2006年02月20日

トリノオリンピック 自分がなにを見ているのか分からなくなっていった朝 オリジナルダンス

オリジナルダンス結果(NBC
渡辺木戸組は大健闘
 アイスダンス、早朝行なわれたオリジナルダンスで渡辺心&木戸章之組が落ち着いた演技で15位をもらい、総合では16位とコンパルソリーダンスから1位上げてきました。今シーズンはコンパルソリーでいい位置につけていながらずるずると順位を下げるパターンが多かったので、今季最高の展開となりました。フリーダンスでは「マイ・フェア・レディー」で踊り明かして欲しいですね。昨日ここに掲げた第3グループ入りができる15位にひとつ足りませんでしたが、なんとかフリーでも順位を上げて欲しいですね。
上位は転倒続出
 ジャンプというリスクの高い技が少ないのでアイスダンスは比較的転倒の少ない種目といわれていますが、なんということでしょう!、転倒が続出してしまいました。コンパルソリーダンスで転倒したイスラエルのチャイト&サフノフスキーの演技でチャイト選手の衣装から羽fがふわふわと氷の上に羽がちらばってて、見ていて、もしコレ踏んだら危ないななんて思ってみていたんですが、その後、フラワーガール達がでてきて、みんなで羽を拾ってくれてたんで、安心してました・・・・が。
 次にグループにでてきたドロビアツコ&バナガスが最後の最後で転倒。これはなにか踏んだというよりはステップが難しくてふたりで支えきれなくなって転倒したかんじでした。しかし、二人ともがこけるというのはアイスダンスでは本当に珍しいのでびっくり。ひとりあたり-1の減点で-2さらに、リフトでタイムオーバーがあって、-3となってしまいました。
 このグループ最後のメダル候補、ブルガリアのデンコワ&スタビスキー組は最後のスピンで思わぬミス。この時点で3位と残っているカップルを考えると、フリーダンスで最終グループで滑ることができる5位に入るのは難しいのではないかと思われました。
 整氷作業が入って、チャイト選手の羽への不安は一掃された最終組。氷に仕掛けられたトラップは羽ではなくて、オリンピックに現れるマモノが仕掛けた落とし穴にかわったようです。
 最初に登場したカナダのデュブレイユ&ローゾン。けばけばしいほどの華やかな衣装に包まれた他のカップルと違ってシックな白と黒のコスチュームで滑り出した彼ら、素晴らしい演技で終了すると思われた瞬間、回転系のリフトで遠心力にサポートが負けてしまったのか、彼女が氷に投げ出される形で落下。女性が叩きつけられて動けなくなってしまいました。リプレイで見てもこのシーンは怖くて、女性の体にダメージがかなりあったのではないかと思います。明日のフリーでの出場は大丈夫でしょうか?
 そして、次が、一番応援してた、イタリアのファイエラ&スカリ組がまさかの転倒。ダイアゴナルステップで女性が巻き込む形でふたりともこけたのですが、VTRで今、確認したから状況が分かっただけで、この瞬間、私は頭が真っ白!なにが起こったのか理解できてませんでした。この時点でODだけなら18位と大きく順位を落とし、テレビの前でなきそうな私。イタリア応援団を中心に場内も一気に不穏な空気か漂いだします。
 そして次がコンパルソリー1位と出遅れたナフカ&コストマロフ。男性がかなり緊張して慎重に滑りすぎ、ルンバのパートでタイミングが合わない場所もありましたが、なんとか転倒などの大きなミスはせずに終了。高得点はでたものの、コンパルソリーダンスの経緯から、これでこのあとのイタリアのフーサルポリ&マルガリオがいい演技をすれば、またしても後塵を拝するのではないかと思うほど、できとしてはよくなかったと思います。
 そのことを知っていたかどうかは分かりませんが、イタリアのフーサルポリ&マルガリオ組が滑り出してみると、男性のスケートの滑りが悪い。でだしでも小さなミスがありましたが、その後のミッドラインステップのツイズルシークエンスでは減点されても仕方ないかなというミス。ほかもリフト以外はレベル対応に疑問があるような内容で(あとでプロトコルみるとレベル3、4が並んでて逆にびっくりしたほど)、ミスが無いという理由でこれでトップとか2位になったらちょっと嫌かなと思ってたら、最後の最後のローテーションリフトの入りで男性が充分な回転に入れなくてそのまま転倒してしまいました。これには観客も声を失い、このまま音楽がエンディングを迎えると、女性が男性を「信じられない」という表情でずっとにらめつけ、男性に近づこうとしません。このときずっと女性がテレビ画面にアップになっていたのですが、このままここで平手打ちしてもおかしくないような恐ろしい雰囲気を漂わせたのです。見てる自分も競技の展開がどうなってるのかまったくわからなくなってしまい大混乱。前回のソルトレークではこのイタリア組をはじめカナダのボーン&クラーツ組、フランスのデロベル&ショーンフェルダー組が転倒して、アイスダンスにしてはなんて荒れた試合なんだろうと思いましたが、今回はその比ではない!と呆然としてしまいました。
 どーしようもない異様な雰囲気の中登場したのがアメリカのベルビン&アゴスト。祈るような気持ちで画面を見つめていたら、彼らはいつもどおり、いやいつも以上のすばらしい演技を見せ、若者らしいさわやかな風で最後の最後にリンクを包み込み、救いようの無いほどの展開を忘れさせてくれました。点数こそナフカ&コストマロフに及びませんでしたが、できは一番良かったんじゃないでしょうか…しかし、残念ながら、今日の試合で人々の記憶に残るのは彼らの素晴らしい演技ではないのはたしかなようです。
現在の順位
1 ナフカ&コストマロフ 99.27
2 ベルビン&アゴスト 97.89
3 グルシナ&ゴンチャロフ 96.68
4 デロベル&ショーンフェルダー 94.78
5 デンコワ&スタビスキー 93.50
以上が最終日、メダルを争う最終組で滑ることになりますが・・・
7 フーサルポリ&マルガリオ 90.51
も地元の期待を背負ってますし、メダル争いに絡んでくる可能性は残っています。
ただ、演技終了後の雰囲気を見ていると明日は棄権するんじゃないかな?と思いましたがどうでしょうか。
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この記事へのコメント
こんにちは,Alexさん.

再放送をビデオに録画しておいたのでさきほど見ました.デュブレイユ&ローゾンちょっと心配です.明日は大丈夫でしょうか.マルガリオは命の心配したほうがいいかも.終わったときのフーサルポリの目は怖かった.
Posted by TakeOne at 2006年02月20日 21:24
どーやらうちではライブでは見られないみたいです>フリーダンス。
カーリングが盛り上がってるので仕方ないですね。カーリングも面白いので応援したいと思います。
Posted by Alex at 2006年02月21日 01:24
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