グルメ紹介ってなんだかブログっぽいでしょ(自慢気)。よく食べ歩きなどをされてる方のブログを見て憧れていましたが、私はまったく美食家じゃなくて、街にでても食べるのはおいしいうどんとか、たこ焼きとかお好み焼きで、あと一時マクドのシーズニングアディクトかというぐらいマクドナルドばかり食べてた時期とかあって、むしろ美食とは程遠い存在なんですよ。基本的に外食が嫌いですし。今回はFSUなどでかれこれ5年ぐらいお世話になっているAさんをご案内ということで奮発して(結局ダッチアカウントでしたが…)梅田スカイビルにあるSTARDUSTというお店でデート(??)してまいりました。
最初は外国の方をご案内してもほぼ100%好評なお好み焼き&焼きそばのつもりだったんですが、事前にリクエストをお伺いしたら、滞在中日本食ばかりでそろそろイタリアンなどの洋食が食べたいなというとのこと。滞在されている大阪周辺だと、それこそ滞在されていたグランビア大阪の中のイタリアン&フレンチという看板を出しているレストランが堅実な味だったりするのですが、私のお財布の都合で却下、比較的リーズナブルなヒルトンプラザ地下のO'CLOCKと景色が素晴らしいグランドビルのパパミラノの2つに絞ってHot Pepperの携帯クーポンをお気に入りに登録して準備しておきました。パパミラノのは大昔ワンサカンサだったかな?って別のお店だったときには行ったことはあって、ロケーションの素晴らしさだけは分かっていたのですが、味&お値段がよく分かってなくて不安、逆にO'CLOCKはお値段もそこそこで、それなりのイタリアンを食べさせてくれるのですが、地下なのとお店がちょっと小さめで座席間隔などもツメ気味、ゆっくりお話しながら食べるにはどうかな?とどちらかというとランチ向きのお店で、最後まで迷っておりました。
イギリス留学フェア
今回はお仕事での来日のAさん、メール&チャットなどでずっとやりとりはしてきたものの、実際にお会いするのは始めてということで、とりあえず夜の待ち合わせの前に今回のお仕事現場である、梅田スカイビルで開催されたイギリス留学フェアにお邪魔してお互いに初顔合わせ。こういう留学フェアというのに行くのは初めてだったんですが、イギリスの大学や専門学校などからそれぞれ1-2名代表の方が来られて、30ぐらいブースがあったでしょうか?留学希望の方々へ学校紹介をされているのですが…こんなにまとめて大阪で外国人を見ることもなかったので壮観でした。フェア開始直後でまだフェアを訪れてる人もまばらだったこともあり、ほんの数秒ですがご挨拶を無事すますことができました。
Aさん、普段は最新のスケート情報もお詳しいのですが、70年代や80年代のスケートの話になるともっと熱くなる方なので、自分と同世代かもしかしたら上の方?なんて思っとりましたが若い。ヨーロッパ系の方ってそれでなくても年齢より年上に見えたりするのに20代後半かも?と最初は思ったほどでした。
フリーマガジン「阪急ゼロ番街/Zero」
本題に入る前に長くなってしまいましたが、お仕事の邪魔をしては申し訳ないのでご挨拶も早々に、一旦退散。最近はめったに都会にでてくることもなくなったので、タワーレコードやドラッグストアなどを中心に情報収集を兼ねて梅田周辺を散策、それでも時間に余裕があったので入ったお店でたまたま見つけたフリーマガジンが「阪急ゼロ番街/Zero」でした。こんなフリーマガジンがあることすら知らなかったのですが、ぺらぺらとめくってみると、先ほど行ったばかりの梅田スカイビルにある「STARDSUT/スターダスト」が紹介されていました。しかもクーポン付


SKY LOUNG STARDUST/梅田スカイビル

現在工事中の梅田貨物駅の再開発が終われば梅田エリアと梅田スカイビルのある場所とは一体感がでて、気持ち的な距離は縮まると思いますが、やはり今はロケーション的に不利とあって、こういった魅力的な価格のコースをオファーしているのかもしれません。あと、ラウンジバーがメインなので飲み物で稼げるというのもあったでしょうか。
早速39階のフロアーまであがりましたが、すでに大阪の夜景が前面に広がっていて圧倒されました。お約束のどっちが海でどっちが山でどっちが空港かなどのご質問にお答えしているうちに、案内係の方がこられて、予約の有無などを聞いてくださりお店まで案内してくださいました。
お店に入ってみると広すぎず、狭すぎず、ふたり連れぐらいでお話しするのはちょうどいい感じ、すでに窓際の席はうまっていましたので、ひとつ内側の席でしたが、テーブルがゆったりと配置されていて、窓際のテーブルとずらして並べるという配慮もされているのでまったく問題なく景観を楽しむことができました。店内のライトも落ち着いたムードで、このお値段でこの雰囲気は予想外。お店の方も若い方が多くて高級レストランやホテルの接客とは別の種類、丁寧で気が利いているんだけど、とても気さくでこちらが恐縮してしまって緊張するということもなく席について早々にリラックスムード、それぞれのお土産の交換にはじまって、すぐに話が盛り上がりました。つんとすましたデパートで買い物するより茨木マイカル

お料理
「Zero」では前菜、パスタ、魚or肉料理、サラダ、パン、デザートと紹介されていた「創作イタリアンコース」。ふたりとも肉をチョイス。前菜はサーモンのマリネ、パスタはクリームスープとさやえんどう(?)、肉は牛フィレのステーキでした。話すほうに夢中で、ゆっくり味わってということはなかったですが、奇をてらった味のものはなく、どれもオーソドックス。特にお肉はAさんに好評でした。デザートの直前のちょうどいいタイミングで窓際の席があいたので、移動、オレンジシャーベット、アイスクリーム、ロールケーキの盛り合わせ…ダイエット中で甘いものに飢えていましたのでぺロリといただいてしまいました。
ここではたと気づいたのですが、まわりはカップルばかり。このロケーションでこのお店の雰囲気ですから当然といえば当然。しかもこちらは美青年二人組


どちらかというと、ラウンジバーが料理も提供するというスタンスなので、高級レストランを食べ歩き!みたいなグルメ向けではなく、郊外に住む若いカップルがたまには奮発してデートしようかな…なんてときにはとっても手ごろな値段で、いい雰囲気が味わえる、料理はシンプルであっさりした味でくせがなく、3000円なら納得、4000円だともうすこし濃厚な味わいが欲しい、場所代込みかなと思うレベルでした。またオリジナルカクテルなどお酒の種類は充実していて、お店のセールスポイントになっているようです。私みたいなおのぼりさんが、大阪へ来た方をご案内するにはベストだったかなと。
その後、お店の方のご案内で同じフロアにある展望台の入り口(通常は地上でチケットを買って、特別なエレベーターで39階まで上がってくるのですが)までご案内してもらって、空中展望台を満喫。ホテルであったときに「外、寒いですよ」と声をかけたのですがまさかその時点では地上170メートルの吹きさらしに立つとは思っていなかったAさん、夜景を楽しまれていたのは1周回る空中回廊の半分までで後半はそそくさとはや歩き

メニュー&お値段/クーポン情報
クーポンで割引となった「創作イタリアンコース」は税/サービス料込みでしたが、ビール(850円)などドリンクは外税でさらに10パーセントのサービス料がかかりましたので、アラカルトで料理を注文した場合は同様なのかもしれません。ふたりで9349円、たっぷり2時間以上おしゃべりも楽しめたので私は納得して帰ってまいりました。
バーとしてお飲み物のみご注文の場合は別にテーブルチャージもかかるようです。
ぐるナビ[こちら]とグルメウォーカー[こちら]にメニューを含めたお店紹介&クーポンがあります。残念ながらクーポンはコースを注文した時に展望台チケットが無料になるサービスのみでコースの割引はないようです(10月21日現在)。ただ「フリーマガジンの"Zero"を見ました」と予約時にコースを予約すれば、お店でクーポンの提示を求めるようなせこいこともないと思いますので、割引していただけるのではないでしょうか。こちらは11月末までのサービスとなっています。「Zero」は阪急関連のお店などにおかれているようですが、ぜひご覧になりたいという方は株式会社エルネット[こちら]または阪急サイバース(06-6373-5266)へ配布場所などお問い合わせください。
スケート話
楽しかったです。だってスケートの話をネット上以外ですることってほとんどないじゃないですか。試合観戦をファンの方とご一緒したことも何度かありますが、試合はあくまでも観戦中心でゆっくりお話しするということもできませんのでそれこそ大学のフィギュアスケート部時代以来?Aさんもできるだけゆっくり話してくださったので、心配だった言葉のほうもなんとかなって…と滑り出しは上々だったのですが、やはり話が盛り上がってくるとどんどんAさんも早口になってくるので、盛り上がってきた時に「え?」と私が聞き返して話の腰を折ってしまったのと、後半はさすがに私のちっちゃな英語脳が疲れてきてしまって、話したいのに言葉がでなくなってしまったのが申し訳なくて&残念でした。
最初は今シーズンどの選手が伸びてくるかなんて社交辞令的な会話だったんですが、だんだんと昔のスケーターの話などコアな話になってきて…どの世界選手権が一番好きかという話ではふたりともが1987年のシンシナチ!となった瞬間が一番熱かったですね。自分はリアルタイムでは見てないのですが、大学時代にビデオをコピーしてもらってみたらどのカテゴリーも凄い試合でした。そしてカルガリーオリンピックの話と…。自分が昔作ったジャネット・リンの動画(すっかり忘れてましたが)がすごく綺麗で気にいってるという話をしてくださったり、おもしろかったのは、ちょっと個人情報含むになりますがミライ・ナガス選手が今シーズンエキシビションでクィーンのナンバーを滑ってるじゃないですか、ナガス選手がその曲を選んだ理由で浅田真央選手のモンタージュ(いろいろな演技の中からいいシーンをつないで作った動画)のBGMが気に入ったのでと答えていたらしいのですが、そのモンタージュを作ったのがAさんだったそうで、ナガス選手のコメントの後、スケートファン仲間から一斉にAさんのところにメールが送られてきたんなんて楽しいお話も知ることができました。そういば、伊藤みどりさんのモンタージュはポインターシスターズを使っていらっしゃるのですが、最初に見せていただいた時に「私もみどりちゃんのモンタージュ作るならこの曲だと思ってたよ!」なんてチャットで盛り上がったこともありましたっけ。
またいつかお会いできるといいな。

今シーズン、ナガス選手がエキシビションで爽やかに滑ってるナンバー
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グルメ情報を書きたくて書き始めたエントリーだったのにすっかりグルメ情報じゃなくなってますね

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