2009年05月19日

エリオット・ヤミン、ニューアルバムリリース/テイラー&メリンダもよろしく

「Fight For Love」
 デビューアルバムのときは必死になってみんなに「買って!買って!」言っていたのが嘘のように、今ではエイベックス様が猛プッシュしているので安心しちゃってまいますが、明日、エリオットのオリジナルアルバムとしては2枚目となる新作国内盤が発売されます(ってことは今日あたり店頭に並んでいるということでしょうか?)。明日は偵察のため久々に大手ショップをのぞいてきたいと思います。
 二転三転した日本でのリードシングルは結局大ヒットシングル「Wait For You」の延長線上にあるセンシティブな彼の声をうまく使ったポップチューン「You Say」に決定(アメリカでは「Fight For Love」でした)、私は全盛期のバックストリートボーイズを思い出しましたが、それぐらい勢いを感じさせるということでしょうか。日本では「サヨナラとは言わせない」(赤面)なんて副題もつけられていますが、すでに音楽チャンネル&FMラジオでは連日ヘビーローテーションでオンエアされていますので耳にされた方も多いはず。有線でも再びリクエストを集めそうな予感です[Video]。
 事前にリークされた「Bridge Is Burning」、私の大好きな80年代を髣髴させるダンスチューンだったのですが、結局通常のアルバムには収録されずウォルマート限定盤のボーナストラック扱いとなってしまいました(号泣/きっと日本でも後日、デラックス版がリリースされたときに収録されるはず)。それぐらいいい曲が揃いすぎて泣く泣くカットしたと前向きに考えておりますが、一足先にアルバムがリリースされたアメリカではビルボード26位とまずまずの出足、アメリカではインディーズからのリリースですし、シングルヒットが作りにくい状況ですが、地道にプロモーションして、前作を凌ぐヒットを期待したいですね。来日公演も目前に控えており、テレビなどを使ったプロモーションも大々的に行われるはずですので、日本では大ヒット間違いなし!でしょう(楽しみです)??明日5月20日の朝5時までにオフィシャルサイトのリンクから着うたをダウンロードすると、抽選でシークレットライブに招待されるというキャンペーンも行われています(こちら)。
FIGHT FOR LOVE「FIGHT FOR LOVE」Elliott Yamin(国内盤)
[YouTube] Amazon HMVicon TowerRecord

Fight for Love「FIGHT FOR LOVE」Elliott Yamin(輸入盤/曲順、収録曲数が違います)
[YouTube] Amazon HMV/試聴ありicon TowerRecord


テイラー&メリンダのアルバムもおすすめ!
 アメリカンアイドル関連の作品が立て続けにリリースされたこの春、大ヒット中のケリー・クラークソンの新作には目もくれずにとびついたのがテイラー・ヒックスのニューアルバムとメリンダ・ドゥーリトルのデビューアルバムでした。
 特にテイラーの新作については以前のエントリーでも取り上げましたが、私の大好きなサイモン・クライミーが全面バックアップということでリリース前にすでに期待値がかぎりなく高くなっておりました。 思っていたものよりかなり渋い仕上がりで、最初はめんくらってしまいましたが、アルバムのトータルとしてのまとまり感はさすがサイモン・クライミーだなと思いました。当初リードシングル候補だった「Distance」はラジオオンエア狙いが鼻につきすぎる嫌いがあって、何度も聞くには暑苦しいかな?なんて思いましたが、PV[YouTube]も作られてプッシュされたサイモン・クライミー&デニス・モーガンの名コンビ(全米ナンバー1ヒット「愛の訪れ/ I Knew You Were Waiting (For Me)」)のペンによる「What's Right Is Right」は心に染みちゃいますよ!アダルトコンテンポラリーチャートランク入りも納得です。さらにこのふたりにテイラーが加わって書かれた「New Found Freedom」は「Distance」以上にキャッチーでさらにノーザンソウルのグルーブ感がいっぱいいっぱいにあふれた好トラック。全盛期のポール・キャラックおじさんみたいなテイラーのボーカルものりのりです。とおもったらそのポールおじさんの「I Live On A Battlefield」をオリジナルの軽快なモータウンリズムではなく、さらにディープなシカゴソウルっぽい色付けで黒く黒くカバーしているのが出色のでき(実はポールおじさんの新作と同時購入だったので、このカバーが入っていてびっくりするやら喜ぶやら)。ダイアナ・ロスもこの曲をカバーしていました。さらに南に下って、南部出身のテイラーらしい展開を見せるのが「Seven Mile Breakdown」なんか聞くと「テイラー、かっけー!」って声援送りたくなっちゃいます、ティナが歌ってもおかしくないですよ、これ。これがベストトラックかな?さらにラテン風味が90年代のベイビーフェイス風「Once Upon A Lover」、テイラーらしい冗談のような歌詞が歌われた「Wedding Day Blues」はカントリー風味とバラエティに富んだ構成…あれ?最初に聞いたときは「渋い」と思ったのですが、聞けば聞くほど楽しめるエンターテイメント盤であるとわかりました!そしてアメリカンアイドルファンにうれしいのは盟友エリオット・ヤミンとのデュエット曲「Woman's Got To Have It」(ボビー・ウーマックのカバー)。さらにiTuneのみで購入できるボーナストラックはあのポインターシスターズの名唱でもおなじみ「Yes We Can」(もちろんオバマ大統領にひっかけてのカバーですね)も好トラックに仕上がっていますので、1曲だけでも購入できますからCD購入組の方はiTunes(Taylor Hicks - The Distance - Yes We Can)をチャックしてみてくださいね。今回は自ら立ち上げたレーベルからのインディーズ扱いのリリースながら初動で9000ユニットを売り上げビルボードのアルバムチャートで58位。前述の「What's Right Is Right」はACチャート24位、また5月からは「Seven Mile Breakdown」がラジオ向けにプッシュされだしましたので、まだまだテイラー・ヒックスここにあり!という健在ぶりを発揮してほしいですね。AIにゲスト出演させてあげたいのですが、なかなか実現しないのは、やはり19とうまくいってないのでしょうか?
The Distance「The Distance」Taylor Hicks
[YouTube] Amazon HMVicon Taylor Hicks - The Distance

 そしてメリンダ・ドゥーリトルのデビューアルバム「Coming Back to You」はテイラーと同じベクトル上の作品ではあるのですがさらに渋い!一見するとカバーとは気づかない隠れ名曲をずらっと並べたテクニカリーな構成で、この世界、嫌いではない私でも、現在のマーケットで売れるかどうか心配になるほど。リードシングルの「It’s Your Love」は50年代から60年代初期のドゥーアップ調ですが、全盛期のグラディス・ナイト&ザ・ピップスやソロデビューする前後のダイアナ・ロスやスプリームスのサウンドに特別に郷愁をお持ちの方にはオープニングを飾る「Fundamental Things」や「Wonderful」「I Will Be」などは間違いなくおすすめでリードシングルのせいでアルバムの色合いを誤解されそう。懐かしいソウルバラードスタイルの「If I'm Not In Love」の展開もあくまでもノーザンソウルのきらきら感を忘れていません(サビメロがグラディスの「If I Were Your Woman」とかぶっているし)。フィリーっぽい色気を感じさせる「Coming Back To You」ではあのカバちゃんが女っぽくなっちゃってなんてにんまりしちゃいますし、スタンダード調の「I'll Never Stop Loving You」でソフィストケーとされたボーカルスタイルの魅力を発揮できるのもメリンダならではの懐の深さ。歴代のアメリカンアイドル女性出場者の中で1-2位の実力と言われるのも当然ですね。彼女もAIにゲスト出演できればいい作品なだけにセールスがもっと動くことが期待できそうなんですけど、番組は同期の大魔神をプッシュしてメリンダには冷たいのが痛いです。ラジオ向けにプッシュできるコンテンポラリーなナンバーがないのが残念ですが、好きな人にはたまらない1枚だと思います。日本では入手困難なウォルマート盤のボートラはチャカの「Through The Fire」なんですよ!これをアルバムに収録してリードシングルにしてもいいのに…ぜひ日本国内盤のリリースが実現した際にはボートラで追加してもらいましょう!Suzuさんのブログ[こちら]でさらに詳しいレビューを書かれていますのでメリンダのアルバムを買ってみようかなって思われた方はご参考にしてください[こちら]。メリンダのアメリカでの初動は10900ユニットを売り上げ健闘しましたが、ビルボードアルバムチャート最高位は現在のところ58位にとどまっています。
Coming Back to You「Coming Back to You」Melinda Doolittle
[YouTube] Amazon HMV/試聴ありicon TowerRecord


posted by Alex at 17:27| 大阪 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | アメリカン・アイドル | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヤミンの日本での人気はホント嬉しいですよね〜!
今回のアルバムも売れますよ(笑)


テイラーやメリンダもしがらみがないぶん自分がやりたい音楽が作れるからいいと思います。テイラーはアメアイゲストで今週出るし楽しみです♪
Posted by めぐ at 2009年05月20日 18:25
エリオットのアルバムとテイラーのセカンドはamazonからの到着待ちで〜す。
テイラー、アメアイのゲストですか!!
久々に動いている姿が観れます〜。楽しみ!
エリオットのCDジャケットは日本盤は下を向いているのばっかりですね。
1stは輸入盤のジャケットの方が瞳の色がとってもキレイで好きです。
6月のライブは都合がつかず、残念ながら行けません・・・。行かれる方は、楽しんできてくださいね!

Alexさん、いつも素敵な音楽の紹介を有難うございます!
ちょっと前ですが、スティーブ・タイレルの「Back to Bacharach」の記事を読んだあと、しっかり手に入れました。
お風呂で聴くと癒されます〜。

「Through The Fire」、いつ聴いてもチャカ・カーンの声に感動です。どっから声が出てるんだろう・・・。
Posted by ハヤテ at 2009年05月20日 19:30
メリンダのアルバム今日到着しました。
渋い!渋すぎる!私好み。
売れる為のアルバムではないけれどメリンダらしいなと納得です。
ご紹介ありがとうございました。
AIのゲストで出てくれるのを待っています。
Posted by Cecile at 2009年05月20日 22:40
エリオットもテイラーもメリンダも、どうしてそれ聴きたい!って曲がボーナス・トラック扱いなんでしょうか…殺生ですね。

テイラーのアルバム、Alexさんのレビューを読んでいたら俄然聴きたくなってしまいました。ひきが強いほう私ですが、これはさすがに中古って訳にはいかないでしょうね、時期を見て注文したいと思いますです。

エリオット、今日の目覚ましテレビの時間にCMが放映されてました。これは本当にほっておいてもヒットしそうですね。スペシャル盤が出るまで待ちたいですけど…やっぱり無理かな(smile)。
Posted by Suzu at 2009年05月21日 15:40
今日強力なひきを発揮して「ファイト・フォー・ラブ」の輸入中古を手に入れてきました(もう売ったの誰だー!)。
しかしこのジャケ、ちょっとあんまりですね。日本盤のほうがセンスあります。

とりあえずラッキーだったので(売り上げに貢献せずすみません…)、これから楽しみます!
Posted by Suzu at 2009年05月22日 21:06
タワレコへ行こうと思ってた矢先に歯に激痛が走って結局歯医者へかけこむはめに。しかも「口内炎」って言われてちょっと恥ずかしかったです。虫歯でないのは良かったのですが、まだしつこく痛みます。そういえば数週間前に突然熱を出したの、今考えてみると今流行のウィルスに感染してたのかもしれませんね(当時は国内感染者は出ていないという話だったので疑いませんでしたが)。眼と鼻の先が感染者がでてしまった高校でしたし、関西だとどこが生活圏でも逃れるところはなさそうです。

めぐさん
こんばんは!
テイラーやっとゲストに呼んでもらえましたか。良かった。本当ならメジャーデビューしたときにまずは呼ばれて当然だったのに。アルバムからどの曲を歌ってくれるのか今から楽しみです。

ハヤテさん
こんばんは!
私もいまだに到着待ちです。一緒に注文したものがまだ入荷待ちのせいなんですけど、発送予定は「今日」なのであと少しです。
スティーブ・タイレルは店頭で試聴し、衝動買いしてしまったわけですが、どうしても眠れない夜とか、ついつい聞いてしまいます。心が落ち着くから不思議です。それにしてもお風呂とは!

Cecileさん
こんばんは!
メリンダ、渋いでしょ!?でも家に届いてからしばらくは取り付かれたように聞いておりました。その後テイラーとかそのほかの新譜とかで聞いていなかったのですが、この紹介エントリーをきっかけにまたはまっております。

Suzuさん
こんばんは!
相変わらずひきが強いですね(Smile)。
きっと国内盤でたのをきっかけに輸入盤を売られたんじゃないかな?(私もデビューアルバムをそうしようと思いつついまだにものぐさで、輸入盤、国内盤、デラックス盤と3セットそろっちゃっています)
テイラーも中古屋さんに並ぶぐらい売れてくれるとうれしいのですが(なんか矛盾してますけど)。




Posted by Alex at 2009年05月23日 01:40
こんばんは!Alexさん
メリ・メリ・メリンダのご紹介いただき、さっそく毎日聞いています。
「If I'm Not In Love」が大好きでたまんない。今年初めて
歌を聴いて感動しました。(ほんとは泣いた)すっかりツボですね。
ジャケットも白黒で渋いししばらくは聞き込みそう・・
私は気に入ったけど若い世代は買わないだろうなあ。
Posted by Petit Chat at 2009年05月23日 23:34
Petit Chatさん
こんばんは!
「If I'm Not In Love」いいですよねー。これみよがしに歌い上げるようなバラードじゃなくて、歌そのものがずっしり耳に入ってるかんじで。「We Will Find A Way」もいいし、やっぱりメリンダのバラードいいなーって。きっかけさえあればもっと広くわかってもらえそうなのに、そのきっかけになるような華やかな曲がないところが、もう徹底されてますよね。そこが好きになってみるとアルバム1枚をまるっと聞けちゃう7良さでもあるのですが。
Posted by Alex at 2009年05月25日 00:26
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