2010年01月06日

Diana: Rarities Edition/Diana Ross

おまけCDを商品化
 1月5日に発売されたばかりの「Diana: Rarities Edition」。1980年にシックのナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズによるプロデュースで「Upside Down」や「I'm Coming Out」といった大ヒットナンバーを生んだアルバム「Diana」を2003年にボーナストラックを追加して2枚組みでCD化した際のボーナストラック部分の2枚目を単品売りしたのが今回のCD。シックの二人はこのボーナス部分はまったく無関係絵70年代後半の録音が中心になります。なんだか音楽業界の行き詰まり感が如実にあらわれたような企画ですが、マーヴィン・ゲイ[こちら]やリック・ジェイムス[こちら]なども同様なCDが同時リリースされています。さすがにこれらは国内盤はリリースされそうもないですね。コレクターズ的要素では輸入盤では珍しく紙の帯がついていることと、歌詞はついてないものの、ちょっとした収録曲データのついた12Pのカラーブックレットがついていて表側も中側もアルバム「Diana」の2つ折ジャケットの写真がちゃんとフルで収録されているところでしょうか?

収録曲
1. ラヴ・ハングオーヴァー(EXTENDED ALTERNATE MIX)
2. ユア・ラヴ・イズ・ソー・グッド・フォー・ミー(12-INCH MIX)
3. トップ・オブ・ザ・ワールド
4. ラヴィン,リヴィン・アンド・ギヴィン
5. ホワット・ユー・ゲイヴ・ミー(12-INCH MIX)
6. ユー・ワー・ザ・ワン
7. ダイアナ・ロス&ザ・シュープリームス ヒットメドレー
8. 愛の戦い/ザ・ボス(12-INCH RE-EDIT)
9. 傷だらけの日々(12-INCH MIX)
10. ファイア・ドント・バーン
11. ウィ・キャン・ネヴァー・ライト・ザット・オールド・フレーム・アゲイン(ALTERNATE MIX)
12. ユー・ビルド・ミー・アップ・トゥ・ティアー・ミー・ダウン
13. スウィート・サマータイム・リヴィン
(2003年に「ダイアナ+21」[こちら/試聴あり]のタイトルでリリースされた国内盤の表記を参考にしました)

(7:「Stop! In The Name Of Love」「Back In My Arms Again」「Come See About Me」「Love Is Like An Itching In My Heart」「Where Did Our Love Go」「Baby Love」)

「Diana: Rarities Edition」
Amazonで購入する HMVで購入するicon

おすすめどころ・・・
 「ラヴ・ハングオーヴァー(EXTENDED ALTERNATE MIX)」はあまり世間に出回ってないミックスでおもしろいのですが、音が悪くて、マスターの状態がかなり悪いか、アナログのレコード盤から音を起こしたのかもと思うほどで、これを目的に買うのはおすすめできません。しかし、ほかの曲は音の状態がいいので、大昔にCD化された「Baby It's Me」収録曲や正式にはCD化されていない1977年リリース「Ross」収録曲などはここで拾っておいて他のコンピレーション曲などと一緒にiPodで擬似アルバムを作るときには重宝するでしょう。
 一応ディスコ対応のナンバーというコンセプトで集まれれていがいます。しかし、録音時期もプロデューサーもばらばらで好き・嫌い以外の音楽的聞き所を見出しにくいのですが、10-12の3曲は60年代にスプリームス(シュープリームス)に「Stop In The Name Of Love」や「恋はあせらず/YYou Can't Hurry Love」など数多くのNo.1ヒットを提供したホランド=ドジャー=ホランドと70年代後半に久々にリユニオン(ラモント・ドジャーは抜けていますが)が企画された録音ということで一応抑えておきたいでしょうか。往年を懐かしむキラキラ感もありますし、ホットワックス/インヴィクタスの流れも汲んでいるので、フリーダ・ペインファンにはおすすめ(そもそもフリーダ・ペインが第2のダイアナにとH=D=Hが送り出したわけですから逆か?)。ただし、当時の音楽の流れを考えるとナイル・ロジャースなど新進気鋭のアーティストと組んだ「Upside Down」などと比較してしまうとかわいそうになるほど覇気がなく、11の別バージョンがダイアナがモータウンを離れてRCAからシングル「恋はくせもの」をリリースしたときに嫌がらせのようにモータウンからシングル化された以外は結局正式なリリースは見送られてます。しかも11の曲タイトルが「We Can Never Light Old Flame Again」だなんて、作り手側のしんどさが伝わってくるようです。思わず7の往年のヒットメドレーでお口直し。80年代にダイアナのファンになったとき、最初に買ったシュープリームスのベスト盤LPの片面全部を使って収録されていた10分に及ぶメドレーでBPMを合わせるためにオリジナルとかなり違ったテンポになってるナンバーもあるのですが、「Stop In The Name Of Love」などはむしろ自分にとっては聞きなれたこちらが自然だったりします。

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posted by Alex at 14:11| 大阪 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | ダイアナ・ロス | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日初めてダイアナ・ロスのMV「Chain Reaction」を見たんですが、もう目が釘付けでした。
あぁ、ここまで圧倒的じゃないと歌姫とかディーバとか言っちゃいけないなぁ。。と思いました。
カッコイイのにかわいくて、露出しなくてもセクシーで、なんか胸がいっぱいでした。

あの存在感と歌声は、ちょっと言葉では例えられないですね。
これからもがんばってほしいです。
Posted by Wong Faye at 2010年01月10日 23:22
今月、Touch Me In the Morning アルバムが、Extended Version で Motown から発売されるそうですね。企画だけで未リリースに終わった For the Baby アルバム への収録予定だった曲も全て漸く聴けるとのことですが。個人的には Baby It's Me の再発が待たれますが。
Posted by C.T. at 2010年01月11日 00:13
Wong Fayeさん
こんばんは!
「Chain Reaction」のビデオはアイデアもいいし、とても楽しく仕上がっていて私も大好きです。ダイアナの声質の良さもうまく引き出されていて、ビデオではダイアナものりのりなのも。まだまだ現役でがんばってほしいし、来日公演も期待したい!!待ってます。

C.T. さん
こんばんは!
情報ありがとうございます。
やはりソロのアルバムは順繰りにデラックスバージョンをリリースしていくのですね。ボーナストラックの満載もうれしい!
私もリチャード・ペリーの「Baby It's Me」は大好き、アナログでは詳細に書かれていたクレジット関係も含めてリマスターで音もよくしてリリースしてほしいですね。
あとダイアナが「WIZ」の楽曲をすべてソロで収録したというアルバムのほうもいつか聞きたいです。
Posted by Alex at 2010年01月11日 22:05
Touch Me In the Morning ですが、どうやら、12月に既に発売されているようです。
http://www.diana-web.com/news.html
末尾に記載されているように、Hip-O Select か Soulmusic.com で注文するしかないのでしょうか。限定7000セットだそうなので、気になります。
Posted by C.T. at 2010年01月11日 23:05
C.T. さん
こんにちは!
またまた情報ありがとうございます。
Hip-O Selectでの発売分もある程度の期間が過ぎると一般流通にも流れてきてAmazonなででも買えるようになります。7000セットでもすぐに売り切れることはないと思うのですが…どうなんでしょうか?Hip-Oはお値段がお手ごろじゃないのが玉に瑕ですね。
Posted by Alex at 2010年01月12日 15:47
Alex さんの言われるように様子を見てましたら、Amazon で予約開始されましたね。2月23日発売だそうですね。ありがとうございます。
Posted by C.T. at 2010年01月23日 15:12
C.T. さん
こんばんは!
またまた情報ありがとうございます。
Amazonで買えるならそのほうが楽ですよね。
2月23日ってずいぶん先のようでもう1ヶ月きってますしね。
Posted by Alex at 2010年01月26日 01:28
その後、Amazon で、Touch Me In the Morning 、入手できました。ご助言、ありがとうございました。すばらしいリイッシュー盤でした。
さて、先日、その Amazon からメールが来ていまして、これも古いアルバムですが、ディオンヌ・ワーウィックのアリスタ移籍第2弾で、ずいぶん昔に日本だけでCDが発売されていた No Night So Long が、あちらでは初のCD化になったので買いませんかという内容でした。私も昔はアナログ盤で持っていたのですが、CDは未入手でしたし、ボーナストラック3曲には、テディ・ペンダーグラスが歌っていたマイケル・メッサーの This Time is Ours と、ロバータ・フラックがダニーハサウェイに捧げた Only Heaven Can Wait が含まれていたので、即注文しました。以下のアドレスで試聴できます。http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0039L1JHA/ref=pe_2132_16761172_snp_dp
Posted by C.T. at 2010年03月31日 00:38
ごめんなさい。試聴ページ、間違えました。訂正します。以下です。http://soulmusic.com/diwanonisolo.html
Posted by C.T. at 2010年03月31日 00:43
C.T.さん
ありがとうー。ディオンヌのありスタ第2弾欲しかったんですよ。これだけは国内盤買えなくてずっと後悔残ってたのでさっそく注文します。しかもボートラ付って涙ちょちょぎれます。
Posted by Alex at 2010年04月23日 03:13
Alex 様
私も同じような事情だったので「涙ちょちょぎれ」ました。良かった!
同じように、未CD化だった↓にも、触手が伸びています。アシュフォード&シンプソンのプロデュースによる名盤です。
http://www.amazon.co.jp/About-Love-Gladys-Knight/dp/B0035KGDVW/ref=pd_ecc_rvi_cart_2
Posted by C.T. at 2010年04月23日 06:57
C.T. さん
こんばんは!
コロンビア時代のグラディス・ナイトはベスト盤だけでカバーしてたのでうれしいですね。こちらも欲しい!
Posted by Alex at 2010年04月24日 00:19
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