2010年01月15日

いよいよ全米選手権

滑走順/結果[icenetwork.com]
世界最大のフィギュアスケートイベント
 世界選手権を差し置いて…と言われそうですが、ジュニアやノービスの全米選手権も同時開催されることもあって大会規模や観客動員では全米選手権が世界最大のイベントと言って過言ではないかもしれません。おらがアメリカのチャンピオンを決めることにかけてはアメリカ人の燃え方は尋常ではありませんしね。さらに今年はオリンピック代表もかかっていますので、ますます戦いがヒートアップしそうです。

スケジュール
 すかすかに見えるのはシニアのスケジュールだけを抜書きしてるからです。前半はカナダ選手権と後半はヨーロッパ選手権とスケジュールが重なっていますので、すべてを追いかける方はくれぐらも体調にお気をつけください。
1月15日金曜日
13:30-16:50(日本時間16日土曜日06:30-) シニア Pairs SP
18:45-23:05(日本時間16日土曜日11:45-) シニア Men's SP
*JSPORTSで16日19:00-録画放送

1月16日土曜日
11:05-15:00(日本時間17日日曜日04:05-) シニア Pairs Final

1月17日日曜日
10:30-15:00(日本時間18日月曜日03:30-) シニア Men's Final
*JSPORTSで生中継

1月21日木曜日
10:30-12:50(日本時間22日金曜日03:30-) シニア CD
19:30-23:00(日本時間22日金曜日12:30-) シニア Ladies SP
*JSPORTSで23日14:00-録画放送

1月22日金曜日
18:00-21:00(日本時間23日土曜日11:00-) シニア Original Dance
*JSPORTSで生中継

1月23日土曜日
11:40-15:00(日本時間24日日曜日04:40-) シニア Dance Final
16:00-20:00(日本時間24日日曜日09:00-) シニア Ladies Final

1月24日日曜日
12:30-15:00(日本時間24日日曜日04:40-) エキシビション





今週末は男子シングル&ペア
男子シングル
 日本時間月曜日の朝に日本でも生中継されるフリーで全米チャンピオンが決まる男子シングル。オリンピック代表はその後選考ということになると思いますのですぐには発表されないのかもしれませんが、全米選手権の結果でかなり予想しやすくなりそう。
 世界チャンピオンで今シーズンはグランプリファイナルも制したエヴァン・ライサチェック選手はよほどのことがないかぎり実績でオリンピック代表入りは間違いないでしょうが、昨シーズン3連覇を阻まれていますので、アメリカチャンピオンの座を奪還しその勢いでバンクーバーへ乗り込みたいと意気込んでいることでしょう。今シーズン回避している4回転を全米選手権で入れてくるかどうかは世界のライバル選手達も注目していることでしょう。
 ディフェンディングチャンピオンのジェレミー・アボット選手は今シーズンからコーチを佐藤有香さんに変更したことでにわかに日本のメディアでも注目されるようになりました。スケーティングスキルを生かした音楽表現にジャンプの安定感も増してきており、フリーで挑戦し続けている4回転が決まってくると全米選手権はもちろんオリンピックでもメダル候補になりそうです。今シーズンも2本ともプログラムが好評。
 もちろんジョニー・ウィアー選手の存在も忘れてはいけません。昨シーズンはまさかの代表落ちを経験したウィアー選手ですが、コーチをペトレンコ&ズミエフスカヤのコンビに変えてからは地道に
弱点の克服に努めてきており、今シーズンはここまで順調に試合をこなし、安定感という意味ではジェレミー・アボット選手以上の評価を得られているのではないでしょうか。以上の3人は実績もありますので表彰台に立てば確実に代表入りしそうです。
 この3人に割ってはいる若手選手の1番手はアダム・リッポン選手。ニコライ・モロゾフコーチのもとで頭角を表し世界ジュニアのタイトルを獲った後、現在はユナ・キム選手とともにカナダでブライアン・オーサーコーチに師事、昨シーズンのシニアグランプリシリーズデビューはやや苦戦しましたが、今シーズンはフランス大会で表彰台に立つなど健闘、実績では前述の3人には及びませんが将来性への期待もこめて、この全米選手権で表彰台に立てれば代表入りするのではないかと予想します。得意のスピンや両手を上げたルッツジャンプなどで確実に加点が稼げますので、あとはトリプルアクセルがどれだけ決まるかにかかってくるのではないでしょうか?
 全米選手権で一発逆転の代表入りを目指すのはコロラド組のライアン・ブラッドリー選手とブランドン・ムロズ選手。ブラッドリー選手は26歳のベテラン選手。3シーズン前の全米選手権ですばらしい演技で2位に入って東京で開催された世界選手権に出場を果たしたものの、その後は世界選手権代表に惜しいところで入れませんでした。4回転ジャンプを得意としていますが、ステップやスケーティングスキルの評価が低いので厳しい戦いが予想されますが、彼のバックフィリップをオリンピックのエキシビションで見たいと願っているファンも多いことでしょう。今シーズンはスケートアメリカで表彰台に立っていますし、全米選手権ではお祭り男として必ず会場を盛り上げる演技をしてくれますので楽しみです。後輩のムロズ選手、昨シーズンの全米で2位に入り世界選手権に出場し9位も今シーズンはグランプリシリーズで低迷。彼も4回転に果敢にチャレンジしている選手ですが、4回転を入れて演技をまとめることに苦労しています。まだ19歳と若く次のソチ五輪も狙えますが、本人はそんなことはまったく考えず、バンクーバー出場を目指し、この全米では攻めの演技を見せてくれるはずです。この二人は3位では選考で実績のある前述の3人との入れ替えの可能性もありますので、オリンピック代表入りには2位以上で当確といったところでしょうか。
 ダークホース的存在なのはスティーブン・キャリエール選手。3シーズン前の世界ジュニアチャンピオンで、翌シーズンには全米選手権で2位になり世界選手権へも出場を果たしましたが、その後はコーチの変更などもありやや低迷している印象。バンクーバー五輪出場へは表彰台に立つだけでなく内容が充実してないと選考で苦戦しそうですが、一生懸命滑る姿にはついつい熱い応援を送ってしまいたくなるスケーターです。

ペア
 やはり日本のスケートファンとすると井上怜奈&ジョン・ボールドウィン組がオリンピック代表入りできるかどうか?が気になるところでしょうか。氷上のプロポーズもはや2年前の全米選手権になりますが、昨シーズンは3位で世界選手権代表入りを逃していますので、オリンピック代表枠も2ということで厳しい戦いが予想されます。以前より難度を落としたソロジャンプは確実に決めておきたいところですし、大技、スロートリプルアクセルの成功/不成功/回避などによって得点も大きく変わってきそうです。ジョンの弟ドン・ボールドウィンも全米4位の実績があるティファニー・ヴァイス選手と組んで今回全米選手権に出場してくることも話題になっています。
 井上&ボールドウィン組の前に立ちはだかりそうなのが、全米2連覇中のキアヌ・マクラフリン&ロッカネ・ブルーベイカー組。17歳と21歳の若いカップルながら力強さと安定感で名実ともにアメリカナンバー1と言ってよいペア。さらに昨年全米2位で世界選手権初出場を果たしたケイディー・デニー&ジェレミー・バレット組、コーチがいつ見てもダニー・ゴーキー似だななんて思うのですが、今シーズンはまだ調子が上がってきていないものの全米にはきっちり調整してくるはずです。さらに、ブルック・キャスティール&ベンジャミン・オコルスキー組も代表争いに加わってきそうです。

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