フィギュアスケートDays vol.6[Amazon][楽天ブックス]
シーズン終了、フィギュアスケート専門2誌同時発売
ザ・テレビジョン別冊の男子本に続いて専門誌の「World Figure Skating」と「フィギュアスケート Days」の最新号が相次いで発売されました。Japan Openの会場で先行発売しておりましたので、熱心なファンの方はすでに手にしている方も多いのではないでしょうか?私はさすがに両方買うのは贅沢かな…と書店でどちらがいいか比べるつもりでした。が、なかなか「フィギュアスケート Days」のほうが見つからない。どちらかというと「World Figure Skating」は幅広く取り上げるのでだいたい内容が事前に予想できるのに対して、「フィギュアスケート Days」はコアネタをマニアックに追った記事が多くなるので、号によってばらつきがあるため、チェックしたかったのですが…。
仕方がないので「World Figure Skating」を読んだ感想をネタバレしないように気をつけつつご紹介したいと思います。
世界選手権特集
巻頭は世界選手権の特集。男子シングルについては男子本で上位選手のインタビューも含めたかなり詳しいレポートが紹介されていましたが、実はその中でジョニー・ウィアー選手の部分だけはスケートや競技よりパーソナリティーの部分についてのインタビューだったり書かれた記事の比率が高くて、個人的には少々不満が残っていました。高橋選手やランビエール選手のパートが非常に濃くて素晴らしい内容だっただけに余計に薄く感じられていました。しかし「World Figure Skating」のほうはあくまでも競技者ジョニー・ウィアー選手に焦点を絞ったインタビューになっていて楽しめました。ウィアー選手が最後にある人に振付けてもらうのが夢とだと話しているのですが、その夢が叶うとどんなプログラムができるのか楽しみだなと見る側も大きな夢をもてたのがよかったです(1987-88のカルガリー五輪シーズン、アメリカのデビー・トーマス選手が自分で「カルメン」の振付をしてもらったときにその人からアドバイスをもらったことが話題になりましたので…スケートの振付をする可能性もごく僅かでも残されているかもと期待してしまいます)。ヒントは人気ドラマ「SEX AND THE CITY」の終盤で主人公キャリーのステディー役でも登場したあの御大です。デロベル&ショーンフェルダー組やジェフリー・バトル選手、浅田真央選手と優勝者のインタビューもしっかり押さえつつ、人気の高橋大輔選手と中野友加理選手、ユナ・キム選手、ステファン・ランビエール選手のインタビューもある手堅いつくりはさすが老舗。その中では気が早いですが来シーズンのGPSで浅田真央選手が出場を希望している大会がおそらくファンの予想を大幅に裏切る内容で(NHK杯ははずしようがないですがもうひとつは驚きました)、その理由を知ると、彼女って本当に試合に勝つことを常に重視する競技者なんだなとあらためて納得させられました。
アダムとアーテム
すでに忘却の彼方へという感じですが「世界ジュニア選手権」の特集もしっかりカバー。特に男子シングルで死闘を繰り広げた金メダルのアダム・リッポン選手と銀メダルのアーテム・ボロデュリン選手のインタビューは両方を読み比べると選手の個性、経歴、バックグラウンドなどが好対照で読み応えがありました。リッポン選手のインタビューではすでに有名なエピソードとなりつつありますがモロゾフコーチとの出会いの部分が本人の口から語られるとまた違った感想を持ちました。義務感まで感じてコーチという仕事に熱く燃えるモロゾフの実像が伝わってきて、先日、織田選手と高橋選手の件がニュースになったばかりですので、ぜひとも次回はもう一度モロゾフへのインタビューをよろしくお願いしますと期待してしまいます。またボロデュリン選手のインタビューは立ち読みしたときすでに、不覚にも涙がぼろぼろとこぼれてしまいました。ぎりぎりその場では泣くのは踏みとどまりましたが。家族の愛に支えられて、どうしてもこの大会で優勝したかったんだなという強い彼の思いが、なにかと物議をかもした試合後の発言や態度になったのかなと。すっかりボロデュリン選手のファンになってしまいましたよ。
ロシアの巨匠たち
現在はデトロイトで振付&コーチとして活躍、競技でもヴァーチュ&モイア組やメリル&デイビス組のキスクラで元気な姿をみせるマリーナ・ズエバのロングインタビューも、ゴルデーワ&グリンコフの現役時代のファンとしては見逃せない企画。てっきり、彼女はゴルデーワ&グリンコフがジュークコーチから離れたカルガリー五輪前後からの振付を担当してたのだとばかり思っていましたが、なんとジュニア時代から引退まで全てのプログラムをズエバが作っていたということをはじめて知りました。
長野メモリアルオンアイスで久々に再結成したグリシューク&プラトフの二人そろってのインタビューも古くからのファンにとっては涙ものではないでしょうか。彼らは決して円満に解散したわけではないので、インタビューでもお互いの言い分が微妙にすれ違ったりするのがはらはらしますが、それでもかつて戦友だからこそずばずば言えるのかなというのも伝わってきました。
私が行った書店ではフィギュアスケートブームを追い風と感じたのか、かなり強気な入荷数でしたので、みなさまのお近くの書店で見つけるのも難しくないかと。もし気にかかるトピックがありましたらチェックしてみてください。
Daysは期待を裏切らないコアな内容??
書店では見つけられなかったDays、出版社のHPを覗いてみるとトピックを見るだけで、「World Figure Skating」のまんべんなくといった編集方針とはまったく逆、期待を裏切らないマニアックなトピックがならんでいました。
■2008世界選手権 レポート
■[インタビュー]
ヨナ・キム/中野友加里/ステファン・ランビエール
川口悠子/井上怜奈&ジョン・ボルドウィン
■賢二としゃべろうよ! 第4回ゲスト 中庭健介
■伊藤みどりのフィギュアスケート談義(前編)
■[インタビュー]武田奈也/佐々木彰生
■コーチ・長光歌子インタビュー
■2008国体レポート
世界選手権レポートのインタビューの人選にチャンピオンがひとりも入っておらず、メダリストもキム選手だけという徹底ぶり。また人気の浅田真央選手や高橋大輔選手のインタビューは彼らの時間が取れなかったのか?あえてここにいれずに次回にキープしているのかは謎。伊藤みどりさんのコーナーはファンとしてはぜひチェックしておきたいですし、高橋選手の長光コーチのインタビューも気になります。そして、めったにメディアで取り上げられることがない国体のレポートなども独自路線で日本選手メインで応援されていいるファンの方にはうれしい記事。こちらは週末にでも市内まで行って大きな書店で探してみたいと思います。
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タグ:フィギュアスケート









最近の大きなニュースが落ち着いて、改めて読むとまた感慨深いですね。
誰がという訳でなくのですが、様々な背景があり、今この競技の場に立っているということを実感します。ワールド直後ということもあるのでしょうが、選手一人ひとりに尊敬の念を感じます。
興味深かったのは、バンクーバーに対する思いがそれぞれ違っているところ、つまり競技人生のリミットですが、なんとなく今の現役選手は、皆OPを目指していると思っていたので…必ずしもそうではないのですね。それだけ過酷ということでしょうか?
オフのはずが、ニュースが多すぎてのんびりしていられないですね。踊らされるまいと思いながらも、脚色された記事に動揺してた一人ですが(苦笑)。Alexさんのコメントは、いつも落ち着いていて、読んでほっとすることが多かった…ありがとうございました。
高橋選手も織田選手も、そして浅田選手も新しい環境でどんなものを見せてくれるか、本当に楽しみです。
最近今季の大会録画を見ていて、(素敵な振付だと)この振付師、高橋選手にどうかな?などど想像するようになって、なんだかすごく楽しくなってきました。ちなみにこの時見てたのは、アボット選手のFS(ディクソン振付)でした。
織田選手&モロゾフは、思ってもみなかったのでびっくりですが、今までにない織田選手を見たいですね。「顔撫でする織田選手」…ネタとしては見たい(笑)…けれど、王道クラシックで斬新な振付というのが、私の希望です。振付はローリーのままという話があるようですが、私はモロゾフコーチが、自分の振付だけにこだわらないでほしいと思っていましたので、そういう話なら大歓迎です。
エントリーと違う内容でスイマセンです。
高橋選手のブログが5月10日付で更新されてます。ワールドからJOそしてモロゾフさんや織田選手についてもきちんと自分の言葉で語っています。是非読んでみて下さい。
こんにちは!
なるほど。競技人生のリミット…考えさせられますね。いろいろな条件や背景もありますしね。特に男子は全体的にトップスケーターの年齢が高くなってきてるのでオリンピックへ向けての気持ちもそれぞれわかれますね。
私も織田選手にはクラシック王道を滑って欲しいのです。チャイコフスキーを一度シーズン途中であきらめたじゃないですか。あのときすごく残念だったので。
高橋選手とトム・ディクソンも見たいですねー。高橋選手にはいろいろな振付師と交流してほしいなと希望しています。
あーンさん
こんにちは!
関西大学のHPですね。
情報ありがとうございます。
早速拝見しましたが、高橋選手、いつのまにかこんな素敵な大人になっていたんですね。
いろいろ気を揉んで心配されたファンの方も落ち着かれたのではないでしょうか?
ワンモアレッスン。いい言葉ですね。
http://www.kansai-u.ac.jp/sports/message/takahashi/
ウィアーのリクエストは、以前からその人の名前を挙げているような気もするので、あとはウィアー本人がどれだけ本気になって行動するかでしょう。
浅田さんのGP出場希望は彼女が今の環境からすると当然の選択で驚きはありませんでした。彼女のことからは離れますが、今期は中野さんはできれば浅田さんと一緒ではない大会への派遣が実現し、少なくとも一勝した上でのGPF進出が実現するといいと思っています。誰がどこのGPシリーズに出るか(出てほしいか)、NHK杯には誰が出るか、私もすでにいろいろと考えて楽しんでいます。
リッポン&ボロデュリンのインタビューも大きくスペースを割かれていて、興味深く読むことができました。ジャンプの完成度にもよりますが、両方ともシニア1年目からかなり注目を集めるかもしれませんね期待値だけではなく。
ズエバ女史のインタビューは面白かったです、ぜひこの方のエピソードを知りたいと思っていましたので。受け持っている選手(大半が国際・国内トップレベルでしょうし)の多さには驚きました。アメリカのアイスダンスの肝っ玉母さんとしてますますの活躍を楽しみにしています。
最後に、高橋君と織田君がまもなく開催される(今月17日・18日)韓国のショーにともに出演します。織田君がどんな滑りを見せてくれるか、ニュースやレポートが伝わってくるのを楽しみにしています。
5月11日付で織田選手もブログを更新してくれました。織田選手からのブログ更新はファンの方は本当に待っていたと思うので
・・・良かったですね。二人とも良い方向へと向かっていると信じています。
こんばんは!
ウィアー選手、以前から名前をあげていたんですね。私はスケート界以外の一流のダンサーや振付師がフィギュアの振付に参戦してくるの大賛成なのでぜひ真剣にオファー出してほしいです。もちろんスケート技術の部分は難しいでしょうが、既製の振付師にはない新しいアイデアはいっぱい出してもらえるのではないでしょうか?
GPSのエントリーはあと1ヶ月もすると明らかになるんですよね?って思ってたらあっという間にJGPSがはじまって…年取ると月日が過ぎるのが早すぎて(苦笑)、困ってしまいます。
リッポン選手はインタビューを読んでもジャーナル同様に聡明なお子さんであることが伝わってきて好感が持てます。スケートをはじめるのが遅かったというのを実は今回のインタビューで初めて知りました。まだまだトレーニング方法によってはのびしろが残されてそうで今後に期待です。ジャンプのスタイルとしては一緒にトレーニングすることになった織田選手に近いと思うので、リッポン選手には特にトリプルアクセルなどは参考になるのではないでしょうか?
あーンさん
こんばんは!
織田選手のメッセージも更新ですか。大学側から両者に対してマスコミが変な方向にあおったりしたので何かアドバイスがあったのかもしれませんね。高橋選手のメッセージは情報をいただいてすぐに飛びついたのですが、織田選手のメッセージは怖くて読めません。理由は自分でも良く分からないのですが。試合で滑ってる姿を見るまでは何も知っておきたくないって気持ちが(意味不明でごめんあさい)。だから本当は全日本で復帰しておいて欲しかったんですよね。わがままなファンでごめんなさいってかんじです。
http://jp.youtube.com/watch?v=hUNaVmLvyT8
アメリカに行ってからつくったプログラムで、一応エキシビションという位置づけのようです。このショーはきょう夕方に2部構成の第2部のみ放送予定で、織田君は第1部に出演していてテレビ放送が実現するか不明のため貴重なものと思われます。収録されたのは昨日1回め公演のものと思われ、出番前は緊張がものすごかったようですがご覧のとおりの出来栄えでした。私は彼の今後に期待していいと思います。
キム・ヨナのファンフォーラムにショーのレポートと、その人が別の掲示板で見つけた面白い裏話を投稿しているので、よかったら目を通してみてください。
http://yunaforum.com/index.php?s=45ba6283a00c330683bda348a884be1e&showtopic=317&st=60 (77番と78番)
今夜10時から放送のフジテレビ・関西テレビ系「新報道プレミアA」にて織田君の特集があるようです。
http://tv.www.infoseek.co.jp/VHF/tv_detail.html?pg=tv_detail.html&program=p0006080518220000&area=008
こんにちは!
いつも情報ありがとうございます。
フジテレビも拝見しました。
競技復帰のときに報道が集中しないようにこうしてガス抜きも兼ねて露出を増やしていく手法はプロの指南があってのことなのかなと思います。ただ安易にニュースとして「復活」なんて言葉を使うのは複雑。やはり競技でもといた位置以上の結果を残せたはじめて「復活」なんじゃないかなと昨日のテレビを見ながら思いました。