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2008年04月26日

American Idol season7 Week12 #26 TOP9 ドリー・パートン Week

アメリカンアイドル7 #26 Dolly Parton
アメリカ初回放送2008年4月1日
日本初回放送2008年4月26日
全米視聴率 14.7パーセント
全米視聴者数 2611万人
ドリー・パートン登場
 エイプリルフールネタではじまったオープニング、1ヶ月遅れの放送となる日本ではむなしい。
 残るところ8名となりましたアメリカンアイドルシーズン7、今シーズン初のメンターとしてカントリーの女王ドリー・パートン登場。カントリーは苦手なので映画「9時から5時まで」でのお馬鹿秘書役の演技が実は一番印象に残っていたりしますが、歌手としてはリンダ・ロンシュタットとの共演作品やビージーズがらみでケニー・ロジャースとデュエットしたナンバーぐらいでしかしっかり聞いたことがありませんでした。どうしてもカントリーミュージックに疎遠になってしまう日本人にとってはむしろ、オリビアの「Jolene」やホイットニーの「I Will Always Love You」のオリジナルがこの人だってあたりで知られているのではないでしょうか?しかしシンガーとして以外でも、その「ジョリーン」「I Will Always Love You」ではソングライターとしてもクレジットされていますし、ソングライター(3000曲もてがけてるんだって)、女優、テレビ番組のホストとマルチな才能を発揮するエンターテイナーとしてアメリカでは広く親しまれている様子がVTRで紹介されました。
 今週はてっきり過去にケニー・ロジャースがメンターだったときと同じようにカントリーがテーマだと思っていましたが、ドリー・パートンのナンバーというさらに狭い縛りになっていたのは想定外。ということになると、ニール・ダイヤモンドのときも当然ニール縛りになるのかな?なんて先のことも気になりますが、カントリーベースのドリー・パートンのナンバーをカントリーがバックグラウンドのクリスティ・リー・コック以外がどんな風に料理してくるのか、またここまで苦戦してきたそのクリスティが得意分野で本当に実力を発揮できるかなどに注目しつつ、カントリー嫌いのサイモンがご機嫌を損ねてコンテスタンツに八つ当たりしださないかはらはらしながら見守ることになりそうです。

The Essential Dolly PartonThe Essential Dolly Parton
「I Will Always Love You」「Jolene」「9 to 5」など代表曲を収録。
Amazon/試聴あり Dolly Parton - Dolly Parton: 16 Biggest Hits

The Bodyguard: Original Soundtrack AlbumThe Bodyguard: Original Soundtrack Album
ホイットニー・ヒューストン「I Will Always Love You」収録。
Amazon/試聴あり Whitney Houston - Love, Whitney - I Will Always Love You (Remastered)

Come on Over「Come on Over」Olivia Newton-John
「Jolene」カバーバージョン収録。
Amazon/試聴あり





ブルック・ホワイト/Brook White 24歳
AI7_#26_Brook White.jpgフィアデルフィアオーディション
TOP 12 Girls「Happy Together」★★★☆
TOP 10 Girls「You're So Vain」★★★★☆
TOP 8 Girls 「Love Is a Battlefield」★★★★☆
TOP 12 Beatles「Let It Be」★★★★★
TOP 11 Beatles More「Here Comes The Sun」★☆
TOP 10「Every Breath You Take」★★★★
 いきなりドリー・パートンで知っている数少ないナンバー「Jolene」。私が始めてこの曲を聴いたのは70年代に日本でヒットしたオリビアバージョンですらなくて、80年代にごく短期間活躍したポップユニット、ストロベリースイッチブレイドのカバーバージョン(代表曲は「ふたりのイエスタデイ」)。それを聞いてから初めてカントリー時代のオリビアのベスト盤(名盤「詩小説」)を購入したぐらい、洋楽を聞きだした頃はカントリーをものすごく敬遠していたことを思い出します。かわいらしいタイトルにだまされそうになりますが、すごくどろどろした内容の歌詞だったりするので、ブルックが選曲してきたのはちょっと驚きましたが(小声:もしかして彼女の内面にはあっているのかも)、ヴァイオリン、太鼓、コーラスそしてブルックの弾き語りという少人数のユニットを引き連れてのパフォーマンス、悪くなかったと思います。特別に歌唱力があるというタイプではないというコンセンサスがすでにある上でここまで残っているブルックですからあとはこの雰囲気が好きか嫌いかという判断になるでしょう。最初は違和感のあったジャッジと自分とを対等にしようとする彼女のやり取りも慣れてしまえば怖さも無くなってきたのと引き換えに新鮮味もなくなってそろそろ番組での役割も終えるのかな?裏を返せば飽きてきたということでしょうか。それはブルックだけが悪いわけではなく、古い歌ばかりで勝負することになってしまった今シーズンの演出にも問題ありそうです。新しい歌はコンペで使う許可を取るのが難しいという背景があるのかもしれませんが、新しい曲が無理ならコンテスタンツの自作曲を認めることで新しい方向性を出してもいいのでは?と思うのですが。ブルックも自分のオリジナルナンバーで勝負したいと以前言っていましたね、そういえば。[YouTube]
★★★
The Essential Dolly Parton「Jolene」Dolly Parton
Amazon/試聴あり Dolly Parton - Dolly Parton: 16 Biggest Hits

Come on Over「Jolene」Olivia Newton-John
[YouTube] Amazon/試聴あり

ふたりのイエスタディ +9「Jolene」Strawberry Switchblade
[YouTube] Amazon


デヴィッド・クック/David Cook 25歳
AI7_#26_David Cook.jpgオマハオーディション
TOP 12 Boys「Happy Together」★★☆
TOP 10 Boys「All Right Now」★★☆
TOP 8 Boys 「Hello」★★★★★
TOP 12 Beatles「Eleanor Rigby」★★★★★
TOP 11 Beatles More「Day Tripper」★★★★★
TOP 10「Billie Jean」★★★★★
 我らがクッキー登場。あら?ヘアスタイルメイクを変えてきましたね。眉毛もひげもすっきりした印象。ライアン・シークレストと並ぶと体格も立派に見えるからお徳です。パフォーマンスの前に何かと話題になっていたアレンジについてコメント。先週のクリス・コーネル「Billie Jean」とビートルズ第2夜の「Day Tripper」がホワイトスネイクのバージョンを参考にしたことを再度言及し、問題になっていた「Eleanor Rigby」についてもThe Doxologyの名前をだして説明(初回放送ではまったく聞き取れてませんでした、Lillianさんありがとうございました)、これで問題が収束すればいいですね。VTRで紹介されたリハーサルからドリー・パートンも絶賛。「Little Sparrow」は彼女のお気に入りだそうです。これをジェイソン・カストロのお株を奪うアコースティックギターの弾き語りでパフォーマンス。この後のジェイソンにとってはプレッシャーになるでしょう。ギターと歌声だけでぐいぐいとひきつけていきましたので、後半に加わったバンドの演奏はむしろなくても良かったかも。最後のチョロリンがかっこよかった。地方オーディションで見たときはもうちょっと身なりきれいにしたら?という普通のあんちゃんでしたが、すっかり貫禄とスターの輝きがでてきて驚くばかり。今シーズン、一番変化したのがデヴィッド・クックじゃないでしょうか?サイモンを含めてジャッジも絶賛でした。実は数週間前に日本でオンエアされたエンターテイメント・トゥナイト(FOXチャンネルではちょうどアメリカンアイドルの続きで放送されているわけですが)で、このステージが終わった後に病院に緊急搬送されたというニュースが伝えられていました(FOXチャンネルさんに軽くネタバレされたのにはまいりましたが)。画面からはわかりませんでしたがかなり体調が悪かったようです。明日の結果発表には無事登場したのでしょうか?気になったのですがニュースを検索するとネタバレの傷口を広げそうだったので我慢してきました。[YouTube]
★★★★☆
Little Sparrow「Little Sparrow」Dolly Parton
[YouTube] Amazon/試聴あり Dolly Parton - Live and Well - Little Sparrow


レイミエル・マルバイ/Ramiele Malubay 20歳
AI7_#26_Ramiele Malubay.jpgマイアミオーディション
TOP 12 Girls「You Don't Have to Say You Love Me」★★★★★
TOP 10 Girls「Don't Leave Me This Way」★★☆
TOP 8 Girls 「Against All Odds」★★★★
TOP 12 Beatles「In My Life」★★☆
TOP 11 Beatles More「I Should Have Known Better」★★
TOP 10「Alone」★★
 レイミエル、レイミエル、レイミエル、「都会の絵の具に染まらないで帰って♪」なんて「木綿のハンカチーフ」を歌いながら待つ恋人が故郷にいるのでしょうか?あまりにも変わらなさすぎ。先週とはまったく違う歌をパフォーマンスするのに衣装のラインが一緒ってどういうこと?と説教したくなってしまいました。下手したら同じのを着まわしたかと思って先週のエントリーをあわてて見直したほど。その点に関してはセンスがいいかどうかは別にして毎週毎週手を変え品を変え衣装やヘアースタイルで楽しませてくれているサイーシャやクリスティがサービス精神を発揮してくれているのに、この子ったら、プロを目指すオーディションだということをすっかり忘れてディズニーランドの新しいアトラクションを一足先に楽しんでいる修学旅行に来た田舎の女子高生モードに突入しているようにしか見えません。いい思い出作りはできたとしてもデビューは無理だなと悲しくなっちゃいました。ドリー・パートンがテーマであっても残ったコンテスタンツの顔ぶれを見ると、馬鹿正直にカントリーのアレンジで挑戦するのはクリスティぐらいですから、番組の演出上、こうやって誰かがばばを引いて正統派のカントリースタイルでパフォーマンスしなければいけない事情はわかりますが、本当に勝ち残りたいなら、制作サイドに食い下がってでも自分が得意なスローなナンバーを引き当ててこなきゃだめでしょ。それぐらい追い込まれているはずなのに。あれだけビージーズが歌いたいっていってたんだから、ドリー・パートン縛りなら「Island In The Stream」なんて条件に合うビージーズナンバーがあったじゃないですか!ジャッジに何言われてもにこにこ笑って受け答えする性格の良さが彼女をここまで勝ち残らせたかもしれませんが、そろそろ歌がちょっとうまくてかわいい女の子というだけでは生き残るのは無理だな。「なにがなんでもアメリカンアイドルになる!」という夢をレイミエルはファンに見せてくれなかったのが残念です。セミファイナルラウンド最初のパフォーマンスで歌ったダスティー・スプリングフィールドは幻だったのかな?[YouTube]

Love Songs「Do I Ever Cross Your Mind」Dolly Parton
Amazon/試聴あり Dolly Parton - Country Masters: Release Me - Do I Ever Cross Your Mind


ジェイソン・カストロ/Jason Castro 20歳
AI7_#26_Jason Castro.jpgダラスオーディション
TOP 12 Boys「Daydream」★★★★
TOP 10 Boys「Just Want To Be Your Everything」★★★
TOP 8 Boys 「Hallelujah」★★★★
TOP 12 Beatles「If I Fell」★★☆
TOP 11 Beatles More「Michelle」
TOP 10「Fragile」★★★
 この歌は初めて聞くとは思えないほど親しみのあるナンバーで(ホーマー・シンプソンがこんなのを歌っていたような記憶もあるのですが)、そういう意味ではジェイソンのキャラクターにあった選曲ではなかったでしょうか。相変わらずジェイソンクオリティーのヘタウマ風の表現ですが、雰囲気ありますよね?音楽って楽しいなと聞きながら思わず笑顔になってしまいます。それでも先週はボトム3に入ってしまいましたから、今週はレイミエルがすでに失敗しているとは言っても、人数が減ってきていますのでボトム候補からは逃れられないのかな?「ハレルヤ」をパフォーマンスしたときのような反則技的なシリアス路線も混ぜていったほうがいいのかもしれません。先週、サイモンからもっとまじめになんて指摘を受けていましたが「Fragile」はけっこうシリアス路線だったと思うのですが、ただ録画を見てみると会場の手拍子のせいで雰囲気が台無しになってました。馬鹿観客に手拍子をさせないアレンジというのもキーになってくるのかも。ランディがちらっと指摘していましたがシンガーソングライター系の表現があっているのでジェイムズ・テイラーなんか聞きたいかも。ブルックと一緒でオリジナルナンバーのパフォーマンスが許されていたらなって思うコンテスタンツのひとりです。話は変わりますが、ジェイソン・カストロってクリストファー・ボーマンに顔が似てる!ってことはモイアにも似てるのかなと見るとそうでもない。不思議だ。サイモンがドーリーウッドってコメントしたので何かと思ってあわててぐぐったら、ドリー・パートンってテーマパークまで持っているんですね[こちら]。でもなんでサイモンが年間パス持ってるの????[???i?????????j[YouTube]
★★★☆
Transamerica「Travelin' Thru」Dolly Parton
Amazon/試聴あり


カーリー・スミッソン/Carly Smithson 23歳
AI7_#26_Carly Smithson.jpgサンディエゴオーディション
TOP 12 Girls「Shadow of Your Smile」★★★☆
TOP 10 Girls「Crazy on You」★★★
TOP 8 Girls 「I Drove All Night」★★
TOP 12 Beatles「Come Together」★★★★
TOP 11 Beatles More「Blackbird」★★★
TOP 10「Total Eclipse of the Heart」★★★★
 「Here You Come Again」ってドリー・パートンのヒット曲だったんだ。知らないうちに聞いていたナンバーなのでおそらくクロスオーバーして大ヒットしているんじゃないでしょうか?意識して聞いていたのはパティ・ラベルがフィアデルフィアインターナショナル時代にレコーディングしたカバーでしたが、パティの歌を聞いたときすでに「あ、この曲知ってる!」と思ったので有名な曲なのだと思います(ってこんなこと書いていたらおそらくカントリーファンの方に笑われちゃうでしょうね)、AIファンならクレイのバージョンで知っている方もいらっしゃるかも。オリジナルよりかなりテンポもトーンも落としてカントリーというよりバーブラ・ストライサンドかセリーヌ・ディオンが歌うトーチソングみたいな味付けにしていて、これはこれでカーリーのスタイルには合っているのではないでしょうか。ここ数週、歌も安定していて決して悪いわけではない、でもなんなんだろうこの物足りなさ感は。先ほどのデヴィッド・クックやジェイソン・カストロのパフォーマンスを聞いたときの楽しさが感じられないのです。曲のトーンを暗くしてるってだけじゃなくて「音楽って楽しいな」っていう楽しさが残念ながら彼女から伝わってこないのが残念。確かに彼女は声を持ってるしオリジナルのスタイルを持っているんだろうけど、このスタイルが嫌いな人は別に聞いてくれなくていいからって突き放せるほどのカリスマや魅力がないだけにもっとサービス精神があってもいいのでは?と感じるようになってきました。同じ歌でもパティ・ラベル(よりによって歌が抜群にうまい人と比べて申し訳ありませんが)のカバーバージョンは音楽ってこんなに素晴らしいってのが全面に打ち出されていて素晴らしかったので比較するとどうしてもアマチュアの喉自慢にしか聞こえなくて。サイモンがルックスや着ているものについて指摘したのも「これが私のスタイル何が悪いの?」ではなくもっと見た目からも観客や視聴者を楽しませる…まではいかなくてもせめて見て嫌悪感を感じないスタイルに修正するべきなのではと思いました。[YouTube]
★★★☆
The Essential Dolly Parton「Here You Come Again」Dolly Parton
Amazon/試聴あり Dolly Parton - Dolly Parton: 16 Biggest Hits

The Spirit's in It/I'm in Love Again/Patti「Here You Come Again」Patti LaBelle
[YouTube] 試聴 Amazon

A Thousand Different Ways「Here You Come Again」Clay Aiken
Amazon/試聴あり


デヴィッド・アーチュレッタ/David Archuleta 17歳
AI7_#26_David Archuleta.jpgサンディエゴオーディション
TOP 12 Boys「Shop Around」★★★★☆
TOP 10 Boys「Imagine」★★★★★
TOP 8 Boys 「Another Day in Paradise」★★★★☆
TOP 12 Beatles「We Can Work It Out」
TOP 11 Beatles More「Long And Winding Road」★★★★
TOP 10「You're the Voice」★★★
 この「Smokey Mountain Memories」はまったく初めて聞く曲でしたが、良かった。最初から最後までほぼ完璧。ランディの言葉通りデヴィッド君が戻ってきた!って思いました。アーチーの全ての良さが引き出せる曲を選んだことで8割がたこの勝利が決まったのではないでしょうか。またアーチーの歌声によってこの歌の良さも引き出される相乗効果。この歌手の魅力だけを一方的にアピールせず、曲の良さも伝えるところがカーリーとの違いだな、きっと。「スモーキーマウンテンメモリーズ、キープミーストロング♪」ってすぐ歌えちゃえます。アレンジとかは違いますがサビでメロディーやコード展開でジェイソンが歌った歌と同じようなフックがでてくるのですが、両方ともドーリー・パートンの作曲なのかな?特徴が似ています。これでやっとデヴィッド・アーチュレッタ君のファンも安心して眠れる夜が戻ってきそうですね。サイモンは「先週の選曲は最悪だったけど、この選曲は最高!」、1000パーセント同じ意見でございます。
 どっかで聞いた曲があると思ったのですがマイケル・ボルトンのペンによる松田聖子の「TRY GETTIN' OVER YOU」にサビメロやブリッジ、終わり方が似てません?[YouTube]
★★★★★
Heartsongs: Live from Home「Smokey Mountain Memories」
[YouTube] Amazon/試聴あり Dolly Parton - Live and Well - Smokey Mountain Memories


クリスティ・リー・コック/Kristy Lee Cook 24歳
AI7_#26_Kristy Lee Cook.jpgフィアデルフィアオーディション
TOP 12 Girls「Rescue Me」★★
TOP 10 Girls「You're No Good」★★★☆
TOP 8 Girls 「Faithfully」★★
TOP 12 Beatles「Eight Days A Week」★★☆
TOP 11 Beatles More「You've Got To Hide Your Love Away」
TOP 10「God Bless the USA」★★
 今週のテーマのために無理繰りに生き残らせたと言い切っていいんじゃないですか?カントリー大御所がくるのにカントリー系のコンテスタンツがいないのではさびしいですからね。逆に言えばクリスティにとってはこれがラストチャンス、ここでホームランが打てなければたとえ得意ジャンルという地の利を生かして今週は生き残れたとしても先は短いってことです。さすがにレイミエルよりはカントリーのスタイルにはまっていましたしが、これが彼女のベストパフォーマンスならここまで無理やり残した意味を感じませんでした。先週のリパブリカン翼賛ソングのほうがむしろ声ののりがよかったかもと思えたほどでし、なにより歌から何も伝わってこない。びんびんに歌のメッセージが伝わってきたデヴィッド君の次だったから余計に薄っぺらに感じたのかもしれませんが、サイモンが「すぐに忘れちゃうよ、こんなの」って言ったのが全てを表していたと思います。歌そのものははじめて聞いてもドーリーがVTRで語った母との思い出を歌にしたという断片的ながらカントリーの王道をいく「一杯のかけそば」的お涙ちょうだいストーリーが歌詞で描かれているのが推測できるのに彼女の声を通しちゃうと、都はるみが涙こらえて編んだセーターが実はお人形遊びする時のバービーちゃん用だったってオチかよ!と突っ込みたくなります(かなり意味不明だな)。「私のコートはまだら色(Coat of Many Colors)、集めた端切れをママがひとつひとつ縫って仕立ててくれたから、でも私にとっては自慢のコート」って繰り返されていたフレーズを適当に訳しただけの文字列見ていたほうがむしろ泣けてきた、ほかにもRich(金持ち)とかPoor(貧乏)とかSchool(学校)とかLaughin’(笑われる)とかちらほら聞こえてきたのでもっと泣かせるエピソード満載の詞なのかもしれないと頭の中で物語を妄想していたらほんと涙でてきちゃいました。なのに、クリスティの歌にはちっとも心が動かない。彼女の歌声から何か伝わってきた方はいらっしゃいましたか?
話は変わりますがここにきてライアン・シークレストがまきまきモード。アメリカではもちろんライブ放送ですから、時間に追われだした模様です。[YouTube]
★☆
The Essential Dolly Parton「Coat of Many Colors」Dolly Parton
Amazon/試聴あり Dolly Parton - Dolly Parton: 16 Biggest Hits


サイーシャ・メルカード/Syesha Mercado 21歳
AI7_#26_Syesha Mercado.jpgマイアミオーディション
TOP 12 Girls「Tobacco Road」★★★☆
TOP 10 Girls「Me and Mrs. Jones」★★★
TOP 8 Girls 「Saving All My Love for You」★★★★
TOP 12 Beatles「Got To Get You Into My Life」★★★☆
TOP 11 Beatles More「Yesterday」★★★★
TOP 10「If I Were Your Woman」★★★★★
 ライアン・シークレストの予告を聞くまでもなく、サイーシャは絶対この歌だってドリー・パートンがメンターに来ると知ったときから分かっていましたよ(って自慢するほどのことではないですね、みんな分かってましたよね??)。ホイットニー・ヒューストンが映画「ボディーガード」の中で歌ってウルトラスーパーマルチヒットを記録した「I Will Always Love You」。その当時も便乗して日本でもドリー・パートンのベスト盤がリリースされ大きくショップ店頭に並べられたりしていましたのでドリー・パートンのバージョンを聞いた方も多いかもしれません。作詞作曲もドリー・パートンですのでさぞ印税もがっぽり…って下世話な話をしていちゃいけません。前半はドリー・パートンに敬意は表しつつも終盤はやっぱりホイットニー・ヒューストンにインスパイアされた歌い上げ系のボーカルアレンジで。本選に入った頃は強い音が得意で、弱くてやわらかい表現を苦手にしていたと思うのですが、ボーカルコーチとしっかりトレーニングをがんばってきたのでしょう、今夜はむしろ柔らかく歌った前半が素晴らしく思えました。ぎりぎりのキーで挑戦したのも功を奏しました。さすがに歌い上げるところは、サイモンでなくてもみんながホイットニーの歌を覚えてますので比べられてしまうのは仕方がないところ。サイーシャの歌を聴きながらもホイットニーの復活はいつなのかなと上の空になってしまうのはいたし方ありません。レイミエルと違ってサイーシャはがんばっているのが伝わってくるので本選が進むにしたがってどんどん応援したくなってきません?時間ぎりぎりらしくライアン・シークレストがいよいよ早口モードに。[YouTube]
★★★★
The Essential Dolly Parton「I Will Always Love You」Dolly Parton
Amazon/試聴あり Dolly Parton - Dolly Parton: 16 Biggest Hits

The Bodyguard: Original Soundtrack Album「I Will Always Love You」Whotney Houston
Amazon/試聴あり Whitney Houston - Love, Whitney - I Will Always Love You (Remastered)


マイケル・ジョーンズ/Michael Johns 29歳
AI7_#26_Michael Johns.jpgサンディエゴオーディション
TOP 12 Boys「Light My Fire」★★★☆
TOP 10 Boys「Go Your Own Way」★★★
TOP 8 Boys 「Don't You Forget About Me」★★★☆
TOP 12 Beatles「Across The Universe」★★★
TOP 11 Beatles More「A Day In The Life」★★
TOP 10「We Will Rock You/We Are The Champion」★★★★
 先週、大好きなクィーンが歌えてはずみがついたのでしょうか?今週も好調なパフォーマンス。ピアノに泣きのエレキギターにクワイア風のコーラスというシンプルなアレンジでブルージーな歌声を聞かせてくれて、ここまでもしかして引き出し少ない?なんて思っていましたが、今回は新境地を披露してくれました。デヴィッド・クックに押され気味でしたが、今週は失地回復できたのではないでしょうか?ジャッジも好評…ライアンだけでなくてジャッジまで早口モード、フロアーディレクターがぐるぐる腕を回してせかしているのが伝わってきます。せっかくいいパフォーマンスしたのにジャッジの美辞麗句がやや知り切れトンボになってしまったのが残念。客席に奥さんが着てましたが結婚していたんですね。これまでその辺に触れてなかったと思っていましたが。[YouTube]
★★★★
The Essential Dolly Parton「It's All Wrong, But It's All Right」Dolly Parton
Amazon/試聴あり Dolly Parton - Dolly Parton: 16 Biggest Hits


 今週は「カントリーミュージック」をベースに組み立てたショーになるのかなと思っていましたが、最後の最後のポーラのコメントでなるほどと気が付いたのですが、これはドリー・パートンのソングライターとしての才能にあらためてスポットライトを当てるためのショーだったのかなと、そのためにカントリー縛りではなくてドリー・パートン縛りだったのかなと思いました。どこか似ているんじゃないの?という曲がなかったわけではないですが、今までに耳なじみがなかった曲であっても聞く耳をすぐにキャッチする魅力がありましたし、曲の良さによってコンテスタンツの魅力が引き出されたいい企画だったなと思いました。今週からコンペも1時間になりましたので、全体があわただしくはあったのですが、見終わって久々に満足感に浸れました。

独断と偏見ランキング
デヴィッド・アーチュレッタ ★★★★★
デヴィッド・クック ★★★★☆
マイケル・ジョーンズ ★★★★
サイーシャ・メルカード ★★★★
===合格ライン===
ジェイソン・カストロ ★★★☆
カーリー・スミッソン ★★★☆
ブルック・ホワイト ★★★
===脱落ライン===
クリスティ・リー・コック ★☆
レイミエル・マルバイ

 もともと予想のつもりでは書いてないのですが、ここのところはずしまくりでやや自信をなくしております。しかし、今週はさすがに当たってしまいそうなのが悲しいです。レイミエル、明日で最後ではないでしょうか?トップ争いは再び男性陣が盛り返しました。以前トップ4をデヴィッドA、デヴィッドC、マイケル、カーリーで予想していましたが、カーリーはサイーシャに変えておきたいぐらいサイーシャがここのところいいパフォーマンスが続いています…がなのに投票では伸びていないのが不思議ですが。

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posted by Alex at 21:05| 大阪 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | アメリカン・アイドル | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回も楽しく読ませていただきました。

クリスティへのコメント、分かる分かる!って感じです。

サイーシャはホントいい意味でハングリーですよね。今シリーズ個性個性をジャッジが連発するので他の女性陣は個性に胡坐をかいている感じで根本的な歌唱力の底上げを怠っている気がしますが、彼女はその点に真っ向から取り組んでいる感じがして私も好感度上昇です。ただホイットニーに似すぎているんですよね!そういう意味では個性がない、と視聴者は見ているのでしょうかね。ですから、彼女はホイットニーとは無縁な選曲をしたほうが、得なような気がしてしまいます。ホイットニーと比べたら見劣りするのは、いくら頑張っても仕方のないことことですもんね!レイミエルもサイーシャくらいのハングリー精神があれば、もっといい唄を唄える素質は充分あると思えるのですが、いいとこのお嬢様なのでしょうか?

ファッションも話題になっているようですが、個人的にはアーチーのスタイリスト、もうちょっとどうにかならないの?って思っている次第です。いくらカントリーだからと言っても、茶色のジャケットにダイヤモンド柄のセーターはないでしょってな感じですが。コレじゃ親爺ファッションでしょうが?
確かに顔も体系も子供っぽいので難しいのかもしれないですが、むしろセミファイナルでの装いのほうが、良かった気がしてしまいます。でも彼は何を着ても好感度が勝っているので、カーリーと違ってそういう話題にはならないのかもしれませんね!

カーリー、まじにムカついていたようですね!
Posted by Mariko at 2008年04月27日 03:48
はじめましてのコメントで、こんな内容申し訳ないのですが・・

デヴィッド・クックが元にしたカバーについて語ったとき、「Eleanor Rigby」については抗議したDoxologyの名前しっかり言ってました。けど、なぜか日本語字幕では反映されてませんでした。(Doxology側も番組で名前を言ってくれたことで納得したと翌日インタビューに答えてました)
日本の放送はとんでもなく遅れてるのになんでわざわざそうするかなぁというとこがありますね。
「Billie Jean」の時も歌前にライアンがChris Cornellヴァージョンって言ってるのも字幕になってませんでしたし。
どっちにしても、その前に出た赤ちゃん写真の衝撃でそれどころじゃなかった人も多かったかもしれませんが(笑)、その後ジャッジが誤解を招くような褒め方したこともあって、彼の選曲がなんだかんだと言われたりも・・

結果としてクリスティの選曲に注意が向けられなかったのは、番組としてはよかったのかなぁとか、何かと勘ぐりも出てきてしまいましたが・・
なんだかパフォーマンス内容じゃないことでのコメントでごめんなさい・・
Posted by Lillian at 2008年04月27日 15:07
Marikoさん
こんにちは!
>>サイーシャはホントいい意味でハングリーですよね。
本当にハングリーで前向きで…もっと人気がでてもいいのになと思うほどです。以前紹介されたVTR見ると自宅もけっこう立派で、やはりお嬢様なのかもしれませんね?ご両親は苦労人って感じがうかがえましたが。
デヴィッド君はスタイリストも難しそう。子供でもない大人でもないですもんね。清潔感さえ保たれていれば彼の場合は歌がありますからいいんじゃないでしょうか?
カーリーは若さを感じさせないのが致命的なような。リアクションもちょっときゃぴきゃぴに無理してるなってのが見えて余計に年食って見える瞬間がだんだん多くなってきたかもしれません。

Lillianさん
ありがとうございます。
ご指摘のとおりクック自身がちゃんと言ってましたね。字幕に問題あるのは毎回なのでなるべく音を聞くようにはしているのですが、やはり能力的に無理があったようです。バンド側もいい感触のコメントがでてこれで問題が収束してくれるといいなと思います。またなにか情報が抜け落ちていたりすることろにお気づきになりましたら教えてください。
Posted by Alex at 2008年04月27日 17:12
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