F1ブラジルGP、時差を考えると日本からの生中継観戦は一番きついし、始まった時点で眠たさが頂点に達して録画に逃げようとする寸前でしたが…スタート早々に目が覚めました。とんでもないことが起きない限りチャンピオンシップを獲るだろうと予想していた2番グリッドスタートのハミルトンが大きくコースアウトして順位を落とし、そしてギアボックストラブルもあり一時はポイント圏外、リタイアもありえるんじゃないかという展開。逆にフェラーリのキミー・ライコネンにチャンピオンシップの芽がでてきたため、PPスタートで2年連続優勝目前だったチームメイトのマッサがトップを譲らなければならないというつらい状況になってしまって、マッサファンとしてはとても複雑な思い。天気はマッサの大好きな晴れ、しかも得意の時計と逆周りのサーキット…と彼の十八番であるPPからスタートして逃げ切り優勝のパターンへ舞台は整っていて実際、ファステストラップを何度も塗り替える展開で一時は3秒近くライコネンとの差を広げていましたが、あざといミスをしてライコネンに差をつめさせ、2回目のピットインで順位を入れ替え、ライコネンの初タイトル獲得を演出しました。サーキット外で仲間とつるんでる時以外、サーキットでは寡黙で、最初はフェラーリチームになじめてるのか心配なライコネンでしたが、最後の最後、レース終了後にはマッサへ最大限の感謝を表し、ふたりで抱き合っているシーンでは思わず泣いてしまいました。マッサ、空気が読めずにぶっちぎりで優勝してしまうんじゃ…なんて陰口も叩かれていましたが、マッサはやればできる子であることを証明してくれました。ライコネンおめでとう!マッサ最高!
ミハエル・シューマッハ引退、大スターが抜けた穴をふさごうと、はじめての黒人チャンピオン誕生という大きな話題づくり、新しいスター作りに、F1界全体が露骨にアシストするような状況、そのハミルトンとチームメイトでディフェンディングチャンピオンのアロンソとの確執、トヨタが強引に開催権を取り上げた富士スピードウェイに開催地を移しての日本GPでの運営側の大失態、スパイ事件などなど、今シーズンはもやもやとした霧に覆われた黒歴史が刻まれそうになっていましたが、最後に爽やかな風が吹き抜けるようにキミー・ライコネンがチャンピオンシップを獲ったことによって、救われた…というのがCS解説陣の誰もが口にしておりました(今夜は今宮さんが珍しく突っ込んだ批判を展開してて頼もしかったです)。私もまったく同意。しかも後半、焦りがでてきたのか前半戦では優等生と評されていたハミルトンがどんどんダーティーな走りをしてレースが荒れるきっかけを作ることも少なくなくなってきて、日本GPでは観客がその決定的な瞬間をビデオに収めたものがYouTubeにアップされるという事態にまで発展、それがきっかけで審議にかけられるという異例の展開まであったのですが、結局ハミルトンは常におとがめなし。昨日の予選でもあきらかにライコネンの走行を妨害する行為があったにもかかわらず、またまたおとがめなし…ということが続いていましたが、ラストの2戦、中国GPとブラジルGPではそういった焦りから大きな失敗を招いてしまい、チャンピオンシップ争いから脱落していったのも当然の成り行きだったかもしれません。それでも今日も最後まであきらめずポイント圏内まで再び上げてきたところに、この新人ドライバーの才能を感じましたので、来シーズンは心機一転がんばってほしいですね。来年はマッサがチャンピオンで間違いありませんが。
シューマッハ引退で、今シーズンはもうF1を熱く観戦することはないかなと思っていたのですが、マッサのおかげで最初から最後まで本当に楽しめました。まさかのマッサ、マッサまっさかさま、いいときもわるいときも「なんでやねん!」とつっこみたくなる意外性のドライバー。シートを降りると人間臭くてうれしい時は満面の笑顔、すねてるときは唇をとがらせ、カメラがあるエリアでも気にせずアロンソにくってかかった時もありました。それでもどのドライバーからも愛されているのが伝わってくるキャラクターで、パドックでも笑顔のクルー達の真ん中にはいつもマッサがいたような記憶があります。ちょっと難しいドライバーと評され、フェラーリ移籍が当初はうまくいかないのではと思われたライコネンがこうしてチャンピオンシップを移籍1シーズン目に獲れたのはもちろん彼の努力、才能が報われたことは間違いありませんが、もし、チームメイトがあくまでも勝負はコース上でというマッサではなく、パドックで政治をするようなドライバーであったならまた別の結果だったかもしれません。最終戦でのライコネンと順位が入れ替わるきっかけとなったマッサのミスも、他のドライバーならありえないようなミスでわざとらしいと言われそうなミスでしたが、「マッサならやるかもしれない」とファンの私ですら演技だったのかどうかわかたですし、解説の今宮さんには「マッサ特有のミス」と苦肉の表現がでました。そんな何をやるかわからないマッサを来シーズンも応援します!
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一つ上の記事にもコメントしてしまったのですが・・・また書込みしてしまいました。
F1、というかモータースポーツは実はむか〜しから好きで、20代のころは富士にWECなども生で観戦しておりました。Alexさんはお若いのでWECはもしかしてご存知ないかも知れませんね・・・。
WEC・・・世界耐久選手権でF1のように世界を転戦し年間チャンピオンを決める(ルマンもその一つでした)今はもうなくなってしまいました。
そのWECが富士でずっと開催されていたので何度も観に行きました。TVと生であれだけ違うスポーツはモータースポーツでしょう。生は本当に素晴らしいです。
是非Alexさんも一度生で観てみてください。音が違います。体の中から興奮してゆくのが実感します。
F1はTVでしか観たことがないのですが、今年は富士に戻ってきてちょっと青春のひと時の鮮やかな記憶が蘇って少し感傷的になりましたよ。笑
ハミルトン選手残念でしたがきっと彼にとって良かったのではないかしらと思っています。セナがプロストを抜き、ミハエルがセナを追い越し、アロンソがミハエルを引退させたように、来年もきっとマッサ、アロンソ、ライコネンとともにチャンピオンにもっとも近い選手になるでしょうね。
スケート以外で初めてコメントしてしまいました。私にとって富士は、モータースポーツでの聖地なので反応してしまいました。
こんばんは!
バイクにに乗ってたこともあって、バイクのレースでは鈴鹿やあとオフロードのレースなども見に行ったことはあるのですが、F1はもちろん四輪のレースはまだ観戦したことはないのでいつかは…と思っております。子供の頃は同じところを車がぐるぐる回ってるだけで何がおもしろいんだろうと思ってたほどだったのですが、セナプロストマンセルなどが活躍したF1ブームの時にすっかりはまってしまって「いつかは…」と思いながらまだ実現しておりません。
ハミルトン、デビュー早々にポイントリーダーとなって、飄々としていても、やはり内面ではいろいろなことと戦っていたんだなと。それにスケートがあくまでもアマチュアの看板を掲げているのに対して、F1はプロスポーツ、しかも動くお金は億単位ですし、なわりにむらがる人たちの思惑も私など凡人には及ばないものなわけで、そんな中、あの年齢でうまく泳ぎながら、レースでは結果を出していく。来年、はぜひマッサのライバルとしてがんばって欲しいですね(ってあくまでもマッサ贔屓で申し訳ないですが)。真剣な話、マッサなら目の中に入れても痛くないかも。彼が1年でも長くレースを続けて、走っているところをいつまでも見たいと思っています。そして彼が現役のうちにいつかはF1を観戦したいですね。うちだと富士や鈴鹿よりむしろ上海が近いってところまでは下調べすんでるのですが(爆)。