2007年08月01日

阿久悠さん死去

阿久悠さん死去
 先日、NHKの「通」にご出演されているのを見て、ずいぶんお年を召されたけれど、まだまだお元気そうでよかった…と思ったのもつかのま、本日、お亡くなりになりました。
 作詞家として別格の存在感を示されていた阿久悠。代表作や受賞暦はニュースサイトやテレビなどでもご紹介されることになると思います。またビクターから発売されている「人間万葉歌~阿久悠作詩集」(収録曲はこちら)に収録されている曲だけを見ても、ヒット曲の膨大な数と幅の広さに圧倒されてしまいます。
 個人的には、今年、岩崎宏美の初期のアルバムが一斉にCDで復刻されたので、初期の岩崎宏美の詞のほとんどを担当されていたということで、まさに今、阿久悠の詞の世界にどっぷりとつかる日々をすごしていただけに、先生の死に衝撃を受けました。
 先日の「通」の中で歌謡曲の詞と、JPOPの詞の違いを語っていらっしゃったのが印象的だったのですが、「歌謡曲の詞には作り手が聞く人が幸せになってほしいという願いがこめられてる」とおっしゃっていました。
 阿久悠の詞でこれはすごいと思ったのは「ドリーム」と「私たち」かな。誰かを好きになった誰もに訪れそうな普遍的な物語を少ない文字数で描ききっていることに気づいたとき、阿久悠ってすごい作詞家だなと尊敬が深まりました。特に「ドリーム」の「夢中になりすぎた自分を自分でいさめる」といシチュエーションが秀逸だんと思います。少女の言葉を借りながらも年代を超えた「恋する気持ち」だなと。
 ここのところ毎晩、岩崎宏美を聞いていますが、今夜は特別な気持ちで聞きたいです。
 8月11日のNHK「思い出のメロディー」。昭和を代表する作詞家の死去に伴い内容が大幅に変更されることも予想されますが、岩崎宏美が阿久悠作詞の「思秋期」を歌うことになっています。ここで阿久悠さんについて思い出話が聞けるのではないでしょうか。(詳細はこちら
ラベル:岩崎宏美
posted by Alex at 17:36| 大阪 ☁| Comment(15) | TrackBack(1) | evergreen (音楽全般) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。今こちらで初めて知りました。
何と言っていいか、今ちょっと言葉が思いつきません…。一つの時代が終わったという感じですね。
ご冥福をお祈りします。
Posted by sergei at 2007年08月01日 18:28
歌謡曲黄金世代としては、一つの時代が終わったんだなあという感じですね。私の中の阿久悠さんは、「スター誕生」の審査員かな、都倉俊一さんと共に番組に欠かせない存在でした。岩崎宏美もこの番組からでしたね。
リンクしていただいた「人間万葉歌」の曲名を見ながら、ああ、あれもこれも…なんて感慨に耽ってます。曲を聴くと、その時代の自分の気持ちがよみがえってきます。私はガキの頃からなぜかオヤジ好きだったので、クラスの子たちが、ピンク・レディーの振付を憶えることで盛り上がっている中、ジュリーが素敵…とか思ってましたっけ。そう、ビデオも普及してないあの頃、よくみんな振付憶えてたなあ、私は苦手だったけど(苦笑)。

あの頃の歌手って、下手な人もたくさんいましたが、歌詞が聞き取れないなんて歌はなくて、歌詞もメロディーもストレートに伝わってきましたよね。今は今で嫌いではないですが、阿久悠さんは、今のJPOPをどう見てたのかな。
Posted by ニルギリ at 2007年08月01日 20:22
sergeiさん
こんばんは!
ほんの数日前にNHKでお顔を拝見したところなので驚きました。
sergeiさんが書かれてる「時代遅れ」もいい詞ですね。あれも阿久悠さんだったんだと自分ははじめて知りました。
Posted by Alex at 2007年08月01日 21:25
ビックリしました。
俺もあの番組見ていて、
【J-POPはブログ的】と仰っていたのが、
そして、随分お痩せになったな・・・
が、印象的でしたね。
こんな日がこんなに早く来てしまうとは。
沢山の素敵な詞と思い出、
本当に、ありがとうを言いたいですね。
Posted by tatsubo-H at 2007年08月01日 22:21
ああ、阿久先生といえば、あの厳つい顔のスター誕生の審査委員長の姿が、思い浮かばれます。
私の学生時代は、ピンクレディー、岩崎宏美、だったので、阿久先生の歌詞が刷り込まれてしまっています。沢山の歌をありがとうございました。
Posted by ギムリン at 2007年08月01日 22:22
ニルギリさん
こんばんは!
先日のテレビでは歌謡曲とJPOPでは映画とブログぐらい差があるっていってましたね。JPOPはただ「意見を聞け!」みたいな感じだと。言いえて妙だなと思いましたね。
みんな振り付け覚えましたよ。放課後残って友達と練習したり(苦笑)。
80年代に阿久悠さんが「作詞家」について書いた著書を読んだことがあったんですよね…私もずいぶんマセガキでしょ。ほとんど忘れてしまっているけど「ピンポンパン体操」や「あの鐘を鳴らすのはあなた」とかについての項はなぜか印象的に覚えていたりします。
最近歌謡曲を再び聞いていたところだったので、しんみりとしてしまうニュースでした。

Posted by Alex at 2007年08月01日 22:27
tatsubo-Hさん
こんばんは!
私もあの言葉が印象的で。自分がブログをやってることもあるせいか特に。
本当に随分お痩せになって…阿久悠さんといえばこれでもかといういかつい風貌が特長だったのに。最後はお酒もタバコもおやめになってたそうなんです。

ギムリンさん
こんばんは!
私はスタ誕世代より少し下なので審査員されてる思い出がないんですよね。残念。「厳つい顔」がトレードマークでしたね。こうして毎日、楽しく聞いている歌が、今ちょうど阿久悠作詞の曲ばかりな日々、本当に偶然で…不思議な気持ちです。
Posted by Alex at 2007年08月01日 22:33
Alexさん、皆さんこんばんは。
「巨匠逝く」またしても…とても言葉になりません。
宏美さんに提供された珠玉の名曲たちは、「紙ジャケ」の阿久悠氏作品を聴きながら、追悼の念に浸ります。
先生の一番愛された「学生街の四季」、♪別れの時が来るのを知りながら…
どうか安らかに。(合掌)
Posted by カサノバM at 2007年08月01日 22:50
カサノバMさん
こんばんは!
次の思い出のメロディーで歌う「思秋期」、ヒロリンにとって特別なステージになりそうです。しっかり歌ってお見送りしてあげてほしいなと願っております。
Posted by Alex at 2007年08月01日 23:58
Alexさん

はじめてコメントさせていただきます。
Moonと申します。

昭和を代表する作詞家の阿久悠さんの訃報を夕方のニュースで知りました。
大変驚きました。

古き良き時代の歌謡曲が終焉ですね。
淋しさを感じます。

誰しもあの時代の歌を聴けば口ずさむことができます。

今年は一時代を築いた方が逝かれますね。


Posted by MOON at 2007年08月02日 00:21
最近ほぼ毎日のように阿久先生の作品を聴いていただけに、ニュースを見て本当に驚きました。
「通」が最後のテレビ出演だったのでしょうか。
ご冥福を心よりお祈りしたいと思います。
Posted by Suzu at 2007年08月02日 00:30
MOONさん
こんばんは
はじめまして。
歌謡曲全盛の最後の最後を見届けた世代になるのでしょうか?またどこかから歌謡曲が盛り上がらないかなとひそかに期待せずにはいられません。

Suzuさん
本当に、私もこの数ヶ月ほど阿久悠さんの作品を聞いたことってなかったほど思うほど聞いていいましたので、「えーなんで今なんだろう」と不思議な気持ちがしてしまいます。
「通」も本当に偶然テレビをつけたらやってたのですけど…。40周年という年で活動を活発化されれいた矢先のようです。
Posted by Alex at 2007年08月02日 00:47
Alexさん、皆さんこんばんは。
8月11日の「NHK思い出のメロディー」阿久悠先生の追悼コーナーが設けられるかもしれませんね。
Posted by カサノバM at 2007年08月02日 22:27
私は歌謡曲全盛の最後の最後を見届けた世代だと思います。

改めて昭和の歌謡史を辿ってみようと思います。

人間万葉歌~阿久悠作詩集は持っていないので是非聴いてみます。

筒美京平さんの作品集も併せて聴いてみたいと思います。
Posted by MOON at 2007年08月02日 23:55
カサノバMさん
おそらく現在の予定とは変わるのではないでしょうか?石川さゆりさんもご出演されるようなので、津軽海峡冬景色、やはり聞きたいですよね。

MOONさん
人間万葉歌の曲目を見ると、知ってるつもりになっていて、それでも「え?これも!」という曲が多くて驚かされます。機会があれば、伊藤咲子さんの曲も聞きたいなとずっと思っていたんですよね。沢田研二さんやピンクレディーもCDやレコードで持ってないのでほしくなってしまいました。
Posted by Alex at 2007年08月03日 01:15
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