先日、NHKの「通」にご出演されているのを見て、ずいぶんお年を召されたけれど、まだまだお元気そうでよかった…と思ったのもつかのま、本日、お亡くなりになりました。
作詞家として別格の存在感を示されていた阿久悠。代表作や受賞暦はニュースサイトやテレビなどでもご紹介されることになると思います。またビクターから発売されている「人間万葉歌~阿久悠作詩集」(収録曲はこちら
個人的には、今年、岩崎宏美の初期のアルバムが一斉にCDで復刻されたので、初期の岩崎宏美の詞のほとんどを担当されていたということで、まさに今、阿久悠の詞の世界にどっぷりとつかる日々をすごしていただけに、先生の死に衝撃を受けました。
先日の「通」の中で歌謡曲の詞と、JPOPの詞の違いを語っていらっしゃったのが印象的だったのですが、「歌謡曲の詞には作り手が聞く人が幸せになってほしいという願いがこめられてる」とおっしゃっていました。
阿久悠の詞でこれはすごいと思ったのは「ドリーム」と「私たち」かな。誰かを好きになった誰もに訪れそうな普遍的な物語を少ない文字数で描ききっていることに気づいたとき、阿久悠ってすごい作詞家だなと尊敬が深まりました。特に「ドリーム」の「夢中になりすぎた自分を自分でいさめる」といシチュエーションが秀逸だんと思います。少女の言葉を借りながらも年代を超えた「恋する気持ち」だなと。
ここのところ毎晩、岩崎宏美を聞いていますが、今夜は特別な気持ちで聞きたいです。
8月11日のNHK「思い出のメロディー」。昭和を代表する作詞家の死去に伴い内容が大幅に変更されることも予想されますが、岩崎宏美が阿久悠作詞の「思秋期」を歌うことになっています。ここで阿久悠さんについて思い出話が聞けるのではないでしょうか。(詳細はこちら)
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