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2007年02月11日

American Idol season6 Week1#1 ミネアポリスオーディション

アメリカンアイドル6 Premiere
アメリカ初回放送2007年1月16日
日本初回放送2007年2月10日
全米視聴率 20.3パーセント
全米視聴者数 3744万人

 シーズン6初回放送。まずはクリス・ペプラーがでてきて番組紹介ですが、このあたりは宣伝番組「これがアメリカンアイドルのすべてだ」と内容がまったく同じでした。

 本編はシーズン5の王者発表の映像からはじまりました。テイラーとキャサリンが緊張した面持ちでステージで並び、そしてライアン・シークレストが「テイラー・ヒックス!」と名前を呼び上げる懐かしいシーンを見て一気にまたAIの世界へ引き戻されました。
 ここから過去のコンテスタンツの様子がフラッシュバックで紹介され、そして初代アメリカンアイドル、ケリー・クラークソンのグラミー受賞のシーン、そしてジェニファー・ハドソンの映画「Dreamgirls」のシーンと続きます。時の人となったジェニファーは今やAI出身者としてはケリーに続く成功者という扱いなんですね。そしてケリー・アンダーウゥッドの受賞シーン(ビルボードアワード?)と続くあたりは納得ですが、このあとはいきなりケリー・ピックラーの活躍がきて、クリス・ドートリーのアルバムが大ヒット、そしてこの時点でアルバムがリリースされてなかったキャサリン・マクフィーを「歌声が全米を夢中にしました」と強引に紹介、おいおい…でなんとテイラー・ヒックスのアルバムデビューはスルーもうやだ〜(悲しい顔)…短い時間にうまく編集したオープニングVTRでさらに胸が高鳴ります。
 そしてThe Whoの「Baba O'Riley」のあの有名なイントロ(CSI:NYのオープニングテーマで最近FOXチャンネルのCMでヒュー・ローリーが「Love this part!」と叫んでるあの部分です)をBGMに、ライアン・シークレストが「新しいシーズンの夜明けです」とシーズン6の開始を宣言。全米7都市で行われた地方オーディションの会場に集まった10万にともいわれる参加者達の姿が次々と画面に映し出されます。そしておなじみサイモン、ランディー、ポーラがオーディション会場入りする姿が続きます。いよいよ役者が揃いました。
Who's Next American Idolの冒頭でBGMに使われ、FOXがヒュー・ローリーのゴールデングローブ賞受賞を告知するCMでハウスが楽しそうにエアドラム叩いてる「Baba O'Riley」が収録されてるアルバムは「Who's Next」。もちろんCSI:NYのオープニングで使用されてる曲でもあります。Amazonで試聴/購入 The Who - Who's Next - Baba O'Riley


この先、長文につき注意!

 ミネアポリスオーディション
 まずは先シーズンファイナルにサプライズゲストとして登場したプリンスのパフォーマンスが映し出されます。最初の地方オーディションはプリンスの本拠地、ミネアポリス。第一次審査の会場となったアリーナに集まった応募者は1万人。まずは全員でプリンスに敬意をこめて彼のヒット曲「1999」を合唱します。この中から選ばれた人だけがサイモン、ランディ、ポーラの待つ部屋に行きオーディションを受けられるわけですが、よくよく考えるとこの1万人から100人前後に一気に絞り込むこの審査が一番の難関になるはず。しかし、毎回どんな審査でジャッジの前で歌える人が決まるのか基準が不明。歌がうまい挑戦者もいれば、目立てば勝ち的なあきらかに受け狙いの人たち、それに、なんでこんな歌が下手な人を選んでと疑問が残るレベルの人たちが相変わらず数多くこの段階に進んでくるのが不思議です。お約束なんでしょうが。
ゲスト審査員はJewel
 今回のオーディションにはいつもの3人に加えて人気シンガーソングライターのJewelが参加していました。「スター誕生の瞬間が見られる」と登場したJewelですが、高視聴率を誇るAIへの出演はキャンペーンににはもってこいですね。長時間拘束される審査員役でもがんばって引き受けるわけです。大ヒットしたデビューアルバム「心のかけら/Pieces of You」はもう10年以上前ですか?紹介された「You Were Meant For Me」や「Foolish Games」など懐かしいですね。
 しかし、ゲスト審査員を交えての審査には違和感を感じました。やはり3人の多数決で決まるほうが明快ですし、4人だと合議制のような展開になってしまって、意見が割れるシーンがまったくなかったのもつまらなかった。サイモンもポーラも知らない人が審査員に混じっていることで猫をかぶってしまい、いつものように暴走するシーンがなくておとなしかったです。これではおもしろさ半減。特にポーラは自分が紅一点でなくなったのが相当ご不満らしく、超不機嫌モードでした。人気番組となっていろいろなゲストスターを自由に呼べるのでしょうが、あまり最初からごてごてするのはどうなんでしょうか?最初にオーディションを受けた女の子に、「Jewelみたいになりたい」なんてインタビューで言わせておいて、「実は中にJwelがいるんだ」なんて白々しく教えて驚かせる演出は、後でJewel自身が見たら恥ずかしくなっちゃわないかい?

ハリウッド進出者
 今回、オーディションに合格してハリウッドラウンドに進出したのは17名、うち番組内でちゃんとオーディションシーンが紹介されたのはわずか7名でした。先シーズンもファイナリストの中ではバッキーが最初のオーディションシーンがオンエアされなかったので不利だったということが話題になりましたが、ここでオンエアされるかどうかも運命の分かれ道ですね。

デニス・ジャクソン
デニス お約束の不幸ネタをもった少女枠で登場したのは16歳のデニス。彼女の母親は薬物中毒で、彼女も「クラック・ベイビー」として生まれましたが、奇跡的に大きな障害もでずに育ったという境遇の持ち主。「ジェニファー・ホリデイの」と紹介したのに好感を持ちましたが歌は「And I Am Telling You I'm Not Going」。現在、アメリカで大ヒット上映中の映画「Dreamgirls」で、AI出身のジェニファー・ハドソンが熱唱しているあの曲です。オーディション番組では歌唱力をアピールする定番曲。映画のヒットもありますので、今シーズンこの曲は番組内で何度もこの後聞くことになりそうな予感がします。デニスは小さな体に似合わないでかい声で歌いきりました。先シーズンのパリスのようなトレーニングによってソフィストケートされた歌唱ではなく、まったく自己流で荒削りなデニスですが、サイモンは「16歳でここまで堂々としているのは大物」だと評価、全員一致で合格となりました。ギャングみたいな男の子ふたりを従えて会場に来てるあたりにたくましさはかんじました。
歌唱力★★★
ルックス★★
キャラクター
戦略★★★★
Dreamgirls (1982 Original Broadway Cast)ジェニファー・ホリデイ(ミュージカル版ドリームガールズから)
「And I Am Telling You I'm Not Going」

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Dreamgirls [Music from the Motion Picture]ジェニファー・ハドソン(映画版ドリームガールズから)
「And I Am Telling You I'm Not Going」

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ペルラ・メネセス
パーラ コロンビアから15歳のときにアメリカに荷物ひとつで夢を求めてやってきたと語るパレラは笑顔が素敵な25歳。寝る場所がなく車で生活したこともあったが一人で戦ってきたと自負しています。
 ブロンディーを歌いますと言って、パフォーマンスをはじめたのですが、最初これがどの曲かわかりませんでした。よくよく聞くと、スタンダードのジャズナンバーを歌うように独特のアクセントをつけて(おそらく「Fever」あたりを意識して)歌ったのは紛れもなく「Call Me」。ブロンディーのNo.1ヒットです。ジョルジオ・モロダーのプロダクションによる歯切れのいいロックナンバーを大胆な解釈で歌うアイデア、私は気に入ったのですが、ジャッジには不評。
 しかし、彼女のキャラクターに魅力を感じたようでプロフィールの好きなアーティスト欄に書かれたシャーキーラのナンバーを歌ってみてよとランディーがリクエスト。すぐに「Hips Don't Lie」を腰をかわいく振りながら披露。ジャッジにこちらが高く評価されて合格、ハリウッド行きが決まりました。やはりラテンの血が騒ぐような曲のほうが彼女にあってたのかな?にこやかな笑顔とハスキーな歌声のミスマッチが魅力で、男性受けしそうなキャラクターだと思いました。彼女はTop24まで残れる気がしますがどうでしょうか?
歌唱力★★
ルックス★★★★
キャラクター★★★★
戦略★★
Atomic: The Very Best of Blondieブロンディー「Call Me」
Amazonで試聴/購入する 楽天ダウンロード Blondie - Atomic: The Very Best of Blondie - Call Me

Oral Fixation, Vol. 2シャキーラ「Hips Don't Lie」
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ジャロッド・ファウラー
 空母「ロナルド・レーガン」の艦内で開催されたレーガンアイドルの優勝者。空母に乗り込んで事前取材したり…完全に政府の広報活動の一環ですね。お約束のBGMは「Top Gun」わーい(嬉しい顔)。「自由のために戦う仲間の代表として!」とはりきってオーディションに臨みます。ラスカル・フラッツの「Bless The Broken Road」を歌いますが、確かに空母の中では明るくて楽しくて人気者で歌もうまいよって言われているのかもしれませんが、アクの強い参加者の中に混じってしまうと、人の良いお兄さんにしか見えません。
 「Bless The Broken Road」をポーラが番組にとって特別な曲と言ったのは、シーズン4で優勝したキャリー・アンダーウッドがTop5まで残ったときに、この曲を歌い、またシーズン4のフィナーレを飾るショーではラスカル・フラッツが登場し、キャリーと競演でこの曲をパフォーマンスしたからでしょう。ラスカル・フラッツの歌は聞いたことがなかったのですが、試聴してみると素敵な歌だったので、他の曲も聞いてみたくなりました。
歌唱力★★
ルックス★★
キャラクター
戦略★★★★★
Feels Like Todayラスカル・フラッツの「Bless The Broken Road」
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ミシェル・スタインガス
ミシェル 「I'm hearing violins and Tony Bennett」という不思議な歌詞のカントリーを歌ったミシェルは19歳、キャリー・アンダーウッドフォロワーになるんでしょうか。サイモンは選曲にだめだししましたが、キャラクターをほめた上に「視聴者から支持が得らるだろう」と珍しく絶賛。合格の黄色い紙をもらって部屋から出てきた彼女は「これで仕事がやめられる」と絶叫。え?せめてTOP24に残るまではやめちゃだめでしょ。8月の収録のはずですから番組開始まで半年あったはずですしふらふら
 歌詞を検索したら歌が見つかりましたディーナ・カーターの「If This Is Love」という曲でした。
歌唱力
ルックス★★★
キャラクター★★★
戦略★★
Did I Shave My Legs for Thisディーナ・カーター「If This Is Love」
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マット・サトー
マット あどけない顔ににきびも残るマットは16歳。他の10代の参加者は両親が付き添っているのに対して、彼の家は経済的な余裕がないのでひとりで参加。ママス&パパスの「California Dreamin'」を情感たっぷりに歌いました。サイモンは「16歳にしては声が大人びてて見込みがある」、Jwelは「ソフトで暖かい歌い方が素敵」、ランディーは「16歳だからもっと元気をだせ、声はいい」と評価を受けて合格。スタッフの携帯電話を借りてお母さんに報告する姿も、いまどきの若者には珍しく携帯電話を使い慣れてない様子で初々しかったです。「ハリウッドへ行けるんだ」と報告しながら泣き出してしまいました。
歌唱力
ルックス
キャラクター★★★★
戦略★★
20th Century Masters: The Best Of The Mamas & The Papas (Millennium Collection)ママス&パパス「California Dreamin' 」
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レイチェル・ジェンキンス
レイチェル 二人目の軍人さんが登場。といっても予備役なのになんで軍服着てきたのかが謎。しかも旦那はイラクへ駐留中って…。911のあと予備役に応募して、国を守るためにイラクへいつでも行ける心構えができてるって…、政府の広報活動ですねやっぱり。しかも、議会でイラク駐留軍を増員する、削減するでもめてて、大統領の一般教書演説を直前に控えた時期というのが狙いすぎてます。彼女が歌ったのは有名なゴスペルナンバー「His Eyes Is On My Sparrow」。ダイアナ・ロスがクリスマスアルバムの中で歌ってるバージョンで私はこの歌を知りました。大好きな歌なんですが…レイチェルはこれで合格なの?というレベルの歌唱力だと思いました。ジャッジは口をそろえて「最初は良かったけど途中で音程がはずれてぼろぼろ」とけなしながらも、最後には合格としたのはマッカシー怖いから?「バクダットの夫が結果を聞くのを楽しみにしてる」って…これで本選で「小さなお願い」とか歌ったらドン引きします。
歌唱力
ルックス
キャラクター
戦略★★★★★
Very Special Seasonダイアナ・ロス「His Eyes Is On My Sparrow」
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サラ・クルーガー
サラ 事前取材のVTRがないってだけでなんだか安心。ちゃんと普通に応募してもオーディションに進めるんだなって。19歳のサラが歌ったのは「虹の彼方に/Over The Rainbow」。シーズン5でサイモンがキャサリンに歌わせてご満悦だった曲。キャサリンのデビューシングルにもなりました。サラもキャサリンのCDを聞いて練習してきましたという歌い方。サイモンはやはり絶賛、他のジャッジも追随して合格。
 ミネアポリスオーディション、紹介された7人から最後まで勝ち残っていくことが想像できるような合格者は正直いませんでしたが、残るとすればこのサラかなと思いました。
歌唱力★★★
ルックス★★★
キャラクター★★
戦略★★
My Destiny/Somewhere Over the Rainbowキャサリン・マクフィー「Over The Rainbow」
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キーワードは「Other Door」
 今日のミネアポリスでのオーディションでよくでてきたキーワードは「Other Door」でした。オーディションの部屋の出口のドアが両開きの扉になっているのですが、片方が固定されていて、片方だけが開くようになっていました。落選者は皆面白いように開かないほうの扉を押して出て行こうとします。そのたびにジャッジから「Other Door」と教えてもらうのですが、これって妙に暗示的。「シンガーになることはあきらめて他で才能を伸ばしてみれば?」まさに「違うドアを開けろよ!」って意味に取れたからです。

今回の落選者紹介はプリンスの「Kiss」にのせて
 ミネアポリスということからか、プリンスの「Kiss」を歌う参加者が何人かいました。前シーズンでパリスがこの「Kiss」をキュートに歌ったことも影響していると思いますが、番組で紹介された歌はどれもお世辞にも上手とはいえませんでした。とりあえずもしょもしょ歌っといて最後の「Kiss」でいきなり元気になる女性もいました。何人かの「Kiss」とそのほかの曲を選んだ落選者のフレーズをうまくつなぎ合わせて「Kiss」を作ってしまう手法は、前シリーズでも「I Will Survive」でありましたね。オリジナルのプリンスの「Kiss」は本当にエロカッコいい歌なんですけどね〜。
Prince And The Revolution/Parade: Music From The Motion Picture Under The Cherry Moonプリンス「Kiss」
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次回は
 週2回づつの放送ですので、早くも第2回放送が今夜あります。今回は地方オーディションのシアトル編。ミネアポリス編ではお気に入りになりそうな参加者が見つけられなかったので今夜に期待です。

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posted by Alex at 10:13| 大阪 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | アメリカン・アイドル | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先シーズンから覗かしてもらってます!はじめまして!

いやあ、今シーズンは誰がアイドルになるのか
ワクテカなんですが、割と先行き不安な立ち上がり
じゃありませんか?^^;

バックボーンなどで進んでいってほしいと言う
出場者はいるんですが、歌を聴いた時にぐっと
来る人がまだ。。。w

これからもブログ楽しみにしています^^
Posted by タママインパクト at 2007年02月12日 00:20
こんにちは!
かなーり不安な立ち上がりでしたね。
2日目にちょっと気になる人たちがでてきましたが、シーズン5ってもしかしてレベル高かったのかもと先シーズンが恋しくなってしまいます。
音楽の町でもあるメンフィスや、大都市ニューヨークでのオーディションで逸材がでてくることを期待しましょう!
今シーズンもよろしくお願いします。
Posted by Alex at 2007年02月12日 11:17
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