アメリカ初回放送2008年5月6日
日本初回放送2008年5月31日
全米視聴率 13.9パーセント
全米視聴者数 2286万人
いよいよTOP4の戦い、これを乗り越えれば凱旋だ!
アメリカンアイドル、コンテスタンツにとってシーズン中いろいろとチェックポイントがありますが、まずは本選に出場できるTOP24、そして決勝ラウンドでファイナリストと呼ばれることになるTOP12、アイドルツアーに出演できるTOP10、とシーズン7もシーズンが進んできましたが、そして、次のチェックポイントがプライベートジェットで故郷へ凱旋することができるTOP3というのもコンテスタンツにとっては夢見てきた目標地点のひとつになるのではないでしょうか。というわけで、今週の結果発表後は脱落したひとりはもちろん、勝ち残った3人も故郷へいったん帰ることになるのです。これまでもこの故郷への凱旋で数々のドラマがありました。テイラー・ヒックスの町を挙げてというよりそのエリアいったいを挙げての熱烈な歓迎振りには度肝を抜かれましたし、エリオット・ヤミンの凱旋もまた、彼の人柄とそれを愛するファンとの暖かい交流が描かれ、またお母さんと一緒にオープンカーでパレードする様子は、今、思い出しただけでも涙がでてくる素敵なシーンでした。
また、TOP4の週の結果発表では日本で放送された過去2シーズンともが衝撃的な結果発表だったことも忘れられません。S5はあのクリス・ドートリーが脱落、しかもロックが得意な彼がエルビス・プレスリーの課題のときに脱落という、今シーズンのマイケル・ジョーンズ脱落以上の衝撃度で全米を震撼させました。あのディープインパクトがあったからこそ逆に今のドートリーの成功があると言っても過言じゃありません。そして先シーズンS6では私が応援していたラキーシャ・ジョーンズがバリー・ギブをメンターに迎えた課題で脱落。レベルが高いといわれた今シーズンのコンテスタンツと比較しても歌唱力ではまったく引けをとらなかった彼女を応援していましたので、私にとってはクリスの時以上にショックを受けたのを覚えています。果たして今シーズンはどんなドラマが待っているでしょうか!
今週の課題は「ロックの殿堂」
The Rock and Roll Hall of Fame's 500 Songs[こちら]
オープニングでライアンが「残った4人のうち3人は、過去に投票で1位になっています」とこれまで明かされてこなかった事実を告げ、いやがおうにも気分を盛り上げました。「いつ脱落してもおかしくない」はいまやコンテスタンツが一番聞きたくないマントラとなっているのではないでしょうか。今週の課題はロックの名曲、「Rock and Roll hall of fame/ロックの殿堂」が選んだ500曲の中からコンテスタンツが好きな曲を選ぶという楽しい課題。「Idol Givces Back」の週以来の縛りのゆるい課題となりましたので、コンテスタンツの自由な創造性と、彼らが本来もっている魅力をアピールするチャンスです。「ロックの殿堂」といってもブログをやる以前のWeb版Evergreenでもご紹介していますが、スプリームス(シュープリームス)などR&B系(特にモータウン系)のアーティストも殿堂入りするなど、私たちが一般的にイメージする「ロック」より幅の広い間口を持っていますので、ロック系のデヴィッド・クックが特に有利というわけではなく、リストを目を皿のようにして探せば、4人それぞれにあった曲が見つかるはずです。ロックの殿堂紹介VTRでもダイアナ達のでっかいポスターが飾られていてにっこり。
今夜もひとり2曲ずつ、8曲のパフォーマンスがありますが、先週はライアンのマキマキモードトラップによってポーラ・アブドゥールが血祭りに揚げられてしまうというゴシップ誌をにぎわす事件を起こしてしまったので、「1曲ずつ終わるたびにジャッジがコメントしますと」ライアンが念を押します。今週はライアンがどう番組をすすめていくのかにも注目したいと思います。
デヴィッド・クック/David Cook 25歳
オマハオーディションTOP 12 Boys「Happy Together」★★☆
TOP 10 Boys「All Right Now」★★☆
TOP 8 Boys 「Hello」★★★★★
TOP 12 Beatles「Eleanor Rigby」★★★★★
TOP 11 Beatles More「Day Tripper」★★★★★
TOP 10「Billie Jean」★★★★★
TOP 9 Dolly Parton「Little Sparrow」★★★★☆
TOP 8 Idol Gives Back「Innocent」★★
TOP 7 Mariah Carey「Always Be My Baby」★★★★☆
TOP 6 Andrew Lloyd-Webber「Music of The Night」★★★★☆
TOP 5 Neil Diamond「I'm Alive」★★★
TOP 5 Neil Diamond「I Really Need Is You」★★★☆
トップバッターを任されたのはデヴィッド・クック。またまた驚く選曲ですがデュランデュランの「Hungry Like A Wolf」、ただただ懐かしいです。しかし、この曲が「ロックの殿堂」?ってのも驚き。ポストディスコの80年代ってダンスミュージックとロックとの蜜月時代、デュランデュランはまさに若き旗手でございました。この曲が収録された「Rio」はちょうど洋楽を聞き出した頃にヒットしていたアルバムで、MTVではこのアルバムから「Save A Prayer」のPV(「新日本紀行」風と揶揄されていたのも懐かしい)がよくオンエアされていて、今でも自分にとって1-2を争うほど好きなPV。映像と音楽の融合にも大変積極的なグループでした。彼らが25年たった今でも現役!というのはうれしい限りです。そういえば「Hungry Like A Wolf」のPVは今年リバイバルブームのインディ・ジョーンズ風だったことも…Dr.クッキーは計算済み?オープニングのギター部分はオリジナルよりもややエッジーな奮起をかもし出しますが、基本的にはオリジナルに忠実なバージョンとなるのでしょうか。デヴィッド・クックはサイモン・ル・ボンばりにワイルドでセクシーに歌い上げようと狙っているのでしょうが、ちょっとがなりすぎて雑だったかな?彼のコンサートというかんじでコンテストらしさはなかったですね。すでに人気投票化しているとはいっても「歌」を審査するという建前があまり崩れて欲しくない個人的には考えているので、もう少し?かな。ポイントははずさないパフォーマンスであっても曲がもつほとばしるような欲望が表現できてないというか、インタビューを読んだ後だからというわけではありませんが、下半身が体全体に指令をだしているようなサイモン・ル・ボンと、理性で動いてるクッキーでは勝負にならないなと。しかし、クック船長のおかげでスタジオがすっかり暖まり、後に続くコンテスタンツはやりやすくなったのでは?ランディは「選曲に難」、ポーラは「ハングリー」とかけて「グッドアパタイズ(前菜:トップバッターにもってこい)」と今週は気の利いたこと言おうとシナリオライターがんばりましたね。サイモンは「物真似っぽいけど勝ち残るでしょう」。[YouTube]
★★★☆
「Hungry Like the Wolf」Duran Duran [YouTube] Amazon/試聴あり
サイーシャ・メルカード/Syesha Mercado 21歳
マイアミオーディション TOP 12 Girls「Tobacco Road」★★★☆
TOP 10 Girls「Me and Mrs. Jones」★★★
TOP 8 Girls 「Saving All My Love for You」★★★★
TOP 12 Beatles「Got To Get You Into My Life」★★★☆
TOP 11 Beatles More「Yesterday」★★★★
TOP 10「If I Were Your Woman」★★★★★
TOP 9 Dolly Parton「I Will Always Love You」★★★★
TOP 8 Idol Gives Back「I Believe」★★★
TOP 7 Mariah Carey「Vanishing」★★★☆
TOP 6 Andrew Lloyd-Webber「One Rock & Roll Too Many」★★★★
TOP 5 Neil Diamond「Hello Again」★★★☆
TOP 5 Neil Diamond「Thank The Lord For The Night Time」★★★
オープニングでステージに並んだときからこれはアイケッツだなというのが分かる銀ラメのマイクロミニで登場したサイーシャはやはりアイク&ティナ・ターナーの「Proud Mary」。ここまでシアターパッケージのパフォーマンスで活路を見出してきたサイーシャにとってこれ以外ないという選択。腰をグラインドさせて色っぽさを強調する前半からアップテンポになってくる後半へと向かって、スタジオの観客もどんどん盛り上がりますし、ランディーがこういうのが大好きなのも理解できます。サイーシャも彼女の魅力を存分にステージで発揮しようとがんばっているのも切ないほど伝わってきます。でもティナ・ターナーはこんなもんじゃない。もっとワイルドでセクシーでさらに人間的な深みすらある。サイーシャはアイケッツの力を借りて観客を盛り上げただけで彼女に大衆を熱狂させるような絶対的な個性は残念ながら感じませんでした。そうか、だから登場のときにアイケッツだ!とは思ってもティナ・ターナーだとは思わなかったのか。それが全てですね。加えてダンスはどうせ踊るならとことんまで、日本で言えばピンクレディーの「UFO」と同じでアメリカのある年代以上の人たちには伝統芸と同列ぐらいで記憶されているアイケッツのダンスの様式美は「なんちゃって」で再現できるほど甘くはありません。ティナと切れ切れの体の動きとアイケッツとのコンビネーションは何度見ても痺れる、それで歌がまったくおろそかにならない凄さ、40年後の今の若者が初めて見ても「これは!」と衝撃を受けるのではないでしょうか?だから、サイーシャのパフォーマンスはこれまでと同じで「なんちゃってホイットニー」「なんちゃってマライア」に続く「なんちゃってアイケッツ(今回はティナですらない)」どまりなんですよ。追い討ちかけるようで悪いですが地方オーディションでこの曲をアカペラで歌ったダニー・ノリエガのテンションのほうがはるかにほとばしる何かを感じました。サイーシャの良さとそして限界とがはっきりわかってしまうパフォーマンスでした(これがもっとシーズンの早い段階ならコメントでも絶賛したと思います、あくまでもTOP4の基準ってことで厳しくなりました)。ポーラが「地方オーディションではなかった貫禄がでてきた」というのも、サイモンが「できの悪いティナ・ターナーの物真似」とこういうなんちゃって感ばっさり切り捨てたのも両方理解できます。[YouTube]
★★★
「Proud Mary」Ike & Tina Turner [YouTube] Amazon/試聴あり
ジェイソン・カストロ/Jason Castro 20歳
ダラスオーディション TOP 12 Boys「Daydream」★★★★
TOP 10 Boys「Just Want To Be Your Everything」★★★
TOP 8 Boys 「Hallelujah」★★★★
TOP 12 Beatles「If I Fell」★★☆
TOP 11 Beatles More「Michelle」★
TOP 10「Fragile」★★★
TOP 9 Dolly Parton「Travelin' Thru」★★★☆
TOP 8 Idol Gives Back「Over the Rainbow」★★★☆
TOP 7 Mariah Carey「I Don't Wanna Cry」★★★
TOP 6 Andrew Lloyd-Webber「Memory」★
TOP 5 Neil Diamond「Forever in Blue Jeans」★★
TOP 5 Neil Diamond「September Morn」★★☆
今夜は少しゆとりがあるらしく、ライアンが観客いじり、いじられたのはカーリーのそっくりさん(嘘)。そして、ジェイソン、ジェイソン、ジェイソン、ボブ・マーリーですか。レコードコレクターズの最新号がたまたまアイランドレコードの栄枯盛衰物語でキーパーソンとしてボブ・マーリーがでてきたのを読んだところだったせいか余計に感慨深いですが、ジェイソンはとドレッドヘアーこそレゲエ風ですし、とってもオーガニックなシンガーではありますが…果たしてどうなんでしょう。おそらくアメリカンアイドル史上で初めてレゲエをパフォーマンスしたコンテスタンツとして記憶には残るでしょう。歌い終わった後も「やってやったぜ!」といった満足げな笑みを浮かべます。そんなジェイソンの勇気と大胆さは評価したいので星はつけました。もうそろそろコンペを離れて、評価を気にせず彼が思うとおりの音楽だけをやるときがきたのかもしれません。デヴィッド・クック以上にコンテストではなくてジェイソンファン向けのライブ(インストアクラスの…)ってところで、コンペとしてはジャッジのようにダメダシするしかないかな、受け付けられないという評価でした。
[YouTube]
★☆
「I Shot the Sheriff」Bob Marley [YouTube] Amazon/試聴あり
「I Shot the Sherif」Eric Clapton [YouTube] Amazon/試聴あり
デヴィッド・アーチュレッタ/David Archuleta 17歳
サンディエゴオーディションTOP 12 Boys「Shop Around」★★★★☆
TOP 10 Boys「Imagine」★★★★★
TOP 8 Boys 「Another Day in Paradise」★★★★☆
TOP 12 Beatles「We Can Work It Out」★
TOP 11 Beatles More「Long And Winding Road」★★★★
TOP 10「You're the Voice」★★★
TOP 9 Dolly Parton「Smokey Mountain Memories」★★★★★
TOP 8 Idol Gives Back「Angels」★★★★☆
TOP 7 Mariah Carey「When You Believe」★★★★
TOP 6 Andrew Lloyd-Webber「Think Of Me」★★★☆
TOP 5 Neil Diamond「Sweet Caroline」★★★☆
TOP 5 Neil Diamond「America」★★★
スタジオではいつも神妙な面持ちのアーチュレッタ坊やですが、今日のビデオは珍しくリラックスして笑顔全開、なにかいいことありましたでしょうか?1曲目に選んできたのは「Stand By Me」、ちびっ子喉自慢なら王道中の王道。で、やっぱりこのちびっ子喉自慢スタイルならはまるはまる、光度10倍増しぐらい輝いちゃいます。わんこの前でしか歌ったことがないとご謙遜されますが、すでに十八番のスタイルが確立されていてメロディーもところどころ変えながら、彼の声の良さを全て残さず伝えきる構成もお見事。聞きほれちゃいましたよ。ドリー・パートンの週以来じゃないかな?アーチー自身も楽しげに歌って、歌い終わった後に満足げな表情を浮かべたの。ここ数週なにかに追い詰められた顔をしていたのが気になっていたので、やっとアーチーらしさが戻ってきてほっとしました。目を閉じて耳を澄ませて歌声を聴いたら、この声の魅力に抗することができる音楽ファンはまずいないでしょう。ただ、目を開けて歌声の持ち主が17歳でしかも飛び切り童顔の男の子だと分かったときに、さらに魅力を感じる人もいれば、何か気まずさをかんじてしまう人もいる、そこのところだけですね、このパフォーマンスでの問題は。いつもは名曲のメロディーを歌手が勝手に変えたりすることは糾弾してしまう私でも今夜のパフォーマンスなら白旗揚げるしかないですよ。パパ・アーチュレッタ追放騒動[詳しくはこちら]にまで発展した「Beautiful Girl」からの引用も「Beautiful Girl♪」の1フレーズぐらいで、これが大騒動になるとはニュースを知らなければ気づかなかったかも。ニュースを先に知ってたので肩透かしでした。趣味から言えばアーチーのベストパフォーマンスといわれている「Imagine」よりこちらのほうがはるかに好きです。というわけで5つ星でたよ!
[YouTube]
★★★★★
「Stand By Me」Ben E. King [YouTube] Amazon/試聴あり
「Beaytiful Girl」Sean Kingston [YouTube] Amazon/試聴あり
デヴィッド・クック/David Cook 25歳
オマハオーディションそうか、これまでロック系でないナンバーをロック的な解釈やアレンジでパフォーマンスすることによって独自性を発揮してきたデヴィッド・クックにとって素材が最初からロックだと難しいんだなと思い知らされました。しかも彼に対してはジャッジも観客も視聴者も何か普通じゃないことをやって自分たちを驚かせてくれるんじゃないかとどのコンテスタンツより期待されてしまっている。私は1曲目にデュランデュランを選んでくれただけで結構「どひゃー」と驚かせていただきましたが、あちらはオーソドックスなパフォーマンスだっただけに2曲目に期待が高まっているって演出なのかな?このライアンとのトークの流れも。選んだのはThe Whoの「Baba O'Reilly」。「素晴らしかった、個性的なアレンジも最高!」って書きたい気持ちはやまやまなのですが、The Whoのアレンジ、ボーカルの完成度が高くて、アイケッツとは違うベクトルですが形式美が確立されてるナンバーを、もう一度崩してパフォーマンスするにいたってはそれなりの動機付けが必要なところ。残念ながら今夜のクック様からはそのヴァイブが画面を通じて日本の私の家には伝わってきませんでした。もちろん他のご家庭に伝わっていたとしてもそこまで否定はいたしませんし、ジャッジが絶賛するならそれはそれでよいでしょう。しかし1971年の作品とはいってもアメリカンアイドルを見るようなテレビ好きの視聴者層なら、毎週毎週、CSI:NYのオープニングでオリジナルバージョンを聞いているわけで誰もが簡単にオリジナルと比較して批評できる状況にあえてクック船長は挑戦したわけで、私は駄目だった、でも他の人には良かったかもしれない、そういうパフォーマンスでした。最後まで甘口のAOR路線で終わってたら星無しにするところでしたがラストはオリジナルへのリスペクトも感じさせてくれたので及第点。まだ20代の駆け出しロッカーなら手堅くまとめるのではなくてぶっ壊れるくらいの疾走感をもっと!大御所が昔の名前ででていますってやるみたいなパフォーマンスしちゃだめだ。
[YouTube]
★★★☆
「Baba O'Riley」The Who [YouTube] Amazon/試聴あり
サイーシャ・メルカード/Syesha Mercado 21歳
マイアミオーディション これはまたディスカスティングなパートになってしまいました。ここまで自分が持ってる全ての武器を使い切ってきたサイーシャ、ハリウッドラウンドでは声がかれてしまったかわいそうな少女を演じ、決勝ラウンドでは女の武器である胸も足も出せるところは全部だしてきて、そうかそれがまだ残されていましたか…TOP4で唯一のアフロアメリカンであることを視聴者、特に同じアフロアメリカンにアピールするためだと思いますが、自分が勝ちあがってきた物語を60年代の自由公民権運動になぞらえて、「A Change Is Gonna Come」をパフォーマンス。熱狂的な支持者も得られる代償に、何をだいそれたことをと思って彼女と距離を感じたり、またそういうテーマを話題にすることすら毛嫌いする層も確実に存在するアメリカですから大きなリスクも背負うことになります。パフォーマンスでも自分の得意なパートである大きな音で声を張り上げる部分を強調するボーカルアレンジにするために曲を大幅にいじって、これはこれで燃え盛る火災現場に自ら飛び込んでいくような作戦。デヴィッズの2人の実力やジェイソン・カストロの人気振りを身近にいて分かっているからこそ、できることはすべてやらなければいけないというせつないまでの焦燥感がひしひしと伝わってくるステージ。1曲目は足、2曲目は胸と露出部分を変えてくるなんてかわいらしいじゃないですか。でもやっぱり歌唱が不安定すぎる…もちろんジェイソンの歌声と同じレベルで評価しちゃかわいそうですが…。でもここまでなら、なにもかもに目をつぶってサイーシャに来週へ勝ち残ってほしいと応援できた。でも最後に泣いちゃだめ。コンペで涙を武器にするのだけはやっちゃだめだよサイーシャ(と手厳しいこと書きながらもらい泣きする私がここにいます)。しかし、サイモンにサイーシャ泣かせた責任を押し付けられたぐらいであんなにうろたえて自己弁護に走るなんてランディかっこ悪いよ。あ、今週はランディが壊れる役で、先週のポーラのぶっ壊れは演出の一部だったんだとごまかすシナリオなのかな?
[YouTube]
★★☆
「A Change Is Gonna Come」Sam Cooke Amazon/試聴あり
ジェイソン・カストロ/Jason Castro 20歳
ダラスオーディション1曲目はご自慢のドレッドへアーと炎上を恐れない勇気以外、評価しどころの無かったジェイソンですが、2曲目に選んだのはボブ・ディラン。バーズの大ヒット曲としても親しまれていますが「Mr. Tambourine Man」。これはアコースティックギターで弾き語りするスタイルがばっちりはまってジェイソンワールドな選曲、歌いだしもジェイソンらしいかろやかさとロマンティックな雰囲気がでていて良かったのですが突如「ん・んー・んんん♪」って歌詞がでてこなくなってしまいました。うわーやっちゃいましたか。なんとか歌詞を取り戻して歌を続けますが、こうなってくると正しい歌詞を歌ってるのか彼が緊急作詞をしながら歌ってるのかすら怪しくなってきます。でもラストまで歌いきって、最後の見せ場も決めて、決して悪いパフォーマンスではなかったと思いますよ。こんなに人数が絞られてきてからの誰もがはっきりわかってしまう失敗は痛いな。サイモンからは「俺が荷物まとめといてやろうか!」と最後通牒を突きつけられてしまいました。それでもジェイソンに勝ち残ってほしいと1曲目終了後よりは思えた私はおかしいのでしょうか?
[YouTube]
★★★
「Mr. Tambourine Man」Bob Dylan [YouTube] Amazon/試聴あり
「Mr. Tambourine Man」The Byrds [YouTube] Amazon/試聴あり
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デヴィッド・アーチュレッタ/David Archuleta 17歳
サンディエゴオーディションジェイソンのときも気になりましたけど、せっかくコンテスタンツの生の声が聞ける数少ないチャンスであるビデオ部分で、タイアップ企業の商品を宣伝させるのやめてほしいな。「商業主義=全能」なアメリカの番組に石投げても無駄ですか。選んできたのはプレスリーの「Love Me Tender」、1曲目に続いてこれまた王道中の王道。アンドリュー・ロイド=ウェバーの頃までの逃げの戦略と違って、先週のニール・ダイアモンドからは王道街道まっしぐらでいいですね。実力に自信があればあるほど王道を行くべきなんですよ。「Love Me Tender」は背伸びしすぎかなと、下手したらこましゃくれたガキがこれ見よがしに歌うディズニーチャンネル風になりかねないなと危惧しましたが、歌は今の彼にこれ以上求めてはだめでしょっていう完成度。アーチーが17歳ってのがもったいないと初めて感じました。だってアーチー坊やがこんなに色っぽく歌っちゃ困るわけでしょ。相変わらず歌う姿と言えば、ロイド=ウェバーがアドバイスしたのを忘れてないのか、今にも閉じてしまいところ、必死になって目を開けておこうと薄めになっているのがいじらしいおこちゃまだったりしますし。ポーラがみんなが忘れてたかもしれないのに、この件を1曲目の後のコメントでまた持ち出してしまったから余計必死になったかな?ジャッジは大絶賛、サイモンは「コンペに勝ったなんてもんじゃない、コンペそのものをぶっこわしちゃったよ!」と最上級の言葉を贈りました。確かに今夜のパフォーマンスだけを取れば、ピーターパンの大勝利、クック船長は次回に復讐を誓うといったかんじでしょうか。先週、コンペよりさきにぶっ壊れたティンカードゥールも最後まで問題発言なく無事番組は終了。一番ほっとしていたのはライアン・シークレストでしょうか。
[YouTube]
★★★★
「Love Me Tender」Elvis Presley [YouTube] Amazon/試聴あり
独断と偏見ランキング
デヴィッド・アーチュレッタ★★★★★/★★★★
デヴィッド・クック★★★☆/★★★☆
サイーシャ・メルカード★★★/★★☆
ジェイソン・カストロ★☆/★★★
やはりジェイソンなんでしょうか?歌詞さえ忘れてなかったら、どんなにいいパフォーマンスを続けてもボトムの常連になってしまうサイーシャといい勝負したと思うのですが。サイーシャは逆に何もかもをやりつくしてもデヴィッズの二人には勝てないのがはっきりしてしまって、勝ち残ったとして来週、何もかもを出し尽くして追い込まれた彼女が確変できるかどうかが見所ってことになっていくのかな?(無理繰りですね)
そしてデヴィッズはここからが本当の勝負。ややクッキーに水をあけられていた印象のアーチーが今夜のコンペで失地回復、再び力は拮抗。ますます勝負の行方は分からなくなってまいりました。
今週はできが良かった人も悪かった人も、ロックの殿堂が選んだ名曲をパフォーマンスしただけあって、楽しめました!個人的に好きな曲も多かったですし。
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インタビュー記事楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。
ジェイソンの一次予選の様子を一度でいいから見てみたかったので、彼が番組を去る時に流れる「これまでの軌跡」を見るのを楽しみにしていましたが、いよいよ明日の晩見られそうですね…^^;
TOP24に突然現れたときから、ジェイソンファンとして偏った評価をしてきましたが、私のAIS7は明日で終わりを迎えそうです。。。(涙)
好感度でジャッジするならhmm〜と照れくさそうに誤魔化しているジェイソンの方がサイーシャよりずっと上だと思いましたが。。。。まあ、今回はダントツですね。一馬身以上抜けてます(笑)
ジェイソンはサイモンの評価ほど悪くなかったと思います。1曲目は驚きましたが、2曲目は良かったです。それに、ランディはジェイソン自身に歌詞忘れのこと言わせるなんてひどいですよ。
私はアーチファンですが、日本で一番CD売るのはジェイソンだと思ってます。ジャッジの評価にファンが奮起したことを祈ります。
Alexさんの言うところの、年齢、見た目とのギャップ、すごく良くわかりますね。彼の歌唱はやはり年齢をかなり超えてますね。普通なら若いのにたいしたものだ!ですが、彼ほど熟練してしまうと、逆に違和感を感じる人もいるみたいですね。私は別に気になりませんが。
去年のジョーダンも17歳でしたが、正直あの段階では、今のデヴィッドのほうが総合的な歌唱力はあると思います。で、見た目もでかいし(失礼!)、女性のほうが衣装、ヘヤメイクで印象を変えられますので、見た目のギャップという点では得ですね。
ですから、このデヴィッドの歌唱力にもうちょっと年齢を加味した説得力を加えられたら、と思うと凄いと思います。
正直クックは今回、歌そのものの旨さもそれほど感じませんでした。かなり、凡庸というか!
しかし、ジェイソンに対するジャッジ、凄かったですね!自分達が褒めてここまで残した責任があるのにも関わらず、トップ4になったらここまで言うか、という不自然さ、を感じました。基本的に彼の歌唱力は各週さほどの違いはないですよ、と思いますが。
サイーシャに関しては、正直ちょっと痛イタしい。自然体を感じない、かな!勝ち抜きたいという思いはわかるけど、必死すぎるのが、すごくベタに見えて、なんとなく安っぽく見えちゃって。そんなに必死にならなくても、と思ってしまいました。
あいかわらず鋭い分析がたまりません〜。
ほんと、アーチー、今回はすごくよかったです。「自分の部屋で、犬とふたりきりで、よく歌ってた」なんて、私みたいなファンにすれば*faint*……って感じですが、ケッと思う人もいるでしょうね。それにしても、彼のステージ衣装って、どうなんでしょう。カモメ柄の黒いVネックシャツって――私服のほうがずっとましです……。
ところで、この前、気づいたんですが、番組最後に全員のパフォーマンスを少しずつ紹介しますよね。あれって、最後のほうのはリハーサルのVTRを編集しているんですね。Angelsのときもそうでしたが、Love Me Tenderも本番とアレンジが少しちがってました。ライブ放送だから間に合わないのかな。アーチーはいつもちょっとずつアレンジを変えて歌っていると聞いたので、リハと本番も少しちがうんだなと、ファンとしては得した気分になりました。
P.S.ライアンは「このうち、3人が過去に投票で1位になっている」と言ってましたよ〜。だから、ダブル・デヴィッズとジェイソンかなと思いました。
こんにちは!
好感度ではジェイソンのほうがサイーシャよりかなり上かなって、繰り返してみるたびに思います。だから意外に接線だったのでは?と希望的観測で結果発表待ち。だからってサイーシャも嫌いなわけではないですけど、もう1/4が今週は脱落しちゃうんですからね。
randy_mamaさん
こんにちは!
この後だったんですね。
選曲は私はアーチーはこれぐらい分かりやすい選曲でOKだと思いました。冒険もして欲しいですが、ここまで終盤になってくると、彼のことを嫌いな人は何歌っても嫌いなままだろうし。今アーチーを好きでいるファンを幸せにしてくれるような歌としては昨夜の2曲で良かったと思いました。あらためて「いい声してるな」ってテレビの前でα波だしまくってました。
ジェイソンの2曲目、悪くないですよね。日本からはスタジオバージョンを買えないのが残念なぐらい…雰囲気でてました。
Marikoさん
こんにちは!
本当に選曲って大事です。それと実力がある人が選曲がはまったときにどんなに輝くのかを痛感しました!「センスあるね」って評価される選曲より「いい歌うを歌う」シンプルな選曲でいいんじゃないのかな?
クックは2週ぐらいややパワーダウン…これも長い目でみれば最後に大きなインパクトを残すパフォーマンスをして勝ちきることを考えれば「いい作戦かも」と思えてくるほど、不敵な感じがいたします。
ジェイソン、あんなにジャッジに意地悪されても最後まで笑顔でますます感じいいなってファンが増えたんじゃないでしょうか?
Takakoさん
こんにちは!
「このうち、3人が過去に投票で1位になっている」でしたか、実は「いつサイーシャが1位になったんだろう」って謎だったんですよ。ジェイソンは「ハレルヤ」を歌った週が1位だっただろうってのはすぐ想像できたのですが。
そして目からうろこですが、最後の編集バージョン、リハーサルでしたか。どうもおかしいと思っていたんですよ!カメラの角度がちがってたし、それに番組みながらボロカスレビューを書いてたのに最後のまとめの部分にくると「あれ、自分がボロカス書いてるほど悪くないじゃん!」って慌てることが今シーズン何度もあったので。リハーサルのときのほうがいいパターンがきっと多いんでしょうね。お別れパフォーマンスが本番よりいいできなことが多いのと同じで。すごい発見ですね!!!!!