2006年10月12日

BONES#14

6人目の死体/The Man on the Fairway
 小型飛行機がゴルフ場に墜落。現場でブレナンは墜落による死亡者6人以外の骨のかけらを発見する。中国の重要人物が飛行機に乗っていたため、国務長官から遺体の身元を特定するよう依頼があったフォアマン所長は、骨のかけらは後回しにして、乗員の遺体の特定に集中するようにブレナン達に指示をする。
 骨にばらばらに切断された痕跡があることから事件性を感じたブレナンはブースを呼ぶ。そこへジェシー・ケインという行方不明者捜索を仕事にしている男が現れる。ジェシーはそのばらばらの骨が行方不明の自分の父マックス・ケインだと主張する。警察が捜索を打ち切ったため、彼がその行方を捜しをはじめたのがきっかけで、彼は行方不明者捜索のプロとして仕事をするようになったのだった。両親も行方不明になっているブレナンはジェシーの話に興味を持ち、ブースに手助けを求める。飛行機事故の遺体の身元確認は順調に進み、乗員名簿にない謎の女性の身元判明を残すのみとなるが、ブレナンはスクインツ達にそれと並行して骨の調査もするように頼む。
 ブレナンとブースはジェシーがマックスを殺した容疑者だと疑う愛人に会いに行く。彼女はマックスが行方不明になった後もマックスの家に住み、マックスの預金で生活し、新しい恋人を作っていた。しかし愛人はマックスとジェシーが絶縁状態だった話をして、ジェシーのほうがマックスを殺す動機があったことをほのめかす。

 調査によりばらばらになった骨は凍らされたあと切断され、木材粉砕機でばらばらにされていたことが判明する。
 ブレナンとブースはジェシーに愛人の証言を質すと、父親と絶縁状態にあったことは認めるが自分は殺してないと言う。研究所を訪れたジェシーにブレナンは両親の捜索資料を見せる。ジェシーになぜ探偵や捜索のプロに頼まないのか、ブースには資料を見せたのかと矢継ぎ早に攻められ応えにつまったブレナンにジェシーはキスをする。
 引き続きフォアマン所長に隠れて骨の調査をするスクインツ達。そこへブースがバージニアビーチで販売された唯一の木材粉砕機を押収して持ち込む。刃型が一致するかどうかを凍った豚でテストするようザックに指示してブレナンにザックはこの機械を使ったことがある作業員のレイ・スパークスの自宅を訪れる。スパークスは殺人ががあったと推測される5年前は刑務所にいたというアリバイがあった。
 粉砕機の実験結果から骨が散らばっているエリアを特定し、他の骨の捜索をするスクインツ達。骨から病気の痕跡がわかり、ばらばらにされた骨がジェシーの父ではなかったことが判明。レイ・スパークスが死んだ母親から家を相続するために、兄を地下室の冷凍庫で生きたまま凍らせて、ばらばらに捨てていたのだった。
 ジェシーに真相を告げたブレナンは、父親の捜索だけに人生を費やすのはよくないと言うが、ジェシーは聞く耳をももたない。両親の捜索資料をジェシーから取り戻したブレナンは、ブースにあらためて両親の捜索を依頼する。(無断転載お断り)


タイトルが間違ってる
 邦題が「6人目の死体」になっていますがつけるとしたら「7人目の死体」ですよねわーい(嬉しい顔)。内容を細かく理解しないままにつけちゃったのかな?話は6人目の身元特定がメインストーリーではなくて7人目の死体といえるばらばらの骨の事件がメインだったんだから。字幕作ってる人がタイトルも作っているならかなり不安。内容分かっていないんじゃ…って以前同じ不満をFOXで放送されたドラマで書いた記憶が、最近再放送されてる「黙示録」のときだったかな?
不完全燃焼エピソード
 それはいいとしても、ブレナンが両親の捜索を最終的にブースに依頼するという大きな展開のあるエピソードだったわりに、消化不良でした。一週間で一番楽しみにしていたドラマがこんな調子が続くようだと寂しいな。ひとつには今回のエピソードのキーマンだったジェシーやってる俳優さんのナルシスティックな演技がかなり気持ち悪くて不快。そこまでナルナルするほどかっこよくもチャーミングでもなかったから、よくそのへんにいる勘違い男にしか見えませんでした。こんな男にキスされるブレナンが安く見えてしまって今回は大損ししましたね彼女。
ザックとブースの関係
 いままで接点があまり描かれてなかったザックとブース。今回はそこにスポットライトが当てられていましたが、ブースがザックを無視していることをザックがブースが自分を認めている証拠だと思い友情を感じてるというプロットも、それは決して健全な仲間意識ではないんじゃないかなと、なんかいやだった。男が男にあこがれる気持ちを利用して(ゲイの話じゃないですよ)、道具みたいに操っちゃうってことあるんですよね男の世界ではよく。大学の体育会系の部活とか政治とかヤクザとかマフィアとか一昔前の女性が進出していなかった時代の企業なんかの権力の構造の根本で大きな役割をそれが担ってたりしてるわけですが、それを、「素敵」と美化してしまうのは女性が男性社会に抱いている幻想じゃないのかな?と思ったりして。本当はそういうのってどろどろしていて、ふとそういう関係に醒めたり捨て石に利用されたときは後味がすごく悪いものなんですよほんと。何度かそれで深く傷ついたことがある自分は今回はブースよりザックに感情移入してしまいました(まじ壊れますから)。それが生存競争、弱肉強食といわれてしまえば私の感想など負け犬の遠吠えになってしまいますがもうやだ〜(悲しい顔)
 それに、無視してることでうまくいってる、銃で撃つよりましとか言ってるブースが本気なら、今後ブースを見る目が変っちゃうかも。兄貴キャラ目指すならそんなことじゃダメだ(って勝手に目指してることにしていますがわーい(嬉しい顔))。
楽しめたところといえば・・・
 ジャックとフォアマンのちゃんちゃんばらばらが引き続きおもしろかったのと、「No Way」といわれたら「Yes Way」と答えろというぐらいが今週の収穫でしたか。ブレナンとブースはあまりべたべたしてほしくないな。この二人の捜査方針での対立ってのが最初はこのドラマの軸になっていたはずなのに、二人の個性の違いがわからなくなってしまうとつまんなくね?BONESはそろそろ自分の期待値を修正しとかないと、毎週文句ばっかりになってしまいますね、反省。

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感想を書かれているブログ
海外ドラマにハマる! BONES 第14話
The Tea Break BONES #14「6人目の死体」
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Not Fade Away - ANGEL NewsBONES #14 「6人目の死体」

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ラベル:FOX スカパー! BONES
posted by Alex at 01:01| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | BONES(海外ドラマ) | 更新情報をチェックする
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BONES #14 「6人目の死体」
Excerpt:  いつものようにグッドマン博士を騙すために団結するスクウィンツは楽しいのですが、ブレナンの過去にまつわる部分はとても悲しい。でもブースとの心の交流がさらに深くなって、この1話だけでもたっぷりの内容があ..
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