水曜日、トナカイに乗って(しつこいって)京都へ行ったわけですが。新しい京都の駅舎、なんど行っても立派過ぎてびっくりしてしまいます。外国人の観光客の方なんか駅の写真いっぱいとってますもん。あんな大きな駅ビルを建ててる国っておそらく日本だけですね。ヨーロッパの駅も大きなドームがついてて風情があって立派ですが、大都市だと駅が方面別に分散してたりして、駅舎が高層ビルなんて話あまり聞いたことないですね。鉄道の地位が低いアメリカだとなおさら。
ホテルへ着いてみると
ホテルは西本願寺の横にある大手チェーンのシティホテル。超高級ではないとは思いますが、そこそこ立派な値段のホテルです。外観は4階建て?と意外に低いのですが、中央部を地下まで吹き抜けにして、フロントなどのオフィシャルスペースを地下に全部つくってしまう変ったつくり。よくよく考えてみると京都は建物の高さ制限が厳しかったから、まさに商売の知恵ですね、できるかぎり地上部分に客室を作るためのアイデアですね。
でも今、京都の道を歩いてみると高い建物がぽつりぽつり建っています。京都の駅ビルを建てるときに一定期間だけ条例を緩めたそうなんですが、そのときを狙って建ったんだとか。悪知恵というか、なんとかできなかったんだろうかって思いません?さすが行政ですね・・・こういうときに知恵を出せるようにたくさん公務員がいて、議員がいるんじゃないでしょうか?せっかく清水の舞台から京都の市街地を見渡したとき、建物が低いおかげで古都らしい風情を感じることができたのに、だんだん他の街とかわらない景色になってしまうんじゃないかな?
就学人口がどんどん減ってる上に修学旅行先としての人気は下がってるのが不安視されていますが、外国人が本当に多い。友達も東京より京都の方が外国人が多くてびっくりしてました。それに今は、外見ではすぐには気づかない、中国の方の観光客も驚くほど多いですから、見た目以上に外国からの観光客は多いはず。彼らもせっかく遠くからきたのになんか京都が変ってしまったら、人魚姫像なみの世界がっかり観光ポイントになってしまうかも(そこまでひどくないか)。
火の粉がふりかかってくる
建物の高さ・・・ひとごとのように思っていましたが、自宅に隣接する広大な空き地が再開発されるということで、この年末あわただしいときに大事な休日に呼び集められて説明会がありました。生活するのに本当に不便で交通の便も悪いこの場所、ただ閑静だというところだけがとりえだったのですが、今の空き地の向こう側には巨大なマンションが立ちましたし、隣接する場所には400台も収容する駐車場のある商業施設ができることが判明(号泣)。しかも13階建て。当然説明会は紛糾しました。まず説明責任をまったく果たしていなかったこと。いくつか虚偽の計画やわざと伏せてたことなどもあったために自分を含めたほぼ全員が激怒。それでなくても、穏やかには進まないような話なのに、担当者も技術畑の人らしくて接客態度ではない姿勢だったために余計な感情論の話まで出て、クリスマス前の楽しい気分がすっかり台無しでした。こんな説明会があと何回あるのでしょうか。市が認可してしまってるんでどんなに抵抗しても規模は小さくなったとしてもできることは変らないんだろうな。なるべく穏やかに穏やかに日常生活を送って普段、短気だった自分をあらためて、怒らないように務めてきたんですが・・・あー人前で声を荒げたのは今年初です(某イオン系の店での事件(こちら)はあくまでもお客様ご意見カードでしたんでノーカウント(苦笑))。正直、次どうしていいか途方にくれてます。母は売って引っ越したいといってますが、この状況では売れないでしょうね。あまりひどい対応だったらここで事業社名公開してやる!とおなかのかなで毒づいていますが、とりあえず年越しするまではこのことは忘れておきましょう。