2010年02月04日

バンクーバー五輪 男子シングルフリー ジャンプ構成&基礎点予想

大混戦が予想される男子シングルの金メダル/表彰台争い
 地元カナダは是が非でもパトリック・チャン選手を金メダルに!という男子シングルだと思いますが、個人的にはトリノ五輪でプルシェンコ選手に挑むことすら許されなかったスケーター達が4年間切磋琢磨し成長した結果、果たしてプルシェンコ選手を打ち破ることができるのか!という注目の仕方をしております。もちろん日本選手のメダル獲得への期待というのもありますが、上位の選手がみな大きなトラブルなく演技を終えられることが一番の願いであることは変わりありません。
 残念なのは予想構成や得点を増やすためのオプション構成の基礎点の合計を計算をしてみると、現在の採点方法では大技の4回転を入れるかどうかよりコンビネーションジャンプの枠を使い切るかどうかが勝敗のキーになるという弊害がいまだにまったく改善できていないことを実感し、バンクーバー五輪後にはシステムの見直しをぜひ行って欲しいと強く思いました。

ジャンプの基礎点合計予想
ブライアン・ジュベール選手 72.28
トマシュ・ベルネル選手 68.43
高橋大輔選手 65.00(4回転不認定59.20)
小塚崇彦選手 64.35(4回転不認定58.55)/4回転回避57.80
ジェレミー・アボット選手 62.13
エフゲニー・プルシェンコ選手 59.93(-プルシェンコ選手的max65.18)
ステファン・ランビエール選手 59.92
パトリック・チャン選手 58.25
エヴァン・ライサチェック選手 58.23(-4回転入れた場合59.83)
織田信成選手 58.23/4回転入れた場合65.00(4回転不認定59.20)
ジョニー・ウィアー選手 57.46(57.73)
ミハル・ブレジナ選手 56.35(56.49)
 男子選手は4回転を入れる入れない、何回入れるかなどのオプションが多い上、4回転をまだ今シーズン認定されてない選手にも挑戦する可能性が高い場合は基礎点としては足していますので、並びは順位不同とご理解いただき、自分の応援してる選手が下のほうにランクされていてもがっかりしないでくださいね。またジャンプの基礎点の合計はあくまでも観戦を楽しむためのファクターのひとつでしかすぎないことも、お忘れなく。

 計算が煩雑なので計算ミス等もあると思いますが、ご容赦の上、やさしくご指摘してくださると助かります。

よろしければ人気ブログ投票おねがいします(こちら)

高橋大輔選手 65.00(59.20)
4T 9.80
3A+2T 9.50
3Lo 5.00
3F+3T* 10.45
3A* 9.02
3Lz+2T+2Lo* 9.68
3S* 4.95
3Lz* 6.05

参考)全日本選手権の構成
64.68
4T 9.80
3A+2T 9.50
3A 8.20
3F+3T* 10.45
3Lo* 5.50
3Lz+2T+2Lo* 9.68
3S* 4.95
3Lz* 6.60

 全日本の構成からトリプルアクセルを後半に下げてさらに得点の積み上げを狙うと宣言している高橋大輔選手ですが、トリプルアクセルが後半で1.1倍されても、アクセルを下げる代わりにどれかのジャンプを前半に持ってくることになればそのジャンプはボーナスポイントがなくなるので、たとえば、予想構成のループを前半に持ってくるモデルで計算すると僅か0.32点増えるだけなのが、果たしてどうなのか、後半にトリプルアクセルのような大きなジャンプがあると盛り上がることは確かですし、印象が採点に影響していた旧採点では勝敗を分けるようなことがあったのも確かですが、スタミナ的にきつい上、今シーズン、いい流れでトリプルアクセルを成功させてきた構成をあえていじるのは、リスクが大きいのでは?と危惧しております。それが旧採点世代の生き残りとしての美学なら止めることはだきませんが。
 それより得点的に大きなポイントとなるのは冒頭の4回転。これが今シーズン、回転数も認定されていないので、オリンピックでも同様に3回転の判定になってしまうと大幅にポイントを落とすことになります。それでも日本選手とパトリック・チャン選手はかなり新採点を研究してるのでそれでも高い基礎点を得られると言うのが味噌ではあるのですが。結果、4回転がもし成功するということになってくると複数回4回転ジャンプを入れてくる選手とも堂々と渡り合えるということで…あ、ファン心理丸出しの過剰な妄想は控えさせていただきます。


小塚崇彦選手 64.35(58.55)/57.80
4T 9.80 (3Lz 6.00)
3A+3T 12.20
3Lz+2T+2Lo 8.80
3Lo+2T* 6.93
3A* 9.02
3F* 6.05
3S* 4.95
3Lz* 6.60 (2A* 3.85)

 全日本選手権ではオリンピック代表入りを目指し、4回転を封印しましたが、オリンピックでの小塚選手のポジションを考えると4回転を回避するという安全策は考える必要がなさそう。高橋選手同様、もし4回転が3回転の認定で基礎点が下げられてもまだ58点台(もちろんそこから4回転の失敗としてGOEの減点があるわけですが)、4回転を回避した全日本の構成は57.80点になっていたのではないかと思います。ジャンプではないのですが、今シーズン心配なのは得意のステップでの取りこぼしがときどきあるというあたりでしょうか?初めてのオリンピック、のびのびチャレンジして4回転決めちゃってほしいですね。


織田信成選手 58.23/65.00(59.20)
3Lz 6.0 (4T 9.80)
3A+3T 12.20
3S 4.50
3A* 9.02
3Lz+2T+2Lo* 9.68 (3Lz+3T+2Lo* 12.65)
3F+2T* 7.48
3Lo* 5.50
2A* 3.85

 小塚選手にくらべて4回転入れるかどうかの選択に悩むのは織田選手でしょうか?昨年の世界選手権のようにSPで出遅れた形になっているとかえって挑戦しやすい状況がうまれますが、SPで上位につけ表彰台争いができそうなとき、どちらかと言うと慎重な作戦をとりがちなモロゾフコーチの指導の下、入れる入れないは50パーセントぐらいの確率かと。ただ、4回転を入れることができると、ザヤックルール上で重複できるトリプルジャンプが1つ浮くので後半に3回転3回転2回転のコンボを入れることも可能となり、基礎点が一気に跳ね上がるんですよね。実際、今シーズン、アクセルがすっぽ抜けたときにここで3-3-2でリカバリーするパターンがあったので、決して机上の空論、妄想レベルではなくて65点というのがありえる、しかも織田選手はすべてのジャンプでGOEが狙えますからね。こうして計算してみると「織田選手、ダークホースか?」と…これもファンの妄想でしょうか?

エフゲニー・プルシェンコ選手 59.93(-65.18)
4T+3T 13.80 (4T+3T+2Lo 15.30)
3A 8.20 (4T 9.80)
3A+2T 9.50 (3A+3T 12.20)
3Lo 5.00
3Lz* 6.60 (3F* 6.05)
3Lz+2T* 8.03 (3Lz+2T+2Lo* 9.68)
3S* 4.95
2A* 3.85
 4回転が入っているにもかかわらず、ユーロの構成はかなりの省エネ構成なので、基礎点はそんなに高くならないプルシェンコ選手。ユーロの構成ではフリップをはずしてましたし、もともとトリプルの数が少ない構成(高橋選手は8回のトリプルと4回転/プルシェンコ選手は7回のトリプルと4回転とダブルアクセル)。また男子シングルはボーナスポイントがつく後半に5回のジャンプを入れるのが主流ですが、彼は4回だったり、あと3連続ジャンプでもプルシェンコ選手が3+2+2とかやるイメージがないので予想からもあえてはずしました。もしSPで大幅なリードがあるなんて状況だとこのまま安全運転での逃げ切りもありそうですが…、そうはいかないとなったときのオプションも豊富。たとえば3連続をプルシェンコ選手なら3+2+2でなくむしろ4+3+2で入れてきたり、4回転を2回に増やしたり、フリップを復活させて3Aコンボを3A+3Tにするとか。ただ、それは滑る前にちゃんと決めておかないとオプションが多すぎて演技中にわけがわからなくなってジャンプ跳びすぎなんてことに、試合勘に不安がありそうなだけに…。4回転とトリプルアクセルの両方を重複させるところまではさすがにできないと想定していますが、かつての怪童、バンクーバーではどんな構成でわくわくさせてくれるでしょうか。それにしても今の足し算フィギュア、4回転を2回入れる努力をするよりコンビネーションジャンプを充実させたほうが効率よく点数稼げてしまうのはスポーツとして考えた場合どうなんでしょうか?さらに前半で4+3+2のスーパーなコンビネーションを入れるよりボーナスポイントがつく後半で3+2+2入れたほうが+2の部分が効率よく得点稼げちゃうのも不思議です。
参考)オプションいろいろ
4回転を2回入れる構成 61.53
(4T+3T 13.80 4T 9.80 3A+2T 9.50 3Lo 5.00 3Lz* 6.60 3Lz+2T* 8.03 3S* 4.95 2A* 3.85)
4Tは1回、3Fを復活させて3Lzの重複をやめてコンビネーションを3A+3Tにビルドアップ 62.05
(4T+3T 13.80 3A 8.20 3A+3T 12.20 3Lo 5.00 3F* 6.05 3Lz+2T* 8.03 3S* 4.95 2A* 3.85)
4回転を2回入れて3連続も入れる構成 63.03
(4T+3T+2Lo 15.30 4T 9.80 3A+2T 9.50 3Lo 5.00 3Lz* 6.60 3Lz+2T* 8.03 3S* 4.95 2A* 3.85)
4Tを2回入れて3連続も入れ、さらに3Fを復活させて3Lzの重複をやめてコンビネーションを3A+3Tにビルドアップ 65.18
(4T+3T+2Lo 15.30 4T 9.80 3A+3T 12.20 3Lo 5.00 3F* 6.05 3Lz+2T* 8.03 3S* 4.95 2A* 3.85)

エヴァン・ライサチェック選手 58.23(59.83)3Lz+3T 10.00 (4T 9.80)
3A 8.20 (3Lz+3T 10.00)
3S 4.50
3A+2T* 10.45
3Lo* 5.50
3F+2T+2Lo* 9.13
3Lz* 6.60
2A* 3.85

 ライサチェック選手はほぼ4回転を入れない手堅い構成でくるのではないでしょうか?全米のように4回転を入れたとしても基礎点は1.6点しか増えないですし、北米開催ということを考えると手堅い演技でノーミスで観客を盛り上げてPCSで稼ぐほうが表彰台が近そう。ジャンプ以外での評価も着実に伸ばしてきましたから、よほどSPで上位のほとんどがノーミスで4回転入れないと戦えないとかって状況にならか、SPで大きく出遅れるかしないかぎりはなさそう。

ブライアン・ジュベール選手 72.28
4T+3T 13.80
4S 10.30 (3S 4.50)
3A 8.20
4T 9.80
3Lz* 6.60
3Lo+3T+2Lo* 11.15 (3Lo+2T+2Lo* 6.93)
3S+2T* 6.38
3F* 6.05

 4回転を3度入れるフリー、手術のあと順調に回復してきていればこの構成で挑戦してくれるはずです。もちろん挑戦しても実施で4Sが3Sになったりということもあるとは思いますが夢の70点台の構成、事前申告するだけでも男のロマンです。コンボが刃こぼれしたっていいじゃないですか!!たとえそれが新採点では致命傷であっても。あえてジュベール選手には安全策のオプションは考えませんでした。
 ただ、もし4Sが3S(認定ではなく実施として)になった場合は3Sが重複ジャンプになってしまうので、3Tが重複できなくなるためコンビネーションジャンプの構成も変わってくることになります。

ステファン・ランビエール選手 59.92
4T 9.80
3Lz+2T+2Lo 8.80
4T+2T 11.10
3F 5.50
2A* 3.85
3Lo* 5.50
3F+3T* 10.45
3S* 4.95

 意外に迷いなくジャンプの構成が決められる人はこの人、迷いがない分、がっちりこの構成で練習できるのが強み。あとは3連続をつける位置を後半に持ってくるかどうかぐらいかな?あまり3連続得意ってわけでもなさそうなので、予想は前半にしてみました。

ジェレミー・アボット選手 62.13
4T 9.80
3F 5.50
3A+3T 12.20
2A 3.50
3Lz+2T* 8.03
3Lz+3T+2Lo* 12.65
3Lo* 5.50
3S* 4.95

 この選手も全米の構成をそのままいじらないのではないでしょうか?重複ジャンプをトリプルアクセルでなくトリプルルッツにしてから本当に安定しました。トリプルアクセルを最初から切り捨ててることもあるので4回転を2回成功させることが表彰台争いの大前提になりそうです。この選手だけが今シーズン、ジャンプだけの基礎点が60点超える構成を実施していることを考えると、SPでジュベール選手、プルシェンコ選手に突き放されなければ、ダークホースではなく堂々金メダル候補ですね。

トマシュ・ベルネル選手 68.43
4T+3T 13.80
4T 9.80
3A 8.20
3A+2T* 10.45
3Lz* 6.60
3F* 6.05
3S+2T+2Lo* 8.03
3Lo* 5.50

 4回転とトリプルアクセルを重複ジャンプにしていますので、基礎点はジュベール選手に続く高さとなりますが…この構成を完全に実施するイメージがないところが痛い。今シーズン、試合での調整がうまくいかずジャンプだけでなくスピンやステップでの取りこぼしもあるところも不安要素。ヨーロッパ選手権から1ヶ月でどこまで上げてきているでしょうか?光明を見出すとすれば1シーズンに1度はあるはずの「ベルネル選手の良いフリー」が今シーズンはまだないところでしょうか?オリンピックでの爆発力に期待。

ジョニー・ウィアー選手 57.46(57.73)
3F 5.50
3A+3T 12.20 (3A+2T 9.50)
3S 4.50
3A 8.20
3Lo* 5.50
3Lz+2T+2Lo* 9.68 (3Lz+2T* 8.03 )
3Lz+2T* 8.03 (3Lz+3T 11.00)
2A* 3.85
 練習では4回転も成功させてはいるようですが、スタミナ面も考えると、入れる可能性は低そう。ウィアー選手はコンビネーションの枠を使い切らずにもったいない終り方をするので、提出時点から3連続をはずすなんてこともあるかもしれません。表彰台争いをするのはかなり波乱の試合展開でないと厳しいでしょうか。

ミハル・ブレジナ選手 56.35(56.49)
3A+2T 9.50 (3A 8.20) 
3F 5.50
3S 4.50
3A* 9.02 (3A+2T* 10.45)
3F+3T* 10.45
2A* 3.85
3Lz* 6.60
2A+2T+2Lo* 6.93
 チェコのエースとして出場することになったブレジナ選手。この選手も構成に迷いがなさそう。トリプルアクセルのコンビネーションジャンプも作戦としてあえて後半に持ってくるというより、最初のトリプルアクセルのランディングで跳べたら跳ぶ、無理なら後半といった選択の仕方になるのではないでしょうか?トリプルアクセルまでの選手のオーソドックスな構成だと思います。

パトリック・チャン選手 58.25
3A+2T 9.50
3F+3T 9.50
2A 3.50
3A* 9.02
3Lz* 6.60
3Lo* 5.50
3Lz+2T+2Lo* 9.68
3S* 4.95
 地元カナダの期待の星、パトリック・チャン選手は最初から4回転というオプションがないので3Aまでかつ省エネでいかに得点を稼ぐか研究尽くした構成。プルシェンコ選手のユーロの構成を上回っているのが新採点システムの驚異の世界というべきでしょうか。それでも今シーズンは怪我もあってこの構成ですらまだ満足に実施しきれてない現状。コーチを替えるなど最後の追い込みにかけていると思いますが、果たして、カナダ念願の男子シングル金メダルはあるでしょうか?オーサーもブラウニングもストイコも獲れませんでしたから本当に悲願ですものね。それを背負わなきゃいけないチャン選手も大変だ。

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この記事へのコメント
はじめまして。フィギュアスケート大好きですが、技術面に関してはまだまだ素人のかのこと申します。いつも興味深くブログを拝見させていただいています。
ところで、高橋選手のジャンプの構成、全日本では最後のジャンプがルッツではなかったでしょうか?そのせいで、解説の本田さんが、「重複ジャンプは片方をコンビネーションにしなければならないのに高橋選手が(3連続ジャンプを)できなかったのが痛い」ようなことを言っていました。
それから、素朴な疑問なのですが、プルシェンコ選手がフリップにエラーがついたというのは、ロシア国内選手権の時の話でしょうか?GPシリーズの時は、飛び方があやしかったものの、プロトコルを見るとeがついておらず、「えー!?」と思った記憶があります。
Posted by かのこ at 2010年02月04日 09:30
かのこさん
おはようございます。
早速のご指摘感謝です。
全日本はプロトコルで確認してなかったので思い込みでした。ロシア大会はプロトコルを見て構成をチェックしたはずなのに(何を見たんだろう…)、こちらも思い込みでした。ユーロでフリップをルッツにしてきたのは単に基礎点が高いからなのかもしれませんね。すっかりロシア大会では「e」マークがついたんだと記憶が刷り込まれておりました。
早速訂正入れます。
かなりかっこ悪かったです。
Posted by Alex at 2010年02月04日 10:18
はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。
ジュベールの夢のジャンプ構成に嬉しくなりました。
>コンボが刃こぼれしたっていいじゃないですか!!
私もずっとそう思っていたのですが、今では大技をシンプルに入れる構成では、思ったような得点には結びつかなくなってしまったのが残念でなりません。コンボの枠を使い切らないとミスのようなとらえ方をする方も多くなってしまいましたが、この両立も実際難しいわけで、そんな中、私もジュベールにはシンプルに大胆であって欲しいと思っていました。その方が彼の持ち味やいい意味でのラフさが生きると思うんですが、近年の彼の演技を見ると、彼も色んな迷いを抱えているんだなと思わざるを得ませんね。

五輪ではスケ連のお声もかかって、どうやら4Sを入れない構成でプログラムを組み直して臨んでくるようです。(おそらく4T×2、3A×2)体調を考えたらそれも仕方ないとは思いますが、今季は最初から3クワドを視野に入れていたのが、GPSで見ていてもわかりましたので、怪我とはいえ、本人も悔しいでしょうね。
Posted by ruka at 2010年02月05日 13:27
rukaさん
こんばんは!
本人の本意でないところで構成を変えなきゃいけないのはかわいそうですね。
ジュベール選手は満身創痍だし、世界チャンピオンのタイトルも持ってるので今シーズンで引退かな?大きな大会でサルコウ決めて3回の4回転、入れたかったでしょうね。
Posted by Alex at 2010年02月05日 20:28
Alexさん
ありがとうございます。

まずは最大の驚きが、プルの基礎点の低い事。そして、クワドレスな上に3Aを二つちゃんとは入れられないチャンの基礎点がこの構成でこれだけ高い事!
まさに、現ルール下での最大のマジックとしか良いようがない・・・

これじゃぁ、難しいジャンプを跳ぶ選手が浮かばれなさ過ぎますよね。後半のジャンプにボーナス点を上げるのなら、3A以上のジャンプの基礎点を引き上げ、そのコンボにもボーナスとしての係数をかけるべきだし、失敗したときの減点がジャンプの難易度が上がるほど大きくなるのも絶対におかしいと思います。

さらにはDGやらなんやらとジャンプを跳ぶ度に減点される訳で、とにもかくにも他の滑りを綺麗に無難にこなした人の勝ちというのでは、フィギュアスケートは全く魅力のないショーのような競技になってしまいます。
アイスダンスは魅力的だけど、それ以外はジャンプあってこその種目。ISUは一体何を考えているんでしょうね・・・私には理解不能です。

と言う訳で、ふらふらしながら3A跳んでてもあんな点数をもらってしまうチャンのからくりがまたひとつ分かった気がしました。
チャンがアイスダンスの選手だったら何にも文句は言わないんですけどね・・・
Posted by エミリ at 2010年02月07日 10:32
エミリさん
こんばんは!
先日のカナディアン選手権での解説でもおっしゃってましたが、チャン選手はジャッジを指導するときに「お手本」としてビデオで紹介されているんだそうです。こういう選手には点数を出すようにって…、現役の選手をそういったミーティングで使うってどうかと思うのですが、そう指導される以上、ジャッジは点数出すしかないですよね。チャン選手自身が悪いってわけではないのですけど。同様に小塚選手も今の採点システムで点数ですべき選手としてリストアップされているそうですが、小塚選手、世界ジュニアは勝ちましたが、なかなか大舞台ではそのアドバンテージが生かされてませんね。今シーズンは苦しい展開でしたが、オリンピックどうなるでしょうか?
Posted by Alex at 2010年02月08日 22:58
おはようございます。
ジャッジ講習会で現役選手を例に出して、模範例・悪例を出すのは、大昔からあったと記憶しています。
渡辺絵美さんの2Aは、模範例として紹介されていたのは有名だったと思います。
しかし、近年、日本選手をターゲットとした様な、悪例とされているのも確かです。
(荒川サン2004年ワールド3S+3Tの回転不足・浅田選手の3Lzのインエッジ、逆にユナの3Lzが模範例に使われる等、それに振付に対する評価の基準として、現役バリバリのローリーの作品を使って、ローリー自身が講習するのも問題は有ると思います)
新採点システムに以降しても、SLC五輪以前からの採点競技特有の問題点の解決には、何ら至ってないのが現実だと思います。
講習に具体例を使う時は、過去の名選手のビデオやCGを使えばいい事ですし、振付に関しても、直の関係者ではない、バレエ等の業界外の方にお願いする等、比較的簡単な解決策があるのに、邪推を招くような体制は、どこかの国の国技の団体の様に、批判を受けても、致し方ないと思います。

次に、何かスキャンダルとマスコミの標的にそれるような結果を生めば、五輪競技としては、生命を絶たれても、何ら不思議はありません。
経費削減よりも、遣らないといけない改革はあるのでは、ないでしょうか?
相変わらず、スピード畑のお偉いさんが、フィギュアを金のなる木としか、扱わない様な連盟の存在自体を不幸に思います。
Posted by ♪ぴんくぴっぐ♪ at 2010年02月09日 09:34
こんばんは。

Alexさんとピングピックさんの書き込みに全く同感です。金のなる木のお抱えライターや、にわかスポーツ記者が書く中身のない記事しか出回らない世の中ですが、そこからお金もらっている人達には実態の暴露などできるはずもないんでしょう。

せめてスピードスケートとフィギュアを連盟レベルで分離させないとこの構図はなくならないのかもしれませんよね。それに加えて、フィギュアスケート界に理知的で公正で指導力のある人材がでてくる必要があるのでしょう・・・

ISUのやっていることを見ても、このスポーツの関係者全体がもしかすると同じレベルなのかもしれないとさえ思えてきます。その点が非常に残念でなりません。
Posted by エミリ at 2010年02月11日 00:40
皆さんこんばんは!
とにかく来週からなるべく五輪に集中するために、連休も返上で今週はがんばりモード。ブログの更新も湿りがちな件お許しくださいい。
なんとか風邪は治る方向で抗生物質なのであと数日のみ続けなくてはいけないですが、体のほうは間に合いそうです。
みなさんも来週からの五輪へ向けて、今ががんばりどころ!とがんばっていらっしゃる方、多いのではないでしょうか?現地へ行かれる方も決して少なくなかったりするのかな?お気をつけて。

♪ぴんくぴっぐ♪ さん
こんばんは!
もう8年前になりますかソルトレークの後にフィギュアが独立するような動きもあったじゃないですか。アメリカ主導ってこともあってヨーロッパやアジアの追随がなくぴしゃりましたが。競技方法がまったく違いますから、同じ屋根の下でってのも無理があるとは思いますが、「金づる」ですから絶対離さないんでしょうね。主導権争いや政争の道具ではなくてもっと純粋に競技としての透明性や確保して将来を考えるためにも、他部門の口出しなしになんとか運営方針を決めたりできるようにはならないのでしょうか?
スケート関係じゃないコリオグラファーや舞踏家、音楽家などを呼んで勉強会を開き、ジャッジの教養を深めることには大賛成!アイスダンスの民族舞踊なんて、あまりにも種類が幅広い課題になりすぎて、果たしてジャッジがそれぞれの民族舞踊にどれほどの知識があって採点してるのか、謎過ぎます。結局、選手の知名度/実績、振付視の名前、雰囲気だけで点数が出るとしたら残念。

エミリさん
こんばんは!
組織に自浄作用を求めることがどんなに難しいことか、国民が選挙で選ぶ政治の世界ですらなかなか無理なことですから、ましてや密室の世界である競技団体などでは難しいのかな。特にフィギュアスケートではトップ選手が引退でなくてプロになってしまうので、競技で実績を残した人たちでない人がアマチュアの連盟に残っている…スピードスケートやショートトラックではやはり競技で実績があってその世界で名前が通る人たちが連盟に入ってるので、前提からして力関係が今のようになるのも仕方ないのかな?なんて思ってしまいます。もちろん、名選手だからマネジメント能力があるかといえばそうでないかもしれませんが、少なくても、自分の名前や実績にプライドがあれば、それを汚すような明らかな不正に手を染めにくいと思うんですよね。どうなんでしょうか?

Posted by Alex at 2010年02月11日 02:17
クワドレス3A単発でもこんな点数は出せるよという例
57.41
3A
3Lo
3S
3Lz+3Tx
2A+3T+2Lox
3Lzx
3Fx
2A+2A+SEQx


2Tではなくシークエンスから2Aを用い
さらに基礎点の低い2Aと組み合わせることで
最高のコストパフォーマンスを実現しました@@
これならGOE加点も楽に稼げるでしょう
Posted by kf at 2010年02月16日 04:36
kfさん
おはようございます。
男子で2A-2Aのシークエンスはさすがに見たくないですよね??
今大会、さすがに4回転なしでの優勝はないと思うのですが…こういう構成での基礎点を知ると不安になります。
Posted by Alex at 2010年02月16日 08:29
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Tracked: 2010-02-18 20:18