2012年02月09日

カーソン・クレスリー 「テキサス州の知事になる」

アメリカン・ダンシング・スター/Dancing with Stars
FOXサイト[こちら]
 BSFOXで放送されているアメリカン・ダンシング・スター。アメリカではDancing with StarsのタイトルでABCで放送されている人気シリーズで、日本で放送中なのは昨年秋に放送された最新のシーズン13。いろいろな分野の著名人がプロのダンサーと組んで毎週ダンスを披露し、視聴者投票によって脱落者が決まるリアリティ番組。過去にはクリスティ・ヤマグチさんやダニー・オズモンドさんなど日本でおなじみのセレブが優勝したりしていますが、どちらかというと忘れかけられた芸能人が再起をかけて出演してきたり、スポーツ選手など他分野で成功した人がテレビタレントに転身するきっかけをつかむべく出演するパターンが多く、日本ではあまり馴染みのない「スター」も多いですね。
 今シーズンはJRと呼ばれる体の40パーセントを火傷するという重傷から手術を重ねて社会復帰を果たしたイラク帰還兵が常に話題の中心。植皮手術を受けたと思われる顔はやはり通常とは異なり気持ちの弱いひとならテレビどころか人前に出るのも厳しい状態ではないでしょうか?彼の前向きな姿勢は多くの同じような境遇の方に勇気を与えていると思います。実は私も子供のころに体の1/4の火傷する事故に遭い、当時の医療技術では1/3の皮膚を失えば命が危ないと言われていましたので、お医者様にも「あと手のひらの大きさ分、皮膚を失っていれば助からなかった」と言われました。幸いにも三度熱傷と言われる重傷箇所が、服を着ていれば他人の目には触れることのない場所に集中していたのですが、それでも学校の水泳の授業などで水着にならなければない時などは見られたくないという気持ちと、酷い傷跡を晒して申し訳ないという気持ちとで居心地の悪い思いをしたものです。彼の場合は戦争でですからもっと複雑な気持ちがそのバックグラウンドにはありそうですね。

セクシャルマイノリティのふたりを応援
 そんなことを思いながらも応援していたのはFOXチャンネルで放送されてた「クィア・アイ」でファヴファイヴの一人として有名なカーソン・クレスリーとソニー&シェールの元御嬢さんで今は性転換して息子となったチャズ・ボノの二人。二人とも運動音痴でダンスは苦手なんですが、憎めないキャラと愛嬌ある動きで、ジャッジには酷評されながらも、視聴者投票で勝ち残ってきていました。[YouTube:客席で応援するシェールと出演者のパフォーマンスダイジェスト]
 シェールはダイアナ・ロスと親交が深かった時期があり、チャズは少女時代に飼っていたハムスターにダイアナ・ロスと名付けて可愛がっていましたが、ある日ツアー中のシェールに泣きながら「ダイアナ・ロスが死んだ」と娘が連絡してきたのでシェールがダイアナが死んだと思ってパニックに陥ったという逸話をダイアナがインタビューで披露しています[こちら]。
 今週の放送でついに脱落したのがカーソン・クレスリー。素敵なスピーチとともに番組を去りました。お別れビデオを「中学の頃、ドッチボールを恐れてたのに今はダンスしてる。今週はダンシングスターに挑戦したんだから、来週はテキサス州の知事になってるかもしれない」と締めました。ご存じのようにテキサスは保守的なアメリカ南部を象徴する州、そんな州でゲイのカーソンが知事になるなんてありえないわけですが、なんにでも挑戦できるって夢のあるメッセージですね。[YouTube:結果発表とお別れビデオ]

posted by Alex at 20:48| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リアリティ | 更新情報をチェックする
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