2010年06月08日

岩崎宏美35thAnniversaryコンサート 岡山シンフォニーホール

今年はおっかけするぞ!
 twitter(@Alex_evergreen)のほうで速報入れましたが、一時大手チケット販売会社では完売表示されていた岩崎宏美岡山シンフォニーホール公演が空席ありとの最終確認を得たので電車に飛び乗って行ってまいりました。大阪シンフォニーホール同様、最終的にいろいろな事情で販売されなかった席などが残っている場合もあるので、大手チケットサイトの「予定枚数販売終了」の表示であきらめずに、主催者や会場などの最終確認することをお薦めいたします。当日まで予定が立たなくて飛び込みで意外に見られるものです。今年は岩崎宏美ファンとしても総決算かなという気持ちが自分の中で強いので、見られる公演は全部見るつもりでチャンスは逃しません。というわけで、35周年ツアーのパッケージでの公演をまずは宏美さんのご次男の誕生日というさらにおめでたい日に初観賞してまいりました。

観てきたから堂々と宣伝します!
 特別な記念ツアーということで、アイドル時代のヒット曲もふんだんに歌い、ヒットメドレーも第1部、第2部でそれぞれ1回ずつたっぷりと聞かせてくれるスペシャルなセットリスト。コアな岩崎宏美ファンから、最近よくテレビに出演しているのを見て気になっているとか、昔ちょっと好きだったといったライトなファンまで楽しめる構成ですので、ぜひ多くの方々に足を運んでいただきたいと思います。
 セットリストもこのエントリーの後ろのほうでご紹介しますが、これからコンサートをご覧になる予定の方は事前情報なく楽しまれたほうが次は何だろう?次は何だろう?とわくわくしながら楽しめますはずでご注意を。まだ行こうかどうか悩んでいる、昔は熱烈な岩崎宏美ファンだったけど最近はコンサート行ってないなといった方には、参考にしていただければということで感想も含めてネタバレ覚悟でご紹介しておきます。
 今夜は一人で三階の最後尾で両手をひろげてふりふりしてきましたが、みなさんも会場であの曲にあわせて両手でふりふりしちゃいましょう!ヒロリンに「3階のみんな盛り上がってくれてありがとうぅ!」って名指しされちゃった(違うって、みんなへのメッセージを自分への個人メッセージと置き換える病気なのです)。
 以下、サイコロ暴走モードですので、ご了承ください(サキちゃんも現在中国地方ですよね?)。

この先はネタバレ注意!これからご覧の方はコンサートの後で呼んでいただければ幸いです。



開演前
 もちろん初めての岡山シンフォニーホール、岡山駅からも近く交通の便がいい。歩ける距離ながら路面電車でも100円(!!)。市内交通が充実のエコシティな岡山でした。懐かしい岡山弁も街中、電車の中、会場の中にもあふれてて始まる前からうきうき。建物は外から見ても茶筒のような円筒形ですが、中に入るとさらに縦長な印象で3階席っていうより5階席くらいの高さ、ストーンと真下のステージを見下ろす感じでした。その分、段差もあったので、後ろの席の人を気にせず両手ふりふりやもしかしたら立っても大丈夫かもと思いましたが、さすがに自分より後ろの席は空席でした。ステージは緞帳の変わりにシースルーの幕がセットの前に下りていて35周年のロゴがあしらわれていました。開演するとここに映像が映写される演出にも使われました。
 物販コーナーではTシャツやタンブラー、エコバックなどが並んでおり、さらに今回のツアーの目玉、ツアーパンフレットも。自分は気がつかなくてタンブラーを買ってから、ツアーパンフに気づいてあわてて書い足しました。タンブラー1500円、パンフレット2000円。パンフレットは帰りの新幹線の中で読みましたが、バイブルになりますよこれ。
 さらに入場時にはヨシリン(岩崎良美)の広報誌と噂のプラハツアーのカラーリーフレットも配られていました。ヨシリンのはまだ読めてないけど、開演前には会場で「やさしい妹へ」が流れていました。意外な選曲?

第一部
 力強い歌声を必要とする「始まりの詩」から歌いはじめるのには、そこまでにかなりウォームアップしてこないと声が出ないと思いますので厳しい挑戦的な構成だなと関心しました。最新アルバムは「THANKS」でしたし、現在の岩崎宏美さんの大きなテーマのひとつが「ありがとう」なんだと伝わってきました。
 「家路」これまた体力も声もいっぱい使う曲が続きます。「聖母たちのララバイ」がその時代その時代でアレンジやキーやテンポを変えてきているのに対して「家路」はキーもテンポもアレンジも当時の印象のままですよね?現在の声の状態ではかなりハードなナンバーなはず。でもこの曲をいつもコンサートでは前半に持ってきているので、どんどん声を出して調子を上げていく戦略なのかもしれません。「宏美ちゃーん!」の掛け声にご本人もご満悦(!?)でした。
 ヒットメドレーはデビュー曲から4枚目のシングルまで順番に歌って最後は10代を締めくくる「二十才前」。個人的にはその間にある「ドリーム」「わたしの1095日」も聞きたかった。いい曲多いですから。同じ時期のナンバーながらシングル化されなかったアルバム収録曲から選ばれたのが「学生街の四季」。阿久悠先生がシングル化を熱望していたほどのお気に入り。ダイナミックに時間と情景が動くスケールの大きなナンバーだなと再確認。
 第一部締めくくりは「思秋期」。シンフォニーホールでオーケストラバージョンを聞いた後でしたが、コンサートだとライティングでステージが真っ赤に染まって視覚でも楽しませていただきました。
 今回はバンドメンバーの紹介がそれぞれのプロになったきっかけなどについて語る「会話形式」だったのも新鮮でした。山川恵津子さんの話し声もかわいらしかったです。

第二部
 「真珠貝の歌」で幕があけた第二部、2曲目はいきなり「夢やぶれて」。歌いだし部分はピアノソロだけだったのが紅白歌合戦を思い出しましたが、イントロ流れた瞬間に涙ぼろぼろでてきてハンドタオル(シンフォニーホールの経験で必需と知りました)。後半は持ち直して冷静に聞けましたが。観客のみなさんも拍手を忘れるほど聞き入っていました。そういえばヒロリンのコンサートって間奏で拍手ってないですよね。ほかの歌い手さんだと最初に拍手、ワンコーラス歌ったら拍手、最後に拍手ってかんじだと思いますけど、ヒロリンの歌に聞き入っちゃうとこの雰囲気を拍手なんかでつぶしたらもったいないって気持ちが働くのかな?アップテンポの曲での手拍子もどことなく遠慮しながらになりがちです。
 そして今回のツアーの目玉、本日2本目のメドレー。この2本目のメドレーは熱かった。実は最初にハプニングがあってスタートをやり直したのですが、そんなことすっかりみなさま忘れてたんじゃございません?「パピヨン」(「ファンタジー」B面)、「私たち」(「ロマンス」B面)と続くディスコ歌謡の枠なんか軽くぶち破ったダンサブルな2曲。このときの会場の温度差もすごかった。キャーキャー奇声あげながら踊りだしそうな組と、何がはじまったかわからない品行方正組。「パピヨン」なんて当時のレコーディングバージョンより断然かっこいい歌声でまたディスコアルバム作ってよ!っておねだりしたくなりましたよ。演奏も黒いグルーブが溢れていて立ち上がりこそしなかったですけど、座席で体ゆすっていました。手拍子も多かったですけどこの曲は裏拍でたたいていくとたたきながらノリノリになれちゃいますよ。お試しあれ。そして「♪見つめてよ(ちゃちゃちゃちゃちゃちゃ!)」「♪感じてよ(ちゃちゃちゃちゃちゃちゃ!)」の手拍子は予習していくと席に座っててもヒロリンの歌声に踊らされているような気持ちになること間違いなしですよ、練習していきましょう。ブログでも「blog EVERGREEN ディスコ歌謡の金字塔「ファンタジー」 岩崎宏美」[こちら]で熱く語ってしまっているのでご参考まで。そして本日のハイライト「私たち」に突入。イントロがなった瞬間に大きな拍手と「ひゃー」みたいな言葉にならない奇声あげてしまいました。中学の頃「すみれ色の涙」をきっかけにファンになった私ですが、そのとき買ったベスト盤のカセットテープに収録された「私たち」にすぐに夢中に。その後、買い集めたライブ盤に収録された「私たち」はファンと一体になりますます岩崎宏美が高揚感に満ち溢れながらのりのりで歌っていることが多く、自分もコンサートでこの一体感を体験したい!と切に切に願っておりました。私が再び岩崎宏美ファンに返り咲くきっかけとなった25周年のリバージョンツアーからこの10年間、なかなか「私たち」が生歌で聞けなかった。でも中学からの夢がやっと今夜かないました。「両手をひろげて足りないくらい♪」で思いっきり両手を上げて左右にふりふり。1回目こそヒロリンと方向が逆になってしまいましたが、2回目以降は完璧に息を合わせてふりふりしてまいりました。宏美ファンとしては生歌の「私たち」を知らないことがコンプレックスでしたが、今夜は当時を知っているはずの世代の諸先輩方が手拍子にとどまっていた中、3階の最後列と目立たない場所でしたけど、がんがんふれたことで堂々と胸をはって岩崎宏美ファンと誇れるようになった気分。「3階のみんな盛り上がってくれてありがとう!」と私に個人的なメッセージを残して(またまた妄想)、ヒロリンはそでに引き上げたのですが、ここからのバンドメンバーの演奏がすごかった。ジャムセッションのようにそれぞれにソロパートを入れながらずっと演奏が続きました。宏美さんは楽屋に戻って衣装チェンジだったんですけど、いつかのダイアナ・ロスのステージで衣装チェンジの間にバンドが演奏していた「Mirror Mirror」の熱いグルーブを思いおこさせるほど。一部観客を興奮の坩堝へと熱狂させました。この後でてきた宏美さんが品行方正な観客の皆様へ一部観客の熱狂振りに釈明されるほどでした。秋の大阪公演は盛り上がってるほうが大多数だといいな。そのためにはみなさん両手を広げてふりふりふりふりですよ。自分の左手側へ最初に振れば間違いありません!よろしく。色眼鏡かけまくりの判断かもしれませんが、宏美さんの声のノリもこの2曲が一番つやつやして輝いてました。こんなヒロリンの声にぴったりなナンバーを作った筒美京平ってすごい。そしてこんな素敵な曲をB面に追いやるほど素晴らしい曲がいっぱい集まってたんですね、宏美さんのところに。「SEX AND THE CITY」のライザ・ミネリのパフォーマンスがすごかったと書いたばかりですけど、ヒロリンにも5年後、10年後「私たち」や「ぱぴよん」を歌えるほど元気でいてほしいな。心身ともに元気はなきゃ歌えませんもんね。
 そしてこんなに「私たち」に熱狂していたのに「シアワセノカケラ」の曲紹介で「シ」って聞こえてきた瞬間に、それは「思秋期」のレコーディングで「卒業式」というキーワードで宏美さんが泣いてしまったように、私はボロボロボロボロと涙がでてきて必死でハンドタオルで涙ぬぐってるんですから横の人は気持ち悪かったでしょうね。先日のシンフォニーホールでこの曲に開眼してから、アルバム「THANKS」のバージョンやアルバム「PRAHA」のバージョンを何度も何度も聞くうちにしっかり曲の虜になってしまったのです。宏美さんの歌もまた先日のシンフォニーホールとは違った響きがあって、さらに良かった。毎回歌うたびに進化してるとおっしゃっておるのは本当だなと実感。個人的なことになりますが、抗がん剤治療を受けていた誰よりも大切な友人が体調が安定してきたのでようやく一時帰宅が認められたという最近一番うれしかった朗報を歌を聞きながら頭をよぎりました。体力を取り戻ししだいまた厳しい抗がん剤治療を再開しなければならないことがわかっているので、素直な喜びではなく「元気になって良かった」と思わず自分自身を言い聞かせるようにつぶやいてしまったhj私の言葉にすぐ「もっと元気になるよ」って力強く返事してくれたんですよ。その言葉がとても暖かく優しく響いて、その瞬間、病気をしてない自分のほうが明らかに友人に元気づけられてしまいました。その時感じた気持ちがこの歌で今夜はよみがえりました。
 エンディングは「聖母たちのララバイ」。私は今の宏美さんの歌い方がとても好き。「PRAHA」でのレコーディングをベースにしたものだと思いますが、伸び伸びと「聖母たちのララバイ」を歌うことを楽しんでいるように聞こえてくるから。こんな難曲を歌っているのにこれみよがしに難曲を歌っているように響かないから。3階席の一番後ろだったので、小さな宏美さんはさらに小さくしか見えないのに、白いライトに上半身を照らされた宏美さんが微笑みを浮かべながら歌っているのがはっきり見えるような錯覚すら覚えました。
 アンコールは再びありがとうの気持ちが伝わってくる「ARIGATOU」。今夜のコンサートのすべてにありがとう。今夜のコンサートに行けるような巡りあわせを作ってくれたすべての人にありがとう。「ありがとう!」

番外編:握手会
 新幹線の時間を気にしながら恒例の握手会に参加。列に並んでいるときに関東の公演から数曲少なかったという話を耳に挟みました。おそらく地方の公演では公共交通機関の最終便が早い時間なので、深夜まで交通の便がある東京と同じ時間の公演はできないのではなかったのかな?と勝手に解釈。自分が見たのは今夜のステージだけでしたので特に不満も感じませんでした。
 ところで握手会のとき、みなさんはどんな言葉を宏美さんと交わしますか?普通「ありがとう」「ありがとう」ぐらいで一瞬で次の方の順番になりますよね?それなのになぜか会話がはずんで流れをとめるような人がいるとちょっとうらやましくなります。全員がそんなことすると宏美さんが大変なことになってしまいますから、すごく短い言葉でいっぱいの気持ちを伝えられたらといつも列に並びながら悩みます。
 今夜はもちろん「ありがとう、『私たち』最高でした!」。宏美さんとスタッフの方笑ってました。
 握手するたびにいつも思うんですよね、「こんな小さな人からなんであんな大きな歌が出てくるんだろう」って。


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2010年6月7日
岡山シンフォニーホール

第一部
1.始まりの詩あなたへ
2.家路
3.岩崎宏美 Hit Medley Part1
二重唱/ロマンス/センチメンタル/ファンタジー/未来/二十才前
4.君と歩いた青春
5.学生街の四季
6.思秋期
第二部
7.真珠貝の歌
8.夢やぶれて
9.岩崎宏美 Hit Medley Part2
万華鏡/すみれ色の涙 /決心/好きにならずにいられない/シンデレラハネムーン/パピヨン/私たち
10.手紙
11.シアワセノカケラ
12.聖母たちのララバイ
アンコール
13.ARIGATOU 〜未来を信じて〜
posted by Alex at 04:25| 大阪 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
臨場感のあるレポート、楽しく拝見しました。
自分は相模大野と国際フォーラムに行きますが、久しぶりに頑張って両手を振りたいと思います。

「私たち」はやはり格別なものがありますね。当時のことを思い出すだけでも熱いものがこみ上げてきます。
Posted by かまたひろたか at 2010年06月08日 08:11
かまたひろたかさん
こんにちは!
エントリーの内容にいろいろ問題があったので一旦非表示にしておりました。お返事が送れて申し訳ございません。相模大野、ぜひ振り振りしてきてください。地方より首都圏のほうがそういった熱心なファンの方が多そうですし。国際フォーラムは今年は行きたいなーと思っています。
Posted by Alex at 2010年06月09日 20:03
ものすごい熱心なファンの方なのですね!!尊敬します\(^^)/私は立川のconcertに行ったのですが、両手フリフリできませんでした(+_+)相模大野と国際フォーラムでは挑戦しようと思います(*^ー^)ノ♪
Posted by なつみ at 2010年06月09日 20:32
なつみさん

ぜひ「振り振り」しましょう。振ると約束してください。

ぼくも振り振りは28年ぶりになるので、たった一人でやるのはちょっと恥ずかしいなと思っています。

いいトシこいて。。。


Posted by かまたひろたか at 2010年06月09日 21:25
今夜画像を本来の予定通り広島行ってきました。ライトな宏美ファンの方と一緒だったのですが、楽しんでいただけたようです。
広島では前列のファンクラブ席の方々がふりふりされていました。それを見て何人かの方がふってました。私はまたまた後ろの方の席で。前の方でフリフリして下さると勇気が湧きます。
ステージは生き物と言われますが、宏美さんのMCも全く違った内容で、セットリストはおなじでしたが、歌がまた違って聞こえました。え?この曲でというところで泣かれたのには驚きこちらまでもらい泣き。今日は友達と一緒だったのでみっともないところは見せるまいと堪えていたのですが、ハンドタオルは絶対てばなせませんね。また詳細は気後れが鮮明なうちに書いておきたいなとは思っていますが。次は秋ですね。
Posted by Alex at 2010年06月11日 01:53
超ネタバレ風だったので、中身は飛ばしてコメント欄に。
Alexさんフットワーク軽い!
うーん、平日はね〜、大阪市内でも18:30開園なんかじゃ間に合わないし、岡山じゃ無理だわにゃ。
秋は土日でしたっけ?仕事が入らないことを祈っております。
Posted by ギムリン at 2010年06月12日 16:28
ギムリンさん
こんばんは!
今年は見られる公演はできるだけ見よう見よう!と燃えています。プラハに行けないのが本当に残念ですが。
秋は土日祝日メインなので!大阪は祝日ですし、チケット発売はもうすぐですよ。
DFの曲が決まるでしょうからセットリストは変わってくるのではないでしょうか?
新曲リリースは今年は無いのかな?
Posted by Alex at 2010年06月18日 19:30
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