2011年06月29日

Web版EVERGREEN終了のお知らせ

 長い間お世話になったCOOLオンラインさんの無料HPサービスが本日で終了ということで、このブログの母体となったWeb版EVERGREEN[こちら]はいったん幕引きとなります。「このホームページはIE4.0以上の閲覧に最適化されています。」なんて表示ですから更新もしばらくお休みしておりました。HPブームに乗って作ったころはトップページをあーでもないこーでもないといじっていましたが、結局一番シンプルなものに落ち着いたことなどを思い出しつつカウンターを見ると「206,913」、10年ほど続けておりましたが20万件以上のアクセス、大変感謝しております。
 アーカイブ的に残して置く場所が見つかればひっそり公開したいと思いますが、とりあず、今日までありがとうございました。
 ブログ&ツイッターは引き続きおつきあい願います。
posted by Alex at 23:00| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 業務連絡 | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

アニタ・ポインター「愛は素顔で」

アニタ・ポインター唯一のソロアルバム
 ポインターシスターズでは個性的な長女と自由奔放な末娘に挟まれてしっかり者のまとめ役に見えるアニタ・ポインターの唯一のソロアルバムですが、このアルバムも当時聞かなかったシリーズになりますね。手にしたのもリリースされた1987年どころか2000年前後に中古屋で出会ってだったと記憶しております。そして手にした時も結局あまり聞く機会に恵まれなかったような。ポインターシスターズのPlanet/RCA時代のアルバムが次々と再発売される中、いよいよ来月は「Hot Together」の再発売、そして8月は本丸の「Break Out」は2枚組のデラックスバージョンでリリースされるというニュースが飛び込んできましたので、その前祝として、CD棚から出してきてじっくり聞いてみましたので、ご紹介します。
 さて、いろいろひも解いてみますと、当時カントリー界で大ヒットを連発してたアール・トーマス・コンリーがRCA移籍してきた際、第一弾アルバムの話題作りとして同レコード会社のスターグループ、ポインターシスターズのアニタに白羽の矢が立ち、デュエットで「Too Many Times」[YouTube]を制作、これがカントリーチャートで2位となる大ヒットを1987年に記録しています。どうやらこれがきっかけとなって、翌1987年にアニタのソロアルバムが制作されたようです。ポインター姉妹の毎度おなじみのスペシャルサンクス欄にはアールの名前やカントリー部門のRCAナッシュヴィルの名前が記されています。しかし、カントリー好きでポインターシスターズとしてカントリー部門でグラミーを獲得したことがあるとは言っても、もちろんアニタのソロアルバムは当時のポインターシスターズの路線であったポップなR&Bナンバー中心の作品に仕上がっています。
 プロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデンと組んだステイシー・ラティソウの作品で頭角を現し、ホイットニー・ヒューストンのデビューやアレサ・フランクリンの復活劇にも貢献したプレストン・グラス。彼が得意とする華やかなポップファンクを軸にメロウ系もあり、こうしてじっくり聴いてみると、アニタの確かな歌唱力もあいまって楽しめました。プレストン・グラスがほぼ一人でバックトラックを完成させている80年代独特の打ち込みサウンドが、どうしても一聴すると安っぽく聞こえてしまうので、そこを乗り越えられなかったのが、個人的にあまり聞かなかった理由があるのかなと思います。

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posted by Alex at 12:29| 大阪 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする

2011年06月27日

岩崎宏美コンサート 6月25日松戸・森のホール21

Dear Friends Special with Strings 「虹 〜 Singer」
 岩崎宏美さんの新しいツアー初日。追っかけは去年の35周年ツアーだけ!と、心に決めていて、数週間前まで行くつもりもなかったのですが「レ・ミゼラブル」に何回か通っているうちに、やはり宏美さんのコンサートの初日見ておきたいなと思いまして、松戸(けっこう遠かった!)まで行ってまいりました。
 地震以降のハードスケジュールに大切な家族愛犬ベリーの永逝、そして体力的にも精神的にも厳しい「レ・ミゼラブル」の涙を浮かべた千穐楽からわずか2週間での新ツアー初日と、宏美さんは大丈夫なのかな?元気なのかな?とそれを確認したい気持ちが一番でしたが、当日、公演前に最終リハーサルが行われたとは思えないほど、宏美さんの声は素晴らしく、前回のツアー終盤より、むしろ調子は良さそうでほっと胸を撫で下ろしました。また素敵な歌をコンサートで聞けることができてうれしいです。
 前回までが35周年のアニバーサリーツアーということで、練りに練られた構成/演出でセットや衣装にもお金がかかってたのが伝わってきましたし、なによりセットリストが岩崎宏美さんから長年応援し続けたファンへの感謝の気持ちがいっぱいつまったものでしたから、少し遅れて80年代からファンになった私もそのおすそ分けをいただいて存分に楽しませていただきました。今回からは通常バージョンのコンサートになるのかな?と思っていたら早々と「Dear Friends Special with Strings」ということが前回のツアーが終わる前から公式ホームページなどに告知されていて、また違った意味で企画色の強いものになるのかなと、期待に胸を膨らませて、武蔵野線新八柱駅に降り立ちました。森のホールまでは徒歩で15分ほど。開演1時間以上前だというのに、節電のために空調が切られたロビーにすでに人が(爆汗)。当日券を買い求める列などもあり、急に新しいツアーが始まる緊張感に襲われました(観るだけなのに、ファンとはそういうものなのです)。
 「Dear Friends」とは岩崎宏美さんが現在のカバーブームに先駆けて2003年からリリースしているカバーアルバムシリーズのタイトル。ご存じのように昨年末にはこのシーリーズ5枚をBOXにまとめたものがレコード大賞の企画賞を受賞してツアーのタイトルにもなっている「虹 〜 Singer」をテレビの生放送でフルコーラスを熱唱したのは記憶に新しいところ。オリジナルヒット曲をたくさんうたった去年のツアーとは趣が変わりカバー曲中心のセットリストとなりました。また「with Strings」ということで、昨年の東京国際フォーラムのように生のストリングスが今年はツアー全公演に帯同することになるようです。
 宏美さんの歌うシルエットがデザインのTシャツなど刷新されたグッズやCDの会場販売も好調だったようで特典の握手会も長蛇の列。テイチクの宏美さん担当ディレクターさんもお見かけしましたし、宏美さんと握手しながら横に立つマネージャーさんの疲労困憊ぶりを見て、タイトなスケジュールの中で新しいツアーをキックオフさせるご苦労を感じました。ツアー初日を観たの初めてでした、こんな雰囲気なんですね。
 今年もツアーがどんな風に熟成されていくのかを見守りつつ、去年ほどでないにしても、観に行くことになりそう、次は来月にNHK大阪ホールへ参ります。チケット一般発売直後に完売となった大阪のファンは熱いですよ!

(この先は、これからコンサート行かれる方にはネタバレとなる内容も含まれますのでご注意下さい。)


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posted by Alex at 21:49| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする

2011年06月09日

Vanessa Williams ビルボードLive大阪

ヴァネッサ・ウィリアムス ビルボードライブ大阪
 久々の更新は昨夜観てきましたヴァネッサ・ウィリアムスのライブの感想。
 2月に岩崎宏美のアコースティックライブを観て以来のビルボードライブ大阪、6月8日第2部に足を運びました。ひとりで行くのはさびしいので若い子を飯おごるからと無理やり誘っての参戦。整理番号は50番でしたが、人気公演ということで、テーブル席も相席前提で埋めていってくれていたので、ほぼセンターの前から2つ目のブロックのテーブルというナイスな位置を確保。連れはヴァネッサ・ウィリアムスをまったく知らなかったので(そんな時代なんですよ)、いろいろ紹介しながら「アグリー・ベティの...」のところで唯一リアクションをいただきました。食事が終わったナイスタイミングでライトが暗くなりいよいよショーがスタート。
 
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posted by Alex at 20:43| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする