2009年10月22日

映画「PUSH 光と闇の能力者」を観て

オフィシャルサイト[こちら]
クリス・エヴァンスのプロモーションビデオ?
 いよいよフィギュアスケートが盛り上がってきたところで更新が止まってしまい申し訳ございません。エリックボンパール杯の地上波も中途半端しか見てませんしまだ動画も追いかけられてないのでTEBのほうはおいおいってことで、まずは昨夜「PUSH 光と闇の能力者」を観てまいりましたので感想など。
 「Heores」丸々パクリなデザインのちらしを片手に、日曜日にハートがサンドバック状態になるほどぼこぼこにされた重苦しい週の真ん中水曜日、夕方早くから睡魔に襲われ、上映がはじまるまでの時間が苦痛でした。私のエンジンのかかりが悪かったせいかもしれませんが、最初は映像的にもストーリー的にもおもしろいところがなくて、これは時間を無駄にしてしまったかなと後悔しだした中盤からテンポアップ、映像的にがんがん仕込んでいた弾をこれでもかとたて続けにつぎ込んできたので、なんとか脱落せずに完走。シーズン2以降のぐずぐずした展開の「Heroes」に比べれば特殊能力者達がお利口な分、観ていてはがゆい思いはしませんでした。そのかわり邦題に「光と闇」と銘打っている通り善悪がはっきりしすぎているのが物足りないかも、わかりやすい中オチ、ラスオチも含めて。
 「Heroes」がアメコミへのオマージュがこめられているのに対して、「PUSH 光と闇の能力者」は香港のアクションコメディーへの憧れが感じられます。香港が舞台ですしね。口から声を出して音波で攻撃するあほらしい能力者の二人組なんてまさに香港映画に出てきそうなキャラですが、笑わそうとしているのでしょうが観客から失笑すら沸きませんでした。観客が唯一笑ったのは「醤油よ!」ってとこだけだったかな。
 ラストへ向かってチームで問題解決に取り組むところなどは「オーシャンズ11」しています。最後は続編に含みを残しつつ終了しますが、制作費が3千800万ドルで興行収入が4千万ドル前後ではパート2はなさそう。主演のクリス・エヴァンスのよくできたプロモーションビデオとして、彼のファンなら楽しんで見られそう(日本では驚くほど知名度が低いですが、アメリカでは若い女性を中心に人気があるのだとか)、それならそれでシャツの1枚でも脱げばいいのにとは思いますが[こんなかんじで]。
 タイトルが相手の記憶を操作する能力「Push」なのに主人公がプッシャーじゃないプロットが最大の敗因かなと思います。主人公自身が「Push」を操り、記憶操作対決というストーリーにするか、せめて「Watch」だったら話をもう少し複雑におもしろくできるところもあったのではないでしょうか。
 個人的にはあまり目立った活躍はしないのですが、光チーム側のスニッファー(物からそれに触れた人間についてや過去を嗅ぎ分けてしまう能力)エミリー役の女優さんが安定した演技で良かったです。どこかで見た記憶のある顔だったので、日本の女優さんかと一瞬思いましたが、途中でERのDr.チェン役だった女優さんだと気づいて「あ!そうか!」と声を出しそうになってしまいました。
 映画「Push」は11月7日ロードショー。映像的に暴力的で小さなお子様連れでの鑑賞はお勧めできませんが、ちょうど2時間の空き時間ができた時に、勧善懲悪モノのアクションでスカッとされたい気分の時にはおすすめです。

ストーリー
 第2次世界大戦中のドイツではじまった超能力者を兵器化する研究は戦後アメリカに引き継がれ、能力者は捕獲されては能力を強化する方法を試す実験材料として消費されていた。ニックは父親から「ムーブ」と呼ばれる念力で物を動かす力を受け継いでいたが父はその能力のせいで組織に殺され、それ以来逃亡生活を余儀なくされる。ニックは香港へ流れつくが、そこへ監禁されている母を助けたいというキャシーという少女が協力を求めてたずねてくる。キャシーも母から受け継ぐ「ウォッチ」と呼ばれる未来を予知する能力を持つ者。キャシーの母親が組織から逃がした女とその女が持ち出した組織の重要な秘密を追いかけることで母を救出できると予知したキャシーに対してニックは最初は協力を拒むが、ふとしたきっかけで運命を感じキャシーを手助けしだすと、逃亡している女がニックの元彼女だったという運命のいたずらから未来が変わりはじめ、キャシーは何度試みても自分達が殺されるという結果しか予知できなくなってしまう。光と闇、さらに第3勢力までからんだ機密争奪戦は能力者同士のばかし合いに発展するが、敵方のウォッチャー達に先を読ませないためにニックが考えた作戦とは?

クリス・エヴァンス
 前述のクリス・エヴァンスは大ヒット映画「ファンタスティック・フォー」とその続編でも能力者を演じ、ミドレンジャー的立場ながら、ルックスの良さで一番の人気を獲得、人気スターの仲間入り。「Push」では念力で物を動かす能力「ムーブ」を完全にはコントロールできない未熟な能力者として登場。マッチョ系美男子なので日本で人気が出るには線が太すぎるのかもしれません。

ダコタ・ファニング
 7歳で出演した映画『アイ・アム・サム』で映画賞を総なめにし、天才少女の名を欲しいままにしてきたダコタ・ファニングも15歳。そろそろ女性っぽさもアピールしなければいけない難しい年齢に差し掛かってきました。日本の海外ドラマファンにもアリーの少女時代を演じた「アリー・マイ・Love」やスピルバーグ製作の連続ドラマ「Taken」でも堂々と主役を務めるなどお馴染み。偉大な能力を持つウォッチャーの母の能力を受け継ぎ、未来を「ウォッチ」してそれを絵に描くことで予知する能力者をこの映画でも熱演。

ジャイモン・フンスー
 政府組織のボスキャラで記憶を操作する「Push」を操るカーバーを演じるのはジャイモン・フンスー。サミュエル・L・ジャクソンのような独特の存在感に、デンゼル・ワシントンのセクシーさを加え若返らした路線の俳優さんなのでしょうか?カルバンクラインの広告にモデルとして登場したことでも話題を振りまきました[こちら]。

カミーラ・ベル
 キャシーの母の手引きで組織から逃げ出したキラを演じたカミーラ・ベル。麻薬により強化された「Push」の能力を持つキラが物語のキーを握ります。

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感想を書かれている方のブログ
PUSH 光と闇の能力者 - PUSH - 我想一個人映画美的女人blog
「PUSH 光と闇の能力者」試写会 - dragonyan
映画だーーいすき! ! PUSH 光と闇の能力者(試写会)
何かに似ているXX 押し込む
posted by Alex at 18:18| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | 更新情報をチェックする
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Weblog: 不動産鑑定士-佐々木栄斗の部屋
Tracked: 2009-11-06 16:56