フランスGP欠場もやむなしと思っていたら…決勝で10グリット降格だけですか?これが日本人ドライバーならスーパーライセンス剥奪だってありえるのに、あいかわらずハミルトンには裁定が大甘ですね。しかも、こっそりハミルトンにその後追突していたニコ・ロズベルグも同じ10グリッド降格処分ですか?動けないハミルトンに当てたのが、ライコネンの息の根を止めたハミルトンと処分一緒ですか。しかし、発端となったスーティルが前戦のモナコGPでポイント圏内を走っていながら終盤にライコネンに追突されて無念のリタイアしたことを思い出してみると因果応報を感じさせます。
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このコースは何があるか分からないので、予選の結果を見たあとですらレース展開が読めなかったわけですが、まさかこんな結果になるとは!久々にF1見ながら痺れた!そして最後は涙。スカパー!と地上波の両方で生中継というのも北米開催のレースは日本では一番不利な時間帯、深夜から未明にかけてという事情があってのことですが、眠い目をこすりながら起きてしっかり見たかいがありました。
上位は2ストップ、Q3に進出できなかった下位は1ストップ作戦が予想されたこのレース。スタートは波乱無く予選1位のハミルトンが首位を守り、順調に差を広げ、そろそろ上位陣の最初のピットインが予想された矢先、スーティルのブレーキが火を噴いてストップ、このマシンを撤去するためにセーフティーカーが先導したため、ハミルトンは貯金を吐き出します。セーフティーカーが入ったままの状態でピットオープンになると上位は続々と最初のピットイン、ここで大きなアクシデント。去年はマッサがピットレーン出口の信号無視で黒旗失格となりましたが、白線の後ろ、信号が青に変わるのをクビサの左側で並んで待っていたライコネンにハミルトンが後ろからつっこんで両者リタイア。チャンピオンシップの1−2位で争っていたふたりだけにこれは禍根が残りそうです。ハミルトンが信号のことを忘れていたのはもちろんですが、川井ちゃんが冷静に指摘したように、ブレーキが間に合わないと分かった段階で、クビサ側ではなくわざとハンドルを左へ切ってぶつけたように見えた(実際セーフティーは左側だったというのもありますが)ので当然ハミルトンは審議対象になった上、ペナルティが課せられると思いますが、次戦フランスGP欠場もやむなしと思っていたら…決勝で10グリット降格だけですか?これが日本人ドライバーならスーパーライセンス剥奪だってありえるのに、あいかわらずハミルトンには裁定が大甘ですね。しかも、こっそりハミルトンにその後追突していたニコ・ロズベルグも同じ10グリッド降格処分ですか?動けないハミルトンに当てたのが、ライコネンの息の根を止めたハミルトンと処分一緒ですか。しかし、発端となったスーティルが前戦のモナコGPでポイント圏内を走っていながら終盤にライコネンに追突されて無念のリタイアしたことを思い出してみると因果応報を感じさせます。
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2008年05月25日
F1モナコGP予選 フェリペ・マッサ、ポールゲット!
苦手のモナコで
公式会見では「モナコでは勝てない」とマスコミからつるし上げを食らわされ、本人も苦手なコースであることを認めてしまっていたフェリペ・マッサですが、予選は終わってみればQ1-3全てでトップタイムという快挙で、ポールポジションを獲得。ポール・トゥ・ウィンの得意の勝ちパターンを作ってしまいました。とはいっても本日の決勝は苦手の雨(実は予選からウェットコンディションではないかと思われていましたが、照る照る坊主効果でなんとかお天気持ちました

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2008年05月11日
フェリペ・マッサ、3年連続でトルコGP優勝!
川井ちゃんの言葉に涙目
マクラーレンが3ストップと作戦を変えてきたので一時はトップをハミルトンに譲りましたが、終わってみれば得意のサーキットということで安定した速さを発揮したフェリペ・マッサが優勝。これでトルコGPは3年連続の優勝になりました。ただ1回目のピットストップの後、積載燃料に差があったとはいえ、あっさりとハミルトンに前を譲ってしまったことがチームメートのライコネンが2位に入るチャンスをつぶしてしまったので、フェラーリチームから見れば、もう少しがんばれよということになるかもしれません。川井ちゃんが指摘していたようにライコネンもチャンピオンになった後、今シーズン、ややコンサバな走りに落ち着いてしまったのも事実なんですが。そしてここまでマッサにとりわけ厳しかった川井ちゃんがようやくマッサの実力を認めるコメントをしてくれたのがうれしくて、テレビ中継見ながら涙がこぼれそうになりました。レース後のインタビューでは今回の3ストップはマクラーレンのマシンがタイヤに厳しい、昨年はこのサーキットでパンクもしているということで、ブリジストン側からマクラーレンに要請があっての苦渋の選択だったことをハミルトンが明かしました。しかし、今回はこれが功を奏した形。タイヤには厳しくてもしっかりとした早さを持っていることが証明しましたので今後のレースではライバルとして要注意です。しかも次回はマッサにとっては苦手なモナコ、そして昨年信号無視で失格になったカナダと続きますが、なんとかこの勢いでがんばってほしいです。
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