2011年03月22日

Hatful of Stars

シンディ・ローパー
 あの日、日本に到着したシンディ。日本ツアーをそのまま敢行し、積極的に募金活動をしていることはみなさまもご存じのことでしょう。たった今も大阪公演の模様を生放送でストリーミング放送中とか。残念ながら見られる環境にないので、頭の中でシンディの歌を思い出したりしております。
 シンディのメジャーデビュー作「NYダンステリア/She's So Unusual」は洋楽を聞き出したころに日本でも大ヒットしたアルバムで、当時はカセットテープで購入して何回も繰り返し聞いたものです。その後、CDというメディアが登場した際には真っ先にCDに買い換えたアルバムのひとつ。「Time After Time」や「True Colors」は改めて取り上げるもなくスタンダードとして歌い継がれる名曲として広く知られていますが、それ以外にも素敵なナンバーをいっぱい残してくれていますね。
 ヒットナンバー以外で私が好きなのはサードアルバムに収録された「Unconditional Love」。アンコンディショナルな愛、無条件の愛なんて当時は想像もできませんでしたが、この年まで生きてみると、なんとなくそういう愛の存在がわかってきたような。たとえば家族が家族を思う気持ち、親が子供を思う気持ちは、本当に無条件の愛なんだなとか。自分は子供はいないわけですが、一緒に暮らしている猫たちに対する気持ちは本当に無条件の愛だなとか...。
 もう1曲、確か4枚目のアルバムになると思うのですがアルバム「Hat Full Of Stars」のタイトルソング。シンディとニッキー・ホーランドの共作なんですが、厳かに星空を眺めるような...ファーストアルバムに収録された「All Through The Night」の大人バージョンかな?この曲がさらに好きになったのは佐藤有香さんがプロになってからこの曲で滑ったんですよ。シンディの歌声ではないのでニッキー・ホーランドのバージョンになるのかな?スケートって滑ってこそだなってことがしみじみ伝わってくる素敵なプログラムなので、未見の方がいらっしゃったらぜひYouTubeにあるうちにご覧ください[こちら]。ひととき目の前の現実を忘れて音楽とスケートの幻想へと引き込んでくれます。

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2011年03月11日

ダイアナ・ロス登場!

オプラにダイアナ出演
 [こちらのブログ]で知ったのですが、全米で最も影響力のある女性と言われることもあるオプラ・ウィンフリーのショーにダイアナ・ロスが2月に出演していたんですね。久しぶりに、ダイアナがダイアナらしい元気な姿を見ることができて安心しました。YouTubeのリンクも貼ってくださっていますが[Part1/Part2/Part3/Part4/Part5/Part6/I'm Coming Out]、オプラは今や業界内で数少なくなってしまったダイアナ贔屓の一人とあってダイアナも終始ご機嫌、リラックスした雰囲気で、日ごろは触れない「グラミー賞を受賞してないこと」や2度目の結婚のことなどについて語っています。そして岩崎宏美さんと同じこと言ってますね、「声が出なくなる前に歌をやめる」と。まだまだ先であることを祈りましょう。誰です?もう全盛期の声はないなんて言ってるの!罰が当たりますよ。オプラはトークショーのプロだけあってダイアナを乗せるのがうまい、涙まで拭ってみせたりして(それだけダイアナのことが好きなのかもしれませんが)。それにしても、ダイアナのステージはゴージャスにつきます。
 ステージで歌った「I'm Coming Out」と「Ain't No Mountain High Enough」はダイアナ・ロスを代表するヒットナンバーですのでベスト盤などには必ず収録さていますが、ソファーでオプラために歌ったのは「It's Hard for Me to Say」という珍しいナンバー。RCA時代の「Red Hot Rhythm & Blues」というアルバムに収録され、今は亡きルーサー・ヴァンドロスにプレゼントされた曲ですね(ルーサーはセルフカバーもしています)。現在、比較的入手しやすいCDでは「Greatest Hits: Rca Years」に収録されています。ダイアナの生歌でこの曲を聴くのははじめてかも。家族紹介のビデオのBGMは「Love Is All That Matters」というマイナーな曲のさらにダンスバージョン。え?ダンスバージョンあったの?ほしいと思いました。
 最後は家族勢揃いでお孫さんは初披露かな?ダイアナがグランドマザーなんてねぇ。とっても幸せそうです。サプライズゲストにはビリー・ディー・ウィリアムズが登場。日本ではスターウォーズでおなじみの色男もすっかりおじいさん。映画で共演した際のキスシーンで、ベリー・ゴディーJr.が嫉妬した話とか、テレビさらっとできる年齢になってるんですねみんな。最後はほのぼのとさせられて終わりました。
 そして、やっぱりマイケルのことについては今回も何も語らずだったのかな?


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2011年03月09日

薬師丸ひろ子 SONGS

いい年の取り方ですね
 薬師丸ひろ子さん、46歳ですか。かわいい年の取り方ですね。中学の時の担任の先生が同じようにかわいい年の取り方をされた小柄な先生だったことを思い出しました。熱狂的なファンというわけでもありませんでしたが、ファーストアルバムは予約して買いましたよ。透明のレコードだったことを覚えています。レコード会社を移籍したので「セーラー服と機関銃」が別バージョンの新録音だったとかそんなことを覚えていますね。あのアルバムに収録された「元気を出して」は今や日本のスタンダードとして提供された竹内まりやさんをはじめ多くの方が歌っていらっしゃいます。もちろん岩崎宏美さんも。
 今夜のSONGSでは、大瀧詠一さん提供の「探偵物語」、南佳孝さんの「メインテーマー」、松任谷由美さんの「Woman」などなど懐かしい歌も聞けて満足満足、ほかにも宇崎阿木夫妻の「紳士同盟」というチャーミングなナンバーもあるんですけどね。
 「Woman」を歌った時の衣装が、岩崎宏美さんがコンサートやテレビ出演の時に来ていた衣装に似ているなとツイートしたら、同じFOXEYのものだとツイッターで教えていただきました。なるほど。薬師丸さんはオーディションの時に岩崎宏美さんの「思秋期」を歌われたのですが、難曲を選ぶあたり、歌には自信があったんでしょうね。合唱部でしたっけ?今夜も丁寧な歌いっぷりが健在で、歌手の人たちのように喉を酷使することもしてきてないのでしょうか、少し声が低くなったかなとは思いますが、往年の響きのようなものはそのままで、素敵でした。





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2011年03月06日

Right Rhythm The Pointer Sisters

モータウン移籍第1弾「Right Rhythm」
 「ネット上であまりレビューなども見かけることないCDで、かつ自分もあまり聞いた記憶がないもの」も無事第3弾。先日の「Serious Slammin'」の流れでポインターシスターズ再登場でございます。いろいろCD棚から候補も出してきて聞いてみたのですが、聞かなかったCDには聞かなかった理由があるわけで、それをあらためて聞こうとするとどこか無理があったりして、ポインターシスターズのアルバムはベースでは彼女たちのことが好きであるにもかかわらず、たまたまなんらかの事情で聞かなかっただけなので、今回ご紹介する「Right Rhythm」は聞いてみたらはまった。さっそくiPhoneのiPodにも登録してヘビロテで聞かなければという感じです。
 Planetの契約を引き継ぐ形で彼女たちのアルバムをリリースしてきたRCAからまさかのモータウンへ移籍、同時に長年にわたり彼女たちのレコーディングをコントロールしてきたリチャード・ペリーから離れました。まさかのモータウンというのは古くはボニー・ポインター件で両者の間に禍根を残していたことや、ポップ/ロック的なサウンドでクロスオーバー的な人気を博してきた彼女たちが今さらブラックミュージック専門レーベル?と思うところもあるからです。移籍が成立する1989年の1年前に創業者のベリー・ゴディーJr.はオーナーシップを手放して、実質的にはMCAレコード傘下の一つのレーベルとして以前のモータウンレコードとはまったく別の組織になっていたと考えればかつてのわだかまりも水に流せたのかな?そして、モータウンの社長に元MCAブラックミュージック担当のジェリー・バズビーが就任していたことが、ポインターシスターズにとって、移籍先決定の大きな要因になったかもしれません。バズビーは1984年大手MCAレコードが弱かったブラックミュージック部門の責任者となるとパティ・ラベル、ステファニー・ミルズ、グラディス・ナイトといった大物を呼び寄せ見事復活させ、シーナ・イーストンとベイビー・フェイスを引き合わせて大ヒットをもたらしたり、ジョディ・ワトリー、ニューエディション、ボビー・ブラウンの売り出しに成功するなど、一気にMCAをブラックミュージックのカテゴリーでナンバー1に押し上げた凄腕。そんな手腕にポインターシスターズも期待が大きかったに違いありません。この先は想像ですが、ビバリーヒルズコップのサントラなどでポインターシスターズとバズビーの間にはすでに何らかのコネクションはあったかもしれませんね。
 もちろん、リアルタイムで動向を注視していたわけではなく、完全に後追い。当時はポインターシスターズのCDがストックされているショップなど皆無の田舎に住んでいて、インターネットもなく彼女たちの新作がリリースされていることすら知りませんでした。2000年ごろかな、中古店めぐりをしながらめぐりあったっきり、またまた埃をかぶらせていたCDを今回再発掘いたしました。

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posted by Alex at 16:56| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

蛾 津和のり子

いきなり「蛾」と言われましても
 今週、スカパー!フジテレビTWOで再放送された夜のヒットスタジオ(1978年6月5日)、岩崎宏美が「あざやかな場面」を歌った回ということで、オープニングから見てました。ご存知のようにオープニングは出演者が別の出演者の歌を歌いながらメドレーでつないでいくという名物コーナーではじまりますが、逢川まもるという知らない歌手がいきなり「盛り場の夜にネオンの華やぐ...」と聞き覚えある歌を歌いだしました。画面には「蛾」のテロップ。「蛾」だ!とひとり興奮してしまいました。たぶん私の年代やそれより若い方はほとんど知らない歌だと思いますが、ひそかにブームがきていた「蛾」。昨年の秋、誘われて未体験ゾーンの3人娘コンサートへ行ったとき、中尾みえさんの軽妙なおしゃべりや、伊東ゆかりさんの相変わらずスタイリッシュなステージパフォーマンスを差し置いて、終わってみれば一番印象に残ってたのが園まりさんがソロのコーナーで歌った「蛾」でございました。その「蛾」をまさか数フレーズとは言えテレビから流れてくることがあるとはと興奮してしまったわけです。残念ながら逢川さんが次に紹介したのは園さんではなく津野のり子さんというこれまた存じ上げない歌手。奇しくも岩崎宏美のデビュー曲「二重唱 デュエット」を歌って登場したわけですが、なんじゃこれわ!ってぐらい貫禄のあるおばさん。この津和のり子さん、どうやら夜ヒットへのご出演は後にも先にもこれ1回かぎりだったようですが、本編では「蛾」ではなく「曼珠沙華」という曲を歌われました。トークの部分で「辻説法スタイル」などとおっしゃっていましたが、どうやら今で言うところのストリートライブのはしりなのでしょうか、作家の水上勉さんが彼女のファンであることなどが紹介されました。紹介テロップによるとこの1年前の6月に例の「蛾」でデビューとのこと、「蛾」は彼女の作詞作曲でもあったということがわかりました。残念ながらネットで検索しても彼女のことはあまりわからないんですよね。YouTubeには「蛾」[こちら]がございます。
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2011年03月03日

時のほとりで シャーリーン(&スティービー・ワンダー)

シャーリーンという歌手を覚えていますか?
 80年代に洋楽に耳を傾けた者ならロマンティックでメロウなメロディーを持つ「愛はかげろうのように/I've Never Been To Me」を懐かしく思い出される方は多いのではないでしょうか?それ以後も、テレビ番組のBGMなどで使われたり、テレビドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌として椎名恵が「ラヴ・イズ・オール~愛を聴かせて」[YouTube]というタイトルでカバーしヒットさせたり、90年代にはドラッグクィーン達のロードムービーとして話題をさらった「プリシラ」でも劇中ステージのシーンで印象的に使われていたりしたので、YouTube[こちら]などをチェックされてみれば、「聞き覚えがある!」とおっしゃる方が少なくないはずです。
 その「愛はかげろうのように/I've Never Been To Me」を歌っていたのが白人の女性シンガー、シャーリン。なぜ「白人」とわざわざ書く必要があったかというと「愛はかげろうのように」はアフロアメリカンの名門レーベルモータウンからのリリースだったからなのです。1977年に一度リリースされながらまったく売れず、80年代に入ってラジオ局から火がついて再びリリースされ1982年5月22日付ビルボードチャートで3位まで上昇する大ヒット曲となった逸話も大変話題となりました。ヒットチャートやラジオ局のエアプレイ枠が利権まみれとなってしまった昨今のミュージックシーンにはない「いい話」ではございますが、シャーリーンは残念ながらヒットが続かず、「一発屋」として語り継がれることとなってしまいました。
 幸か不幸か美しくて柔和な歌声に類似性のあるカーペンターズのカレンやオリビア・ニュートンジョンが日本でも絶大な人気を誇っていたことから、彼女たちのヒット曲と混同されている方もいらっしゃるかもしれません。84年ぐらいから洋楽を真剣に聞き出したのでこの曲については後追いとなってしまう私も、最初に「愛はかげろうのように」を聞いた時、オリビアのベストに入ってるんじゃないか?なんて探してみたことがあります。しかし、今回ご紹介するのはその「愛はかげろうのように」ではなく、「ネット上であまりレビューなども見かけることないCDで、かつ自分もあまり聞いた記憶がないものを聞いてみよう!企画」第2弾として、「愛はかげろう」大ヒット直後の1982年秋にリリースされたアルバム「時のほとりで/Used To Be」を取り上げてみます。

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posted by Alex at 16:55| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする

I'm In Love/Pointer Sisters

あまり聞いてないCDを聞いてみようシリーズ第1弾
 第2弾があるかどうか謎ですが、増えすぎてこれから一生音楽聞き続けても全部聞くことはできないんじゃないかという我が家のCDの山の整理に着手...結局、これも聞きたい!これも聞きたいで作業が中断してばかりなのですが、そんな中からネット上であまりレビューなども見かけることないCDで、かつ自分もあまり聞いた記憶がないものを聞いてみよう!という企画の第1弾でございます。
 その第1弾はここ数年で旧作の再CDリリースが続くポインターシターズ。彼女たちがリチャード・ペリーの指揮の下、大ヒットを連発したPlanet/RCA時代の9枚のアルバムのうち、今月リリースされる「Contact」で1-7枚目までが比較的入手しやすくなっている状況ですが、あえてのPlanet/RCA時代最後のアルバム「Serious Slammin'」。日本に比べてCDへの移行が遅れていたアメリカでもようやくCD時代に突入した1988年りりース、Planet倒産後でしたのでRCAからのリリースですが、そのRCAも大手の中では経営不振が深刻でBMGグループの傘下になろうとしていた頃ではなかったかと思います。そんなこともあって、十分なサポートも得られなかったのかアルバムチャートでは100位に入らない惨敗。前作「Hot Together」も大ヒットしたという印象は残っていませんがそれでもビルボードで最高位48位という記録が残っていますから彼女たちもがっかりしたでしょうね。結局、リチャード・ペリーとの蜜月時代はここで終了し、彼女達は心機一転まさかのMotownへ移籍することになります。
 ここまで書くと、当時も熱心にこのアルバムをプッシュしていたかのようですが、実はこのCDを90年代後半になって中古屋で発掘するまでは私も聞いたことがありませんでした。Planet時代のポインターシスターズをリアルタイムでちゃんと聞いていたのは「Break Out」と「Contact」の結局2枚だけだになるでしょうか。当時はインターネットもまだありませんから、アメリカンTOP40にランクインしてこないと、新作がリリースされたことすら伝わってこない、そんな時代でした。

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posted by Alex at 00:10| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする