2006年10月05日

ダイアナ・ロス「I Love You」発売 輸入盤/国内盤/スペシャルエディション/US盤 情報

ダイアナ・ロス 7年ぶりのアルバム「I Love You」
 もうお手にしいる方もいらっしゃいますでしょうか。輸入盤は先週末ごろから五月雨式に店頭に並んでいたようですが、昨日、国内盤を予約していたアマゾンから発送のご案内がきましたので今日の夜には手にできると思います…でもなぜか私の手元にはすでに1セットあるんですよもうやだ〜(悲しい顔)。禁断の2セット買いしてしまいました。お店には状況偵察だけにいくはずだったのですが、現物を目の前にして買ってしまいました。「セット」というのがミソなんですが、なんと!DVD付きのスペシャルエディションがリリースされてるじゃないですか。これが店頭ではけっこう良いお値段で。ダンボールのケース(スライド式の例のですが・・・)に入った仕様が3300円ふらふら、そのケースがついてないものが3034円、なんで2つの仕様があったのか謎ですが…3034円でも店頭でずいぶん悩みましたよ…だってアマゾンにはすでには発注済みでしたから。でも、ダイアナの華やかなキャリアに反して彼女に関する正規の映像関連ソフトってきわめて少ないという悲しさもあって、これは買わなくてはとやっちゃったわけです。
 音はまだしっかり聞いていませんのでそちらのほうは後日また感想をまとめさせていただくとして、とりあえず、国内盤/UK盤/UK盤スペシャルエディション/US盤スペシャルエディションの仕様などを分かる範囲でご紹介しておきます。
続きを読む(曲数の違い/スペシャルエディションの内容etc)
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2006年09月06日

ダイアナ・ロス ニューアルバム「I Love You」発売迫る 試聴/ジャケット写真

ファンクラブサイトで試聴
 10月2日発売のダイアナ・ロスの久々のニューアルバム「I Love You」。ファンクラブサイト(こちら)で「Remember」「More Today Than Yesterday」「I Want You」「I Love You」「What About Love」の5曲の一部が試聴できます。ご感想はそれぞれお持ちになると思いますが、本当に新作のリリースが近づいたんだなと実感しました!
 「What About Love」は残念ながら80年代のハートの曲ではなくて、ブロードウェイ版「Color Purple」の曲で、以前にもご紹介しましたがブレンダ・ラッセルやアリー・ウィリスがソングライトに参加していて、パティ・ラベルとジル・スコットが先にレコーディングしてリリースしていた曲です。「Color Purple」のオリジナルキャスト盤は今回ダイアナの新作と同じAngelからリリースされていまして、大人の事情の選曲かなと思いました。

ジャケット写真?
Diana_iloveyou.gif ニュース記事の中で見つけたジャケット写真・・・いつになく地味ですね。毎回、CDをリリースしたいのか写真集をリリースしたいのかというぐらい、ブックレットはファッション系の写真でいっぱいになるダイアナ・ロスのCD。今回も期待しているのですが・・・。
ダイアナ・ロス「I Love You」
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2006年08月29日

ダイアナ・ロス、ビリー・ジーン・キングを讃えて「Ain't No Mountain High Enough」を歌う

 テニスの全米オープンのオープニングはビリー・ジーン・キング夫人の功績を讃えるセレモニーからはじまりました。会場となった世界最大のテニスセンターの名前にビリー・ジーン・キングの名が冠せられることを祝福して、ダイアナ・ロスがパフォーマンス。彼女のために「Ain't No Mountain High Enough」を、そしてthe Frank Sinatra School of the Arts Concert Choirと一緒に「God Bles America」を歌いました。
Diana Ross US Open.jpg
 ダイアナはその後、オープニングマッチとなったアンドレ・アガシの試合を観戦。彼にとって現役最後のトーナメントとなりますが、第1セットを落としたもののその後3連続でセットをとり、1回戦を突破、まだまだこんなところで消えるわけにはいきません。
 ダイアナは観客席でトニー・ベネットと歓談、伝説的エンターテイナー同士どんな話に花が咲いたのでしょうか?
Diana Ross Tony Bennet.jpg

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2006年08月24日

ダイアナ・ロス 未発表アルバム「Blue」を聞いて その3

その1(こちら)その2(こちら)からの続きになります。
日本盤も発売決定
 ダイアナ・ロスが1972年、主演映画「ビリー・ホリデイ物語/Lady Sings The Blues」のヒットの勢いで、レコーディングされながら、リリースに至らなかったジャズアルバム「Blue」。日本盤のリリースは危ぶまれていましたが、ビルボードのジャズチャートで最高2位まで上昇と予想以上の好結果を得て、日本盤のリリースが9月20日に決定(詳細/ご予約はこちら)。10月には2ダイアナ・ロスにとっては21世紀になって初のフルニューレコーディングのアルバムのリリースも予定され、にわかに活動が活発になってきた女王。
 途中になっていた「Blue」の紹介、1ヶ月以上放置していましたが、ここで完結させておきたいと思います。
さらに続く

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ダイアナ・ロス 全米オープンテニスに登場!

ソースはこちら
ビリー・ジーン・キングの栄誉を讃えて
 杉山選手が第28シードになんてニュースが今朝の新聞にも載っていましたが、次週全米テニス選手権がはじまります。
 そのオープニングでは全米オープンの会場で世界最大のテニス競技場であるthe USTA National Tennis Centerがその名もthe USTA Billie Jean King National Tennis Centerと名前が変るイベントが行なわれるそうです。キング夫人、懐かしいですね。「エースをねらえ!」の原作に登場して岡ひろみと対戦してるぐらいですから、さすがに現役ばりばりのときの活躍は知らないのですが(なんせ岡ひろみのお父さんは軍隊へ行ってた設定・・・時代が違う)、一度引退してから、マルチナ・ナブラチロワと組みダブルスで復活したのは見てたりするんですよね。その後はマルチナのコーチとしてファミリー席に座ったりしてましたっけ。
 そのセレモニーにダイアナ・ロスが登場して歌うそうなんです。私の訳が間違ってなければ、彼女の過去のヒット曲から1曲、キング夫人のために歌い、そして、もう1曲「God Bless America」を歌うそうです。何年か前に全米テニスの女子の決勝戦前のセレモニーでもダイアナは歌っていますよね。ダイアナにとってはアメリカではひさびさの大舞台でのパフォーマンスになります。こういう大きな会場のイベントでは技術的な問題から事前に歌を録音しておいて、本番ではリップシンク(ホイットニーのあの有名なアメリカ国歌がそうでしたが・・・)になると思いますが、それでも楽しみです…って日本で見ることはできるのでしょうか?(ダイアナのニューアルバム、アメリカでのリリースがまだ未定なのでこれをきっかけにぜひアメリカでもリリースにこぎつけてほしいですね)。

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2006年08月16日

ダイアナ・ロス ニューアルバムはスティーブ・タイレルのプロデュース??

引き続きファンクラブサイトを掘り起こしたネタです・・・

 スティーブ・タイレルがインタビューに答えて、ダイアナ・ロスのニューアルバムでプロデュースしてることを明らかにしています。スティーブ・タイレルはEvergrenの古いトピック(こちら)で紹介していますが、もともとはセプター(ディオンヌ、シュレルズなどが所属)のA&Rマンからスタートして、映画やテレビ番組に音楽担当の作曲家を売り込む仕事をしているときに、自らが映画出演して歌を歌ったことがきっかけで、超遅咲きでデビューしたシンガー/プロデューサー。ロッド・スチュアートがスタンダードアルバムを制作したきっかけになったのも、スティーブ・タイレルみたいなアルバムが作りたいと思ったからで、スティーブ本人にプロデュースを依頼しています。ダイアナとの縁ではレイ・チャールズとのデュエットがスティーブ・タイレルのプロデュースでしたし、ロッド・スチュアートとのデュエットもスティーブ・タイレルのプロデュースでした。
 スティーブはダイアナとプラターズの「Only You」やジャッキー・ウィルソンの「To Be Loved」をレコーディングしたことを明らかにしています。「To Be Loved」はあのベリー・ゴディーJr.がモータウンレコードを設立する前に作曲した曲で彼がミュージックビジネスで成功するきっかけとなったナンバー。ダイアナはこのレコーディングをしているときにベリーに電話をして、その電話でスティーブもベリーとお話したそうです。
 ますますアルバムのリリースが楽しみになるエピソードですね。スティーブがプロデュースということで、安直なできあい仕事でなくしっかりと予算をかけたレコーディングと言うこともわかって、とにかくHappyです。

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ダイアナ・ロス 10月4日にニューアルバムリリース ブライアン・メイが参加

Diana Ross インターナショナルファンクラブ
仮タイトル「I Love You」 Angel/EMIからリリース
  Suzuさんの掲示板でフレンチフランさんに教えていただきました。母の日までにはリリースすると言っていたオリジナルアルバム、遅れてはいてもちゃんとレコーディングはしていたんですね。ファンクラブサイトでは収録曲も発表されていてどうやらカバー中心のようです。
1.Remember
2.More Today Than Yeaterday
3.I Want You
4.I Love You
5.What About Love
6.The Look Of Love
7.Crazy Little Thing Called Love
8.Lovely Day
9.To Be Loved
10.Only You
11.I Will
12.You Are So Beautiful
13.Always And Forever
14.Remember(Reprise)
「愛という名の欲望」にはブライアン・メイが参加
 ブライアン・メイがファンを集めたコンベンションでダイアナのレコーディングに参加したとファンに報告していますので、「Crazy Little Thing Called Love」がどんな仕上がりになっているのか楽しみですね。アメリカンアイドルでテイラー・ヒックスが歌った曲と説明すれば今の若い方もわかるのかな?
 今までダイアナが歌ってそうで歌っていなかった「THE LOOK OF LOVE」はもちらんバカラックのですよね・・・まさかABCのってな裏技はないと思いますが。
 ファンサイトでは「More Today Than Yeaterday」のオリジナルバージョンがバックグラウンドで流れてますね。私が持ってるのはディーディー・ワーウィックバージョンだったりします。
 となると「What About Love」はハート?と期待は膨らみますが、この曲も同名異曲が多いですし、新曲の可能性もありますので、今後徐々にあきらかになるであろう情報を待ちたいです。
インターナショナルファンクラブのサイト再開がうれしい
 ファンクラブそのものの活動が、運営してきた人たちの高齢化という笑うに笑えない事情で停止してしまって、ファンクラブのサイトも一時クローズしていましたが、今回ニューアルバムについてなにか書いてあるかもと期待して開いてみたら復活していました。それが一番うれしいです。

Jungoo!さんのブログではすでに紹介してくださってました(こちら)

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2006年08月09日

ダイアナ・ロス、豪ツアーの前座はAI出身?

Little star in big role NEWS_com_au Entertainment
AIはAIでも・・・
 あっさりキャンセルになった日本ツアーに対して、ダイアナ・ロスのオーストリアツアー、着々と準備が整っているようです。
 サポートアーティスト、つまりは前座が発表になりまして、Anthony Callea(公式サイト)というAI出身の新人アーティスト。AIファンでも知らないよこんな奴!って思われました?AIはAIでもAustralian Idolでした。American Idolがすでにイギリスの番組のライセンス物なのでこういう言い方は間違いかもしれませんが、つまりはアメリカン・アイドルのオーストラリア版ですね。Anthony Calleaはそのシーズン2の準優勝者なんだそうです。
Australian Idol
Australian Idol CD こんな一見すると判別不能なロゴまであったりなんかして・・・でやっぱり同じようにCDなんかもでてまして・・・まじ、かわいいんですけどオーストラリアンアイドルの存在が。このロゴのTシャツあったら着たいです。飲み屋で5回ぐらい笑いとれそう。CDのジャケット見る限りではアメリカ以上に日本の基準でいくとアイドルらしからぬ人たちがたくさん混じっていてこれもなごむわーい(嬉しい顔)。アメリカンアイドルのオフシーズンはこういった各国のAIを放送して欲しいですねFOXさん。

総合(大)


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2006年08月07日

遅すぎるなんてことは絶対にない!-It's Never Too Late!-

It's Never Too Late/愛のメッセージ
  以前、Web版の方で紹介した「It's Never Too Late/愛のメッセージ(曲紹介はこちら)」。ダイアナらしい超ポジティブシンキングなメッセージソング。「遅すぎるなんてことは絶対にない!」というダイアナの励ましで、何度、人生をやり直してきたことか(やり直しすぎという突っ込みはなしで)。今日から私にとっての新しい1年がまたはじまりました。もうすぐ40の声が聞こえる年齢になりました、途方にくれる前に、こんな日こそこののりのりのディスコナンバーを聞いて、エネルギーを補給。
 ちょうど昨日、YouTubeで珍しくダイアナがこの歌をテレビでパフォーマンスしてる動画を見つけました(こちら)。インタビューのあと、「It's Never Too Late」と「Endless Love」をリップシンクでなんですが、シングルにもなってない曲なので、これはたいへん珍しいし、こういう映像があったなんて思っていなかったのでとってもうれしい発見でした。

ダイアナ・ロス「It's Never Too Late」
AMG Amazon ダイアナ・ロス - Diana Ross: Greatest Hits - The RCA Years - It's Never Too Late

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2006年08月02日

ダイアナ・ロス オーストラリアツアー決定

Diana Ross to Tour Australia

 昨年の日本ツアーのキャンセルがまだ記憶に新しいですが、ダイアナ・ロスがこの秋にオーストラリアツアーを行なうようです。来月チケット発売になってます、オーストラリアの帰りにアジア地区でもツアーにならないですかね?

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2006年07月24日

愛を信じて/LOVE WILL MAKE IT RIGHT ダイアナ・ロス

****Web版Everegreenと同時更新です。Web版には欄外コラムも設けてます。***

のりにのっていたドナルド・フェイゲン書き下ろしナンバー
diana-ross.jpg  前回紹介した「THAT'S HOW YOU START OVER」(こちら)に引き続き、ダイアナ・ロスの1983年の隠れた傑作アルバム「Ross」からのご紹介です。
 オープニングの「THAT'S HOW YOU START OVER」に続く2曲目の「愛を信じて/LOVE WILL MAKE IT RIGHT」もスティーリー・ダンのプロデューサーだったゲイリー・カッツのプロデュース曲ですが、なんといってもセールスポイントはそのスティーリー・ダンの左脳ドナルド・フェイゲンの書き下ろしだというところ。そして、ドナルド・フェイゲン自身がシンセサイザーでレコーディングにも参加していることもあって、イントロがはじまったとたんにすっかりスティーリー・ダンの世界。ドナルド・フェイゲンは1982年にリリースした初のソロアルバム「Nightfly」も各方面から大絶賛され、セールスも絶好調だっただけにまさに旬のアーティスト。ダイアナ・ロスがこのアルバムを作ろうとしたきっかけになったのも「Nightfly」やマーク・ジョーダンの「マネキン」ではないかと想像することが容易にできるだけに、女王様もさぞご満足だったのではないでしょうか。
前衛的なサウンドでありながらスタンダードナンバーのよう
 無機質で不思議なサウンドにのってダイアナのボーカルが聞こえて来た瞬間にゾクゾクと背筋に走る快感はなんと表現したら言いのでしょうか。ソウル系シンガーの歌い上げる感じとは一線を画したクールでしかもヘタウマ調ではなくダイアナの歌のうまさもしっかり聞く者に印象付けつつこの難解なメロディーラインを自分のものにしていますね。イントロこそ、ドナルド・フェイゲン?スティーリー・ダン?といったイメージですがダイアナが歌いだすとそこはすっかりダイアナの世界、中盤のシンセサイザーのソロでそうだった、ドナルド・フェイゲンが参加していたのだと思い出させるまですっかり。さらに続く…

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2006年07月13日

THAT'S HOW YOU START OVER/ダイアナ・ロス

****Web版Everegreenと同時更新です。Web版には欄外コラムも設けてます。***

エネルギー大量消費アルバム
 前回、ご紹介した「IT MAKES NO DIFFERENCE」収録の1982年にリリースのディオンヌ・ワーウィック「Heartbreaker」がクーラーの温度の設定温度を少し高くできる、地球に優しいエコ作品なら、今回ご紹介する「THAT'S HOW YOU START OVER」が収録された1983年リリースのダイアナ・ロス「Ross」は、真夏にクーラーでキンキンになるまで室温を下げて聞きたい、地球に優しくないアルバム。さすが金のかかる女、ダイアナ・ロスの面目躍如な1枚。
 プロデューサーにゲイリー・カッツとレイ・パーカーJr.を迎えニューヨーク録音ですが西海岸の人気ミュージシャンまでもを総動員したゴージャスなアルバムで、自らがセルフプロデュースした1曲もニューヨーク派の人気ミュージシャンを揃え、当時のダイアナの羽振りのよさが錚々たるメンバーが並ぶクレジットを読むだけで伝わってきます。
奇跡のCD再リリース
diana-ross.jpg 解説でも「AORファンにアピール」するみたいなことが書かれていて、リリースされた当時、わりと好意的な批評が多かったにもかかわらずセールス的に振るわなかったためか、その後、隠れ名盤的な紹介もされることなく、すっかり歴史から抹消されてしまった感がありますが、クレジットの豪華さはダテじゃない。内容も充実していて佳曲ぞろい、ダイアナの歌も充実していて、ダイアナファンはもちろん、彼女の歌はちょっと苦手といった方でも洋楽、特に80年代のファンなら生きている間に一度は耳にして欲しい作品です。
 Web版Evergreenをはじめたときのコンセプトが「誰も振り向いてくれない自分だけのとっておきの曲を世の中に紹介したい」だったのもこのアルバムの存在があったからにほかありません…と言いつつ、ここまで1曲も紹介していませんでした。矛盾しているようですが、紹介する限りは文章を読んだ方にひとりでも多く聞いていただきたいという思いがありまして、一方でこのアルバム「Ross」は長らく廃盤で中古市場でもCDは稀少盤として、eBayなどで高額で取引されていいました。当時のホームページにありがちな「こんな珍しいものを持っているんだぞ!」(そこまで珍しくはなかったですけど)的なコレクション紹介のホームページにはしたくなかったので、結局5年以上も紹介することができませんでした。
 しかし、昨年の春、ダイアナ・ロス来日記念盤として(結局来日は中止になりましたが)、東芝EMIさんがダイアナ・ロスのRCA/EMI時代のCDを一斉に再発していただいたおかげで晴れて紹介できるようになりました。みなさまにもこれがおそらく最後の入手機会ですので、ぜひ、お買い上げいただけるように、このアルバムから曲をできるだけ紹介していきたいと思います。さらに続く・・・
HMVジャパン
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posted by Alex at 23:17| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | ダイアナ・ロス | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

ダイアナ・ロス 未発表アルバム「Blue」を聞いて その2

その1(こちら)からの続きで、ダイアナ・ロスが70年代に録音したままお蔵入りになっていたアルバム「Blue」(2006年6月発売)ダイアナ・ロス - The Blue Albumについてのエントリーです。
曲紹介&個人的な感想
5.Smile ダイアナ・ロス - The Blue Album - Smile
 チャップリンが映画「モダンタイムズ」のために作曲したナンバーで今やスタンダードですね。ダイアナ・ロスの好敵手バーブラ・ストライサンドが21世紀になって「The Movie Album」Barbra Streisand - The Movie Albumでレコーディングしたのが記憶に新しいところ。ダイアナは実はこのときの演奏部分を流用してボーカルだけを差し替えたバージョンを1976年リリースのアルバム「Diana Ross/邦題『愛の流れに』」ダイアナ・ロス - Diana Ross - Smileで発表しています。レコーディング時期が4年違うだけでずいぶんと声や歌い方が違って、まったく別の曲のように聞こえます。
6.But Beautifulダイアナ・ロス - The Blue Album - But Beautiful
 このアルバムの中では一番のお気に入り。ビリー・ホリデイBillie Holiday - Lady In Satin - But Beautifulも歌っていますが、ビング・クロスビーBing Crosby - Bing - His Legendary Years 1931-1957 - But Beautifulやナット・キング・コールでおなじみのポップナンバー。ダイアナはジャズ&ブルースナンバーをそれっぽく歌うよりはこういったポップナンバーをジャズっぽく歌う路線のほうがあってなーとつくづく。ポップナンバーだと自由自在に表現できるのにジャズ&ブルースナンバーだとこうやって歌わなきゃいけないみたいな型を作ってしまって、ダイアナらしさがなくなってしまう。ストリングスが効果的に使われて、甘くロマンティックな世界を演出してくれてます。
7.Had You Been Aroundダイアナ・ロス - The Blue Album - Had You Been Around
 この曲はオリジナルを知らない曲なんですが、唯一、ダイアナ・ロス主演映画「ビリー・ホリデイ物語/Lady Sings The Blues」のサントラで、会話シーンからミッシェル・ルグラン書き下ろしの愛のテーマへつながるシークエンスでちらっと流れるんですよねダイアナ・ロス - Lady Sings the Blues (Original Motion Picture Soundtrack) - Cafe Manhattan / Had You Been Around / Love Theme。もしかして映画のために書かれたオリジナルなんでしょうか。サントラではミッシェル・アラーが歌っています。そういうわけでダイアナファンには耳なじみある曲をダイアナのバージョンで聞けるということでちょっとお得な気分になれる1曲。ダイアナもとっても楽しそうに歌っています。
8.Little Girl Blueダイアナ・ロス - The Blue Album - Little Girl Blue
 ブロードウェイのヒットメイカー、ロジャーズ&ハートが1935年のミュージカル「Jumbo」のために書いた曲ですが、ミュージカルを離れていろいろな歌手に歌われるスタンダードになりました。フランク・シナトラFrank Sinatra - Songs for Young Lovers / Swing Easy! - Little Girl Blue、ニーナ・シモンNina Simone - Nina Simone's Finest Hour - Little Girl Blue、 ジャニス・ジョプリンJanis Joplin - The Essential: Janis Joplin - Little Girl Blueなど幅広い歌手に歌われています。ダイアナもこの演奏をそのまま流用してボーカルを差し替えて1973年のヒットアルバム「Touch Me In The Morning」に収録しています。後者のほうがよりポップでクールな歌い方ですが、実はダイアナはこれ以前にもこの曲をレコーディングしていて、スプリームス(シュープリームス)時代に1967年にリリースした「Sing Rodgers & Heart」のために録音しながら、アウトトラックとなり、その後、1986年のスプリームスデビュー25周年記念アルバムではじめて日の目を見て、1987年の「Sing Rodgers & Heart」The Supremes - The Supremes Sing Rodgers and Hart: The Complete Recordingsの完全盤にもあらためて収録されています。これらを並べて聞くと…スプリームス時代の歌い方が一番キュートで新鮮でよかったりしますが…聞く人の趣味によりますか。ベリー・ゴディーJr.はよっぽどダイアナにこの歌を歌わせたかったんですね。

というわけで今夜はここまで。続きはこちら


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2006年06月26日

ダイアナ・ロス 未発表アルバム「Blue」を聞いて その1

1972年にレコーディングされたアルバム「Blue」
 ようやく一般ストアで発売になったダイアナ・ロスの新しいCD「Blue」ダイアナ・ロス - The Blue Albumが1週間前に届いておりました。新しいとはいってもレコーディングされたのは1972年で、当時はリリースされずお蔵入りになったものが、30年以上経ってようやく日の目を見たということになります。新録の「Going Back」が収録されたベストのリリースや過去のアルバムが未発表曲や未発表バージョンのボーナストラックを収録して再CD化されていたりしますが、新録音アルバムということでは1999年以来リリースがとだえているんですよね。今年のはじめには母の日までに新作リリースという噂もあったのに、まったく音沙汰無しなのが気になるところです。
 さて、「Blue」ですが、輸入盤は歌詞カードこそないもののちゃんとブックレット形式の解説がついていたので、落ち着いてこれからじっくり読みたいところ。さらっと読んだ中で「なるほど」と思ったのは、直前にリリースされ大ヒットした「ビリー・ホリデイ物語/Lady Sings The Blues」ダイアナ・ロス - Lady Sings the Blues (Original Motion Picture Soundtrack)のサウンドトラックと曲目や内容が重なるようなアルバムがなぜレコーディングされ、そしてなぜリリースされなかったかというところで、モータウンがダイアナがアカデミー賞の主演女優賞が獲得できていたらリリースするつもりだったのではという一文があり、なるほどと思いました。ご存知のように残念ながらアフリカ系女性初めてとなるオスカー主演女優賞はハリウッドの申し子ライザ・ミネリにはばまれてしまって、このアルバムもお蔵入りしてしまったんでしょうか。
 さて、内容ですが、「ビリー・ホリデイ物語」ではあくまでもビリーを演じながらの歌唱ということでしたが、この「Blue」はダイアナ・ロスとしてのレコーディングというところに差をださねばならないプレッシャーが当時のダイアナにあったかどうか興味ぶかいところですが、「ビリー…」に比べてかなり力んだかんじを受けましたが、みなさまはどんな感想をお持ちでしょうか。
曲紹介&個人的な感想
 まだ聞き込んではいませんが曲紹介をさらっと…できるところまでふらふら
1. What A Diiff'rence A Day Makes ダイアナ・ロス - The Blue Album - What a Difference a Day Makes
 1曲目ということで、聞いていないながらも一番よく耳にしています。個人的にはアレサ・フランクリンのコロンビア時代のベストで耳なじみあるナンバーで、最近ではなんといってもバリー・マニロウの大ヒットアルバム「The Greatest Songs of the Fifties」Barry Manilow - The Greatest Songs of the Fiftiesにも収録されていましたのでそちらのほうは数多くの方が聞いていらっしゃるのではないでしょうか。この曲はダイナ・ワシントンの持ち歌Dinah Washington - Ultimate: Dinah Washington - What a Difference a Day Makesでグラミー賞にも輝いています。邦題「縁は異なもの」。ダイナ・ワシントンはダイアナ・ロスのボーカルスタイルに影響を与えた歌手のひとりだと言われていますが、おもしろいことにダイナのバージョンの方がダイアナっぽいんですよ、ところどころでダイアナ?って思う箇所があったり。ダイアナのバージョンも悪くないんですけど、もっとばっしばっしっと決めるところがないと、とろくさいかんじがして愛嬌といえばご愛嬌ですが…。演奏&アレンジは素敵です。ストリングスから入ってエンディング、トランペットとギターで終わるところまでお洒落でロマンティックです。
2. No More ダイアナ・ロス - The Blue Album - No More
 「ビリー・ホリデイ物語」では使用していませんが、ビリーの持ち歌だった1曲。歌いだしが映画で見せたダイアナなりのビリーといった歌い方です。
3. Let's Do It ダイアナ・ロス - The Blue Album - Let's Do It
 伝説的なソングライター、コール・ポーターの出世作「Let's Do It(Let's Fall In Love)」は、こちらもビリーのレコーディングがあるようです。ここまでの3曲ではとにかくトランペットが目だってまして、ダイアナの歌声よりまずそちらのほうに惹かれてしまうほど。この曲のもってるポップなかんじは比較的ダイアナの持ち味が引き出せてるように思いますが。
4. I Loves Ya Porgy ダイアナ・ロス - The Blue Album - I Loves You Porgy
 もちろんニーナ・シモンの十八番Nina Simone - The Best of Nina Simone - I Loves You, Porgy、ガーシュインです。ライブアルバムにも収録されていたのでダイアナも持ち歌にしていたのではないでしょうか。正直「Live at Caesar's Palace」ダイアナ・ロス - Live At Caesars Palaceのほうがダイアナ・ロスがいきいきしてるように思いました。このアルバム全体を通してダイアナがかしこまりすぎなのが、少し物足りなさを感じました。

というわけで・・・今夜はここまで。
その2へ続く(こちら)



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2006年06月14日

ダイアナ・ロス&マイケル・ジャクソン 幸せだったあの頃

映画「Wiz」から「Ease On Down The Road」
ダイアナ&マイケルのパフォーマンスを見る(こちら)
 これは1981年のダイアナ・ロスのテレビスペシャルにマイケル・ジャクソンとクィンシー・ジョーンズがゲスト出演したときの模様です。マイケルはアルバム「Off The Wall」が大ヒットした直後、あのモンスターアルバム「スリラー」発売前で、まだ人間だった頃ですねもうやだ〜(悲しい顔)。気心を許しあったふたりがリラックスムードで楽しんで歌っているのがまわりに伝わって幸せな空間を作っています。
 マイケル・ジャクソンといえば、先日、日本のMTVアワードにシークレットゲストとして登場。スマスマにも出演と…びっくりするような来日がありましたが、アメリカでは活動らしい活動もできず、レコード会社との契約もない状態だそうです。
 ダイアナも当時は「Upside Down」「Endless Love」とビッグヒットが続き、名実ともにナンバー1女性シンガーとして君臨している頃。もちろんこの頃だってダイアナより歌のうまい歌手はいっぱいいましたが、パンツスタイルでこんな風に踊って魅せられる歌手はいなかったですね(そもそも人間サイズのパンツが入る腰周りの歌手からして少なかったわーい(嬉しい顔))。今は歌手であってもスタイルもルックスも良くて当たり前ですから(だから最近は歌がうまい歌手がいなくなったのかもわーい(嬉しい顔))、あの頃はのんびりしたいい時代でしたね。だからマイケルがこんなに自然に笑っていられたんでしょうか。
 ふたりで楽しく歌ってるナンバーはふたりが共演した映画「WIZ」(黒人版のオズも魔法使い)から「Ease On Down The Road」。映画でも音楽を担当したクィンシー・ジョーンズがピアノに座っていますが、マイケルとクィンシーがであったきっかけがそもそもこの映画で、その後のマイケルの快進撃はクィンシーとの2人三脚だったことを思うと感慨深いです。
 ローカルネタで申し訳ないですが、この「Ease On Down The Road」には思い出がありまして、セレッソ大阪がまだJリーグに上がる前、下部リーグで昇格を目指していた頃、チアガールの女の子達がときどき(ホームゲームでも毎回ではなかったようですので専属ってわけではなかったような)でてきて踊ってたのがこの曲。長居もまだ大きなスタンドが完成する以前、がらがらの芝生席でひなたぼっこしながらのんびり応援できた時代でした。


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ダイアナ・ロス 未発表アルバム「Blue」を聞いて その2
ダイアナ・ロス 未発表アルバム「Blue」を聞いて その1
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2006年05月03日

ダイアナ・ロス 未発表ジャズナンバー集はスターバックスで先行発売

ニュースソース(こちら)
Diana Ross 「Blue」
 母の日までには新作リリースに向けてレコーディング中なんてニュースは結局どこえやら・・・。まずはモータウン時代にレコーディングしてて未発表になってたジャズ&ブルースナンバーを集めたアルバム「Blue」が先にリリースされることになってしまいました。正式発売は6月30日ですが、それに先駆けてアメリカ&カナダのスターバックスの店舗で5月16日から先行発売されるそうです。レコーディングされた時期は1971年から1972年ごろとちょうど映画「ビリー・ホリデイ物語/Lady Sings The Blues」のプロジェクトの時期と重なってまして、そのサントラと同じ、ジル・アスキーがアレンジしています。ジル・アスキーはスプリームス時代からのダイアナのバンドマスターでもあり、ソロになってからの「ライブ・アット・シーザースパレス」にはじまり、90年代の「Lady Sings the Jazz & Blues」のテレビスペシャルでもバンドマスターでもありとダイアナのことを知り尽くした人物なので、アルバムのできは保証済み?とにかく音を聞くのが楽しみです。スターバックスのサイトなどではまだ紹介されてないので通販でスターバックスから注文できるかは分かっていませんが、6月20日発売でアマゾンではすでに予約を受付中です。
収録予定曲
"Let's Do It"
"I Loves Ya Porgy"
"But Beautiful"
"What A Diff'rence A Day Makes"
"No More"
"Had You Been Around"
"Can't Get Started With You"
"Easy Living"
"He's Funny That Way"
"Solitude"


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posted by Alex at 05:34| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイアナ・ロス | 更新情報をチェックする

2006年05月01日

ダイアナ・ロス 「Rescue Me」(マドンナ「Like A Virgin」イントロの元ネタ?)

****Web版Everegreenと同時更新です。Web版には欄外コラムも設けてます。***

目から鱗の大発見かな??
 これ、久々に聞きながら目から鱗の大発見があったので書きますね(先に気づかれてた方いたらごめんなさい)。ダイアナ・ロスには熱狂的なファンも多いし、レコーディングに関する逸話とかアウトトラック情報とかもネット上にかなりでているので私が見逃してるだけかもしれませんが、少なくても私は読んだことも聞いたこともないので「大発見」ってことで書かせていただきます。ちょうど昨年にはダイアナ・ロスのアルバム「Swept Away」も日本でCDが再リリースされて、まだ入手が容易ですしね。
アルバム「Swept Away」ナイル・ロジャースはどこへ?
 1984年といえばまだまだダイアナ・ロスが現役のスーパースターとしての神通力が残ってた頃ですね。レコードセールスのスケールダウンは否めませんでしたが、ソウル系の女性シンガーで常にクロスオーバーヒットしてトップ40に入れるってのは当時はダイアナ・ロスしかいなかったですしね…、ホイットニー・ヒューストンやジャネット・ジャクソンがようやくこの頃登場して、R&B系の女性シンガーがTOP40に入るなんてことはだんだん珍しくもなんともなくなるわけですが。
 そんな1984年にリリースされたアルバム「Swept Away」は事前情報ではダリル・ホール、アーサー・ベイカー、ライオネル・リッチー、そしてシックのふたりナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズの参加が伝えられていました。複数のプロデューサーを起用してのアルバム制作は1980年代中ごろから主流になってましたから、その流行にのってといった陣容だったわけですが、蓋を開けてみるとダリル・ホール&アーサー・ベイカーが参加した「Swept Away」、ライオネル・リッチー制作の「追憶の涙/Missing You」、バーナード・エドワーズ制作の「Telephone」などは収録されていましたが、ナイル・ロジャースの名前がない。結局、ナイル・ロジャースは不参加か、ダイアナとは1980年の大ヒットアルバム「Diana」制作時にミックスダウンで揉めて喧嘩別れしちゃってたなどの状況もあったからかななどと思っていたわけです。
 それに、このアルバムのクレジットの書き方がすごくしょぼくて、RCA移籍以後のダイアナのアルバムは参加した豪華なミュージシャンを誇示するように細かいクレジットがついていたのですが、このアルバムにはまったくない。日本盤のライナーノーツなどにプロデューサーだけは書かれていましたが、宣伝文句に帯にかかれてた「ジェフ・ベック参加」のジェフ・ベックのギターがどの曲で聞けるのかすらわからない・・・勝手に「Forever Young」のギターソロかななんて思っていたら、アルバムと同じセッションでレコーディングしたファーストシングル「Swept Away」のカップリング「Fight For It」で聞けるらしいなんて話をどこかで知って、「え?アルバムには入ってないの?誇大広告ジャン」なんて思ったことを記憶してたりするほど、クレジットマニアにとっては不親切なつくりのアルバムでした。
Fontella Bass「Rescue Me」のカバー、え?ナイル・ロジャースじゃん!
 このアルバムにはいくつか前述の「Forevr Young」(ボブ・デュラン)以外にもカバーソングが収録されていましてそのうちのひとつがこの「Rescue Me」。モータウンの直系のルーツでシカゴソウルの名門、ノーザンソウルの雄チェスレコードからリリースされたフォンテラ・バス(ベース)の1965年のヒット曲。日本でまさかのゴスペールブームを巻き起こした映画「天使にラブソングを」でも使われてたので意外にオリジナルの方をご存知な方も多いはず。
 ダイアナ・ロス自身の青春時代によく聞いた曲をカバーしたんだろうなと以前はのんきに聞いてきたわけですが、連休に入っていろいろ部屋をまさぐってたらたまたま自分が昔作ったコンピレーションのCD-Rがでてきたので聞いたんですが、「あれれれ・・・これもしかして」と思ったわけです。リリース当時は洋楽もそんなに聞いていなかったので気がつきもしませんでしたが、ギターがどう考えてもナイル・ロジャースなの、ダイアナ・ロスの「I'm Coming Out」やシーナ・イーストンの「Do It For Love」のギターと比べてもらえれば一発でわかってもらえると思いますが(シックのフリークなら聞き比べなくても即でわかってもらえますが)、誰かが真似して演奏してるとか言うレベルじゃないわけ。気がついたあとも最初は、自分もシック風のアレンジにしたんだと騙されて聞いていましたが、聞けば聞くほど、シックそのもの。ドラムはもろトニー・トンプソン風の無機質な叩きかただし、それに後半のホーンとギターのバトルする感じやボーカルがアウトしていくところなんか完全にシック。もしダイアナ・ロスや彼女の片腕だったレイ・チューのプロデュースやアレンジでこれができてたら、すごすぎる・・・んだけどやっぱりこれはナイル・ロジャースの仕事以外にありえないわけ聞けば聞くほど。そしてダイアナのボーカルを思いっきり加工して人工的な響きのしょりにしちゃってるのも、それこそダイアナとナイルがアルバム「Diana」で最後にもめにもめたあの手法そのもので、少なくてもレコーディング段階ではナイルが参加していたのは明らかで、何らかの事情でクレジットしないように話がついたか、最後、ナイルが投げ出した仕事をダイアナがスタジオにはいってミックスダウンしたかってところでダイアナ自身がプロデューサーとしてクレジットされたんじゃないでしょうか。
 AMGで調べてみたら(こちら)今ではしっかりナイル・ロジャースがGuitar/Producerとして認知されてたりして、おいおい当時、東芝EMIが国内盤作ったときに見落としたのかよ!という疑いさえ出てきたりして。そのポイントでこの曲聞きなおしてみていただくと、この曲のアレンジが「I'm Coming Out」へのオマージュというか再演になってるのがよく分かってもらえると思います。後に「Workin' Overtime」でナイル・ロジャースがダイアナ・ロスのアルバムを再び丸ごとプロデュースしたときはナイルがまさに「Workin' Overtime」状態でネタ切れだったのに対し、この頃はまさに旬のミュージシャンだったので勢いがあってレベルの高い仕事してると思います。
 そう考えるとアルバム「Diana」とアルバム「Swept Away」のアナログ盤ジャケットの両方がモノクロでたて開きにすると全身写真になっていたり、同じフランシスコ・スキャバロをカメラマンに起用してたりという共通点がありのも、アルバム「Diana」の大ヒットを再現したいというダイアナの気合だったんだなと今さら気づいたりして。
話はまだまだつづいて「Like A Virgin」の元ネタ説へ
 ダイアナ・ロスのバージョンだと分かりにくいですが、この「Rescue Me」のオリジナルのイントロってフォートップスの「I Can't Help Myself」なんです。どっちがぱくったんだとか!ってネット上で探してみたらこんなページ(「小林克也のRadioBaka」  期限切れ遺失物移管所)があって・・・あーやっぱりこのパクリは世間的に認知されてたのねと納得。原型を少しアレンジしてるダイアナ・バージョンのイントロでも続きで歌えちゃうもんね「しゅがぱい、はにばんち!」って。でね、「I Can't Help Myself」も「Rescue Me」も同じ1965年のヒット曲でどっちが先でどっちが後かが大変微妙。
 でも、このリンク先で書かれてるマドンナの「Like A Virgin」のイントロがこれらふたつをパックったのは確かなんですね時間的に(当たり前か)、しかも本人公認ですか。・・・いや、まてよ「Like A Virgin」もナイル・ロジャースのアレンジ/プロデュースだということはダイアナ・ロスの「Rescue Me」が丁度同時期(直前)ということを考え合わせると・・・あ!ダイアナとこの曲レコーディングしたときのイメージが残ってて「Like A Virgin」のアレンジへのアイデアが浮かんだんだな、とここまで気づいて私は目から鱗だったわけです。
 この話の大オチまでついてきてくださった方はEvergreenずっと読んできてくださる方でも数名かとは思いますが、連休中、もしお時間がおありでしたらぜひぜひ聞き比べして、私の文章に再び失笑でもしていただけるとうれしいですね。
フォンテラ・バス「Rescue Me」
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ダイアナ・ロス「Rescue Me」
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マドンナ「Like A Virgin」
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ダイアナ・ロス 1980年「Diana」デラックス盤
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本文中にでてくるシックとダイアナが組んだ傑作アルバムです。80年代はこのアルバムに影響された作品をデヴィッド・ボウイ、デュランデュラン、マドンナなどがレコーディングしています。ジャネット・ジャクソンの出世作「Control」の制作手法もこのアルバムを真似ています。デラックス盤は長らく幻の存在だったシックの手によるミックスバージョンをフル収録というお宝盤。Web版(こちら)でアルバム紹介かいてますので興味のある方はご覧ください。
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あっ!tatsubo-の感じた事 Diana Ross -Swept Away !!84'
posted by Alex at 18:54| 大阪 ☀| Comment(7) | TrackBack(10) | ダイアナ・ロス | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

お母さんはスーパースター

有閑マダムと若いツバメ?
evanross.jpg
 最近ニュースでみた写真で一番衝撃を受けたのがこれ。一見すると有閑マダムと若いツバメですが、ご存知スーパースターダイアナ・ロスとその息子エヴァン・ロス。なにが衝撃ってエヴァンがこんなに大きくなってたことにびっくり。1988年生まれですから17歳、お父さんもお母さんも美形ですから、すっかりハンサムさんになりましたね。
whenyoutellme.gif
 こちらがダイアナ・ロスの「When You Tell Me That You Love Me」のPVに出演してたエヴァン。ついこないだだった気がするんですが、子どもって大きくなるの早いんですね。感動というか驚異です。
dianafamily.gif
 エヴァンがスクリーンデビューすることになった「ATL」の試写会でダイアナファミリーが一同に介したわけですが、一時は精神的に不安定になってたダイアナがかなり元気になっていて安心しました。少し前には「母の日までには新作リリース」なんてコメントもあったはずなのに…とんとそちらの話が聞こえてきませんが。
早速映画の感想を書かれてるブログを発見!
SOUL ブラック・ムービーBlack Movie - ATL - 日本未公開 (2006) 131本目
エヴァンのインタビュー(英語)を読む(こちら)

ダイアナ・ロス 未発表アルバム「Blue」を聞いて その2
ダイアナ・ロス 未発表アルバム「Blue」を聞いて その1
posted by Alex at 19:09| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイアナ・ロス | 更新情報をチェックする

2005年12月23日

リチャード・プライヤー死去、ダイアナ「Amaging Grace」捧ぐ

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名優・盟友の悲しい死
 先日、Jungwoo!さんのHP(こちら)でリチャード・プライヤーさんがお亡くなりになっていたことを知り大変ショックを受けました。リチャード・プライヤーといえば映画「Lady Sings The Blues」と「Wiz」でダイアナ・ロスと共演しただけでなく、モータウン25周年のイベントで司会を務めるなど、ダイアナとの親交が厚かった盟友。モータウン25周年記念イベントで、モータウン所属のアーティストのグループ名をうまく織り交ぜながらベリー・ゴディーJrの歴史を語ったシークエンスでは場内から拍手喝采を浴び、さすが元スタンダップコメディアンというところを見せてくれました。また、黒人コメディアンとして多くの映画に出演し、パイオニア的存在でその後のエディー・マーフィーやウィル・スミスの活躍へ道を切り開いた存在。エディー・マーフィー自身が「彼が自分のロール・モデルであり、コメディアンを目指すきっかけだった」と語っています。エディーとプライヤーは「ハーレムナイト」で共演していまして、DVDのジャケット写真(左)をご覧になるとふたりが顔を揃え、憧れのひとと共演できたエディーが誇らしげに見えます。
Amaging Grace
 先週土曜に近親者だけで行なわれた葬儀の間、ダイアナはずっと「Amaging Grace」をハミングしていたそうです。ダイアナ自身、いろいろつらいことを乗り越えて活動を再開したばかりなので、ショックを受けていないか心配です。リチャード・プライヤーさんのご冥福をお祈り申し上げます。
ダイアナ・ロスの「Amging Grace」は彼女のクリスマスアルバム「Very Special Season 」(こちら)に収録。ウィーンでのスペシャルライブでの録音ですが、素晴らしい歌声ですので機会があれば聴いてみてください。私もクリスマスへ向けて、このアルバムを聞きたいと思います。
ダイアナ・ロス 未発表ジャズナンバー集はスターバックスで先行発売
posted by Alex at 00:56| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ダイアナ・ロス | 更新情報をチェックする

2005年12月20日

ダイアナ・ロス&Westlife JCB Songに負けて全英初登場2位

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初登場は2位
 20年ぶりのイギリスチャート制覇が期待されていたダイアナ・ロスがゲスト参加したWestlifeの「When You Tell Me That You Love ME」ですが、事前の危惧(こちら)が的中しまして、初登場は2位でした。次週はX-Factoryで優勝した強力な新人のデビューシングルが1位になることが確実視されていますので、ここからよほどロングセラーにならないかぎり1位は厳しいですね。ただWestlifeの前のシングル「You Rase Me Up」はイギリスのチャートでは珍しく粘り腰でロングセラーになりましたので、わずかではありますが望みはすてないで見守っていこうと思います。クリスマスチャート制覇を欲張ってしまったためにリリースタイミングを間違ったかな?先週なら1位だったかもしれません。
それでもうれしい活動再開
 冷静になって考えればダイアナにとっては久々のシングル。Westlifeの助力が大きいとはいえ2位は立派!ダイアナにとっては1999年以来の「Not Yet Over」以来のベスト10入りです。ニューアルバムを来年5月発売に向けて制作中ですので、ぜひ予定通り完成させて次こそは来日公演を実現してほしいです。
westlife-whenyoutellmethatyouloveme.gifWhenYou Tell Me That You Love Me
Westlife with Diana Ross
Bmg
このCDの情報を見る。
ありがとうございます。
「White Christmas」を村録のマキシシングルも同時発売。(こちら)
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Letters from Music「BBC UK Singles Chart (2005/12/18発表)」
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posted by Alex at 05:57| 大阪 ☀| Comment(8) | TrackBack(2) | ダイアナ・ロス | 更新情報をチェックする