シーナ・イーストン / Sheena Easton(Vocals)
フィリップ・イングラム / Phillip Ingram(Background Vocals)
ダン・エリス / Dan Ellis(Keyboards)
ロバート・ストーン / Robert Stone(Saxophone/Flute)
デイヴ・ハート / Dave Hart(Guitar)
アール・キャンベル / Earl Campbell(Drums)
シーナ・イーストン、なんちゃって追っかけ記? もう1年半前になるのかな?シーナ・イーストンのライブを初めてビルボードライブ大阪で観たのは。病気もして震災もあったのでずいぶん昔のように感じますが、またシーナが来ると言うので、ビルボードライブ大阪を予約していたらひょんなことから東京の招待券もいただけることになったので急遽東京行きを手配してなんちゃって追っかけ状態にいろいろハプニングがあって楽しい珍道中となりました。
東京 14日セカンドステージ -風邪風邪風邪風邪- 実は幕の内が明けたころから風邪で鼻水と咳がとんでもないことになり、3連休は完全に寝込んでいたので、東京までのこのこ出て行ってまたぶり返したりしないかとひやひやしながらも、14日土曜日に機上の人となり出立。ホテルにチェックインしてからも熱っぽかったのでお友達に会って新年のご挨拶もしたかったのですが、キャンセルして一度仮眠をとって、体力を回復させてから張り切ってビルボードライブ東京があるTOKYOミッドタウンへ。東京ってあっちこっちに再開発地区があってわけわかんないですね。セカンドステージの集合時間より早めにと地下鉄に乗ったものの駅に着いてミッドタウンに入ってから迷い込む始末。案内嬢を捕まえて「ビルボードライブ東京はどちら?」と聞いてやっと到着。待ち合わせ場所が地下街の吹きさらしというビルボード大阪とは違い、ちゃんと待合室まである素敵な玄関前で招待券を下さる方とも無事出会え風邪のうっとうしさも吹っ飛んですっかり気持ちはライブへ高鳴ります。その方は前日もいらっしゃっていたので前日の情報を仕入れると前回の来日とはセットリストが変わっていてプリンスメドレーなどは無かったのだとか。これは新しいショーが見られるのかな?とますます期待に胸が膨らみました。
会場に入ると「綺麗」。スカパー!の生中継で知っていたつもりでしたが、ステージの後ろがガラス張りになっていて、六本木一丁目の泉ガーデンタワーになるのかな?夜空にそびえる摩天楼が見えてロケーションは最高。チケットいただいた方とは整理番号が離れていたので座席ではおひとり様でしたが、ステージかぶりつき周辺はシーナの長年のファンと思われるおひとり様男性の姿も目立ち、特に孤独感を覚えることもなくノンアルコールビールにサンドウィッチをつまみながら開演を待ちました…ステージ後ろの大きな窓にカーテンがかかるといよいよスタート。1曲目はモータウンクラシックの「How Sweet It Is」…と思ったらあれ?シーナの声がガサガサ、1曲目が終わると「ごめんなさい、昨日からひどい風邪をひいてしまって、普段はもっとうまく歌えるのだけど」と謝罪の言葉が「ベストはつくすから許してね」と。あらーシーナもお風邪だったんです。
温かい観客に見守られて東京の千穐楽は終了 自分はシーナのファンであるので、風邪なのに頑張ってステージに立ってくれてありがとう!って感激だったわけですが、厳しいステージではありました。ところどころせき込むし、途中で歌うのをバックコーラスやサックスソロに任せたりするところも多く、最後の「モダン・ガール」などはほとんど観客とサックスのロブが歌っていたかな(苦笑)。それでもバラードでは一生懸命喉にひっかかる音を回避しながら丁寧に歌っていたのですっかり堪能。セットリストも前日よりかなり入れ替えたみたいでプリンスメドレーが復活。プリンスメドレーはバックコーラスのフリップ・イングラム(元スイッチ)の力を借りられるからシーナの喉への負担を楽にする意図があったのかも。終演後、先ほどの方とお話ししてみると前日歌った曲はかなりすっとばしたとのことでした。それでも大阪公演の感想で書きますがあの曲とあの曲があったので私は大感激でした!観客ののりもよく、プリンスメドレーや「モーニング・トレイン」では1階はみなスタンディング、お約束の「テレフォン」の大合唱も楽しかったです。温かい観客の拍手に「同情するなら金をくれ!」とはもちろん言わずに「私を気の毒に思ってくださって拍手を下さっているのは分かっています。感謝しています。」と繰り返しお礼を言いながらシーナはステージを降りて行きました。無事、2日間の東京公演は千穐楽を迎えました。
続きを読む