2007年08月03日

映画「クイックシルバー」

映画「クイックシルバー」
 1986年に公開されたB級作品。今月、スカパー!706chザ・シネマのプログラムに入っていたので早速チェック。すみからすみまで80年代の空気いっぱいの作品。主演のケビン・ベーコンが一躍スターとなった1984年公開の「フットルース」がどうでもいいストーリーでとにかく音楽にのせたダンスシーンをまるでMTVの感覚でつなぎ合わせた作品だったのと同様にこの映画でもジョルジオ・モロダー、レイ・パーカーJr.、ジョン・パーとこれまたどこぞのサントラで見たような既視感いっぱいのアーティスト達によるごきげんな(死後)80sトラックにのせて、この映画ではサンフランシスコの町をメッセンジャーの自転車が駆け抜けるシーンを見せて見せて見せまくる映画。そういえば日本でもこれのぱくり企画がありましたっけ?
 つじつまがあわないストーリーを追っていてもむかつくだけなので、自転車が好きな人、サンフランシスコの街が好きな人、そして80sが好きな人には、おすすめな映画。レンタルビデオ全盛の時代には、見ようと思えばすぐに見つけられましたが、DVD化されていないので、探すとなると難しいかな?運さえあればレンタル落ちの中古ビデオを扱っているお店などで100円で売ってそうですが。

バブル前のサンフランシスコ
 サンフランシスコは、ビジネスエリア、繁華街、住宅街、危ないエリアが狭いエリアに隣接している上に、有名なランドマークも多く、また演出に不可欠な坂道も豊富とあって、自転車をメインに描くにはぴったり。まだ地価が高騰して貧乏人が郊外へ追い出される前のサンフランシスコということで、再開発などの化粧直しで無機質な清潔感が街を支配することもなく、小汚いけど生活感や活気があっていいですね。
 映画の中ごろで見られるケビン・ベーコーンと若き日のモーフィアス(マトリックスわーい(嬉しい顔))が街でレースするシーンがこの映画のハイライトと言っていいかも。
80sのB級サウンド
Quicksilver.jpg 映画同様にサントラもすっころんでるので、映画以外、ラジオなどでほとんど聞く機会がない曲が次々流れてくるのですが、どれもB級で片付けるにはもったいなくて、懐かしかっこいい。作り手は一流なんだから当然といえば当然ですが。
 サントラのメインはトニー・バンクス、これがもうあの頃のジェネシスな音なのでオープニングなんてフィル・コリンズの声でないのが不思議なくらいのポップチューン。レイ・パーカーJr.とヘレン・テリー(カルチャークラブのバックで歌ってたディーバ)の軽快なデュエットなんていう80年代限定品みたいな曲も素敵だし、ジョルジオ・モロダー名義のボーカル物は誰がゲストボーカルだったのか気になるハードポップナンバーでエンディングを飾ります。今回はじめてきづいたのは「The Motown Song」。90年代にロッド・スチュアートがヒットさせた曲、てっきりロッドがオリジナルと思いきや、このサントラ収録バージョンがオリジナルで、これがなんとゲイリー・カッツプロデュースというから驚き。サントラ盤がもしセコハンで500円ぐらいであれば買いだななんて思いながら映画を見終わりました。
 サントラは廃盤ですが(こちら)で試聴できます。

ザ・シネマ
今月の再放送予定
2007年08月11日 10:00 - 12:00

 80年代、サンフランシスコ舞台のB級音楽映画といえばヴァージンが鳴り物入りで作った「エレクトリックドリーム」というのがあるのですが、この映画が見たくて見たくてたまらないのですが…なかなかテレビでの放送もなくソフト化もされてないので残念。スカパー!の映画チャンネルでリクエストしておくしかないですね。


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タグ:80s
posted by Alex at 00:04| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして、クイックシルバー
たまたまこちらのブログに辿り着いたのですが
昔、間違って?借りてしまった
ビデオが懐かしくて、
足跡付けてみました。
それでは。
Posted by p at 2007年08月08日 10:13
pさん
こんにちは。
間違って…ですか。
レンタルビデオ全盛の頃が懐かしいですね。今は小さいところがどんどんつぶれてチェーン系のところしか残ってないですね。
Posted by Alex at 2007年08月09日 16:36
おはようございます。

そう、間違って、です。(笑)
見た後、ちょっと後悔しました。
でも、10年以上たっても題名を覚えているのですから
ある意味、名作だったのでしょう。
俳優の演技はともかく、ロードレーサーは格好良かった…

小さなレンタルビデオ屋さんがなくなったおかげで
そういう、アタリだかハズレだかわからないような
B級の名作(迷作?)に出会えなくなったのは寂しいですね。

それでは、また!
Posted by p at 2007年08月14日 07:36
pさん
コメントありがとうございます。
ほんとそうですね。
小さなレンタルビデオ屋だと人気作や大作とB級作品が同じような感覚で並べられてたりして、ついつい借りてから…って出会い多かったものですね。
Posted by Alex at 2007年08月14日 11:35
映画自体は VHSテープで昔、見ました。

ケビン・ベーコン若い! フットルースで一躍トップスターになった。

が、次の「クイックシルバー」はヒットしなかった。今日はよくても明日はわからない、それが映画。

株の仲買人で挫折を味わい バイクメッセンジャーとして再出発する。

メッセンジャー仲間のメキシコ人の独立の資金稼ぎのために、株を買って大当たりし、メキシコ人の友人とのやりとりで

「この金の一部は手数料としてもらうよ。親に渡すんだ」
「親孝行なんだな」
「ちがう、侘びだ」

ジャックは親の全財産までもすったことに 罪悪感あったからな〜
初めのシーンで父親がジャックのいない所で テーブルで泣いていたのは痛々しかった・・・・。

>DVD化されていないので、探すとなると難しいかな?
 ブログを書かれた頃は まだでしたが 21009年12月02日に DVDが発売開始になりましたのでご安心ください^▽^




Posted by zebra at 2012年06月15日 07:06
zebraさん
こんばんは!
古いエントリーを読んでいただいてありがとうございます。
肝心の私が映画の内容を忘れてしまってる。また機会があれば見てみます。
Posted by Alex at 2012年06月15日 19:18
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