2012年03月02日

山下達郎 Performance 2011-2012 3月1日グランキューブ大阪

ツアー3度目の参戦
 とにかく山下達郎さんのコンサートは中毒性が高くて。2回見て満足だろ!ってつっこまれそうですが3回目行って参りました。1ヶ月ぶりのグランキューブ。同じ開場時間でしたが、前回は会場に着いた時にはすっかり夜のとばりが降りていましたが、今夜は空がまだ明るくて、春が近づいてるんだなと実感もしてきました。今回はご縁があって、岩崎宏美さんのようなストレートのロングヘアーの美女と。緊張してほとんどお話しできませんでしたが、彼女も前回の1月に続いての参戦。勝手にはまってるのは私だけではないんですよ(笑)。しかもこれまでで一番良いお席でしたので、オペラグラスなしでバンドのメンバーの一挙一動、細やかな表情まで確認できてあらたな発見もいっぱいありましたが、セットはあまり近くで見るより遠くから全景を見たほうがアラも見えず美しいかもしれません。ただ、朝起きたときは楽しみと言うより、夜は3時間半の長丁場が待ってるなとちょいとプレッシャーに。贅沢ですよね。でも始まってしまえばあっという間でした。音楽って楽しいな、どんな時もそばに寄り添って自分を鼓舞してくれるんだなということを再確認。途中でふと亡くなった音楽好きの父を思い出し、お父さんと来たかったななんてめったに思わないことを思ってみたりもしていました。
 ツアーも中盤を過ぎましたので今回はこの先の感想の中にちょいちょい演奏曲目を紹介しています。ネタバレが嫌な方はご注意ください。

 コンサートの内容には直接関係ないですが、会場で竹内まりやさんの新曲「いのちの歌」のCDが販売されてました。達郎さんが「お買い上げいただいた先着100名様には竹内まりやのサイン色紙が…実はすでにはけました」と告知が、ほかの会場でもあるかもしれませんので気になる方はお早めに会場へ行かれてチェックされてはいかがでしょうか?


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2012年01月29日

山下達郎 Performance 2011-2012 1月26日グランキューブ大阪

3年ぶりの大阪
 私にとっての山下達郎さんは「For You」って80年代のアルバム1枚かぎりのおつきあいで、もちろんCMやドラマの主題歌などで声はずっと聞いていたわけですがまさかコンサート行くほどになるとは思ってませんでした。それが去年、JAL機内の特別チャンネルで山下達郎さん自身がDJを務めながら最新アルバム「Ray Of Hope」の紹介をされているのを聞いて「素敵なアルバムだな!」と久しぶりにアルバムを手にして聞いているうちにツアーが始まるというのでこれはぜひとばかりにチケット争奪戦に参加したわけです。大阪や東京の先行抽選はなかなか当たらなくて、最初に手にしたのは11月17日の神戸国際会館のチケット。3階の天井桟敷のような席でしたが、山下達郎さんとバンドのみなさんの素晴らしいパフォーマンスを堪能。3時間半にも及ぶ長時間というショーのボリュームにも圧倒されながらも、心地よい音の流れに身を任せながら、音楽っていいな楽しいなとあらためて思い知らされ、すっかり山下達郎さんのファンになってしまいました。そこから必死になって一般発売日のたびにローソンやe+の端末叩きながら携帯片手にチケットゲットの旅を繰り返しながらようやく次に手にできたのがグランキューブ大阪のチケットでした。達郎さんにとっては実に3年ぶりの大阪でのステージということでした。理由は大阪フェスティバルホールが改築のために閉館となってしまったために手頃なホールが無くなってしまったからということでした。達郎さんクラスになれば十分大阪城ホールや大阪ドームでも集客できるところですが、音楽を聞かせる箱へのこだわりから、全国のホールを小まめに回るというのがこだわりだとステージで何度も話されていました。今回のグランキューブ大阪は残念ながら大阪国際会議場という正式名称からもわかるように音楽のためのホールではなくてコンベンションホールということで、スタッフが避けていたのだということもお話しさらていました。音の響きが悪いのだとか。さらに奥行きがあるので2階席はかなりステージから遠いというのも気にされていました。そんな悪条件もありましたが、達郎さんにとっては大阪が自身がブレイクした地として思いれがあるそうで、3年ぶりに大阪のコンサートとなったそうです。

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2010年02月03日

バーブラ・ストライサンドがダイアナ・ロスのパートを歌う新「We Are The World」

ハイチを救うために75名のスターが大終結
 都市部の直下型地震ということで神戸の震災を髣髴させるような未曾有の被害に襲われたハイチ。政治、経済、スポーツ、エンターテイメントなどさまざまなチャンネルを通じてハイチ復興のために世界中から援助の手が差し伸べられようとしていますが、アメリカではあの「We Are The World」の新録音バージョンが制作中であることがあきらかになりました。2月2日月曜日にはロスアンゼルスのスタジオに70名を超えるスターが集結し、録音が行われました。トニー・ベネット、バーブラ・ストライサンド、ブライアン・ウィルソン、ナタリー・コールといった大御所からセリーヌ・ディオン、P!NK、マイリー・サイラス、ジェニファー・ハドソンといった現在歌姫達に、Akon、カニエ・ウエスト、Black Eyed Peasといった25年前には現在の隆盛ぶりが予想できなかったラップ&ヒップホップのスター達も勢ぞろい、また、クラシッククロスオーバーのジョッシュ・グローバンまで参加しているというのですから、どんな風にそれぞれの持ち味を生かしてひとつの曲を完成させるのか興味津々です。「We Are The World」の作曲者で当時は中心的存在だった故マイケル・ジャクソンの妹ジャネット・ジャクソンは当日スタジオには行かなかったもののアトランタで別録音で参加することも決まってるのだとか。お披露目は2月12日にバンクーバーオリンピックのアメリカでのテレビ放送の中でということが決まっているので、現在急ピッチで制作が進んでいるのだと思います。アメリカンアイドル卒業組ではジェニファー・ハドソン以外にキャサリン・マクフィーも参加したということですが…さすがに大コーラスの中に埋もれてソロパートはないでしょうね。



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2009年12月01日

マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」DVDは1月リリース

デラックス仕様やブルーレイバージョンもリリース
 全世界で感動を呼んだマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」。日本でも大好評のうちに延長された上映期間も満了してしまいましたが、早くもDVDのリリースが決定しました。1月27日にソニー・ピクチャーズエンタテインメントからリリースされるのはまずは映画にさらに80分の特別映像が通常バージョン[こちら]、そしてその通常バージョンにさらにリハーサルの舞台裏を収録したディスクを追加した2枚組のデラックスバージョン[こちら]、そしてデラックスバージョンの内容にさらにおまけを追加したブルーレイバージョン[こちら](特典映像情報はそれぞれのリンク先に書かれていますのでご参照ください)。ブルーレイで綺麗な映像+大画面テレビで見たいところですが、うちはその環境にないのでデラックスバージョンかな?通常バージョンでも十分な気もしますが、Amazonだと事前予約は割引価格なのでデラックスバージョンでも3000円切ってるのでお得感があるので。結局、最後、もう一度行くつもりが予約で満席だったので悔いか残っていました。届いたら毎日ヘビロテで見てしまいそうです。

DVD「THIS IS IT」[通常バージョン]
Amazonで予約する HMVで予約するicon 楽天で予約する
DVD「THIS IS IT」[デラックスバージョン]
Amazonで予約する HMVで予約するicon 楽天で予約する
ブルーレイディスク「THIS IS IT」
Amazonで予約する HMVで予約するicon 楽天で予約する
Amazonではブルーレイディスクの予約でオリジナル特典あり[こちらicon]
HMVではブルーレイおよびデラックスバージョンの予約でオリジナル特典あり[こちら]



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2009年11月14日

ダイアナ・ロスとマイケル・ジャクソン「UPSIDE DOWN」

ふたりが蜜月だった頃の共演
 1981年にアメリカのCBSで制作されたダイアナ・ロスのテレビスペシャル。ダイアナ・ロスならではのアリーナでの華やかなライブシーンやマイケル・ジャクソンとクインシー・ジョーンズをゲストに迎えたスタジオ収録などを織り交ぜたものだということは情報としてファンになった1983年ごろには知っていたのですが、もちろん当時は日本で過去のアメリカのテレビ放送を見るなんてことは絶対不可能なことでした。それが今ではYouTubeで簡単に見られたりするのですから、便利になったなとインターネットの恩恵にあずかれたりします。
 マイケルのパフォーマンスは「Rock With You」や「Ease On Down The Road」があることは早くに気づいていたのですが、映画「THIS IS IT」の感動の余韻の中で、マイケルのライブパフォーマンスをもっと見たいと思うようになり、YouTubeでいろいろ検索しているうちに初めてしったのがそのテレビスペシャルでダイアナが大ヒット「UPSIDE DOWN」を歌っているときに、ステージに上がるマイケルの姿。ダンスだけじゃなくて最後はマイクを受け取って歌まで聴けてしまう!それも「Ease On Down The Road」の節回しをうまくつかって、ほんの1フレーズだったりするのに、すさまじい音楽センスを感じさせられたりします。ダンスもきれきれだし、何より若い!そして本当に楽しそう!あ、もう泣かないつもりだったのに目からなにか液体が・・・。
[マイケルがすぐでてくるショートバージョンはこちら]
[フルバージョンはこちら]

「UPSIDE DOWN」と「I'M COMING OUT」[TVスペシャルのオープニングで使われました][ビヨンセも歌ってます]の二大ヒットを生んだシックプロデュースの「Diana」21世紀になって幻のオリジナルミックスが収録されたデラックス版がリリースされました。お宝ものなので、もしどこから見つけたらぜひ手に入れてくださいね。Amazonでも一応注文は受けていますが、本当にとどくかどうかなぞ[こちら/試聴あり][輸入盤ならHMVでまだ購入できそう/試聴ありicon]。ずいぶん昔に若気のいたりでレビュー書いております[こちら]

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2009年10月03日

新しくて若いアメリカの才能?サム&カート

今アメリカで話題のミュージカルコメディ「Glee」を紹介しようとして発見!
 最初はアメリカで5月にパイロット版が放映され、9月からシリーズの放送が始まり、視聴率も好調なミュージカルコメディドラマ「Glee」を紹介しようとしてYouTubeで映像を探していたら、えー!こんな人たちがいるんだと、音楽やエンターテイメントを志す若者の層の厚さ、裾野の広さ、深さを感じさせられた(今のアメリカンアイドルで失われつつある輝きと言っちゃうと問題発言かな?)動画を発見!まずは最初に見つけた「Glee」バージョンの「Don't Stop Believing」(オリジナルはジャーニー)のさらにそのカバー、アマチュアのサム・ツイ(Sam Tsui)&カート・シュナイダー(Kurt Schneider)のバージョンをご覧ください[こちら]。後で「Glee」バージョンを聞いていただければ[こちら]、基本的にアレンジはそれを踏襲していることがわかるわけですが、多重録音で変幻自在に声を操るサムのボーカル力は明らかに「Glee」のキャストは超えていませんか?さらに驚きとともに鳥肌すら立ったのが「Michael Jackson Medley」[こちら]、こちらのアレンジは完全オリジナルかつ完全なアカペラ。すでに100万回を超えるアクセスを獲得というのも納得。アレンジや映像を手掛けているのが左はしに映っているのがどうやらカート?映像的に凝ったものをYouTubeで紹介しだしたのは「Don't Stop Believing」からですが、それ以前にもサムのボーカルをフィーチャした作品を中心に制作しYouTubeで発信していますし、「Glee」に先んじてシリーズ物の学園ミュージカル「COLLEGE MUSICAL!!」[こちら]を発表してたなんて凄い!こちらの主役ももちろんサムです。ふだんはYouTubeにオーバーレイヤーで表示される広告は「邪魔」でしかないのですが、クリックすればサムやカートの次作の制作費の助けになるかもと思わずクリックしてしまいました。
Sam Tsui - MySpace
Kurt Schneider - MySpace

サム・ツイ&カート・シュナイダー
 MySpaceを見ても詳しい経歴を見てもサムが大学生であることぐらいしかわからず、サムがルックスと名前からアジア系アメリカ人(中国?ベトナム?中央アジア?)かなと想像するぐらいですが…メジャーネットワークの番組ではないですが、テレビ進出を果たした「Bonnie Hunt Show」[こちらこちら]でのインタビューによると、すでに6年間、一緒に音楽活動をしているのだそうですYouTubeを見たがったお母さんに2時間かけてパソコンの使い方を教えたと話すサムはとてもキュートで彼がヨーロッパ系アメリカ人なら即ザック・エフロンの後釜が狙えそうですが、日本人の私たちから見て親しみが持てても、アメリカのショービズで成功するには東洋系っていうのはいろいろと制約があったりするのかな?そして、カートが音楽面だけでなく映像作家としても才能を感じさせるのはテレビ出演の時よりカートの作品の中のサムのほうが抜群にアドラブルに見えるってところですね。今後、彼らが発信する作品に注目しながら陰ながら応援していきます。

ブログで話題にしてる方がいっぱいいました
noko's diary - Sam Tsui
(無題) Sam Tsui の美声
DOG-FREEの気ままな日常ダイアリー Sam Tsuiさん!
BariBlog 〜 よしなしごと おもわず聞き惚れるMichael Jackson Medley…
覚え書き@kazuhi_to Sam Tsuiの歌声が気になる!
Sam Tsuiさんの一人アカペラコーラスがやっぱり素敵・・・ - IDEAIDEA 〜 百式管理人のライフハックブログ
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2009年10月02日

ジェロが「シンデレラ・ハネムーン」

ブログを読んで仰天!
 いや、ファンってわけではないのですが、ジェロが最新のカバーアルバムで「思秋期」を歌ってるのに関連して、たまたまブログ見ちゃったんですよ。すると今夜(もう深夜2時だから昨夜?)のコンサートで、しかも大阪だし、で、今夜限りの特別な1曲はなんと「シンデレラ・ハネムーン」だったんだって!びっくり。演劇じゃなくて行くべきはこっちだったかも[こちら]。
 ブログ遡ると実はジェロ、演歌一辺倒だと思っていましたがヒロリンのファンで移動の車の中で聞いているのだとか[こちら]。「夏に抱かれて」が好きなんてかなりマニアックなファンですよね???それにジェロの所属がビクターってのも縁なんですね。
 ってことでこんな深夜にiTunesで「思秋期」を買ってしまいました。情熱に負けた!アレンジがオリジナルにほぼ忠実であまり演歌っぽくなってませんでした。
ジェロ「思秋期」
Amazon(試聴あり)で購入 HMV(試聴あり)で購入icon ジェロ - カバーズ2
岩崎宏美「思秋期」「シンデレラ・ハネムーン」「夏に抱かれて」
Amazonで購入 HMV(試聴あり)で購入icon 岩崎宏美 - シンデレラハネムーン (Original Cover Art) - Single 岩崎宏美 - 夏に抱かれて (Original Cover Art) - Single

よろしければ人気ブログ投票おねがいします(こちら)

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2009年07月30日

The Dells 「Sing Dionne Warwicke's Greatest Hits」

強豪を押しのけて上半期ナンバー1
 一時期、音楽関連での新規開拓を自粛していたこともありましたが、この半年はアメリカンアイドル効果もあって新しい音楽への興味が湧き、CDの購入量も一時ほどではないですが増え、ブログでもその一部ご紹介してきましたが、メリンダやテイラーなどアメリカンアイドル関連のニューアルバムなどを中心に当たりの手ごたえがかなりありました。そんな中、上半期に一番よく聞いたのがThe Dellsの「Sings Dionne Warwicke's Greatest Hits」でした。1年以上前にリリースされたリイシュー物なのですが、音を聞くのははじめて…どころかThe Dellsについても知識がなく、彼らのヒット曲すら聞き覚えがない状況での購入。このゼロからの出発で最初に1曲目の音が流れ出した瞬間に稲妻が全身を貫き、全曲聞き終わるころには、すっかり虜になってしまい、その後、ヘビーローテーションになったことはもちろん、こうして「上半期No.1」として紹介するにいたりました。まさに衝撃的な出会い。

「甘茶系バカラック」の勘違いからはじまった
 もちろん購入動機の決め手は「Dionne Warwicke」という銘打たれたタイトルに他ありません。余分な「e」が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、占星術上の理由(アメリカにも字画みたいなのがあるのでしょうか?芸能人っぽい理由なので好きですけど)でDionne WarwickがWarwickeと当時、一時的に名前の綴りを変更していたことに忠実なため余分な「e」がついているわけです。よくよく見れば収録曲はすべて「Warwick」名義のものですから、やっぱり余分と言えば余分な気もします。脱線してしまいましたが、すべて大好きなバカラック=デヴィッド=ワーウィックのチームによる珠玉に名曲ばかり、こういった企画でははずされがちですが私の大好きな「I Just Don't Know What To Do With Myself」「Trains And Boats And Planes」といったナンバーも含まれていることも手伝い、さらに勝手にフィリー系だと思いこんでいましたので、ソフトな男性ボーカルでカバーした甘茶バージョンのバカラックが手元にあってもいいかな、なんて今考えれば軽い気持ちで注文しました。さらに突っ込むとディオンヌは確かにレコーディングしていてもディオンヌバージョンの印象が薄い曲も混ざっていますのでタイトルは「Sings Bacharach & David」とすべきでしょうが、そのあたりは何か大人の事情がありそうですね(余分な費用が発生するとか)。

初体験のめくるめく野郎コーラスの世界
 ある時期から女性ボーカル物中心に聞くようになったので、男性コーラスというと王道ともいえるフィリー系のスタイリックスやスピナーズといったところをスルーしてしまってるぐらいですし、モータウン系の男性コーラスグループですら、どちらかというとコーラスグループというより、スモーキーだったり、リーヴァイ・スタッフだったり、マイケル・ジャクソンといった魅力的なリードボーカルをメインで聞いてコーラスワークに注目して聞くことはほとんどありませんでした。
 それが、耳を傾けてみるとリードボーカルとバックアップコーラスという私の既成概念が完全に崩れる変幻自在のチームワークに度肝を抜かれました。まずこのアルバムにおいてはリードボーカルが固定されていない。固定されてないどころか1曲の中でも交代したり、さらにソロがリードボーカルだと思っていたらいつのまにかコーラスがリードでソロがそれをバックアップする形に入れ替わったりと、めくるめく野郎ボーカルの世界にすっかり弄ばれ…いえ、魅了されてしまいました。変幻自在な点ではナイロンズなんかを髣髴させるのでジャズ的なのかもしれませんが、力強いボーカルはソウルミュージックの世界を逸脱してない。彼らは若いころダイナ・ワシントンとツアーして鍛えられたなんて逸話がございますので、洗練されたコーラスワークもお手の物なのでしょう。随所にテンプテーションズやフォーオップスを思い起こさせるところがありますが、もちろんThe Dellsがノーザンソウルの世界では先輩格、テンプテーションズやフォートップスのほうがThe Dellsから学んだ点が多かったということではないでしょうか?

世紀の駄作の烙印
 私が熱狂的に好きになったアルバムにありがちなんですけど、このアルバム、The Dellsが大ヒットを連発する絶頂期にリリースされているにもかかわらず、まったく売れていません。絶頂期だからこそこの企画が通ったとも言えるわけですが。特にブラックミュージックファンに評判が悪く、ブラックミュージック系の名盤紹介では無視され、数少ないネット上のレビューですら「世紀の駄作」の烙印を押す勢いのものばかり。その筋のファンにとっては洗練されすぎて、さらに音が饒舌でやりすぎと取られても仕方ないところがあるかもしれません。さらにこのアルバムからどうやら「Walk On By」がシングルカットされているようなのですがこちらはチャートの記録がまったく残っていない。おそらく、どのフォーマットのラジオ局でもオンエアを躊躇してしまう、カテゴライズしにくい作品、ブラック系のラジオ局にとってハイブローすぎ、ジャズ系のラジオ局にとってはソウル的すぎる、評判が悪い理由はそこにあったように思えます。しかしプロデュースのチャールズ・ステップニーの現状にとどまらず新しいサウンドを追求しようとする姿勢は「トゥー・マッチ」で私はかたづけることはできません。この時期、デトロイトからモータウンが撤退し西海岸へ本社をうつしたり、フィアデルフィアから新しいサウンドが登場したりするなど、シカゴそしてデトロイトと五大湖周辺地区が50年代から2つのディケイドにまたがって守ってきたノーザンソウルの流行発信地としての地位の明け渡しを迫られる中、モータウンの残党やシカゴ周辺のミュージシャンが新しいソウルミュージックを追求し再びかつての勢いを取り戻そうとする意気込みが感じられる作品がいくつかあるわけですが、このアルバムもそんな熱い思いを感じさせる1枚だと断言したいです。唯一困ったところはこの作品が1枚で完結しすぎていて、ここからさらにThe Dellsのヒット曲を聞こうとか別のアルバムを聞こうとかといった気持ちになれないところでしょうか。全曲聴き終わると体力がすっかり消耗してそれどころではなくなるっていうのもあるのですが、それでも体力が回復するのもまたずにまた1曲目からリピートしてしまいまうほど憑かれてしまいました。

The Dells Sing Dionne Warwicke's Greatest HitsThe Dells 「Sing Dionne Warwicke's Greatest Hits」
Amazon HMV/試聴ありicon TowerRecord





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2009年07月08日

マイケル・ジャクソン 追悼セレモニー

さようならマイケル・ジャクソン
 親族と関係者のみで行われた非公開の葬儀の後、追悼セレモニーが行われましたが、葬祭場へ向かうところから、またステイプル・センターへ移動するまでずっとヘリコプターで空撮で追いかけ、ずっと生中継されるなど報道の加熱ぶりはここにピークに達したというかんじでした。追悼セレモニーではステージ前にマイケルの棺が花に囲まれて安置され、最前列にはマイケルの子供達を含むジャクソンファミリーがずらりとならびました。政治家のジェシー・ジャクソンやディオンヌ・ワーウィックなどの姿も見ることができました。
 追悼セレモニーはスピーチと歌のパフォーマンスが交互に行われる形式で、ベリー・ゴディJr.やスモーキー・ロビンソンといったモータウン時代のファミリーにはじまり政治家、宗教家、バスケットボールプレイヤー、それにかつて恋人と噂されたブルック・シールズはそれぞれに感動的なスピーチを披露し、マイケル・ジャクソンの功績を称え彼の死を悼みました。セレモニーのスタートが1時間遅れたことや、スピーチの時間が長かったので多くのファンが期待していた歌のパフォーマンスは少々物足りない感じがしたかもしれません。しかし、それぞれのアーティストがマイケルを偲ぶ気持ちが伝わってきて、涙なしでは聞けないパフォーマンスもありました。マイケルの棺に語りかけるように歌ったアッシャーの「Gone Too Soon」、スティービー・ワンダーの「Never Dreamed You'd Leave in Summer」は歌の内容がシンクロしすぎて胸が締め付けられました。親族で唯一、歌をささげたのはジャーメイン・ジャクソン。彼の「Smile」は兄弟だけあってやはりマイケルを彷彿させ、エンディングではジャーメイン自身が涙で顔をゆがめていました。葬儀には参列したと思われるダイアナ・ロスは追悼セレモニーの会場には現れず、冒頭で、スモーキー・ロビンソンが彼女のメッセージを代読するのみにとどまりました。マイケルの両親に対して「マイケルを生んでくれてありがとう」という言葉と「マイケルの子供達をサポートしていきたい」というメッセージには彼女の真心がこめられていたように思います。
 合間合間で流されるマイケル・ジャクソン自身の歌声が素晴らしすぎて、マイケルのナンバーはマイケルがやっぱり一番だなとしみじみ感じました。スモーキーとベリーがスピーチで「10歳の子に曲をとられちゃった」と笑いをとっていた「Who's Lovin' You」はエド・サリバンショーに出演したときのビデオが流れましたが、10歳にしてこんなに完成された歌声を聞かせることができるとはとあらためて驚愕しました。その後のシャヒーン君も良かったけどマイケルのビデオの後はちょっとかわいそうでした。

主な出演アーティスト
マライア・キャリー&トレイ・ロレンツ「I'll Be There」
ライオネル・リッチー「Jesus Is Love」
スティービー・ワンダー 「Never Dreamed You'd Leave In Summer」
ジェニファー・ハドソン 「Will You Be There」
ジョン・メイヤー 「Human Nature」
ジャーメイン・ジャクソン 「Smile」
アッシャー 「Gone Too Soon」
シャヒーン・ジャファーゴリ 「Who's Lovin' You」
(Britain's Got Talent で天才少年として話題になった男の子)

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2009年07月07日

追悼式、MTVは公式サイトでのストリーミングによる生中継になります

 先日ここへ書いた情報が間違っていました。申し訳ございません。マイケル・ジャクソンの追悼式は、MTVジャパンはスカパー!での放送ではなくて、特設サイトでのストリーミングによる中継になります[こちら]。またマイスペースの特設サイト[こちら]でもストリーミング中継が予定されています。視聴環境などはそれぞれのページにてご確認ください。ストリーミングは接続が集中し接続を制限したり最悪サーバーがダウンすることも予想されます、ほかにもCNNなどのニュースサイトなどでもストリーミングによる中継がある可能性がありますので、ストリーミングで視聴予定の方は事前に調べてなるべく多くの選択肢を持っておいたほうがいいと思われます。フィギュアスケートのストリーミング配信で慣れていらっしゃる方も多いと思われますが、ぎりぎりでブラウザーを立ち上げるのではなく、早めに立ち上げて当該ページにアクセスしておくことをおすすめします。
 コメント欄で情報をいただいていますが、スカパー!で生中継するのはCNNjになります。iEPG上では8日午前1時から5時までの放送時間となっていますが、生中継ですので放送時間延長の可能性もあります。

 情報に間違いがあったことをおわびいたします。
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2009年07月05日

マイケル・ジャクソン追悼式 CNNjで生中継

コメント欄に情報いただいています。7日の深夜25時(8日午前1時)からCNNjで生中継があるそうです。

7月8日水曜日 詳細は未定?
 今朝は早くからMTVでマイケル・ジャクソンの追悼特集を見ておりました。おなじみの「スリラー」のメイキングやヒット曲のPVを見ながら、いまだに実感が湧いてこないわけですが…ちらちらと黄色のテロップが右上に出るのが、まるで悪評高きFOXチャンネルみたいで「邪魔!」とイライラさせられていましたが、よく見ると大事なお知らせでした。「7月8日水曜日にマイケル・ジャクソン追悼式のオンエア決定」だそうです。現地時間7月7日夕方からのイベントですので、日本では当日のオンエアということになります。放送時間などはまだ未定のようで、ホームページではまだ告知されていませんが、今後発表される詳細は要チェックです。
 『スリラー』はマイケルの死後、アメリカでは1週間で10万1000枚の売り上げだそうです。すでに3000万枚以上を売り上げたといわれている作品だということを考えると驚異的、さらにそれを超える数字をベスト盤の『Number Ones』(10万8000枚)と『The Essential Michael Jackson』(10万2000枚)が売り上げているというのですから驚かされます。




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2008年09月06日

スティーブ・タイレル「Back To Bacharach」

心が落ち着くひと時
 どんなに疲れてるときでもこの2ヶ月近く、夜のウォーキング(最近は走ってる時間のほうが長いのでだんだんジョギング化してましたが)を雨が降ってなければ続けてきたのですが、ついに今夜はさぼってしまいました。ちょうどこの時間が以前はブログのお手入れしてる時間だったのかな?でも、走っている1時間だけは何も考えずにすむので、今の生活の中では息抜きになっています。シックスフィートアンダーで最初の頃、ネイトが行き詰るとロードワークへ出るというシーンが何回かあったのですがその気持ちが今はわかるな。
 あとは音楽ですね。睡眠時間が恒常的に短くなっているので布団に入るとするっと眠りに落ちてしまうのですが、その10分か長くても20分の間に音楽を聞いているときが至福の時間かも。
最近のお気に入りは異色の男性ボーカリスト
 最近のお気に入りは今年の春にリリースされたスティーヴ・タイレル(スティーブじゃないのね…苦笑)の「Back To Bacharach(邦題「バカラックへの想い」)」です。男性ボーカルはポール・キャラックとかマイケル・クロフォードとかジョニー・マティスとかジャンルは違っても声質に天性の魅力があって、歌唱力にも一定の評価があるボーカリストしか聞いてこなかったのですが…そのせいかしわがれ声でしかもテクニックより雰囲気で歌っている感のあるスティーヴ・タイレルさんってこれまで魅力的だと思ったことはありませんでした。
 そもそもレコード会社のA&Rマンを振り出しに業界で活躍し、50歳を過ぎてからひょんなことからシンガーとしてデビューした数奇なキャリアの持ち主。私が最初に彼の名前に注目したのはリンダ・ロンシュタットのアルバムクレジット(こちらに詳しく書きました)でした。ボーカリストとしてアルバムをヒットさせてからは、彼のスタイルにほれ込んでロッド・スチュアートがプロデューサーに起用したり、ダイアナ・ロスも2年前にリリースされた現在のところの最新作「I Love You」にもプロデューサーとして参加しています。

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2008年07月04日

今月のレッツゴーヤングはガイド誌の告知と違うので注意/岩崎宏美ほか

スカパー!第一興商スターカラオケ267ch
 スカパー!で毎週土曜日の夜10時、毎月1本ずつNHKのアーカイブからオンエアされている「レッツゴーヤング」。今月オンエア分はガイド誌では1982年8月15日オンエア分で出演者は田原俊彦、クリスタルキングほかの告知になっておりましたが、HP[こちら]で確認したところ、内容が変更になっていましたので、要注意です。HPでは1984年3月4日オンエア分となっておりまして、岩崎宏美、近藤真彦、柏原よしえ、堀ちえみ、早見優ほかの出演者となっております。ヒロリンは財津和夫作曲の「20の恋」ですね。この頃まで現役のアイドル達に混じってレッツヤンに出ていたとは記憶にありませんでした。マッチは昔カラオケのレパートリーにさせていただいていましたので(爆汗)この「一番野郎」も歌ってたな(赤面)。前半の早見優vs堀ちえみの構成で「夏色対決」が見られるのも当時アイドルにはまったひとにとってはおいしいところかもしれません。そして嶋大輔と本田恭章の共演の「Say Say Say」ってオリジナルはマイケル・ジャクソン&ポール・マッカートニーですが、これは見るのが怖いけど見てみたい…けっこうキワモノコラボになっております。

 ここから先は長い長い思い出話になりますので、当時のアイドルが好きだった方だけ…

Sony Music Shop


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2008年05月16日

アンドリュー・ロイド=ウェバー

「キャッツ」「オペラ座の怪人」で知られるスーパーソングライター
 クリスティ・リー・コックのお別れインタビューで触れられていましたが、今シーズンのアメリカンアイドルにメンターとして登場予定のアンドリュー・ロイド=ウェバー(アンドリュー・ロイド=ウェッバー)について、自分用の備忘録も兼ねてご紹介しておきます。
 アンドリュー・ロイド=ウェバーは「Sir(男爵)」の一代爵位を持つイギリス人作曲家で御歳60歳、70年代から80年代に手がけたミュージカル「キャッツ」、「オペラ座の怪人」などが世界各地でロングラン記録を樹立するなど大ヒットし、名声を築きました。そこから生まれた「メモリー」や「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」「泣かないでアルゼンティーナ」といったナンバーはミュージカルを離れて多くの歌手が歌うところとなりスタンダードナンバーとしても知られていますので、ミュージカルを見たことがない方にもどこかで耳にしたことがあるはず。「ジーザス・クライスト・スーパースター」「オペラ座の怪人」「エビータ」といった代表作は映画化されました。



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posted by Alex at 20:01| 大阪 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | evergreen (音楽全般) | 更新情報をチェックする

2008年03月08日

今月のレッツゴー・ヤング 岩崎宏美&野口五郎「エンドレス・ラブ」

スターカラオケHP[こちら]
スカパー!スターカラオケで絶賛放送中
 スカパー!スターカラオケで毎月1本ずつ紹介される懐かしい歌番組「レッツーゴー・ヤング」。年齢がばれるのであまりネタにしたくはないと思いつつ、あまりにもツボを押さえてくれているので毎月のように取り上げているような気もしますが、今月も思わず…です。
 1982年1月31日分の初回放送が今夜ありましたが、恐ろしいことにリアルタイムで見ていた記憶がよみがえってしまいました。テレビをよく見る子供ではなかったのですが、このときの「レッツゴー・ヤング」をはっきり覚えております。当時、中学生になってはじめてこのお正月に自分専用のラジカセというものを買ってもらいまして、深夜放送というものにはまって、とにかくラジオを聞きまくっておりました。何で記憶しているかと言いますと、まだダイアナ・ロスには出会っていなかったのですが、この番組で初めて「エンドレス・ラブ」という曲を知ったので印象的に覚えています。おもしろいもので、ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチーのレコードを買うことになるのはかなり後になってからで、当時はアイドルに夢中で、今回歌われた歌の中では岩崎宏美「れんげ草の恋」、岩崎良美の「愛してモナムール」、川島恵の「ミスター不思議」といったところをドーナツ盤(死語)で買いましたね。懐かしいです。
 今月は8日/22:00、15日/22:00、22日/22:00と3回再放送が予定されています。

番組の中で歌われた歌
ムーンライトカーニバル/サンデーズ他
君に薔薇薔薇・・・という感じ/田原俊彦
れんげ草の恋/岩崎宏美
プライベート・アイズ/サンデーズ
誘ってルンナ(月影のナポリ)/甲斐智枝美
愛してモナムール/岩崎良美
ダイヤル177/野口五郎
通り雨/アルフィー
ミスター不思議/川島恵
エンドレ・ラブ/野口五郎・岩崎宏美
男の子女の子/サンデーズ
寒い朝/岩崎良美・甲斐智枝美
恋のダイヤル6700/田原俊彦・サンデーズ
恋する夏の日/サンデーズ
ひと夏の経験/松田聖子
春一番 (出演者全員)

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posted by Alex at 23:39| 大阪 | Comment(4) | TrackBack(0) | evergreen (音楽全般) | 更新情報をチェックする

2008年02月03日

今月のレッツゴー・ヤング再放送

スカパー!で毎月一度放送中
 スカパー!267ch第一興商スターカラオケで毎月1回分づつ放送されている懐かしい「レッツーゴー・ヤング」。懐かしいなと思う時期のものから、物心つく前の時期のものまで時代をいったりきたりしながらの再放送ですが、今月放送分は、1981年10月25日。82年の春ごろからなんとなく歌番組を見るようになった記憶があるのでぎりぎり見てない分というのはなんだか得した気分。しかもセットリスト見るといろいろな意味でおいしい構成になっていました。

演奏曲目/出演アーティスト
ムーンライトカーニバル/サンデーズ他
This is a “Boogie"/桜田淳子
風立ちぬ/松田聖子
キッスは目にして!/サンデーズ
いつも夕暮れ/狩人
私のしあわせ/松田聖子
気分をかえて/香坂みゆき
れんげ草の恋/岩崎宏美
もう一度ブラックコーヒー/日高のり子
Yesterday/桜田淳子・松田聖子
Please Please Me/狩人・香坂みゆき・桜田淳子
Twist & Shout/田原俊彦・川崎麻世
Can't buy me love/狩人・桜田淳子・香坂みゆき 他
Let it be/太川陽介・岩崎宏美・桜田淳子

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posted by Alex at 21:16| 大阪 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | evergreen (音楽全般) | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

「シンデレラ・ハネムーン」vs「Thunder In My Heart」

ディスコ歌謡の傑作
 新年早々個人的な趣味が暴走したタイトルで申し訳ございません。年末にリリースされた岩崎宏美の70-80年代のライブアルバムをまとめてCD化した待望の「Royal Box」を狂喜乱舞しながら聞いておりますが(1枚1枚にものの見事にはまってしまってなかなか一通り聞くまでに到っておりません)、今回のエントリーは昨年紙ジャケットシリーズをご紹介しているときにいろいろコネタを仕込んでいた時の持ち玉になります。
 「シンデレラ・ハネムーン」は世間的に誤解の多い曲で「コロッケに上げちゃったからもう歌わない」と本人が言ったとか言わなかったとかで本人はもう歌っていないと思い込んでるかたいらっしゃっている方も多いらしいのですが、歌っていない時期もあったかもしれませんが昨年のコンサートでは衣装チェンジにあてられて歌うことはなかったものの、25周年のリバージョンでも30周年のステージでもしっかり彼女のレパートリーとして健在で、腕をぐるんぐるん回す振り付けと共に健在でございます。以前ご紹介したYouTubeにアップされた81年のリサイタルのときの映像で確認したハイテンションのライブパフォーマンス、「Royal Box」にもしっかり収録されていて音を聞きながら、顔を緩ませつつ、あらためて筒美京平が得意としたディスコ歌謡路線のナンバーでも圧倒的なスピード感と高揚感に溢れた傑作を堪能させていただいております。
 対して「Thunder In My Heart」はレオ・セイヤーの1977年のスマッシュヒット。この2つを「vs」でくくってしまうとは我ながら強引な展開ですが、この2つの曲を両方好きになってみると自然と「vs」でつなぎたくなってしまうから不思議。

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posted by Alex at 00:35| 大阪 ☀| Comment(11) | TrackBack(0) | evergreen (音楽全般) | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

TBS系「巨星・阿久悠の世界〜永遠の歌をありがとう」

阿久悠オフィシャルホームページ「あんでぱんだん」[こちら]

 先月1日のお亡くなりになった作詞家阿久悠さんの追悼番組がTBSで放送になりました。すでに、NHKはプライム10枠で、またフジテレビはミュージックフェアの枠で追悼番組を放送していますが、レコード大賞やザ・ベストテンなど膨大な映像資料を持つTBSの追悼番組ということであらためて大作詞家の偉業を振り返る番組となりました。
 8月3日に放送されたNHKのプライム10の落ち着いてトーンと違い、矢継ぎ早に映像を切り替える編集は民間放送流なんでしょうね。番組を見てあらためて気づいたのがザ・ベストテンはやや作詞家阿久悠の全盛期とはずれた時期だったのかな?というところでしょうか。逆にレコード大賞は賞レースの隆盛と阿久悠さんの活動のピークがぴったり一致していましたね。スタジオゲストの人たちは現在も歌唱力を維持してる方ばかりで、全盛期と変わらぬ歌声を披露してくれたのがうれしかったです。

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ラベル:阿久悠 岩崎宏美
posted by Alex at 21:55| 大阪 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | evergreen (音楽全般) | 更新情報をチェックする

2007年08月15日

今週のTOP OF THE POPS 8月15日初回放送

TOP OF THE POPS
 スカパー!歌謡ポップスチャンネルで放送中の「TOP OF THE POPS」、今週は1985年の8月15日と22日放送分。まさに洋楽を聞き始めたころのアーカイブということもあって、テレビ見ながら盛り上がった30分間でした。あの頃はインターネットなんかもちろんなく、ラジオとFM誌だけを武器に洋楽の大海原に迷い込んだ小船状態、であったなにもかもを吸収しようとしていた時期でした。大阪から関東のラジオニッポン(すでにラジオ関東ではありませんでしたわーい(嬉しい顔))にチューナーを合わせて聞いていた番組でDJをしていたスヌーピーがこの番組のナビゲーターというのも郷愁ですね。

放送された曲
キング
Alone Without You
フィル・コリンズ
Take Me Home
トータル・コントラスト
Takes A Little Time
リサ・リサ・カルト・ジャム&フィル・フォース
I Wonder If I Take You Home
バルティモラ
Tarzan Boy
ケイト・ブッシュ
Running Up That Hill
プリンセス
Say Im Your Number One

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posted by Alex at 23:06| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | evergreen (音楽全般) | 更新情報をチェックする

2007年08月12日

フジフィルムCMソング「ハッスル/ヴァン・マッコイ」

フジフィルムプレスリリース(こちら)
 中谷美紀さんが犬の写真を壁にかけているシーンが印象的なFUJI FILMのCM、バックで流れているどこか懐かしくて、今聞くと牧歌的ですらあるBGMはヴァン・マッコイの「ハッスル」。バリー・ホワイトの「愛のテーマ」と双璧をなすインストゥルメンタルディスコソウルの傑作で、1975年に全米No.1になった大ヒット。「ハッスル」は当時流行語にもなりましたし(今はまったく使う人がいないですねーわーい(嬉しい顔))、かの筒美京平先生がヴァン・マッコイを元ネタにあまたの歌謡ディスコナンバーを生み出していますから、日本人のある世代には血肉になっているサウンドかもしれません。
The Hustle & The Best Of Van McCoyVan McCoy「The Hustle/ハッスル」
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The Ultimate CollectionBarry White「Love's Theme/愛のテーマ」
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posted by Alex at 22:09| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | evergreen (音楽全般) | 更新情報をチェックする