世界フィギュアスケート選手権のJSPORTSでの生中継が無いと知った時は悲鳴を上げましたが、地上波が一部ライブ中継を交えながらのリアルタイムに近いディレイ放送でしたので、思っていたほどストレスを感じずにテレビ観戦を楽しんでおります。放送されないスケーターは後でJSPORTSで確認できますしね。
男子も女子も特に上位を狙うことができるスケーターになればなるほど、ノーミスで演技をまとめられず、失敗が目立つショートプログラムになってしまいましたが、現在の採点方式に対応するためにスピンやステップの難度を上げて、プログラム構成などをより複雑なものにするために、一時的にジャンプの難度を犠牲にしても致し方なしな流れがソルトレークオリンピックの後、トリノオリンピックからバンクバーオリンピックまでは無きにしも非ずで、スポーツとして見た場合、本当にこれで良かったのかな?と疑問を感じることもありましたが、先シーズンから現在の採点方式に対応した上で、男子は4回転、女子は3回転3回転のコンビネーションジャンプをプログラムに入れてくるスケーターが急激に増えたため、やはりそれだけミスをするリスクも高まった結果かなと思いました。はらはらどきどきするスリリングな展開は時には応援しているスケーターに大きな失敗が続いてがっかりすることもありますが、難しいジャンプを成功させながら、プログラムを滑り切った選手を観た時のエキサイティングな興奮が増したように思います。
フリーも楽しみですね。