2011年02月20日

岩崎宏美 大阪ビルボードライブ

人気のライブハウスツアー初観賞
 最近、足を運ぶことが多いビルボードライブ大阪で岩崎宏美さんのステージを楽しんできました。毎年、恒例のライブハウスツアーは、普段は大きなコンサートホールでしか見られない宏美さんのステージを身近に感じる距離で見ることができることがあって大人気。4公演ともソールドアウトの告知通り、ビルボード大阪でこんなにお客さんが入っているのを見るのははじめてというぐらい客席はぎっしりでした。人気公演な上に、予約開始になった頃、ちょうど体調を崩していたので、行くことができるかなと躊躇して席を押さえるのが遅かったので入場順の整理番号が遅くなってしまったため、宏美さんの姿を見るのは死角が多い席になったのは残念でした。ほかの公演ではこんなとこにお客さん入れてたっけ?という場所でよい経験といえばそうなんですけど、何も宏美さんの公演でこの席?と残念でした。でも、宏美さんの歌がはじまってしまえば、彼女の美しい歌声にすぐひきこまれてしまい、ピアノの青柳さん、ギターの古川さんの素晴らしい演奏とともにショーを堪能。あっという間の時間を夢見心地で過ごすことができました。姫路公演にむりやり引っ張り出した友達に今回も同伴していただいたのですが、友達も大満足だったようです。「シアワセノカケラ」のときは隣で小声で歌ってたし(苦笑)。
 MCでもおっしゃっていましたが、青柳さんはあの戦場カメラマンさんとのコラボレーション、古川さんはASKAのコンサートツアーでお忙しいとのこともあってか、3人で全国のコンサートホールを廻るおなじみの共演によるアコースティックライブがこの秋&冬はなかったので、人気プレイヤーである青柳誠さん、古川昌義さんとの息の合った熟練のパフォーマンスを見られるライブハウスツアーは貴重なチャンスです。今週は21日22日はブルーノート名古屋、26日27日は東京六本木STB139にて同じパッケージのショーがあります。まだ公演によっては席があるようですので、ぜひ会場へお問い合わせの上、足をお運びくださいませ。そういえば、宏美さんは3月の二葉百合子さんの引退コンサートへ行かれるとおっしゃってました。

 しばらく書いてなかったライブレポを久々に書いてみました。とりとめなく長文なのでお好きな方だけ。


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posted by Alex at 11:31| 大阪 | Comment(2) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

川島恵「サンシャイン・ガール」

歌がうまい普通の女の子
 「歌がうまいだけの」とは言わない。だって歌がうまいって選ばれた才能だから。でも「普通の女の子」だっらたことが、大豊作と言われた1982年デビュー組の中で埋没しちゃった敗因ですね。NHKのレッツゴーヤングにサンデーズとして毎週出演していたので、当時、アイドルを追いかけてた人にはそれなりに知名度はあるんですよね。EMIから唯一のアルバム「サンシャイン・ガール」が2008年に初CD化されるとすぐに在庫なし/売り切れになったのはそんな根強い人気があるからなのかもしれません。最近になって再プレスされたのか、Amazonなどでも在庫ありになってますので、再び思い出したことを徒然なく書きながらご紹介。
 自分もCDがリリースされたときは小躍りしながらも、コレクションとして買うだけで聞くことはないだろうななんて購入してましたが、iPodのシャッフルプレイで流れてきたら耳を傾けてかなり真剣に聞いてしまうし、下手したら口ずさみますね。デビュー曲とセカンドシングルの両AB面が収録されてたり、デビュー曲と同じ阿久悠=大野克夫コンビの昔の曲(大竹しのぶの「握手」)をカバーさせたり、曲の発注を最小限にするなど予算的な制約を感じさせる中で、音作りはしっかりしたものになっているところに作り手の気概を感じます。

デビューはあの曲だったかも?
 レッツゴーヤングヤングヒットソング枠で1ヶ月歌っていたデビュー曲「ミスター不思議」[YouTube]は沢田研二の一連のヒット曲でおなじみの阿久悠&大野克夫のコンビ。デビューのきっかけとなったオーディション番組でこのコンビが岩崎宏美に書き下ろした「悲恋白書」を歌ったことがこのチームでデビューする流れとなったようです。1982年頃には阿久悠先生はスター誕生から離れアイドルからは撤退していた頃なんですよね。82組のデビューではこの川島恵と真鍋ちえみという勝ち組でなれなかったところを手掛けていたり、あとは早見優の「アンサーソングは哀愁」とかね。「ミスター不思議」は当時にして詞が古いと言われていたみたいですね。
 最近、東芝EMIで担当ディレクターだった鈴木孝夫氏のインタビューを読んだのですが、大滝詠一の「A LONG VACATION」制作中にデモテープで「君は天然色」を聞いて、大滝さんに「女性ボーカルでいけるんじゃない?」って話を持ちかけて、川島恵のデビュー曲にするつもりでレッスンまでしていたんだそうです。それがNHKとの兼ね合いでデビューが遅れて、その間に「A LONG VACATION」が爆発的に売れて「君は天然色」はシングルカットまでされて、なんてことがあったんだそうです。
 川島恵自身が岩崎宏美みたいな歌手になりたいと言っていたのだから「ミスター不思議」で私はよかったんじゃないかなと思うのですが、もし「君は天然色」でデビューしたらまた違った路線になってたのかな。「ミスター不思議」のB面「結婚したなら」[YouTube]も「センチメンタル」とか「私たち」の頃の岩崎宏美を髣髴させるんですよね。

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posted by Alex at 01:28| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

エリオット・ヤミン ライブ行ってきました!

ビルボードライブ大阪 2月9日 第2部
 エリオット!ヤミン!と騒ぎ出して早5年?ようやくエリオット・ヤミンの来日公演行ってきました。今年2度目のビルボードライブ大阪。大阪だけで6回も公演があるのにほぼ満席と人気は健在でした。バレンタイン前ということでやっぱりカップルが多かったかな。熱心なエリオットファンと見られる女性同士のグループもいましたし、男ひとりってのも少なくなかったですよ!
 初めてライブへ行ったアーティストは最初に生で見たことにまず興奮するじゃないですか?エリオットが登場した時はなぜかそれがなくて、昔からの友達に再会したようなそんな懐かしい不思議な気持ちになりました。
 エリオットは予想以上に小さい!だけどパワフル!決して空調が効きすぎていたわけでもないのに1曲歌い終わらないうちにエリオットだけが汗だくになったほど。バンドの力強いリズムより先に先に前のめりに歌っていくのが彼らしさなのかな?MCも早口というよりせっかちでそれもエリオットらしかった。1曲ごとに「ありがとう」「さんきゅ」って彼の口からでるのですが、曲の余韻が終わらぬうちに自分の言葉で遮るのもなんだかおかしかったな。
 思っていた以上に最新アルバム「Gather 'Round」からの曲が多かったですが、ご安心を、実はうかつな私も最新アルバムのチェックまで手が回っていませんでしたが、故郷を歌い上げた「Viginia」やファンキーな「Selff Control」、エリオットの熱い想いがほとばしる「I'll Be That Bridge」など、初めて聞いても十分楽しめて聞きごたえがあるナンバーばかりなのでまったく気おくれしませんでしたよ。おなじみの「Wait For You」や「You Say」「One World」では観客も一緒に歌って盛り上がりました。アンコールの「Movin' On」では総立ちでした。残念だったのは、エリオットママのことを歌った「Someday」が無かったことかな。代わりにといってはですがセカンドアルバムからは「Cold Heart」が歌われてちょっとびっくりな選曲でした。ステージでバンドと打ち合わせしたりしてたので、曲はその日の流れで変わったりするのかもしれません。
 何より、エリオットが本当に楽しそうに歌が好きなんだって顔で歌うのがファンにはたまらないんじゃないかな。
 アメリカンアイドルの新シーズンもエリオットのような本当の意味での埋もれた才能が発掘されることを期待します!

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posted by Alex at 01:07| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカン・アイドル | 更新情報をチェックする

2011年02月09日

ジェニファー・ハドソン セカンドアルバムから「Where You At」

ジェニファー・ハドソン、新曲&ニューアルバム
 映画「Dreamgirls」での成功はもう5年前になるんですね。満を持してリリースされたデビューアルバム「Jennifer Hudson」の成功もつかの間、ジェニファーの家族が殺人事件の犠牲者になってしまうという悲劇。そしてそれを乗り越えての復活、グラミー受賞、結婚、出産。彼女はこの5年間、前へ前へと進んできました。3月にリリース予定のセカンドアルバム「I Remember Me」からの先行シングル「Where You At」[YouTube]はそんな彼女らしさがあふれたミッドテンポの力強いポップチューンに仕上がっていて、デビューアルバムのおおらかな歌声が変わっていなくてほっとひと安心。映画「Sex And The City 2」のサントラでレオナ・ルイスとデュエットした「Love Is Your Color」[YouTube/Love Is Your Color - Sex and the City 2](シンディ・ローパーの「True Colors」を大胆にネタ使いしておりました)がもう少し話題になるかと思ったのに大きなリアクションがなかったので路線修正を危惧しておりましたし、正直、ヒットチャートということを考えると、HipHop系でエロエロなPVを作らないとってことになるんでしょうけど、変にエロエロな曲はジェニファーには歌ってほしくない。大きなテーマを歌える歌手らしい歌手に育って行ってほしいなと期待しております。3月にリリースされるニューアルバムにはファーストアルバム同様に豪華なスタッフが勢ぞろい、Ne-Yo/スターゲイト、ジョン・レジェンド、ダイアン・ウォーレンなどが新曲を書きおろしアリシア・キーズの参加も噂されています。リリースが今から待ち遠しです。

posted by Alex at 00:22| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | evergreen (女性ボーカル) | 更新情報をチェックする