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2008年05月10日

American Idol season7 Week14 #31 TOP7 Mariah Carey Week

アメリカンアイドル7 #31
アメリカ初回放送2008年4月15日
日本初回放送2008年5月10日
全米視聴率 13.9パーセント
全米視聴者数 2364万人
世界の歌姫マライア・キャリー登場
 今週は、シーズン最大の目玉となるマライア・キャリーweek。もちろんゲストメンターとしてマライア・キャリー本人も登場するはず。リハーサルでコンテスタンツ達とどんなやり取りがあるのか、どんな指導力を発揮するのか楽しみ。そして何よりコンテスタンツがパフォーマンスするのはマライアの誰もが知っている大ヒット曲となるわけですが、いつもなら「マライア・キャリーを歌うには100年早い!」とジャッジからけちょんけちょんに言われかねない選曲を正々堂々とできるチャンスであり、リスキーな挑戦のステージとなります。どんなに声に自信があるコンテスタンツでも、デビュー当時「7オクターブの声域を持つ」なんて都市伝説を生み出したマライア・キャリーの歌をまともに歌ってはジャッジにけちょんけちょんに言われるまでもなく勝負になりませんから、マライアの難曲をどうボーカルアレンジして切り抜けるのかといったところも聞かせどころになりそうです。さらに女性の声のイメージが強いナンバーを歌わなければならない男性コンテスタンツには大きな試練になりそう。先シーズンのダイアナ・ロスWeekのようにオリジナルナンバー以外も許されるならマライアが男性ボーカリストの過去のヒット曲をカバーしたナンバー、デヴィッド・クックならジャーニーの「Open Arms」、ジェイソン・カストロならニルソンの「Without You」、デヴィッド・アーチュレッタならフィル・コリンズの「見つめて欲しい/All Against Odds」か、ジャクソン5の「I’ll Be There」なんて逃げ道がありそうですが(アーチーの「I’ll Be There」なんて逆に聞いてみたいです)、さすがにソングライターも兼ねる大物ゲストメンターを前にしてカバーバージョンを選ぶ勇気と根性はないでしょうか?
マーヴィン・ゲイとの幻のデュエット中止の理由
 ちょっともったいないなと思うのは、マライア・キャリーの登場は先週のIdol Gives Backに続いて2週連続となったこと。大スター登場のリミテッド感が薄らいで、演出上損かなという心配も。実はIdol Gives Backの事前宣伝で、昨年セリーヌ・ディオンが観客の前で故エルビス・プレスリーの立体映像(少なくても視聴者にはそう見えた)とデュエットして話題をさらったように、マライア・キャリーは故マーヴィン・ゲイとデュエットの予定だとプロデューサーのナイジェルがぶち上げていましたが、残念ながら実現しませんでした。てっきりマライア側から断ったのかな?と思いきや、マーヴィン・ゲイの映像を使う権利が最後までクリアーにならなかったそうです。もし実現していたらどのナンバーを歌ったのでしょうか?テーマ的には「What’s Going On」が合いそうですが、デュエットということになると「Ain’t No Mountain High Enough」ってことも考えられますね。でも天国のマーヴィンはきっとタミー以外とデュエットをしたくないはず。そんな見えない力が働いて中止になったのかもしれません。[ソースはこちら]
さすがマライア!セレブわんこと登場
 ライアンは早速先週のマイケル・ジョーンズ脱落が大変な衝撃だということに言及。視聴者に投票をうながします。そして、マライア・キャリーの華麗な経歴を紹介するVTR、コンテスタンツとのリハーサルにわんこをつれて登場するマライアにまずはお口あんぐり。マライア・キャリーとのリハーサルはいつものリハーサル室から飛び出してどホテルのペントハウスの大きなリビングのようなところで行われました。このあたりはマライア側の出演条件なのかな?過去にもクィーンが彼らのコンサート会場を使ったリハーサルだったり、ロッド・スチュアートが今回のように装飾があって花などが飾られたホテルの宴会場(とはアメリカでは言わないんだろうな)っぽい場所だったりしました。スティービーやダイアナ、ドリーといった大御所のほうが普通に文句言わずにむさいいつものリハーサル室に来てくれるものなのですね。いよいよスタートです。



デヴィッド・アーチュレッタ/David Archuleta 17歳
AI7_#31_David Archuleta.jpgサンディエゴオーディション
TOP 12 Boys「Shop Around」★★★★☆
TOP 10 Boys「Imagine」★★★★★
TOP 8 Boys 「Another Day in Paradise」★★★★☆
TOP 12 Beatles「We Can Work It Out」
TOP 11 Beatles More「Long And Winding Road」★★★★
TOP 10「You're the Voice」★★★
TOP 9 Dolly Parton「Smokey Mountain Memories」★★★★★
TOP 8 Idol Gives Back「Angels」★★★★☆
 先週は鬼門ぶりを発揮し、電話投票でマイケル・ジョーンズが犠牲となったトップバッターですが、今週はデヴィッド・アーチュレッタ君にプレッシャーがかかります。気懸かりなのは、デヴィッド君の「僕はいたいけな子供、どうぞ好きなだけハグしてあげてね!」って小動物的ポーズが、先シーズンのメリンダの「私はバックコーラス、スポットライトを浴びる自信がないの」ってポーズに続いてパターン化しつつあり、今回はまんまとマライアもひっかかってハグしていましたが、視聴者から飽きられてくるとこういうところが目に余ってきたりするのではというところ。それにしても登場してきた時は子供らしくふっくらしたところがあったのに、すっかり痩せて、顔なんて目と歯が大きく感じられるほどやつれてしまってます。コンテスタンツはパフォーマンスのリハにグループナンバーの練習、レコーディングにフォードのCM撮影、さらに先週はIdol Gives Backがあって放送日が1日多かったため、先週から今週にかけてはさらにハードなスケジュールになったことが予想されます。加えて彼は17歳で勉強もありますので(ホームスクールなのかハリウッドの学校に転入しているのかわかりませんが)、想像を絶する忙しさのはずです。デヴィッド君が選んできたのはなんと「When You Believe」。「We Can Work It Out」で失敗して以来、バラードしかコンペでは歌わなくなったデヴィッド君ですので、スローテンポのものを選んでくることは想定していましたが、またなぜこの曲?マライア・キャリーとホイットニー・ヒューストンの二大歌姫の共演ということで話題となったナンバーですが、その二人をもってしても人々の記憶に残る大ヒットにはならなかったほど、正直、糞曲と認定しておりました。加えてモーゼのエジプト脱出がテーマになったアニメ映画の主題歌だけあって、歌詞が説教臭いのもデヴィッド君の暗黒部分もとい敬虔な部分が強調されてつまらなくなってしまうのではと不安がよぎります。マライアからは高い音をファルセットになることを恐れずに使うように指導されます。おそらく盛り上がる部分ではいつものように転調して逃げるようなアレンジになっていたのではないでしょうか。こういったメンターからのアドバイスはひとつ間違えば無理難題になりかねず、本番のパフォーマンスでメンターのアドバイスどおりにするのか無視して自分が歌いやすい形を貫くのかの葛藤も生み、視聴者もそこに注目することになるので、これまたあらたなプレッシャーがデヴィッド君にかかるのではとどんどん不安になっていきました。いざ歌いだしてみると前半のパートは彼の魅力を存分に発揮しながら予想以上のパフォーマンスで聞いていてうれしくなりました、サビメロではなぜかバックコーラスが主旋律をとってデヴィッド君はフェイクを駆使しだしたわけですが、これは前半のパートが面白かっただけに残念。しっかりここも歌いきって欲しかった。そしてファルセットはもう使わないのかなと思ったそのときに、でましたね。でもちょっと恥ずかしそうに音圧は下げました。総合的にはうまくまとめたのではないでしょうか?やはり歌自慢のホイットニーとマライアがデュエットした曲だけ合って、歌唱力を存分に発揮できるフックがそこここに仕掛けられていて、それを今夜のデヴィッド君はひとつひとつ丁寧にトラップを解除していくように、「こんなにうまいんだよ」とアピールして見せることができたのが良かったです。当初の「つまらなくなるのでは」という不安を覆す聞き所の多い面白いパフォーマンスになりました。それでも、曲はやっぱりつまらないと思いますので「デビューしたらもっと違うタイプの音楽で勝負してね」とは思いますが。サイモンは「男性ボーカルだと原曲と比べられないから有利」と前置きしながらもジャッジは全員絶賛。マライア・キャリーWeekは好スタートとなりました。この後にデヴィッド君を超えるパフォーマンスがあることを期待して星は4つと厳しくしときましょう。[YouTube]
★★★★
Greatest Hits「When You Believe」Mariah Carey
[YouTube] Amazon/試聴あり TowerRecord HMV
icon Whitney Houston & Whitney Houston Duet With Mariah Carey - My Love Is Your Love - When You Believe


カーリー・スミッソン/Carly Smithson 23歳
AI7_#31_Carly Smithson.jpgサンディエゴオーディション
TOP 12 Girls「Shadow of Your Smile」★★★☆
TOP 10 Girls「Crazy on You」★★★
TOP 8 Girls 「I Drove All Night」★★
TOP 12 Beatles「Come Together」★★★★
TOP 11 Beatles More「Blackbird」★★★
TOP 10「Total Eclipse of the Heart」★★★★
TOP 9 Dolly Parton「Here You Come Again」★★★☆
TOP 8 Idol Gives Back「The Show Must Go On」★☆
 アーチーとは逆ベクトルが働いて、毎週毎週巨大化していくカーリー。これは妊娠説がでても仕方がないでしょう。まさかカバーナンバーを選ぶ図太いコンテスタンツはいないだろうと最初に書きましたが…カーリーがいることを忘れていました。彼女が選んだのは「Without You」。たしかに、言われてみればカーリーのボーカルスタイルに合いそうな選曲です。先週でしたか、サイモンにパフォーマンスしているときにいつも顔が怒っていると指摘されていましたが、今夜はリハーサルから鬼瓦唱法炸裂です。マライアのアドバイスは遠まわしに「レンジで無理をするな」ということだったのでしょうか?歌いだしはなかなかいい感じ。無理にドライブしていくような歌い方より、本選最初の「いそしぎ」のように少し声を抑えてしっかり歌うほうがカーリーの声には実はあったスタイルなのではと思った矢先、やはり盛り上げパートはこうなっちゃいますか。ビッグボイスを持っていることがカーリーにとっては音楽をやっていくよりどころなのかな?声はでかけりゃいいってものではなくて、大きくて強い音をだしても聞く者の耳に心地いい魅力的な響きを維持できる声質は、一部の選ばれた人だけに与えられたギフトなのだと、カーリーの声を張り上げれば張り上げるほどノイジーになる歌声を聞きながら実感。テクニックや努力でカバーできる領域ではありません。それと、これはカーリーの責任ではありませんが、1分30秒に曲を短縮しなきゃいけないっていうのも酷な話で、今回は前半のパートを無理やりメロディーまで変えて縮めたのも致命的でした。サイモンは「Without You」ならカーリーはもっと上手に歌えるはずだと予想していたらしく、いつも以上に落胆したコメントだったのが印象的でした。この曲はマライアのイメージだけでなく、ある年齢以上のひとにはオリジナルのニルソンのイメージも強烈に残っているナンバーだけに、安易にカバーナンバーを選曲すると落とし穴も存在するということを思い知らされました。徐々にボトムズの常連になりつつありカーリーですので、仲が良かったマイケル・ジョーンズに続いて今週での脱落もあるかもしれません。[YouTube]
★★
Greatest Hits「Without You」Mariah Carey
[YouTube] Amazon/試聴あり HMV
icon TowerRecord SONY/ダウンロードicon


サイーシャ・メルカード/Syesha Mercado 21歳
AI7_#31_Syesha Mercado.jpgマイアミオーディション
TOP 12 Girls「Tobacco Road」★★★☆
TOP 10 Girls「Me and Mrs. Jones」★★★
TOP 8 Girls 「Saving All My Love for You」★★★★
TOP 12 Beatles「Got To Get You Into My Life」★★★☆
TOP 11 Beatles More「Yesterday」★★★★
TOP 10「If I Were Your Woman」★★★★★
TOP 9 Dolly Parton「I Will Always Love You」★★★★
TOP 8 Idol Gives Back「I Believe」★★★
 うわー、これまた懐かしい曲が続きますね。マライアのデビュー以来の熱心なファンに人気がある「Vanishing」。マライアが10代の頃に作った曲だと懐かしそうに話していましたから、ちょうど今のサイーシャと同じようにデビューを目指してデモテープ作りをしていた時代のナンバーになるのでしょう。私もこの曲が収録されたマライアのデビューアルバムを繰り返し聞いていた頃はまだ学生でした。何千万枚もセールスを上げた大ヒットアルバム収録曲に対して失礼かもしれませんがあえて隠れ名曲だと紹介したいです。リハーサルではサイーシャの弱点とも言われる低い音のとり方を指摘されます。限られた時間で弱点を見抜くあたり、さすがマライアだなというプロデューサー的センスを発揮します。マライアの強みは歌のうまさだけでなくソングライターとしての才能を持っていることと、そしてセルフプロデュース力の高さですからね。オリジナルはあのリチャード・ティーのピアノとマライアが対等に向き合うという新人歌手離れした素晴らしいレコーディングだったわけですが、サイーシャもピアノとコーラス(オリジナルはマライア自身のオーバーダビングによるコーラス)だけというマライアバージョンを忠実に再現したパフォーマンス。これまでうまいパフォーマンスができたときですらホイットニーの真似とか、ファンテイジアの真似と陰口を叩かれてきたサイーシャでしたので、これは再びマライアの真似と酷評されることを最初は危惧しました。しかし、オリジナルのスタイルでなかったとしても、これはできの良い物真似、ここまでマライアのナンバーを破綻なく歌い切れれば大成功ではないでしょうか?キーが合っていたこともあってか、今週に限っては音が不安定になるとこが少なく、声が心地よく響いて、サイーシャ自身も気持ちよさそうでした。TOP24に入ったときにはまさかここまで残るほどの実力者だと思っていませんでしたが、彼女の場合は以前には真剣に歌のトレーニングを受けた経験がなかったのではないでしょうか?参加した時点でかなりののびしろを残していなければ、AIの専属トレーナーがどんなに一流であったとしてもこの短いコンテスト期間中にこれだけ成長したように見せることはさすがに難しいと思います。まだまだ実力不足は否めないものの、この先まだ伸びるんじゃないだろうか?と視聴者に思わせることに成功しているのが、今のサイーシャの強みのように思えます。もしかして今シーズンのエリオットポジションはサイーシャなのでしょうか?そのエリオット・ヤミンは先週のIdol Gives Back関連の取材ではデヴィッド・アーチュレッタを応援していると答えていました。先シーズンのお気に入りはブレイクだったはず。残念だったのは衣装かな?確かに昔マライアが来ていた風のゴールドのドレス、個人的にはダイアナと共演したDivas Liveを思い出しましたが、スカートの丈が中途半端で安っぽく見えてしまいました。ランディ「毎回難曲を選んでくる姿勢を買う」、ポーラ「あまり知られていない曲を選んだのは賢い選択」、サイモン「歌は良かったけど、みんなが知らない曲を選ぶのはどうかな?」ってこの曲そんな有名じゃありません?[YouTube]
★★★☆
Mariah Carey「Vanishing」Mariah Carey
[YouTube] Amazon/試聴あり HMV
icon TowerRecord


ブルック・ホワイト/Brook White 24歳
AI7_#31_Brook White.jpgフィアデルフィアオーディション
TOP 12 Girls「Happy Together」★★★☆
TOP 10 Girls「You're So Vain」★★★★☆
TOP 8 Girls 「Love Is a Battlefield」★★★★☆
TOP 12 Beatles「Let It Be」★★★★★
TOP 11 Beatles More「Here Comes The Sun」★☆
TOP 10「Every Breath You Take」★★★★
TOP 9 Dolly Parton「Jolene」★★★
TOP 8 Idol Gives Back「You've Got A Friend」★★★
 リハーサル風景を紹介するVTR前のライアンとのやりとりをするシーン。どうしてもブルックが会話している相手を見ずに常に斜め45度方向を見て空中に向かってしゃべっている姿に違和感がぬぐえません。怖いです。実は当初はグロリア・エステファンのために書いたという秘話を披露したマライア・キャリー。それがあの「Hero」だったのでびっくり、はじめて知りました。そういえばグロリアの「Reach」にどこか似ているかも。マライア自身が登場するCMにも使われましたので、彼女の数ある大ヒット曲の中でも特に日本ではマライア・キャリーの存在を象徴するようなナンバー。ギターを片手にいすに腰掛けても他のコンテスタンツなら気にならないと思うのですが、ブルックだとすごく横柄に見えてしまうのは気のせいでしょうか?そしてパフォーマンスはギターでなくてピアノの弾き語りで。先週、キャロル・キングを歌ったときより今週のほうが不思議なことにキャロル・キングっぽかったりしましたが、こういう雰囲気が作れたときのブルックは安定感があります。これがランディが言うところの「シンガーソングライターっぽい」ってところでしょうか。しかし、ランディが指摘し、ブルック本人も認めたとおり、あの有名なブリッジ部分を無難に乗り越えて後もう少しというところで2回目のサビメロで音をはずしてしまったので印象が悪くなってしまいました。それと、やはり1分30秒という縛りがあるので仕方がないのですが、全体的にピアノが弾き急ぎすぎて、ボーカルもどんどん歌い急ぐ感じがしたのがもったいなかったです。ジャッジは私の評価よりさらに厳しいコメントで、またもやブルックが壊れてスケアリーな展開になるのではとどきどきする気まずい時間となってしまいました。パフォーマンスは悪くなかったのに、その後が怖かったです。[YouTube]
★★★
Greatest Hits「Hero」Mariah Carey
[YouTube] Amazon/試聴あり HMV
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クリスティ・リー・コック/Kristy Lee Cook 24歳
AI7_#31_Kristy Lee Cook.jpgフィアデルフィアオーディション
TOP 12 Girls「Rescue Me」★★
TOP 10 Girls「You're No Good」★★★☆
TOP 8 Girls 「Faithfully」★★
TOP 12 Beatles「Eight Days A Week」★★☆
TOP 11 Beatles More「You've Got To Hide Your Love Away」
TOP 10「God Bless the USA」★★
TOP 9 Dolly Parton「Coat of Many Colors」★☆
TOP 8 Idol Gives Back「Anyway」★★★☆
 みなさん若いはずなのに古い歌ばかり選んできます。ここまで全員がSONY/コロンビア時代のナンバーばかり。クリスティが選んだ「Forever」は1995年とすでに13年前に発表されたナンバーですが、それでもこれまで5人の中では一番新しい選曲となりました。土俵際で思わぬ粘り腰を発揮しTOP7まで生き残ったクリスティにとっては、マライア・キャリーが課題であっても彼女の持ち味であるカントリースタイルの歌唱で押せるのかどうか?そこが生き残りの鍵になりそうですが、わりとあっさりとポップな感じに歌い上げたので肩透かしだったかな。前半のパートは言い訳ができないぐらいの完全な崩壊、しかしだんだんと持ち直してきて後半は立て直せましたが、歌の全体像が伝わりづらいパフォーマンスになってしまいました。 悪くはないのだけど成功したとも言えない中途半端さが気になります。むしろ彼女の持ち味であるカントリー風の歌いまわしをもっと発揮して大失敗してもいいという勢いがあったほうが印象により残ったぐらいなのでは?と思いました。サイーシャ同様にここまで衣装で失敗してなかったクリスティも今週はイマイチ。もしやマライアのファッションセンスに毒された…なんてことはないでしょうが。[YouTube]
★★☆
Greatest Hits「Forever」Mariah Carey
[YouTube] Amazon/試聴あり HMV
icon TowerRecord


デヴィッド・クック/David Cook 25歳
AI7_#31_David Cook.jpgオマハオーディション
TOP 12 Boys「Happy Together」★★☆
TOP 10 Boys「All Right Now」★★☆
TOP 8 Boys 「Hello」★★★★★
TOP 12 Beatles「Eleanor Rigby」★★★★★
TOP 11 Beatles More「Day Tripper」★★★★★
TOP 10「Billie Jean」★★★★★
TOP 9 Dolly Parton「Little Sparrow」★★★★☆
TOP 8 Idol Gives Back「Innocent」★★
 クリスティあたりからマキマキモードに入ってるライアン、今日も大忙しですが、今度は客席からMC、横にはレイミエルちゃんが!(本人はそんなつもりはなかったかもしれませんが)先週のコミカルなパフォーマンスがいまだに強烈な記憶として残るクッキー。今週のテーマで一番選曲が楽しみだったのがじつはデヴィッド・クックでした。HIPHOP色が濃くなってからのナンバーをロック調にアレンジしてくるのではと予想しておりましたが(もちろん「Open Arms」を少しは期待しておりましたが)、彼も1995年のヒット曲「Always Be My Baby」を。みなさんクラシックマライアのほうが好きだってことなのでしょうか?この選曲にはマライアも驚かされたようでした。それにしてもあのマライア・キャリーがここまでまじめにメンターとしての役割を果たすなんて思っていませんでした。最新作「E=MC2」のプロモーションがメインで、メンターとしては適当にコンテスタンツを持ち上げてハグして終わりかと思いきや、ひとりひとりに真剣にアドバイスしていて好感を持ちました。この曲が男性も歌える普遍性を持っていたことについてソングライターとして誇りに思うという姿も輝いていて、一時は奇行も伝えられマライアも終わりかと思われていたのが嘘のように、カムバックしてから時間もたち、すっかり自信を取り戻していることが伝わってきました。このアルバムが収録された「Daydream」はデビューアルバム以上に本当によく聞いたものです。特にこの「Always Be My Baby」と「One Sweet Day」がお気に入りでしたし、有線やラジオなどでどこへ行ってもマライアの曲が流れているようなそんな時代でした。イントロのあの印象的な「デドゥルルドゥルル」をクック船長にも期待しましたが、それは残念ながらなし。ロックオペラ調にアレンジした「Always Be My Baby」は確かに新鮮で楽しめるものではあったのだけど、以前ほどの驚きがなくなってきたのも事実。加えて今回のパフォーマンスではデヴィッド・クックの姿にクリス・ドートリーが重なって見えました。これまでクリスに似ているという意見があっても「そうかな?」程度でしたが、今夜のステージはちょっとステレオタイプのロックシンガーっぽくて、個性が感じられませんでした。人気が上がってきて、髪形やファッションなどもこぎれいになってきたせいか、人気者の俺様にナルシスティックに酔いしれているようにも感じられて、スタンドマイクにまわした手の小指が立ってたらどうしよう!なんて思っちゃいました(もちろん小指は立ってませんでした)。楽しめたのですが、どんどん見ている側の要求がエスカレートしてくるのでこの先が大変だなと思いました。ジャッジから良い感触の評価がもらえてクッキーは泣いちゃいましたが、やはり今週の課題は彼ににとっては苦戦した課題だったのでしょうか?[YouTube]
★★★★☆
Greatest Hits「Always Be My Baby」Mariah Carey
[YouTube] Amazon/試聴あり HMV
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ジェイソン・カストロ/Jason Castro 20歳
AI7_#31_Jason Castro.jpgダラスオーディション
TOP 12 Boys「Daydream」★★★★
TOP 10 Boys「Just Want To Be Your Everything」★★★
TOP 8 Boys 「Hallelujah」★★★★
TOP 12 Beatles「If I Fell」★★☆
TOP 11 Beatles More「Michelle」
TOP 10「Fragile」★★★
TOP 9 Dolly Parton「Travelin' Thru」★★★☆
TOP 8 Idol Gives Back「Over the Rainbow」★★★☆
 ラストバッターとなったジェイソン・カストロも選んだのはマライアのデビューアルバムから「I Don’t Wanna Cry」。結局、全員がマライアのクラシックナンバーからの選曲となりました。これは意外な展開。ジェイソンはどこかスパニッシュなテイストを加えたアレンジで歌いましたが、いつもどおりのジェイソンワールド。ランディが「ハワイのビーチっぽくて理解できない」と言えば、ポーラは「だったらそのビーチに私は一晩中いたい」、サイモンは「ポーラに同意、歌は凡庸だけどアレンジが素晴らしく、今夜の男性ナンバー1」。ジェイソンに関してはもう聞き手側の好みの問題にゆだねられる世界じゃないですか?すでにジェイソン・カストロの個性は確立してしまっているのでコンテストが進んでもこの姿勢は変わらない気がします。個人的にはアレンジや雰囲気作りはよくてもやはり「歌唱力」で勝負してほしいなと思いました。[YouTube]
★★★
Greatest Hits「I Don't Wanna Cry」Mariah Carey
[YouTube] Amazon/試聴あり HMV
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独断と偏見ランキング
デヴィッド・クック★★★★☆
デヴィッド・アーチュレッタ★★★★
サイーシャ・メルカード★★★☆
===合格ライン===
ジェイソン・カストロ★★★
ブルック・ホワイト★★★
===脱落ライン===
クリスティ・リー・コック★★☆
カーリー・スミッソン★★

 ドリー・パートンに続いてゲストメンター登場のコンペとなりましたが、終わってみればマライア・キャリーっていい歌を歌っていたんだってことを思い出させてくれる素敵なショーでした。曲のクオリティがある一定ラインを超えているので安心して見ていられます。また、マライアの曲だと歌唱力の差がはっきりでてくるところも、コンペとしては良い方向でした。今週はいよいよカーリーが脱落ではないかと予想しますが、ブルックの態度が投票にどう影響するかも気になるところです。


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posted by Alex at 21:00| 大阪 ?J| Comment(5) | TrackBack(0) | アメリカン・アイドル | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そう言われれば、アチューレッタ君やせましたよね。やせたと言うより本当にやつれた感じ…ステージに立つ姿もより小さく感じられちゃいました(しかし、マライアと並んでも小さいですね…)。
そして何故「ホエン・ユー・ビリーブ」?どうせだったら思い切って「ヴィジョン・オブ・ラブ」でも歌って欲しかったです。でもやっぱりいい声してますね、彼。

サイーシャの「ヴァニシング」は裏技っぽいけど良かったですねー。ファーストは一見地味目ながら本当に良い曲ばかりでした。ベン・マギューリスの名前がセカンドから消えてしまったのが、当時残念に思ったのを思い出します。

マライアの好メンターぶりも改めて嬉しい感じ。公私ともに順調だからじゃないでしょうか。結婚おめでとうございます(また心配の種が出来た気もしますが…)。
Posted by Suzu at 2008年05月10日 23:19
またまたお邪魔します。

実は今回クックの兄弟、映像を見る限りお兄さんのような気がしますが、癌をわずらっていて一般飛行機では移動が無理と言われてチャーター機を用意して会場に駆けつけたみたいですよ!その費用の800万は地元のカンパとかアメアイが用意したとか、色々噂はあるようでしたが。で、審査員はあのようなオーバーな褒めジャッジになっていたのでは?今回の彼のパフォは独創性は買いますが、それほどの絶賛には値しないと思いますので。彼が涙ぐんでいたのは、その辺の事情があるみたいです。

メインターがつくとマイクなしの地声を聞くことができますよね!ドリーの時も思ったのですが、デヴィッドAは地声が素晴らしいと思いました。Alexさんが以前書いていた、彼にはイコライザーなどは必要ない、という事を実感しました。歌詞を忘れない限り、彼の歌唱力が素晴らしいことは、充分発揮できているとは思いますが、勝負のときは、皆が知っている楽しい曲を何処でチョイスするかが、彼の栄冠を左右するような気がします。

やはり、女性陣は弱いですね。サイーシャはその中では頑張っていたとは思いますが、かなりピッチは危うかったと思います。でも彼女の歌声はカーリーよりは聞きやすかったとは思いますが。カーリーも私にとっては今日はそんなにいやではありませんでした。でも、旦那が映るとやっぱりちょっと引いてしまいます。でも、今日の彼女の衣装は素敵だな、と思いました。
Posted by Mariko at 2008年05月11日 02:00
Suzuさんさん
こんにちは!
マライア、なかなか素敵なメンターぶりで、人生の充実振りが反映されてか落ち着きがあってよかったです。
それに古い歌ばっかりだったのも個人的には楽しめました。
>>サイーシャの「ヴァニシング」は裏技っぽいけど良かったですねー。
そうなんですよ。自分、こういうのにころっとやられちゃうので、採点も甘くなっちゃいますね。

Marikoさん
こんにちは!
本当に女性陣が弱いのになぜか女性のほうが多く残ってるのが謎です。マイケル不在の穴は大きいなとも感じるコンペでした。
クックのお兄さん、そんな大変な状況だったのですか。涙の意味が昨夜はわからなかったので、驚いたのですが。
確かにリハーサルのときの歌声は如実に差がでますね。アーチュレッタ君はここにきてまた安定感を取り戻してきましたし、毎週のパフォーマンスが楽しみです。
Posted by Alex at 2008年05月11日 11:42
 デヴィッド君がなぜ、When you believeを歌ったかというと、まったく見当違いかも知れませんが、思うに、イギリスのXFactor4,のファイナルの時に(2007年か)この歌を、LeonJacksons
とRhydianRobertsという二人の男性が、歌いっこしているのですね、ユーチューブで見る限り。そして、彼らの真ん前にはあのサイモンが・・。デヴィッド君は、僕のはどう?と問いかけているのではないかと思いました。それとも全く知らなくて、偶然の一致、他の理由?聞けば聞くほど、この歌好きになりました。奥が深いですね。XFactordeではレオン君が優勝しましたが、私はリディアン君の歌い方の方が好きですが。私の愛するデヴィッド君も、この曲、人生経験が深くなったとき、もっと素晴らしく歌えると思いました。がんばれデヴィッド!
Posted by marsha at 2008年06月30日 21:41
marshaさん
こんばんは!
ななるほどXfactorですか。それはあるかもしれませんね。コンテスタンツはYouTubeなども使って曲探ししたりしているようですし。Xfactorがもし日本でも放送があったら…きっとそちらも私は燃えちゃいそうな気がします。明日から(日本ではもう今日か)アイドルツアーもはじまってまたいろいろな経験をして成長していくんでしょうね!アルバムが本当に楽しみです>アーチー。
Posted by Alex at 2008年07月01日 00:07
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