Ugly Betty 疑惑のオルゴール/Fey's Sleigh Ride
ベティは「モード」で同じくアシスタントとて働くアマンダとマークと一緒に業界のパーティーに出席。アマンダやマークは場違いな場所に連れて行って笑いものにするつもりだったが、最初は気後れして同じモードで「でぶっちょ」と呼ばれているキャロルに話かけたりするが、ライバル弱小誌「イザベラ」のスタッフ、カルロに「伝説の人」とおだてられてパーティーの主役にすっかり有頂天になる。しかし、翌日、「モード」のクリスマス企画が「イザベラ」に盗まれ、機材やセット、モデルなどを先に押さえられてしまっていた。クリスマスは最も広告費が稼げるとあって失敗は許されない。ダニエルとウィルミナはスタッフを集め、情報をリークした人間は名乗り出るよう命じる。パーティーではおだてられ酒を飲んで調子付いていたベティはカルロにクリスマス特集のタイトルやコンセプトの一部を漏らしてしまっていた。ベティは名乗り出ようとしたが、パーティーに同席し、同じくカルロに企画の一部をもらしていたマークとアマンダにとめられる。自分達が漏らしたこと以外のことを「イザベラ」側が知っていたことから、他に真犯人がいるはず、自分達のことは黙っておくべきだとマークとアマンダはベティを説得、これまでベティと反目してきた二人だが、「アシスタントクラブ」にベティを加え秘密を守ることを誓い会う。ダニエルが2日以内に新しい特集のコンセプトを作り上げウィルミナは犯人探しをすることに。ウィルミナは担当部署ごとにスタッフを呼び出し尋問する。新しい企画を練るのに苦しむダニエルを見て心苦しくなるベティはダニエルに告白しようとするが、ダニエルは「何もかも話す必要はない」「君をクビにはしたくない」と言葉をさえぎる。次々とスタッフの容疑が晴れ、いよいよアシスタントクラブがウィルミナに呼び出されることになり、3人はベティの家で作戦会議、パーティーに同席していたキャロルに責任を押し付けようとマークとアマンダは提案する。黙っていることにうしろめたさがあるベティだが、父イグナシオからも「生きるためには、秘密を守らなければならないこともある」とアドバイスされる。ウィルミナの尋問に「キャロルがしゃべったの」と答えるマークだったが、ベティは嘘がつけずに「いいえ私です…」と否定する。しかしなぜかウィルミナは3人をお咎め無しに、実は彼女は自らの情報網を通じてキャロルがカルロに本当に内通していたことを知っていたのだ。3人はほっとして胸を撫で下ろす。ウィルミナはカルロのなりふり構わぬ仕事ぶりを気に入り彼をスパイとして雇うことにする。
謎の女に「ダニエルとブラッドフォードの親子関係に楔を入れろ」と指示されたウィルミナはブラッドフォードの部屋から彼が大切にしていたオルゴールを盗み出す。ブラッドフォードはオルゴールがなくなっていることに気づき、浮き足立ち、クリスマス企画もダニエルとウィルミナにまかせっぱなしになる。ブラッドフォードがミスをするのも時間の問題だと謎の女とウィルミナはほくそ笑む。そしてそのオルゴールはなぜかダニエルの机の上に置かれていた。同様するダニエル。ダニエルが12歳の時、スイスから戻った父ブラットフォードから同じ形のオルゴールを貰ったダニエルの母は大喜びしたが、「モード」のクリスマス特集を見て逆上しオルゴールは屋根裏にしまいこみ、1000冊「モード」を集めて火を放ち、最悪のクリスマスとしてダニエルは記憶していた。机の上に置かれていたオルゴールは母のものではなく当時編集長だったフェイにブラットフォードが「フェイへ愛をこめて」と贈ったものだった。あのクリスマス、母がなぜ逆上した理由を知るダニエル。フェイはブラッドフォードとの関係を見せ付けるように自らそのオルゴールを持ってクリスマス特集の見開きに登場していたのだ。さらにオルゴールには黒焦げになったフェイのナンバープレイトとサングラスが入れられていて、フェイの事故死にブラッドフォードが関与していることを匂わせていた。新しいクリスマス企画に行き詰るとウィルミナはわざわざその20年前の企画をフェイへの追悼としてリバイバルすることを提案し、いやでもオルゴールのことをダニエルに思い出させていた。撮影当日、リークや新しい企画について何も知らされていなかったブラッドフォードがスタジオに現れるが、企画にゴーサインをだし撮影続行。最後に20年前の企画と違って主がいないそりの上に、ブラッドフォードはフェイへ贈ったオルゴールだと思い「どこにあったんだ」とダニエルに問いただすが、ダニエルは「屋根裏です」と答える。それはフェイのではなく「クレアへ愛をこめて」と書かれたダニエルの母のオルゴールだった。ブラッドフォードはまた怪しげなあの男を呼び、ダニエルに自分とウィルミナの関係を吹き込んだのか誰なのか調べるように指示を出す。
プライベートでも問題を抱えるベティ。甥のジャスティンは「夢の職業に就いている人のレポート」という宿題のためにベティとともに「モード」編集部へ行く。ファッションに興味があるジャスティンは目を輝かせすっかり編集部に溶け込むが、母ヒルダからベティに宿題はジャスティンがついた嘘で、ジャスティンは学校をさぼり出版社へ行きたかっただけだと電話がかかってくる。ジャスティンのような年頃の男の子がファッションに興味があるのが心配だとベティに訴えるヒルダ。ジャスティンには家に帰ってきたら罰を与えると宣言する。しかし、事情を知ったマークはジャスティンに「気にしないで、いつも着たい衣服を着て」とこっそり励ます。父イグナシオの薬に保険が適用されるように保険と交渉しようとしていたベティだが、イグナシオはなぜか保険維持機構からのアポイントの確認を勝手に断ってしまう。ベティは保険維持機構でイグナシオの社会保障番号がすでに死亡した別人のものだと知らされる。企画の撮影や父の秘密など疲れ切って帰ってきたベティ。そんな彼女を癒したのは浮気が原因で別れていた元彼ウォルターの歌だった。バルコニーでベティが大好きな「美女と野獣」を二人で歌い夜が更けていく。
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盛り上がってまいりました…
ここまで目も当てられないベティでしたが、だんだんとキャラクターが落ち着いてきて、笑わそうとするところで笑えるようになってきました。エピソード全体も「秘密」というキーワードでまとめようとする努力が見えましたし、不覚にも最後までがっつり見てしまいました。
特にベティが最初は「それは普通ないだろう」って失敗ばかりだったのが、だんだんと人間らしくなってきて、誰もが陥りそうな落とし穴にはまるような失敗になってきました。こうなってくるとベティに感情移入しやすいですし、特に世の中に何万といるベティ達、クリエイティブな仕事はしたいんだけど見た目に自信がなかったりチャンスがなかったりして埋もれてる人たちはベティの味方になり視聴者の中心になっていくのかな思いました。吹替えではうまく訳されてませんでしたがエレベーターで同乗したキャロルに嫌味を言われたアシスタントチーム3人組がキャロルが降りていった後で毒ずくシーン。「キャロルめ!」と吹替えはなっていましたが、言語では「Fat Carol!(でぶキャロル!)」と言っていて、マークやアマンダはともかくベティが言うかというツッコミどころだったのですが、逆にデブだってデブにデブと言いたいときはあるという世の中のベティ達の共感も得たのではないでしょうか?
アマンダやマークと同じアシスタントとして連帯感が生まれるというのも新展開で、マークのキャラもこれで生かされていきそう。特にジャスティンにアドバイスするシーンが良かったです。ダニエルも今日はまともでした。女性向けのドラマとしてはダニエルがこれでイケメンならねーってことろ、カメラマンのビンセントや親父のブラットフォードで補っていますが、ビンセントはこのエピソードまでの出演、変わってレギュラー入りかと思われたカルロもこのエピソード限り…画面の中心はベティだし絵面的にきついなー。
「クリスマスキャロル」の時も思いましたが、ヴァネッサ・ウィリアムスの意地悪な役がはまりすぎで…歌手としての彼女のファンだった私は複雑。日本ではセデスのCMソングになった「Save The Best For The Last」があまりにも有名ですが、「THE SWEETEST DAYS」(こちらにレビュー書きました)、「OH HOW THE YEARS GO BY」(こちらにレビュー書きました)など素敵な曲が他にもいっぱいあります。「OH HOW THE YEARS GO BY」なんて今では「プロアクティブ」のCMソングに成り下がっていますが、オリジナルはとっても美しくて愛らしいナンバーなのでもったいなさすぎ。ぜひ聞いてみてください!
ヴァネッサ・ウィリアムズ「Greatest Hits: The First Ten Years」 大ヒット「Save The Best For The Last」、名バラード「THE SWEETEST DAYS」、「OH HOW THE YEARS GO BY」など代表曲を収録したベスト盤。
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美女と野獣
ベティの心を取り戻したいウォルターにイグナシオが自分が亡き妻と喧嘩したときに「プリティ・ウーマン」のリチャード・ギアの真似をしたとアドバイスしますが、それに即答で「お金を払ったの?」って言ってしまうウォルター、ある意味「プリティ・ウーマン」の真髄をついていました。もちろんラストの非常梯子を使ってのプロポーズのことですが、それをアレンジしてウォルターはベティの大好きな映画「美女と野獣/Beauty and The Beast」のテーマをバルコニーでセレナーデよろしく歌うという粋なことをします。あえて吹替えでもベティが好きな映画のタイトルを台詞では明かしませんが、セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンのデュエットで大ヒットした主題歌はあまりにも有名ですね。もちろんベティは自分を「The Beast」のほうへ置き換えて映画を見てたのかな?なんてことを想像させる演出にもなっていました。
オリジナルサウンドトラック「美女と野獣」来日公演が発表になったばかりのセリーヌ・ディオンのベスト盤(こちら)にも主題歌「Beauty and The Beast」は収録されていますが聞くならサウンドトラック盤で。
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