2006年11月21日

GPS エリックボンパード エキシビション マンデイにマンディの調べを聞く

 昨日はテレビでフィギュアスケートグランプリシリーズフランス大会エリックボンパード杯のエキシビション(息継ぎしなきゃいえないですね)がテレビ放送されました。フランス大会はいつもエキシビションのライティングがむちゃくちゃ凝っているんですよね。この準備をするために競技スケジュールを思いっきり詰め込んで、日曜日に競技を行わずすべてをエキシビションとその準備に割り当てるほどですから。照明を使っていろいろな模様を氷の上に描いたり、フェンスの手すりの部分まで光っていたりと「やりすぎちゃうの?」ってなぐらいすごかったです。この会場ですがそもそも客席が赤、フェンスが青、そして氷が白とフランス国旗のトリコロールがモチーフになってたりしてとてもおしゃれな会場なんですが、エキシビションの日はクリスマスと正月とお盆が一緒にきたようなデコレーションです。
 氷上で司会をしてたのはソルトレークオリンピックアイスダンス金メダルのアニシナ&ペイゼラーでした。以前はキャンデローロが司会をしてたこともありますし、スケーターであってもエンタテイメントも任せとけという芸達者がフランスには多いですね。NHK杯はぜひ荒川さんと本田さんでの氷上司会見てみたいです。フレンズオンアイスで荒川さんはそれに近いことを挑戦してましたんではなかったでしょうか。
 放送時間は1時間でしたが、内容が詰まった放送で楽しめました。女子が4位からなのに対してアイスダンスが1位の選手しか放送がなかったりとアンバランスさは否めませんでしたが、NHK杯以外のグランプリシリーズの試合のエキシビションが地上波で放送されるのはもちろん初めてですから贅沢はいえませんね。

音楽の話
 試合と違ってルールがありませんので、凝った演出や本番では見られない技で魅了してくれるエキシビションですが、私が楽しみにしてるのは音楽。選手が普段聞いて楽しんでいる曲を選んでくるのが最近の流行じゃないかなと思います。このスケーター、普段こんな音楽を聞いてるんだなんて想像してみるのも楽しいです。

ジョアニー・ロシェト選手 カナダ
FALLING INTO YOU ロシェト選手はさすがカナダ代表ですからセリーヌ・ディオンのナンバーで登場しました。「Fly」という曲だったんですが、この曲が収録された「Falling Into You」は本当に良く聞いたアルバムだったので懐かしかった。もう10年前になるんですね。時の流れの早さにびっくりです。
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キミー・マイズナー選手 アメリカ
Ice Princess マイズナー選手が選んできたのは「Unwritten」。この曲を知ったのはアメリカンアイドルシーズン5で、最初の頃気に入っていたエイラがコンテストで歌っていたからなんですが、しかもこの曲を歌った週に落ちたので2回歌っているので印象的に覚えています(この週のエントリーはこちら)。フィギュアスケートを題材にした映画「アイスプリンセス」のサントラに収録されてたんですよね。それでマイズナー選手が選んできたのではないでしょうか。
Amazon Natasha Bedingfield - Unwritten - Unwritten


井上怜奈&ジョン・ボールドウィン組 アメリカ
Ultimate Manilow これが一番のびっくり選曲でした。バリー・マニロウって誰か滑ってそうでなかなか滑ってるスケーターいないですよ。以前、バリー・マニロウ・オン・アイス(現在のトリビュート・オン・アイスシリーズの元祖)のビデオを見せていただいたことがありますが、バリーの曲で滑っているのを見るのはそれ以来はじめてだったかもしれません。「かなしみのマンディ」と紹介してるのはよかったですが字幕の「悲しみ」は「哀しみ」が正解だったんじゃないかな…いえいえ誤字については私も大きな口はたたきますまい。オフアイスもカップルですのでとても雰囲気がいいですよね、特にボールドウィンさんが井上さんにぞっこんラブ(死語ですね)なのが良い感じです。
 ストレートラインステップするようなかんじではじまったあと真ん中で井上さんがトウをちょんとついて飛び上がって横向きになったところをボールドウィンさんがキャッチする技が入っているのですが、いつのまにかこんな技までできるようになっていましたか。アンダーヒル&マルティーニ組が最初にやりだした技ではなかったかと記憶してますが、これ一見地味ですけど二人で息を合わせないと女性をキャッチできなくなって大変なことになってしまいますよね。さすがにボールドウィンさんは井上さんを落としては大変と飛び上がってすぐにキャッチしにいくんですけど、マルティーニさんはアンダーヒルさんが飛び上がったのをたっぷり見せるようにゆっくりぎりぎりのタイミングでキャッチしてたのでプロのショーなどではひとつの見所になっていました。
Amazon Barry Manilow - Ultimate Manilow - Mandy

フランスの男子ふたり
 フランスの男子二人はまったく違った演技をしましたが、どちらも突っ込みどころ満載でした。こればっかりは見ていない方には伝わらないかもしれませんが…プレオベール選手は期待通りというか、やっぱりこういうキュラだったんだこいつは!という楽しい演技。ジュベール選手は誰が主役なんだかわからないような、それで本当にいいのブライアン?君が小さくしかテレビには映ってないぞという演技でした。

デンコワ&スタビスキー ブルガリア
Back to Bedlam 世界チャンピオンの彼らが見せたのは昨シーズンのワールドでも滑った、ジェイムス・ブラントの「You're Beautiful」。もう昨年からこの曲どれぐらい聞いたかなという大ヒット曲ですが、さすがにちょっと古さが否めませんでした。懐かしくすらありましたが、思わず口ずさみながら見たりして、いい曲はいいです。
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この記事へのコメント
エキシのジュベールを楽しみにしてたのに、テレビにはオジサン大写し、有名な方なんでしょうねきっと。でも今日はジュベールが主役のはずでは?…生演奏は素敵だけど、演技がブツブツ途切れるのはちょっとまずいですよね。テレビ朝日のバカ!…って、おっとこれはテレ朝のせいじゃなかった、失礼。
もうちょっとたっぷり、2時間位(競技のリプレイ抜きで)見たいところですが、こういったショーアップされたエキシビションが、日本でも十分可能なだなと思わせてくれましたね。安藤選手が絢香の生歌で…今の日本なら十分可能では?。誰か、葉加瀬太郎とか、押尾コータローとか、スカパラとか、吉田兄弟とかエキシに使わないかな。でも結果が出ないとエキシもなし、キビシイ。
Posted by ニルギリ at 2006年11月22日 11:51
プルシェンコも生ボーカルとかでエキシやってましたが、こういうのってギャラは選手が払ってるんでしょうか。それから試合あるごとにミュージシャンと契約して待機してもらってるんでしょうか。海外での試合でも?万一、調子が悪くてエキシに出られないときはどうする?ちょっと気になりました・・・。
Posted by yuki at 2006年11月22日 12:31
ニルギリさん
こんばんは!
コメントありがとうございます。
 ジュベールは別格扱いということで当日は3曲滑ったそうですね。現地だとほかのナンバーも放送されたんじゃないかな?だから1曲ぐらいああいう趣向があってもいいと思いますが、日本ではあの1曲だけしか放送されませんでしたからジュベールファンは不満でしょうね。だってあんなちっさく(苦笑)。今はエキシビションは上位+地元選手って構成が多いですから日本でやるときは結果がでなくても出場できますからそういう準備があってもいいですよね。安藤選手が絢香で滑ってるのも当然、東京世界選手権への布石だと思います。日本開催ですし、フジテレビが宣伝用のテーマ曲用視したりするんじゃないでしょうか?ジャニーズで大騒ぎするなら絢香のほうがまだスケート向きかなと思います。前回の幕張大会ではTBSが人気歌手にテーマ曲歌わせてましたよね。

yukiさん
こんばんは!
コメントありがとうございます。
もちろん主催者側が準備して費用負担していると思いますよ。プルシェンコのためにマートンを用意しておきながら彼が欠場したこともありましたが、そのときはトトマリさんが代打で滑ってましたね。ユーロだったかな?もちろん彼らもマートンの曲で滑ったりしてましたし、トリノではトトマリさんとプルシェンコの両方でマートンでてきましたが。
Posted by Alex at 2006年11月22日 21:58
こんばんは。
こりにこった照明、すごかったですね。ちょっとあれはやり過ぎなんじゃないかと思って見ていました。"きれい"というよりは"けばい"と感じてしまいました。いつもあんなにすごかったのでしたっけ。

怜奈さんたちのプログラムよかったですね。昨シーズンのものよりずっと好きです。二人のラブラブっぷりに少しあてられてしまいましたが。^ ^
Posted by sergei at 2006年11月22日 23:26
>安藤選手が絢香で滑ってるのも当然、東京世界選手権への布石だと思います。日本開催ですし、フジテレビが宣伝用のテーマ曲用視したりするんじゃないでしょうか?ジャニーズで大騒ぎするなら絢香のほうがまだスケート向きかなと思います。

今後、GPファイナルや全日本と続き、誰が結果を出して、誰をエース視するかによって変わってくるかもしれませんね。あと、大会の視聴率とか…。(現時点で日米対抗フィギュアが15%、スケートアメリカがショート16%のフリー20%、スケートカナダフリーが昼間ながら10%強、中国杯が10%強、エリックボンパールが13%強といったところ。NHK杯、GPファイナル、全日本はこれいかに?)年末年始のアイスショーなどの告知で、安藤さんの名前の順番がいつのまにか真央ちゃんと逆転していたり、というのは既にあるんですが。

>前回の幕張大会ではTBSが人気歌手にテーマ曲歌わせてましたよね。

前回は2002年の長野でしたね。幕張は1994年。どちらもTBSでしたが、幕張は見た記憶があるんですけど主題歌はわからず、長野大会は見た記憶がない…。ソルトレークのスッタモンダに毒気を抜かれて見る気が失せたもののようです。最近は国際大会のテレビ放送があまりに多いため、イメージソング戦略も流行らないような気もしますが…。GPシリーズイントロでの「誰も寝てはならぬ」にはしっくりとなじんでるんですけどね。
Posted by 長野のK嬢 at 2006年11月23日 00:06
sergeiさん
こんにちは!
コメントありがとうございます。
フランス大会の照明はいつも凝ったものですが、今年はさらにエスカレートしてました。
私は逆にNHK杯のエキシビションが毎年シンプル&時間に追われてすごく選手をせかすような進行がイマイチなので、せめてスポットライトですべるような演出にすればと思います。記憶してる限りでは1回だけ照明をおとしてスポットライトで滑ったことがあったんですよね。10回記念大会のときがそうだったんですが(うわ、すでに20年前かよ!)、私がはじめてテレビで見たNHK杯だったもので、てっきり毎年エキシビションはそうやってるんだとそのとき思った記憶があります。それ以後はだいたい毎シーズン見てますが、競技と同じ明るいライトですね。伊藤みどりさんはスポットライトの中でトリプルアクセルを成功させて、今にして思えばすごいことだったんだなと思いました。

長野のK嬢さん
こんにちは!
コメントありがとうございます。
長野大会、すかっかり忘れておりました。
そのあたりからこちらの曲ではスケートの放送をネットしなくなったので女子だけしか放送がなかったんだと思います。その前の幕張大会はいい時間帯にペア、男子、ダンス、女子とすべて放送してくれていたのですが、まさか国内開催で女子しか放送されないようなことがあるとは想像していなかったので怒りを覚えた記憶が…それものどもと過ぎればでした(苦笑)。
幕張大会は宇徳敬子さんだったかな?曲のタイトルなどは忘れたので、イメージ曲になっても印象に残るかは微妙ですね。




長野のK嬢さん
Posted by Alex at 2006年11月23日 10:35
 はじめまして。Alexさんのブログはいつも拝見してます。
 レナちゃん&ジョン、私の場合、フランス大会のエキシビでやっとこさ見る事ができて、とても嬉しかったです。
 「Mandy」(マンディ)、メロディーはよく知ってたけど、今まで歌詞は知らなくて。あのレナちゃん&ジョンのとても愛情深い演技が「悲しい」(笑)にも「哀しい」にも結びつかなくて。今になって調べてみて、歌と演技が結びつきました。
 別れてしまった彼女、あんなに僕を愛してくれた彼女、I Need YOU! ってことだったんですね (;o;)青春の傷跡。。。
Posted by やまぼうし♂ at 2006年11月25日 05:18
やまぼうし♂さん
こんにちは!
コメントありがとうございます。
バリー・マニロウの曲はメロディーが親しみやすいですし、やさしさにいつもあふれてますよね。私も久々にベスト盤をひっぱりだしてきて聞いてしまいました。時代を超えた愛されている理由がわかります。
スカパー!で今夜またエキシビションの放送があるので、またまたバリー聞けます。
Posted by Alex at 2006年11月26日 16:17
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