2009年12月18日

2009グランプリファイナル 第3日目 女子シングルフリー

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ユナ・キム選手優勝、安藤美姫選手がオリンピック代表内定
 SPでは大きなミスがあり出遅れたユナ・キム選手がフリーも不安定なできでしたが、5コンポーネンツで高い評価を得て逆転優勝。最終滑走者の安藤美姫選手もサルコウジャンプで躓きがあった以外は手堅い演技でまとめましたが、点数が伸び悩み2位。しかし、オリンピック代表内定となりました。3位は素晴らしいノーミスの演技で技術点では上位のふたりを上回った鈴木明子選手がグランプリファイナル初出場で初の表彰台となり、オリンピック代表へ一歩前進しました。

女子シングル最終結果
1 Yu-Na KIM KOR 188.86点 SP2位 フリー1位
2 Miki ANDO JPN 185.94点 SP1位 フリー2位
3 Akiko SUZUKI JPN 174.00点 SP5位 フリー3位
4 Ashley WAGNER USA 162.07点 SP6位 フリー4位
5 Joannie ROCHETTE CAN 156.71点 SP4位 フリー5位
6 Alena LEONOVA RUS 156.55点 SP3位 フリー6位

女子フリー結果
1 Yu-Na KIM KOR 123.22 TES61.70 PCS61.52
2 Miki ANDO JPN 119.74 TES58.62 PCS61.12
3 Akiko SUZUKI JPN 116.46 TES63.58 PCS52.88
4 Ashley WAGNER USA 107.81 TES55.97 PCS51.84
5 Joannie ROCHETTE CAN 95.77 39.05 PCS56.72
6 Alena LEONOVA RUS 94.95 TES43.79 PCS52.16 -1.00




アシュリー・ワグナー選手
 18歳らしいさわやかな滑りをSPに続いて披露したアシュリー・ワグナー選手。後半の得点源となるルッツ、フリップで両足着氷になるミスはあったものの転倒など目立ったミスはなく4分の演技をまとめました。だてに史上最強と謳われたアメリカのジュニア女子の激しい争いで揉まれてない、基本がしっかりできていて、上体の動きなどもしっかりトレーニングされているところを見せてくれました。得点こそ伸び悩みましたが、アメリカ女子から唯一のグランプリファイナル進出者としてオリンピック代表選考がかかる全米選手権を前に良い印象を残せたと思います。アメリカ女子は競争が激化していることも影響してかトップ選手でコーチの変更がいろいろとあったわけですが、ワグナー選手はプリシラ・ヒルコーチの変わって正解でしたね。後半でややスタミナが切れたのかステップが「だったん人の踊り」の勇壮な音楽に置いていかれ、追いつこうとして雑にステップを踏んでしまい浅くなっていたのが残念。最後のスピンも時間が足りなくなって、音楽に合わせて終るためにビールマンスピンが7〜7.5回転ぐらいで終ってしまいました。ここが8回転以上できているとレベル4が取れていたのではないかと思います。しかし、最終4位は立派。

鈴木明子選手
 この日のハイライトと言える演技でした。前日はトリプルループが回転不足になるミスのためにオリンピック代表選考という意味では厳しくなり、逆に結果を気にせずにフリーの演技だけに集中できたのが効を奏したでしょうか。ジャッジが下した順位は3位でしたが、観客は鈴木選手の演技を1位だと認めるような大きな賞賛の拍手を送っているようにテレビを通じて見えました。もともと素晴らしい振付に恵まれたプログラムでしたが、今大会はまず中国大会やカナダ大会とは変更してきたコスチュームが良かった!自分はあの白いブラウスのコスチュームがウォームアップ/リハーサル中みたいで嫌いだったので、今回の鮮やかな赤いワンピースは鈴木選手にも似合っていましたし、後半の情熱的なマンボの音楽にもぴったりあっていて演技全体がより華やかに見えるのにも貢献しているように思いました。ジャンプもエッジエラー対策でいろいろ迷いがあったようですが、プロトコール上では今シーズンはルッツでエッジエラーが取られることが多いという事実を受け止めて、ルッツ×2回、フリップ×1回だった構成をルッツ×1回、フリップ×2回に対策してきたほか、こだわりをもって挑戦してたダブルアクセル-トリプルトウループのコンビネーションを今大会ではあきらめ、トリプルトウループからダブルアクセルへのシークエンスへ変更してきました。対策したからと言ってすぐにそれが成功に結び付けられるものでは無いと思いますが、スケートカナダから2週間、限られた時間でがんばってきたんだなというのが伝わってきました。特にフリップはステップアウトになることが多かっただけに、SP、フリーの両方でコンビネーションジャンプに組み込んでくることは怖さがあったのではないかと想像できます。今大会はその恐怖を見事に克服してきましたね。ステップも評価が高かったのがうれしいです。技術点は63.58と今大会最高の評価。鈴木選手は中国大会でもフリーで64.58と高い点数をマークしており、実は今シーズンのグランプリシリーズでフリーで60点以上の技術点をたたき出したのはユナ・キム選手(フランス大会/グランプリファイナル)と鈴木明子選手(中国杯/グランプリファイナル)、レイチェル・フラット選手(アメリカ大会)の3人だけ、しかも鈴木選手の中国杯・グランプリファイナルの技術点を上回ったのはフランス大会のキム選手だけという事実はもっと特筆されるべきではないでしょうか。しかし、一方で5コンポーネンツは今回も抑えられた印象が拭えないのが残念。もちろん過去の実績や知名度で劣る点は採点種目では仕方ないのはわかりますが、決してベストな演技ではなかったキム選手や安藤選手と10点近くも差をつけられるような評価が正当なものとは個人的には受け入れられません。もちろんSPで得点差がありましたので、最終順位について不満があるわけではないのですが。

ジョアニー・ロシェット選手
 今大会は参加するだけになってしまった印象のロシェット選手、日本選手以外は今大会にピークをあわせるような調整をわざと行っていないというか、する必要もないというかんじですね。荒川さんもキム選手の解説でおっしゃっていましたが、シーズン中ずっとトップコンディションを維持するのは無理ですし、間違った試合にピークを合わすような調整をしていると肝心のオリンピックへ向けた調整が難しいですから、ほぼカナダ代表を手中に収めているロシェット選手はわざわざ太平洋を渡って試合に参加するだけで、もうそうれで十分って思いだったかもしれません。しかし、ロシェット選手、トリノ五輪の頃にはほとんど成功させてなかった3回転を含めたシークエンスの確率が上がっていることは今大会でも印象に残りました。オリンピックで金メダル争いをするスケーターの中でロシェット選手はほぼ唯一といって言いと思うのですが5種類のトリプルジャンプをグランプリシリーズできっちり入れてきていますので、3回転3回転のシークエンスを安定させることで、3回転3回転やトリプルアクセルという大技がなくても、技術点でキム選手、安藤選手、浅田選手といったライバル達にひけを取らない高得点を稼げるようになっているのが不気味というか、日本選手にとっては手ごわいライバルになることは間違いありません。プログラムは何度見てもこれぞ勝ちプロ、金メダリストになる価値が十分にあるものだと思います。。

アリーナ・レオノワ選手
 グランプリシリーズの勢いをショートプログラム3位という好成績につなげたレオノワ選手ですが、フリーでは表彰台を意識したのか、若さがでたのか、残念なできに。しかし、爆発力があるだけに今シーズンはヨーロッパチャンピオンの可能性がかなり高まっているのでは?ヨーロッパチャンピオンの肩書きでオリンピックに臨むことになると、それはメダル争いに影響を与えるようなこともあるかもしれません。

ユナ・キム選手
 ジャンプの調子は良くはなかったですが、前日失敗したフリップを綺麗に成功させられればいいぐらいの楽な気持ちで臨んだフリーではなかったでしょうか?それで優勝できてしまったことでますます自信を深めることすらできたかもしれません。ただ、キム選手の個性やキャラクターがうまく引き出されたSPに比べて、フリーは確かに綺麗な演技なんだろうけど…表現者として何を伝えたいのかな?というところで印象が薄いプログラムで、これが金メダルを狙うプログラムなのかな?と振付師のデヴィッド・ウィルソンやブライアン・オーサーがどんな戦略を持っているのか気になります。SPで大量リードを奪っておいて、フリーは時間も長く、ジャンプもいっぱいあるので、振付は無難なものにしておいてジャンプを確実に決めそこそこの点数で逃げ切ろうという作戦なのかもしれません。随所にミッシェル・クワン選手のオマージュというか、クワン選手の動きや表情を研究して取り入れたんだろうなというところが見えすぎるのも、じゃあキム選手の個性っていったい何なんだろう?と疑問を残す演技だと個人的には思います。選曲もクワン選手チックだし。今はほかのスケーターとは別次元の得点ベースをもっているかのように見えていますが、スルツカヤ選手が少々ミスしてもトリノシーズンのグランプリ大会などで高得点をもらっていていきなりトリノで他のトップ選手も同等の評価がでて焦ったことでミスが誘発された…なんて4年前のことを思い出してみたり。

安藤美姫選手
 優勝できる展開で優勝を逃したのは残念ですが、安藤選手の今大会の最大の目標は代表内定だったと思いますので、演技の後、満足していない表情はありましたが、良かったのではないかと思います。ジャンプで4回転はもちろん3回転3回転もさらにダブルアクセルからトリプルトウループもそして今シーズンはフリーではずしているフリップも全部はずして、飛車角桂馬落ちぐらいの構成でさらに得意のサルコウが失敗しても、この6人の中で構成が弱いと見えない、そこが凄いですね。彼女は成功させたジャンプの質が高い、安藤選手にしか出せない雄大さや切れ味の良さを持っているのが見ごたえがあります。プログラム構成も安藤選手ならではの瞬間瞬間の動きの鋭さを生かした振付が効果的ですし、シーズン前は安藤選手がクレオパトラというのがピンときませんでしたが、ウォームアップで6人で滑ってる中で見ると、安藤選手が誰よりも華やかさと風格がありますし、こんな艶やか衣装に負けることなく着こなせる安藤選手の存在感にクレオパトラというテーマは悪くなかったなと今となっては思います。そのルックスや華やかさに注目が集まるあまり戦績が伴わないときにはバッシングに苦しんだこともあったと思いますが、すっかり大輪の花を咲かせましたね。あとは体の調子など不安要素もあるかもしれませんが、自信を持って欲しいです。どうしてもキム選手と浅田選手の対決という方向でバンクーバー五輪の金メダル争いがマスコミでは誘導されがちですが、安藤選手だって世界チャンピオン経験者、しかも安藤選手ならではの3回転3回転の組み合わせやジャンプの質の高さを誇り、調子がよければ4回転だって決められる、さらにリンクに立ったときの姿は誰にも負けない存在感を放っています。それをもっともっと本人が気がついてくれて、「自分は凄いスケーターなんだ!」と自信を持ってオリンピックに臨んでほしいですね。4年前に「しーちゃんと同じ色のメダルが欲しい」と口にした思いは今は表に出すことを封印していますが、きっと心の中でその炎は燃え続けているはずです。

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この記事へのコメント
こんにちわ。
いつもわかりやすい解説、ありがとうございます。


安藤選手、オリンピック内定おめでとうございます。
3−3など高難度のジャンプを見ることが出来ず残念でしたが、それでも確実に安藤選手の「クレオパトラ」ができつつあるように思いました。
はじめて「クレオパトラ」と聞いたときは、男性を虜にする女性の色気(シカゴのような)を演じるのかなと思っていたのですが、凛とした気品のあるクレオパトラでした。(失礼しました!)


鈴木選手、すばらしいフリーでした。ジャンプはもちろん、音楽に乗った流れのあるスケーティング。カナダからあまり時間がなかったのに流石ですね。それだけに芸術点の低さは納得がいかないです。
ただ、オリンピックの選考においてこのフリーは無駄ではなかったでは。「鈴木明子」というすばらしいスケーターの名を審判に覚えさせたでしょうから。


キム選手、コンディションの落ちている中、優勝は立派ですね。いつもの質の良い伸びのあるスケーティングが見られず残念でしたが。
私もフリーはきれいな滑りと思っても印象に残らない音楽、振付で「薄さ」を感じます。

Alexさんの解説を読んで、山田コーチのコメントを思い出しました。

「日本人には日本人の良さがあります。私たちが奥底に持っている日本人魂を忘れて海外の真似ばっかりしていたら、負けてしまうのではないかと思うときがあります。
  例えば、スルツカヤの真似をしたら、スルツカヤには勝てないでしょう。ミッシェル・ クワンの真似をしたらクワンには勝てないで しょう、と私は思うんです。」

これは、もちろんキム選手についてのコメントではありません。ただ今のままでは、仮にオリンピックで金メダルをとっても、オリンピックの金メダルのないクワン選手に勝てたとはいえないのではないでしょうか。

Posted by karimero at 2009年12月18日 18:56
こんばんは
鈴木選手、あんなにすばらしい演技なのにあの演技構成点!! ジャッジの間で多少分かれているとはいえ渋すぎますよね。長久保コーチですらぼやいていましたが、全日本でも魅せてほしいと思います。ジャンプの構成は2A−3Tを3T-2Aのシークエンスに、そしてルッツ2回をフリップ2回に柔軟に切り替えられたのはある意味すばらしいですよね。ただ彼女のルッツは!マークがついて必ず減点されていますが、はっきりイン踏切りにはみえないんですけどねぇ・・・ブツブツ・・

ロシェット選手、東京に来る意味があったのでしょうかね。今年はJ−sportsも気合が入っていてカナダ選手権も放映するそうですね。五輪内定はしているとはいえナショナルではどんな演技をみせるんでしょうかね。

キム選手は失敗はちらほらあったもののやはり強いという印象は残りました。ただこのまま独り勝ちとは思えないのも事実。五輪本番はショートでいかに後続を引き離すかのみにかかっているような気がしてなりません。

そして安藤選手、寝てても跳べるはずのサルコウの失敗で優勝を逃したのは残念でしたが、とりあえず内定はもらえてよかったと思います。私自身はまだあのフリーの曲にピンとこないのですが、シ−ズン当初よりは輪郭がみえてきたような気がします。全日本、五輪とどんどんビルドアップして行った時どうなるのか楽しみでもあります。演技構成点もあるラインまでは出してもらえるポジションにつけていると思うので、ジャンプの難度をどこまで上げられるかが五輪では鍵でしょうか。しーちゃんと同じ色のメダル!!どうぞ獲っちゃってください。
Posted by チャオ at 2009年12月18日 21:09
karimeroさん
おはようございます!
タイミングを逸したエントリーにコメントくださってありがとうございます。
山田コーチの言葉はさすがに重いですね。みどりちゃんのときも浅田選手のときもいろいろ批判はあってもきっちり結果を出していましたよね?個性を伸ばすあまりアラも目立つのかもしれませんが、浅田選手のシニアデビュー(グランプリシリーズのときの)のプロデュース力は今振り返ってもすごい!たられば言っても仕方ないですし、アメリカやロシアで浅田選手が磨かれたのも事実ですが、もし山田コーチが総合監督的な立場に今もいたらルッツのエッジエラー問題もこんなに深刻に考えて構成からはずすなんてこともなかったのでは…と思います、と話は脱線しましたが、村上選手なども現在の採点傾向が「スピードに関する比重が高い」と読みきっているのか、彼女に全力で滑らしてジャンプを跳ばしているところなどさすがだなとジュニアグランプリファイナルでもうならされました。

鈴木選手、せめて国内の大会ではちゃんと鈴木選手の実力を知ってるジャッジばかりなのですから、きっちり点数を出してあげて欲しいなと…中野選手や村主選手にもベストの演技を期待していたりする複雑な心境ですが。

キム選手、フリーは今シーズンこれで見るのが3回目ですが毎回「あ、こんなフリーだったっけ」と初めて見た気持ちになるほど印象薄い(ごめんなさい)。実況アナが「少女から大人へ」なんて解説もあったけど、子供みたいにはしゃぐ振付がちらっと入っているぐらいでそういうのもまったく感じさせず。あのはしゃぐところもとってつけたみたいで見てて…え?キム選手のこういうところって本当に見せたい彼女の魅力なの?と気恥ずかしくなっちゃうんですよね。いつも引き合いに出して申し訳ないけど…「あげひばり」の路線でそれを超えるようなのを期待していたのですが。
(自分が書いてるのは解説じゃなくてわがままなファンの感想ですので…)

チャオさん
おはようございます!
タイミングを逸したエントリーにコメントくださってありがとうございます。
確かに鈴木選手のジャッジ割れてますよね…5点台なんて点数つけてるジャッジは本気でペナルティ課してほしいと思いますよ!
キム選手はSPでいかに逃げ切るか…逆に言えば他の選手はSPで置いていかず僅差に持ち込めば十分に勝ち目があるってことかなと思いました!4年に一度のビッグイベントですから誰が勝つにしても「独走」じゃつまらないですもんね。
安藤選手「しーちゃんと同じ色のメダル!!どうぞ獲っちゃってください。」ほんと獲っちゃってください!って自分も思います。もっともっと彼女にしかない魅力に自信を持ってほしいですね!もし勝ちを狙いにいって思った結果が出せなかったとしても4年前みたいに批判されることはないと思います、ずっと安藤選手ががんばってきたことはみんな知ってますから。だから思い切って「しーちゃんと同じ色のメダル!!」狙いに行って欲しいなぁ。
Posted by Alex at 2009年12月19日 08:33
Alexさん、こんにちは!

今期は美姫ちゃん、ここまではとっても穏やかに、充実したシーズンが過ごせていると思います。バンクーバーでどんな構成でくるか大注目ですが、なんであれ、スカッと胸のすくような演技をみたいなと(そのあと感動の涙になるような 笑)

あっこちゃんはカナダでちょっと崩れてしまったのが惜しかったですね・・・積み上げが重要な感じなので。

なんだか俄然面白くなってきました!が、同時に心臓にも悪い。選手たちにはプレッシャーでなく、今できることを全部出し切るだけに集中して精一杯をみせてくれたらなって思います。
Posted by のびる at 2009年12月19日 10:37
こんにちは!

「鈴木さんにも内定あげちゃってください!!」 と言いたいところですが、なかなか難しいか…

安藤さんはクリーンな形での内定獲得が、何よりも薬になるといいですね。GPシリーズは彼女を試すために組まれたかのようで、すべての試合はオリンピックへと通じている、のだと思います。
私は今季、4年前に安藤さんの受けた傷の大きさに、改めて胸が痛む思いでした。彼女にとって、自信を持つことは4Sを決めるより難しいことかもしれません。
結局はオリンピックでその実力を出し切るほかないのだと思います。
Posted by ロージー at 2009年12月19日 14:55
のびるさん
こんばんは!
そうですね、大きな国際大会での経験が少ない鈴木選手の場合は毎回毎回が点数の積み上げになってしまうのかな?せめて昨シーズンの四大陸でいつもどおりの演技ができていれば…とそこが惜しまれます。
来週末はいよいよ誰が勝っても誰が負けても複雑な全日本ですね。せめて、みなが力を出し尽くして悔いが無いような決着がつけば…そんな不可能に近い贅沢をサンタクロースにお願いしたらだめかな?

ロージーさん
こんばんは!
「自信を持つことは4Sを決めるより難しいことかもしれません。」
これ読んで私も胸が痛みました。自分も実際、口には出さないまでも「安藤選手はもう復活はできないかも」と思うほど厳しい状況に置かれてましたし。でも安藤選手のそばにはご家族やコーチや荒川さんなどなど安藤選手の才能を信じて復活を支えた人たちがいたんだなと。もちろん熱心なファンの方も。だから安藤選手の口からは感謝の言葉がまずでてくるようになったんですね。
Posted by Alex at 2009年12月19日 19:02
今回は鈴木選手のフリーに尽きました。見ていて涙が出るほど鮮やかな演技でした。全日本でも、渾身の演技を見せて欲しいと思います。代表選考がかかる中で伸びやかに滑るのはとても難しいことだとは思いますが...。
 対照的に、キム・ヨナ選手のフリーの演技は、記憶の隅にも残りませんでした。SPが素晴らしいプログラムであるだけに、とても残念です。

安藤選手、グランプリシリーズでは、世界選手権で優勝したシーズンのような目力が感じられないのが残念でした。あの目でクレオパトラを演じたら、ぞくぞくするような演技になることでしょう。五輪では、メダルと共に、伝説に残るクレオパトラを期待したいです。今の彼女なら、きっとできますよね?
Posted by シロートファン at 2009年12月19日 20:19
私、大事なことを書かなかったようだ!

難しい、なんて書きこみましたが、彼女ならやり遂げるって信じているんです。
不思議な感覚ですが、ソワソワ、ワクワクして、その時を待っているのですよ!
Posted by ロージー at 2009年12月19日 22:29
シロートファンさん
こんにちは!
全日本はどんな国際大会より緊張することは避けられないですけど、少しでも素敵なフリーを滑りやすくするために、SPではノーミス…そう思うと余計大変かな?祈るような気持ちで応援しております。
キム選手、金メダルの可能性が高いスケーターなだけにあのプログラムはもう少し何か工夫を…ジャンプがすべてきまればもう少し印象が変わるのかな?
 グランプリシリーズは選考がかかってたので、公式練習では好調が伝えられながら本番は緊張でがちがちってことが少なくなかったですよね、安藤選手。全日本は彼女は何もかかっていない一番楽な状況で滑れるとおもうので、リラックスしてのびのびと大きな演技を見せて欲しいな。

ロージーさん
こんにちは!
「不思議な感覚ですが、ソワソワ、ワクワクして、その時を待っているのですよ!」
うんうんわかりますよ。応援している選手がやってくれるんじゃないかと手ごたえがあるとき。ドルトムントシーズンの荒川選手とか、世界ジュニア獲ったときの織田選手とか、応援しながらわくわくさせてもらいました!!!
Posted by Alex at 2009年12月20日 12:33
こんばんは。
キム選手のフリーのプログラム、ジャンプが決まらないと色々な意味でハードルが高いプログラムだな〜と思いました。
そういった意味では挑戦なのでしょうか。
クワンの黒鳥などもそんな感じでしたよね(見事ノーミスでワールド制覇!)。
それと先程、2007年世界選手権のキム選手の演技見たんですが、本当に凄いの一言です、、、。
こうしてあの頃のプログラムを見てみると、やはり彼女はただ者ではないな、と。
あげひばり、自分も大好きです笑
ただ何なのかは分からないのですが、何かあの頃にあった輝きの様なものが今は見られないような、そんな気がします。
Posted by アイダホ at 2009年12月20日 21:04
アイダホさん
こんばんは!
なんなんでしょうね。あの頃はカナダで練習しててもどこかキム選手の個性というかスケートに対して頑なさがあったんじゃないかなと。
今はすっかり北米ナイズされて、スケートに対するこだわりというよりいかにして勝つかばかりが前面にでてしまっているような。競技者としてはそれが正解なのでしょうが。
Posted by Alex at 2009年12月20日 22:35
こんにちは、やっぱりAlexさんも、そう思われるようになりました。
前季ソウルGPF以来、自分の中では確信されてます、もう既に彼女のスケートは手段でしか無くなっている。
哀しいですね、周りの大人が欲で彼女をそうさせてしまっていると思うと本当に残念でなりません。
あの東京で観た、16歳の彼女のあげひばりの様な滑りを、もう一度見たいとよく思います。
Posted by ぴんくぴっぐ。 at 2010年01月06日 10:48
ぴんくぴっぐ。さん
こんにちは!
スポーツですから強い選手が好き!っていうファンも多いでしょうし、今のキム選手のスタイルが好きというファンもきっと多いと思うのですが、私は物足りなくて。「あげひばり」はなかなか勝てなくてもキム選手にしかないスタイルとか味わいとかそういうのがあったような…勘違いでしょうか?
Posted by Alex at 2010年01月06日 14:40
こんにちは。
自分も間違いなく、
“あげひばり”をもう一度派です。
あげひばり、前の韓国の女性のコーチ(朴さん?)の手腕が大きかったみたいですね。
Posted by ぴんくぴっぐ。 at 2010年01月06日 16:00
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