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2007年10月28日

GPS第1戦 スケートアメリカ Day2 女子シングルSP 安藤美姫選手2位発進

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安藤美姫選手2位、浅田舞選手5位
 日米対抗で転倒負傷した安藤美姫選手、シーズンオフ故障で練習がままならなかった浅田舞選手でしたが、グランプリシリーズ開幕戦スケートアメリカでまずは無難なスタートとなり一安心。全米チャンピオンのキミー・マイズナー選手が1位、キャロライン・ジャン選手が3位ですが1-3位は僅差ですので優勝の行方は明日のフリーのできしだい。浅田真央選手やユナ・キム選手がシニアデビューした頃から女子のレベルがさらに上がっていますので、彼女達を超えるシニアデビューのインパクトを与えるのはジャン選手にとっては至難の技ですがまずまずのデビューを飾ることができました。マイズナー選手や安藤選手もバンクーバーオリンピックをにらんでここで簡単には世代交代を許せませんから、どういった攻防戦が明日のフリーで見られるのか大変楽しみです。

女子シングル SP結果
1 Kimmie MEISSNER USA 59.24 TES30.40 PCS28.84
2 Miki ANDO JPN 56.58 TES30.10 PCS27.48 -1.00
3 Caroline ZHANG USA 56.48 TES30.20 PCS26.28

5 Mai ASADA JPN 46.82 TES24.90 PCS21.92


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 今朝は起きた時点で第1グループが終わっており、その時点で怪我からの復帰で心配していた浅田舞選手が1位、FSUでチェックすると3ルッツ2トウループ、3フリップはランディングでやや不安定なところもあったもののなんとか成功させたようでほっと胸を撫で下ろしました。終わってみれば全体の5位でフリーを上位のグループで滑れることになりました。よかった。
 いよいよシニアグランプリデビューのキャロライン・ジャン選手、いきなりトリプルフリップトリプルトウループを成功させ、最後まで一気に滑りきりました。日米対抗よりはスピードもあり、アメリカ開催ということもあってか表情にゆとりがありました。しかし点数は技術点がやや伸び悩んだので3−3はもしかしたら3−2にダウングレードされたかもしれません。主に表現面を評価するPCSはかなり伸ばしてきました。
 ジュニア選手がいい演技をし、スタオベで会場が盛り上がった直後なので、アメリカのお姉さん選手ふたりは滑りにくいだろうなと心配しましたが、エミリー・ヒューズ選手、ジャンプはどれも回転不足気味で切れ味にかけました。それでも後半に向けて盛り上げていくのはさすが。なんとか浅田選手より上になりましたが、フリーに不安を残しました。
 全米女王のキミー・マイズナー選手はトリプルルッツトリプルトウループの難しいコンビネーションジャンプに挑戦、もともとこのジャンプはいつも回転不足が気になりましたが、今日もクリーンに…とはいかなかったように見えました。おなじみピーター・ガブリエルの「The Feeling Begins」でしたが、かなり薄味で、彼女の持ち味と曲がまだうまくかみ合ってないように思いました。オリンピックへ向けて表現の幅を広げておかなくては…というのはどの選手の陣営も考えているところなんだと思います。技術点は3-2にダウングレードされたのか、伸び悩みましたが、PCSではしっかりジャン選手とは格が違うぞというところを見せ付ける点数をもらいました。
 最終滑走の安藤美姫選手、日米対抗でSP「サムソンとデリラ」を滑った時とは別の衣装で登場[こちら]。ここまで他の選手の点数が伸び悩んでいたので、内心では「3-2の安全策でもいいかも」と思っていたらトリプルルッツダブルループで確実性を選んできました。日米ではあのようなジャンプでの転倒があったので良い判断だったと思います。ジャンプをすべて決めて、のびのびと気持ちよさそうに滑っていましたが、最後のステップで思わぬ転倒、びっくりさせられてしまいました。「また怪我でもしてたら」と心を過ぎりましたが、終わった後は照れ笑いを浮かべていたようなので安心しました。肩の状態を気にしてかビールマンを今回も回避していましたし、転倒もあり、アウェイということもあって厳しい点数かなと覚悟したのですが、思いのほか点数でてほっとしました。マイズナー選手の点数でも思ったのですが、まだまだジュニアの雰囲気を残す(年齢的に当然なんですが)ジャン選手にPCSで高得点をつけてしまったために、マイズナー選手や安藤選手が滑るとあきらかにジャン選手より滑りもよく、また女性らしい雰囲気を自然に醸し出すので、さらに高得点をださざる得なくなってしまったということもあるかもしれません。フリーではジャッジもそのあたり点数を調整してくるのかなと思いました。
 フリーもミスなくすべれば安藤選手、マイズナー選手の一騎打ちかなと予想しますが、ジャン選手、日米対抗より調子を上げてきています、また3人ともフリーの仕上がりがどうなっているのかまったく想像できませんので、楽しみがいっぱい明日に持ち越しになりました。
 その前に今夜のテレビ放送!です。大きな画面で見るとまた感想もかわるかもしれませんので悪しからず。

The Feeling Begins/ピーター・ガブリエル
 1989年に発表されたアルバム「Passion」に収録されたアラビアンな雰囲気のナンバーで、フィギュアスケートの世界で流行わーい(嬉しい顔)。1991-2シーズンのプロフィギュアでジル・トレナリー選手がこの曲で滑ったのが個人的にはスケートで使ってるのを見た最初でしょうか?アルベールビルオリンピックではフリーダンスでハンガリーのエンギ&トット組が素敵な雰囲気で滑りました。その後はグリシュー久&プラトフやアレクセイ・ヤグディン、ミシェル・クワン、記憶に新しいところではエヴァン・ライサチェックなど数多くのスケーターがこの曲で滑りました。今シーズンはキミー・マイズナー選手がSPで挑戦しています。
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