フェラーリ1&2フィニッシュ
フリー走行からフェラーリの穴あきノーズの投入を上回るインパクトのホンダのうさぎ耳フロントウィングの登場など話題が多かったスペインGP。予選では地元の英雄、フェルナンド・アロンソが戦闘能力が劣るマシンで渾身のアタック、2番グリッドを獲得すると、決勝レース前は観客スタンドは超満員と盛り上がりました。
しかし、決勝が始まってみるとコース上では抜きにくく、また1周が短くマシンの性能やドライバーのテクニック差がでにくいコース特性のため、ヘイキ・コヴァライネンがタイヤバリアーに激突して緊急搬送されるという大きなアクシデントがありながらも、コース上でのバトルが少ない見所に欠けるレースとなり、とどめは2度のペースカー導入でアロンソのルノーエンジンが悲鳴を上げて最後は炎上リタイアするスタンドに詰め掛けた観客には残念な展開。
そんな中でも着実に1&2フィニッシュを飾ったフェラーリの強さが光りました。応援しているフェリペ・マッサは2位だったわけですが、このレースは予選からチームメイトのキミ・ライコネンがひとつ抜けた速さを見せていましたので、マッサがきちんと2位に入ったことで仕事はきっちりこなせたとファンとしては胸をなでおろしました。
アイスマンに笑顔
最近でこそサーキット外でパパラッチがとらえる飲酒により多発するご乱心ぶりに以前の「氷のようなフィンランド人」というイメージが崩れつつあるライコネンですが、サーキットでは相変わらずポーカーフェイス。今シーズン開幕前のドライバーの個別のメディア撮影会でも全ドライバー中、最短静止時間でとっとと引き上げていくなど、コックピットからひとたび出れば1秒たりともサーキットにはいたくないとい気持ちを隠さないライコネン、スペインGP優勝後の公式会見でもいつものようにサービス精神がまったく発揮されない態度で「ぼそぼそぼそぼそ」と無表情で受け答えしていました。
しかし、そんなアイスマンに今回異変が。優勝したライコネン、2位のマッサへのインタビューが終わり、3位のインタビューの最中、マッサがライコネンに何か囁きました。すると二人は目を合わせたあと満面の笑顔に変わったのです。公式会見場でこんな笑顔になったライコネンを見たのは初めてでしたので驚きました。ましてやチームメイトが最大のライバルという状況のふたりがこんなに友好的なやりとりを見せてくれたのでなごみました。
かつてはミハエル・シューマッハの最高のチームメイトとしてぽち呼ばわりされたこともあったマッサですが、セカンドドライバーとしての立場をわきまえていたこと以上に、こういったひとなつっこさをシューマッハは気に入っていたんじゃないかな?今度はあのアイスマンをついに溶かしちゃいました。[マッサ&ライコネンの笑顔に癒されたい方はこちら]
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