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2006年04月12日

JSPORTS フィギュアスケート世界選手権の放送はじまる

アイスダンス
 JSPORTSで先日行なわれたカルガリーでの世界選手権の放送がありました。初日のアイスダンスは6時間も放送時間があったので、とりあえず全部録画→DVDへ焼きだしはしましたが、フリーダンスの後半しか昨夜はみることができませんでした。そんな中で気になったカップルは2組。
シンニード・カー&ジョン・カー イギリス
 新進の姉弟カップル。ワールドは3回目ですが、実は姉27歳、弟25歳で、ベテランなんですね。2000年に姉弟で組むようになって6シーズン目、世界選手権は3回目の出場になりました。オリンピックでも独創的な振り付けと衣装で話題になった彼らのフリーダンス。彼らがスコットランド出身ということもあり、スコットランドを代表するケルト音楽を演奏するグループThe Porridge Menの曲を使っています。The Porridge Menのオフィシャルサイト(こちら)でもトピックの中でカー姉弟の活躍にエールが送られています。「Coronach」「Gulravage」「Planet Porridge」の3曲をつなぎ合わせて構成されていて、アマゾンで一部の曲が試聴できます(こちら) 。
 振り付けはあのクリストファー・ディーン。大英帝国連合でオリンピックへ臨むということだったんでしょうか、今シーズン初めてサラエボオリンピック金メダリストのアドバイスを受けました。残念ながらキスクラでディーンの姿は見られませんでしたが、彼らが夏にコロラドのディーンのもとを訪れてトレーニングしたときの写真オフィシャルサイトにありました(こちら)。ひとによっては同じくディーン氏が振付けたデュシェネ兄妹の出世作「War Dance」に似ていると思われる人もいるようですが、当時とはルールがまったく違いますし、私はやはり別のダンスだなと思います。ワールドではユーロやオリンピックに比べると切れ味の部分で物足りなさがありましたが、来季以降もっとも飛躍が期待されるカップルであることは間違いないと思いますし、来シーズンのプログラムが今から楽しみなカップルです。
マルガリータ・ドロビアズコ&ポビラス・ヴァナガス
 トリノオリンピックへ向けて復帰してきた35歳と34歳の大ベテランカップル。なんとトリノが5回目のオリンピックになりました。彼らの国際デビューはリトアニアが当時のソビエト連邦から独立した直後の1992年アルベールビルオリンピックでしたが、彼らのデビューははっきり覚えています。当時からドロビアズコは大変な美人選手でスタイルもよく目立っていました。フリーダンスの「ロミオとジュリエット」は彼女にぴったりのテーマでした。技術的には解説の五十嵐氏にこれでもかと酷評され、綺麗さに心を奪われていた当時の私は憤慨したものです。
 それから数年すると、デビュー当時は長身のドロビアズコと身長差が無く華やかな彼女の陰に隠れていたヴァナガスが急成長して、体格も立派になって美男美女の素晴らしいカップルになっていました。その体格の良さを生かしたダイナミックな滑りで2000年の世界選手権で第3位と表彰台にも立ち、2002年に一旦競技生活に終止符を打ちます。
 そして今シーズン初め彼らが復帰すると聞いたとき、正直「思い出作り?」程度にしか思っていませんでした。ルールも大幅に変りましたし、年齢的にも競技に復帰して新ルールに対応したり、アイスショーなどでは滑ることがないコンパルソリーは彼らはもともと得意ではなかったし、10位に入るのも厳しいのではと思っていましたが、ユーロで見た彼らの滑りは素晴らしく、特にフリーダンスの「オペラ座の怪人」はベテランカップルにしか出せない大人のムードとストーリー性があり、昨今の新ルール対応でレベルだけを追いかける傾向に一石を投じたものでした。ユーロではみごと表彰台に立ち、オリンピックではODでまさかの失敗があり7位でしたが、世界選手権では4位と立派な成績だったと思います。世界選手権のフリーだけでは2位というのも納得です。コンパルソリーダンスが彼ら自身も苦手だといっているワルツでなければ、表彰台に立てたかも…といのはありますが、決して「思い出作り」では終らなかった素敵な復帰劇でした。


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この記事へのコメント
フィギュア関連のコメント、お待ちしていました!
アイスダンス、長時間放映してくれて良かったですよね。
藤森さんの解説も、ジャッジならではの貴重な視線で説かれていてとても勉強になります。

今日はペアをしますね、トン&パンの優勝の感動を再び!
ご感想よろしくお願いします。
Posted by ゆかこ at 2006年04月12日 13:40
アイスダンス、フリーだけ見るだけで3時間・・・オリンピック以来の長時間のテレビ鑑賞でした。
今夜はペア見るかアメリカンアイドル見るか微妙・・・どちらも再放送があるので(苦笑)。
Posted by Alex at 2006年04月12日 14:23
ドロヴァナ組、素敵でしたね!本当に、最終組はどのカップルも素晴らしい出来で、みんなにメダルあげたいくらいでした。
カー姉弟も、試合で滑るたびにうまくなって、本当に見応えがありました(^-^)。来シーズン、また素敵なプログラムに出逢えますように。

さて、ただいまペアの観戦中。今週は寝不足の日々よ再び……という感じです(笑)
Posted by 美輪@brownycat at 2006年04月12日 17:56
ダンスの最終組、それぞれできがよかったんですよねー。さすがシーズン最終戦という内容でした。カー兄妹、来シーズンもディーンの振り付けになるかどうかは分かりませんが、どっちにしてもとても楽しみです。そして、カナダやアメリカもジュニアが上がってくるので、北米はどんどん層が厚くなって強くなっていきそうですね。
Posted by Alex at 2006年04月12日 23:28
シネードたちのFDご覧になったんですね〜。
ユーロスポーツで放送されたものを友人から貰って見たんですが、FDは最後の2グループしか放送されていなくて、悔しかったです。その代わりと言っちゃヘンですが、ODは最初の1カップル以外は全て放送されました。タイのカップルを見る機会ってそう滅多にあるわけじゃないし…と妙に嬉しかったです(笑)。

ケア姉弟組、2シーズン前に衝撃的なデビューをしましたが、去年は伸び悩んだ感を受けました。けれど今季は立て直してきましたね〜。まさに「ダンス!」だったと思います。「来季は上が抜けるし…」とプレッシャーをかけられていますが、1年1年着実にステップアウトしていって欲しいと思っています。
Posted by Hiro at 2006年04月13日 00:11
タイのカップルはびっくりですね。4大陸で見て、今回はODがダイジェストで(メキシコとタイを特別に紹介ってかんじで)、青森であったアジア大会では女子だけがきてましたがこれから楽しみ。
カー姉弟はマトリックスのデビューが強烈だったので、昨シーズンが少し元気ないかなとかんじましたが、今シーズンは良かった!お姉さんの方の年齢が気にはなりますが、バンクーバーでは最終組でメダル争いしてたらなーって思います。以前のように4組で3つの枠を争うような時代じゃなくて6組ぐらいがメダル取れる可能性あるような混戦になってきましたね。
Posted by Alex at 2006年04月13日 10:31
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